夢を諦める前に自分に言い聞かせたい10個の言葉!

今回は、夢を諦める前に、自分自身に言い聞かせる言葉について、様々な体験談を集めてみました。

人は様々な夢を追うものです。遠い目標であったり、近くにある夢であったりと、その形態は様々ですが、夢が大きければ大きいほど、その重圧に押しつぶされて、夢を追う事を諦める方も多いはずです。

自分に自信が持てなくなった時、夢を諦めかけた時、そっと自分自身で背中を押した、素敵な言葉をまとめました。是非参考にして頂ければ幸いです。

夢を諦める前に自分に言い聞かせたい10個の言葉

1. 自分の夢の本質は目標として持ち続けよ

これは、20代後半男性の体験談です。

高校の医学部を目指して勉強していた彼は、医学部でかかる学費を計算したうえで、費用のかからない防衛医科大学を目指し勉強を続けていました。しかし、相手は東京大学クラスの難易度で、現役時代はあえなく落ちてしまいます。初めは親に敷かれたレールだったのですが、そこでふと彼は気付きました。

自分は医者になる覚悟があるのか。努力の先に得るものは、自分にとって最適な選択なのか。

手術の失敗には、患者の死というリスクが付きまといます。スポーツ選手の足を切り落とすような決断を迫られるかもしれません。他人の人生を、彼は自分の両手で天秤にかけなければならないのです。結局、その勇気は無く、彼は夢を諦めました。しかし、医療の本質は人助けです。人助けならば医者にならなくても可能です。もっといえば、病院を建てたり、医療機器を作るのも医者と同じ立場での人助けだと考え、工学部へ進学しました。現在彼は、医療機器のメーカーでレーザーメスの設計に携わっています。

このように、彼は夢を変えましたが、それでも本質としては、夢の延長線上にいます。夢を諦めたわけでは無く、夢の本質を見極め、自身の特性に合った道を探したのです。

2. 君が夢を諦めるということは、君という人格が死ぬことだ

こちらは、20代前半の女性が夢を諦める前に自分に言い聞かせた言葉になります。

その人の持つ夢は、その人の人格を形成するといっても過言ではありません。その為、自身の夢を否定する事は、自分の人格を否定する事と等しいと感じる方もいます。今回体験談を記載した彼女もその考えを持っていました。

彼女の夢は、自身の興味がある仕事に、ひたすら没頭し続けることです。たいして興味のない仕事で自分の時間が削られる、それは彼女にとって苦痛以外の何物でもありませんでした。彼女にとって生きている事は、自身の興味ある事を行うためにあり、自分の好きなものを追いかける為にあります。

その願いをかなえるためには、彼女は今も夢を追っているのです。彼女が夢をあきらめるということは、とどのつまり、自身の人生の意味がついえることと同義となります。非常に意思の固い言葉ですが、夢の形をしっかりと把握出来ており、萎えた心を後押ししてくれる力強い言葉です。

3. どんな業種でも共通するところがあり夢は繋がっている

就職活動中の30代前半男性が、夢を諦める前に、自身に言い聞かせた言葉になります。

彼が就職活動中、第一志望としてアパレル関係の業種を希望していました。しかし、彼の家は親が会社をしており、親の会社に関係のある業種や企業での就職を、勧められていました。しかし、彼はやりたい仕事を諦めたくなかった為、親の言う事を無視して、就職活動を進め、いくつかのアパレル企業から内定を頂きました。

その事を親に話す機会が訪れ、内定をもらった1社に就職しようと思っている事を告げました。絶対に反対されるだろうと思っていましたが、あっさり認めてくれたのです。しかし、初めて親から社会についてのアドバイスをもらい、社会人になって本当に大切なことはどんな業種であろうと共通している、と言われました。

企業は一つでは成り立ちません。螺旋の様につながる連鎖の中で、様々な企業が混ざり合い仕事は進んでいきます。つまり、彼の夢である、アパレル企業で働くという夢も、どこかで彼の会社と繋がっているのです。それに気づいた彼は、内定を辞退し、両親の会社で働く決意をします。

夢を追いかけている時は、視野が狭まり短絡的に物事を考えがちですが、もっと大きな視野で夢を捉えると、また違った夢の形が見えてくるという、感慨深い言葉です。

4. 諦める事はいつでも出来るが挑戦はいましかできない

これは、33歳で2児を育てる女性が、夢を諦める前に自身に言った言葉です。

彼女は第一子を19歳で出産したため、若いころは子育てに追われていました。時が経ち、子ども達も少しづつ手が離れていき、自分の時間が徐々に出来てきたと同時に、彼女は仕事がしたいと思うようになります。彼女は若いころから美容やファッションが好きで、将来はファッション関係か、美容の道に進みたいと考えていました。

しかし、高校卒業後、すぐに妊娠してしまったため、それは叶わず、子育てに日々を費やしていくことになります。それ自体に後悔は無く、幸せな時間でしたが、気持ちに余裕が出来、忘れていた夢への感情がまた芽生えてきます。

社会人経験がなく、希望より不安の方が勝っていました。諦めようかと考えた時もありましたが、主人に相談した時に背中を押されました。諦める事はいつでもできるけど、今やりたいと思ったのなら、今やるべきなのではないかと言われ、夢に挑戦する決意をします。

夢を諦める事は一瞬で出来ます。しかし、挑戦したいと芽生えた気持ちは、本当に大切な感情の一つです。その大切さを思い出させてくれる言葉となります。

5. 試してもいないのに諦めるのか

20代男性の夢を諦める前に自身に語り掛けた言葉になります。

彼には歌手になりたいという大きな夢がありました。しかし、小さい頃からずっと憧れの夢であったのに、歳を重ねるにつれて、その夢が馬鹿馬鹿しく感じてしまうようになっていき、次第に自然消滅へと向かっていました。

そんな時、彼は祖父から、何故、挑戦できる環境にいるのに取り組まずに諦めるのだ、と喝を入れられました。祖父は非常に厳格な方であり、怒鳴られた時は、冷や汗が凄かったことを覚えています。しかし、そんな祖父から頂いた言葉がずっと引っかかっていました。

そんな祖父の言葉が私を一歩前進させ、夢への努力を継続させ、オーディションに合格するきっかけを生んでくれました。

夢を実現させるために、試せる事はたくさんあります。夢への努力を、馬鹿らしいと一笑に付す事は簡単ですが、例え周りから何を言われようと、必死に夢に向かい様々な事を試し続けることは、非常に素晴らしく、また夢の実現の為に欠かせない要素の一つです。

6. 今しか出来ないことを大切に

20代後半の女性が夢を諦める前に、自身に言った言葉です。

彼女は小学校高学年のころ、将来の夢として、女優になることを掲げており、学校生活の傍ら劇団に通っていました。劇団で受けるレッスンはとても充実していましたが、当然、急なオーディションや仕事が入ったときには学校を休まなければならず、時には学校行事に出られないこともありました。

劇団に通って数年もすると、女優として活躍できる人はほんの一握りしかいないという、厳しい現実に直面するとともに、自分にはその狭き門に入れるほど突出したものが無いことを自覚し始めます。しかし、それでも自分なりに頑張って追いかけてきた夢を諦めるにはそれなりの覚悟が必要で、その一歩を中々踏み出せずにいました。

そのような状況において、彼女の中で一番引っかかっていた事は、学校生活を犠牲にしてまで、夢を追いかけているという現状でした。そして、子供ながら自分の今後について考えた結果、もし、数年後にやはり女優になりたいと思えば、その時にまたチャレンジすればいい。しかし、今いる友達と学校生活を楽しむことは今しか出来ない

今しか出来ないことを大切にするべきなのではないか。という結論に至ったのです。

こうして、彼女は劇団を辞め、普通の学校生活を送ることになりました。また、色々な分野の勉強をしていく中で、女優以外の夢を見つけることも出来ました。この経験から彼女は、大人になった今でも、自分の人生に迷ったときには、今しか出来ないことを最優先に選択するようにしています。

7. やらずに後悔するよりも、やって後悔したほうがいい

40代女性が30代の時に単身で海外に向かった時に、自身に言い聞かせた言葉です。

彼女は20代も終わりに差し掛かったころ、仕事も軌道に乗ってきて、それなりに貯金もできたので、昔からの夢だった海外留学へ行こうか悩みました。周りに相談をすると、仕事もとても条件の良い会社で、年齢的にもうすぐ30代になるしということを理由に、非常に反対されました。

彼女自身も単身、海外へ渡ってやっていけるのかどうか、かなり不安に思っていたのですが、会社の先輩から、「たった一度きりの人生なんだから、後悔しない様に生きなさい。」という言葉をかけてもらい、頭の靄が晴れ、彼女は30歳という比較的高い年齢ながら、留学を決意します。

今、行動を起こさずにもっと歳を取って、自由がきかなくなってから「あのとき、ああしておけば良かった。」と思うより、やってしまってから後悔したほうが、自分が死ぬ時に楽しい人生だったと思えるはずです。後悔先に立たずという諺があるように、夢を諦める前に自身の人生について、もう一度本当に後悔が無い様に生きているか、確認できる言葉になっています。

彼女は留学を経験し、様々な国の同級生たちと交流もでき、人生において素晴らしい経験を得ることができ、同時に人間的にも大きく成長する事が出来ました。

8. なりたかった自分を想像する

起業の夢を持った男性が、いつも自分に言い聞かせている言葉です。

彼は普通のサラリーマンですが、いつかは一国一城の主になりたいという夢を持っており、日々努力しています。会社の起業に向け、様々なビジネス関連の本を読み漁った時に、どれにも共通して書いている事項を見つけました。それは、将来の自分はこうありたい、というイメージを具体的に想像すれば想像するほど、その夢は実現するということでした。

彼もそれに倣い、実際に想像してみたのですが、どうしても輪郭がボヤけて、中々具体的に定まりません。何回も挫折しそうになり、現状に妥協し、諦めそうになりますが、それでもなりたかった自分を想像することを止めませんでした。

今の自分と、将来なりたい自分とのギャップを埋める作業は非常に地道なものです。また足りない自分に向き合う作業になる為、苦痛を伴う行為でもあります。しかし、夢を諦める感情が彼の中で大きくなるたび、彼は、何度もなりたかった自分を思い出し、目標を定め地道に努力を続けていきました。

この言葉は、夢の輪郭がボヤけ、なりたい自分像がよく分からなくなった人に是非試してもらいたい方法です。夢とはつまり大きな目標であり、今の自分と、その目標の距離を縮めることが、夢に近づくことに繋がります。ゴールを明確にすることの重要性を思い出させてくれる貴重な言葉です。

9. 何かを諦める前にもう少し頑張って欲しい

30代前半の女性が、諦める前に自身に言い聞かせた言葉です。

彼女は、国家資格取得を目指し勉強しており、仕事をしながら、コツコツと夢のために勉強を続けていました。目標としている資格は、難関国家資格と言われており、非常に難易度が高いことで有名です。努力しましたが、彼女は不合格を2年連続で出しました。しかしそれでも諦めず、合格を夢見て、大きな決断をします。勉強時間を確保するために、会社を退職したのです。

彼女は元々、低学歴だという事にコンプレックスがありました。だからこそ、難関資格を取得して、起業したいという強い夢があったのですが、資格を取らなければその夢も叶いません。
一大決心で、勉強をする生活を選びましたが、模擬試験を何回受けても、合格点には及ばず、苦難の日々が続きます。

しかし、「ダメかな。」、「諦めようかな。」という気持ちが自身の中で湧き出るたび、彼女は「後、ほんの少しだけ頑張ってみよう。」とエンジンをかけ直しました。その甲斐あり、模擬試験で合格点も取得でき、本試験も順調に突破出来ました。

夢が遠くにあると考えがちな人は、そのに距離に嘆き、夢を断念する事が多いです。しかし、彼女の言葉は、一度夢への距離を頭から追い出し、とにかく目の前にある事を、後ほんの少しだけ頑張る事の大切さを教えてくれます。

10. とりあえず区切りのつくところまで頑張ろう

海外在住の30代の女性が、夢を諦める前に呟いた言葉です。

彼女は夢を諦めなければならなくなった場合、夢を諦めたことを後悔せず、前を向いて進めるように、自身の中で区切りがつくまで、努力を続けることをモットーとしています。その為、夢へのマイルストーンを具体的に置き、自身がどれほど近づいていて、区切りをどこにするかを明確に決めています。

夢を諦める勇気が無いが為に、惰性で夢を追い続ける行為は、自身の人生の無駄な消耗に繋がります。だからこそ、しっかりと区切りをつけ、それに向けて遮二無二努力する事の重要性を、この言葉は気づかせてくれます。

夢を諦めようと考えている方以外にも、夢がボヤけた状態で日々過ごしている方にも響く言葉です。夢に向け、堅実に進んでいくために、是非一度口に出して、自身に言い聞かせてみましょう!

まとめ

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。

様々な体験談を元に、その夢を諦める前に自身に言い聞かせた言葉の意味について振り返りました。人生には様々なシチュエーションが存在し、人の数だけ多くの夢が存在します。もし今回記載した、夢を諦める前に言い聞かせる言葉の内、一つでもあなたの琴線に触れるものがあれば、これ以上嬉しいことはありません。

上述した様に、夢を諦める事は簡単です。しかし、長い年月をかけて夢を追い続ける事は困難を極めます。努力を続けて疲れた自分にかけてあげるピッタリ言葉が、この中に一つでもある事を祈っています。本エントリーについては、随時追記予定の為、身近な方からヒアリング出来たら修正します。

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