今では1人1台が当たり前になったスマホ。1台で通話・動画・調べものなどなんでもできる夢のアイテムですが、だからこそ『スマホ依存』という、スマホを片時も手放せない人が増えています。
今回はスマホ依存症について、スマホ依存になりやすい人の特徴やスマホ依存の克服方法を綴っていきます。
スマホは便利で優秀なツールですが、頼りすぎてしまうと手放せなくなってしまう依存度の高いツールでもあります。今スマホ依存に悩んでいる人は、今後どうやってスマホと付き合っていけばいいのか?という考え方の指針にしてください。
スマホ依存症になってしまう原因
スマホ依存になる大きな原因の一つは、リアルの世界でうまくいかないため、バーチャルであるスマホの世界に逃避することにより、依存度が高くなってしまうため起こります。
会社で嫌なことがあったとしても、Twitterやインスタグラムでは『自分がなりたい自分』になることができ、現実との乖離が大きければ大きいほど『仮想の世界』に浸ることをやめられなくなります。
スマホ依存が激しく克服するのが困難な人ほど、リアルとスマホの中の世界が境界線があいまいになってしまっているのです。
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手持無沙汰でいることが嫌い
何もしないでいるともったいないと感じてしまう人は、スマホ依存症になりやすい人です。
時間を有効に使いたいという考え方を持っているため、手持無沙汰にしていることはもったいないと感じてしまうのです。
しかしスマホがあれば、何もしない時間を作り出してしまうことはまずありません。ちょっとした隙間時間にスケジュール管理をしたり、新聞やテレビでニュースチェックができなかったとしても、スマホがあればランチを食べながら欲しい情報をチェックすることができます。
昔は人は電車に揺られてボーっとすることや、人との待ち合わせまでの間に次の週末を想像してワクワクすることが当たり前でした。でも、スマホの誕生により、そのような隙間時間をより有効的に使える環境が出来上がってしまったのです。そのため手持ち無沙汰が苦手な人は、スマホへの依存度が上がってしまいました。
ながら行動ができる器用さを持ち合わせている
何かをしながら別のことも器用にこなせる人は、スマホ依存症になりやすい一面があります。
食事をして美味しさを実感しながらも人の相談事にきちんと返答できる人。手順を間違えずに料理をしながら、刑事ドラマの見どころを見逃さない人。このように、何かに集中していても他のこともできてしまう器用な人は、必然的にスマホ依存症になりやすくなります。
つまり、スマホを操作しながらご飯が食べられたり、LINEをしながら目の前にいる友達との会話も途切れさせなかったり。複数の情報を同時に脳でキャッチしても確実に処理できるキャパを持ち合わせている証拠。即ち、とても器用なのです。
中には、不器用なのにスマホを操作しながら別のことをしようとする人がいますが、こういう人は大抵の場合において集中力が足りずに失敗を犯してしまいます。最悪のケースは、歩きスマホをしていて事故に遭うことも。
スマホ依存に悩んでいる場合は自分が器用すぎるのかもしれない、という点にも着目しておきましょう。
律儀である
律儀な人は、スマホ依存症になりやすい人とも言えます。
例えば、誰かがLINEを送ってきたら直ぐにメッセージを読んであげたいと思ってしまったり、読んだらすぐにリアクションしてあげなきゃと思ってしまったりする人が該当します。
自分と交流のある人のことをとても大切に思う律儀な性格なので、知り合いの誰かが「既読にならない」と気を揉むことを想像しただけでも耐えられません。
そのため、常にスマホを気にしている状態となり、自分のためではなく、自分が大切に思う誰かのためにスマホを操作せざるを得ない状態に追い込まれ結果的にスマホ依存が進行してしまいます。
このような律儀な人は、依存症というよりも、正に律儀な性格ゆえにスマホを離せない状態に陥っています。
新しい情報に敏感
新しい情報こそ価値があると思っている人はスマホ依存症になりやすい人と言えます。
スマホにはインスタグラムやTwitter、ライブ放送、ニュース速報など、常に最新の情報が画面に溢れかえっています。そのため、新しい情報を敏感にキャッチしたいと考えていると、いつまでたってもスマホを手放すことができないのです。
流行に敏感な人、はやりのニュースを知らないことを恥だと感じる人、ドラマや映画の情報を視聴せずにネタバレだけ見たい人など、情報の先駆者になりたい人ほど、スマホ依存が進行しやすいのです。
持ち物を増やしたくない
持ち物を増やしたくない人は、様々な用途にスマホを用いるために手放せません。
スマホは携帯電話ですから、たくさんの連絡先が保存されています。そのため、スマホさえあればいつでもどこでも誰かに連絡が可能になり、とても便利です。また、スケジュール管理ができ、メモ機能もあるので、手帳を持つ必要が無くなります。
そして、読書を趣味としている人は電子書籍アプリをインストールすることで重い本を持ち歩く必要が無くなります。さらに、音楽鑑賞も映画鑑賞もスマホがあれば間に合います。
それ以外の用途としても便利に使えるスマホを持ち歩くことで、バッグの中の持ち物が断然少なくなります。コンパクトなスタイルで出掛けられるのですから、これを利用しない手はありません。現在は、支払いもスマホでできるわけですから本当に便利です。
このように、スマホは1台で何役もの役割を果たしてくれる最強のパートナー。荷物を持って出かけたくない人にとって、なくてはならないスマホなのです。
慎重な性格
慎重な性格の人は、スマホを使いこなす達人且つ、スマホ依存所に見られがちです。
スマホは様々な記録を残せるため、いつでも全てを正確に把握し、確認ができるような状態でいたいという人にも重宝されています。特に、うっかりしてしまうことを忌み嫌う慎重な人は、勘違いや思い込みを避けるために何度も確認したくなります。
スマホを使いこなすと記録させるメモ機能の他にアラーム機能などもあるために、うっかりすることはあり得ません。だからこそ、頼りになるのです。
うっかりすることで自分以外の人に迷惑を掛けないために、また自分自身の毎日をより効率的に過ごすためにスマホを駆使しているわけです。そのため、傍から見るとスマホ依存のように感じられるのですが、使いこなしているだけで依存しているのとは少々異なります。
家族や友人と離れた環境での生活をスタートさせたばかり
今までと異なる生活環境に身を置いたばかりの人は、スマホ依存を発症させやすい状態です。
誰でも、独りぼっちは寂しく感じるものです。例えば、入学や就職、転職のために転居を余儀なくされ、家族や友人と離れ離れになったとします。すると、今まで以上にそれらの人と密な繋がりを求めるために、一時的に大切な人と繋がるためにスマホ依存になってしまうことがあります。
ふとした時間に部屋で寂しさを紛らわせたいときに、LINEしたり電話して声を聞いたりすることが増え、増えたことで益々寂しくなって更に連絡を取ろうと試みる。この状態が続けば、寂しい時・つらい時にどんどんスマホが手放せないものとなり、結果的にいつもスマホの画面を眺めていくことになりかねません。
心細い時、寂しい時、スマホは便利で偉大なアイテムではありますが、その力に頼りすぎると抜け出せなくなる怖いアイテムでもあるのです。
熱中しやすい
スマホ依存の中で最も多いのが、『ゲームに熱中する』ことでの依存です。
買い切り方のゲームと違い、無料で遊べるアプリには『期間限定のイベント』や、レベルを上げれば上げるほど全国の対戦相手に勝てるシステムなど、どのアプリ会社も『より長く、より夢中に』なってもらえるシステムを凝らしてゲームを作っています。
ニンテンドースイッチやPSVitaなど、同じようなゲームのハードよりずっと手軽で常に携帯しているスマホアプリゲームは熱中しやすい人がプレイすると、抜け出せないほど深い沼が広がっているのです。
そのため熱が入りやすい人がスマホゲームにはまってしまうと、あっという間にスマホ依存症になってしまいます。
行動力あるな性格
行動力がある性格の人はスマホにハマりがちです。
もしも、受動的な性格ならば、スマホよりもテレビの方が、スイッチをオンすれば、様々な映像が流れ、あれこれと考えることなくチャンネルを選び、気に入らなければチャンネルを変えればいいだけなのですから、絶好且つ手軽な暇つぶしと言えます。
一方、スマホの場合はどのように楽しむかは自分次第です。ゲームをしようと考えたなら、アプリのインストールから始めなければなりません。YouTubeを視聴するならば、どんなチャンネルを見ようか検索しなければ楽しめません。
しかしながら、能動的な性格の人は自分が楽しむことに関してとても貪欲です。ひとつのことに飽きたら次を検索すればOK。そんなふうに気分で楽しみをアレンジできる点が攻めの性格にとてもマッチしています。
内向的で一人を好む一面がある
内向的な性格で、独りで過ごすことを好む人に、スマホは最適です。
スマホは気が向いた時だけ手に取り、したいことをすればいいという便利な代物。そのため、出掛けることを好まない人や誰かと一緒にいることに少なからずストレスを感じてしまう人には本当に便利です。
このスマホさえあれば、退屈するということがありません。そして、寂しさを感じることも。だから、心を許せる友人を作ろうと心を砕くよりもずっとストレスフリーなのです。
特に内向的な人は新しい友好関係の構築が苦手なので、人よりもスマホと付き合う方が気楽だと考えてしまいます。
思い出を大切にする
過去の出来事を思い出としていつまでも大切にしたい人は、スマホ依存症になりやすい人です。
スマホには、様々な思い出を保管しておく機能が備わっています。例えば、写真を撮影して保管したり、大切な人とのメッセージのやり取りをスクリーンショットで画像化して保管したり。
「どれも大切な思い出だから」と削除することなく、宝箱のような感覚でスマホを大切にするわけです。スマホは保管するだけではなく、どんどん思い出を作ってくれる大切なツール。手放すなんてことは考えられず、結果的に依存症になってしまいます。
スマホ依存症からの克服法
スマホ依存から抜け出すことは大変だということを理解する
スマホ依存に限らず、『依存しているもの』から抜け出すのは相当な覚悟が必要です。
世の中にはたくさんの『依存症』があります。例えば薬物・お酒・たばこ・ギャンブル、もっと身近なもので言うと甘いもの・買い物など、どれもはまりすぎれば依存症と呼ばれ、病気として認識されているものです。
そして一度依存症になってしまうと、依存しているものから脱却するのは並大抵の覚悟ではできません。だから途中でスマホ依存から脱却したいと思っていたのに、「スマホを使っていしまった」「なかなか脱却できない」というのは当たり前なんです。
依存してしまうほど、生活の一部となってしまったものを切り離すのは大変だ。だからこそ、失敗しても失敗しても諦めずに何度でも繰り返すことが大事なのだ、ということを最初に心に留めておきましょう。
「スマホが一番」思考からの脱却
スマホの危険性に気付き、スマホ依存から脱出を試みましょう。
例えば、新聞は言論の自由が保障されていることで、様々な記事が掲載されていますが、ウソやデマは書かれていません。もしも嘘だと明らかになれば、必ず新聞社公式の謝罪文と訂正が後日の新聞に掲載されることになります。
一方スマホで読むニュースは、100%の信頼性を期待することはできません。もちろん、新聞系列のネットニュースサイトなどもありますが、かなり無責任に様々なことを掲載しているサイトが横行していることも事実です。
つまり、事の真相を知るには明らかにスマホよりも新聞のほうが優れています。また、映像を見ることも大きなテレビ画面やモニターで楽しんだ方が何倍もの臨場感が得られます。
このように、スマホは利便性という点では優れているものの、他の物に比べて何もかも勝っているわけではないということに気づく事ができれば、スマホから少し離れるきっかけを作ることができます。
スマホは便利だが、スマホだけが最善ではない。まず最初の一歩はこの気づきからはじめてみましょう。
家に置いてくる
スマホ依存を直したいなら、外出中にスマホを置いていくなど『物理的に距離をとる』ということが大事です。
最初こそ寂しく頼りなく感じるかもしれませんが、徐々に慣れてくるとスマホを持っていないことが当たり前に思えるようになってきます。人はどんなに不便でも、どんなに手持無沙汰でも、環境に慣れようとする習性が本能的にしみ込んでいます。
電車の中で手持無沙汰なら、文庫本を一冊カバンに忍ばせたり、学校で暇な時間は友人とおしゃべりを楽しむのも充分充実した時間になるはずです。
ただし、スマホは連絡ツールとして重要な役割を果たすものなので、毎日持たないというわけにはいかないでしょう。そこで最初は、休日に外出する時などの週に1日から始めて、少しずつ慣れていくことをおすすめします。
またどうしてもスマホ依存から脱却したい場合は、思い切ってガラケーに変えてしまい連絡手段だけは確保するという荒業も考慮に入れておきましょう。
健康効果に気付く
スマホを触らない時間を設けることで、どのような健康効果が生まれるのか実感してみましょう。
スマホを操作しているときには、気付かないうちに瞬きが少なくなるためドライアイになってしまう確率が高まります。また、眠る直前まで操作すると、スマホから発生するブルーライトのせいで脳が睡眠状態に移行せず、鎮静されるまでに時間が掛かってしまうことも研究結果で分かっています。
結果的に入眠に時間が掛かったり、睡眠の質が低下したりするので、健康を損なうきっかけになってしまうことが往々にしてあります。
スマホの利用は僅かなデメリットを忘れさせてくれるほどにメリットがありますが、それを無視し続けることはあなたの健康に必ず影をおとします。
そこで、まずはスマホを触らないことで身体にどのような変化が起こるのか試してみてください。
一般的には、スマホを操作しなくなることで眼精疲労や肩凝り、頭痛も改善するため、身体が軽く感じて自然と健やかに過ごせるようになったと実感するはずです。
この健康状態の向上をあなたた自身が強く感じることができれば、必然的にスマホ依存症からは卒業できるようになります。スマホは現代に現れた革命的とも呼べる便利なツールです。
うまく自分で距離感をつかみ、依存しない程度にうまく付き合っていくことが現代では一番重要だといえるのです。
アナログ生活に戻って交友関係の再構築
少しだけ不便なアナログ生活に戻って、知人との仲を更に深めましょう。
携帯電話が普及し始めた頃、世の中にはまだまだたくさんの公衆電話が存在していました。電話を使う必要があれば、公衆電話を見つけ、コインやテレホンカードで電話を掛けたものです。
今は1人1台の携帯電話所持が当たり前です。電話で話したい時には直ぐに電話を掛けられます。急ぎでない場合は、メールやLINEでメッセージを送っておけばOK。これほどに便利な生活から後退するのはなかなか大変です。
しかし、サクッと送ったメッセージで全てのコミュニケーションを済ませてしまうと、今以上にお互いを知りあうこともなく、また思いやりの気持ちを表すこともできません。一方、アナログ生活に戻れば必然的に会話が多くなり、交友関係が深まります。
人は、コミュニケーション豊かになればなるほどに人間関係が改善され、絆が深まっていきます。
このように、スマホと距離を置くことを意識してみると友好関係の再構築に役立ち、思った以上に豊かで意義のある時間の過ごし方ができるようになります。
いい顔をし過ぎない
いい顔して、常にSNSチェックを行うことを止めましょう。
誰かのためにイイネをして、フォローをし、様々なリプライを行う。SNS上の付き合いは正に無限です。しかも、社交的で優等生的思考の人は、マメにリプライすることこそが重要であると信じて疑いません。
ただし、これは単なる気にし過ぎ。中には「ここまでしなくてもいいはず」と疑問を抱きつつ、結局はお付き合いをしている人もいます。
そこで、よく考えてみましょう。マメにリプライをしないと仲間外れにされてしまうような仲間と付き合い続けることは、あなたの人生に本当に必要なことでしょうか?相手はあなたのリプライを心待ちにしているのでしょうか?
時間というのは有限です。あなたがあまり満足感のないSNSに、のめり込んでいる時間も、あなたの知らない誰かが夢の実現に向けて努力している時間も同じ『時間』が流れています。
そのことに気づけたら、無駄かもしれないと感じる付き合いはルールを作り最小限にしてしましょう。「22時を過ぎたら一切のリプライはなし」「返信は1日3通まで」とルール化してしまうのです。
最初こそ、「そんなに早く寝るの?」と言われるかもしれませんが、少し経てば、夜のリプライが少ないこともご愛嬌。返信も3回もしているのだから普通なら十分です。
そしてこのルールにとやかく言ってくる友人と名乗る人たちは、あなたのことを考えているわけではないので、これも『無駄』と考え、少しずつ付き合い方を考えていきましょう。
誰にでもいい顔をして無限のSNSSNSループから解放されれば、自然とスマホからも距離を取ることができるようになります。
スマホ経費を削減
スマホの費用を見直しましょう。そして契約を見直す段階で『通信料の安いプラン』を選び強制的にスマホに触れる時間を少なくしてしまうのです。
現在では格安SIMや大手通信会社も『3GB』『9GB』『50GB』など通信料によって月額の料金が変わるプランをたくさん打ち出しています。
そのため、スマホ依存を直したいと強く感じているなら、ギガ数の少ないプランにして強制的にネット閲覧がしにくい状況を作り出すのです。決められあたギガ数を超えてもネット通信は低速で可能ですが、読み込みに多大な時間がかかりストレスになるため、必然的にスマホに触らなくなります。
最初は不便さを感じたり、イラつきを覚えるかもしれませんが、「少ないギガ数でどうやって好きなことをやるか?」と考える機会にもなる方法です。
もっと夢中になれるものを探す
世の中は、スマホよりも熱中できる面白いものに溢れています。
スマホ依存症の場合、ほとんどの人がなんとなくスマホを気にしてしまうだけ。つまり、現時点でスマホ以上に気になる対象が見つけられない状態であり、本当に興味が持てることが他にもあることに気付いていないだけなのです。
そこで、もう少し視野を広げて、自分自身を楽しませるためには何が適しているのか考えてみましょう。今は多くの娯楽に溢れている時代。スマホだけに囚われてしまうなんてもったいない!!ぜひ、新しく自分が夢中になれるものを探してみましょう。
例えば、子供の頃に夢中になったものを新しい趣味として取り組んでみるのもおすすめです。パズル、塗り絵、読書など。また、複数人で行うオセロやスポーツなどもいいですね。
このように新しい趣味を発見することで、スマホへの興味が薄れ、自然とスマホ依存症から抜け出すことに成功します。スマホが持つ可能性は無限ですが、その全てを堪能するのは不可能と悟りましょう。
ならば、本当に興味を持てるものだけに充分な時間を割いたほうが、幸福度の高い毎日が望めます。そのことに気付けば、スマホ依存から自然と脱却していくことができます。
スマホの操作に夢中になっている人を観察
スマホ操作に夢中になっている人をよく観察してみましょう。
スマホを使っている自分の姿を鏡で見たことがある人はそう多くはないはずです。そこで、道行く人や電車の中、カフェなどでスマホに熱中している人を観察してみてください。
視力が低下してしまったのか、顔にスマホを近づけて操作している姿は、あまり褒められたものではありません。猫背だったり、眉間にシワを寄せていたりと格好のいいものではないからです。
そして、「格好よくないな」と感じたら、自分がスマホを使っている姿もほぼ同じようなものだと自覚してください。
スマホに熱中して歩きスマホしている人を見て、危ないな・・・。と感じませんか?電車待ちに時にスマホに夢中になり、電車と電車の間に足を引っかけている人がいたら、少し軽蔑の眼差しを投げかけてはしまわないでしょうか?自分で考えることなく、疑問が出たらすぐにスマホを取り出す人を見ると、ちょっと頭が悪そうなきはしませんか?
便利なものに頼りすぎると、人はたくさんの自分でやるべきことを無意識に手放してしまいます。
スマホ依存に悩んでいるなら、無意識にスマホに依存ししている人たちをたくさん観察してください。その時「かっこ悪いな」「嫌だな」「こうはなりたくないな」そう感じることが出来たら、その気持ちがスマホ依存から脱出する一番の原動力になるはずです。
スマホ依存に悩む君へ
多くの人にとってスマホは今や生活の一部であり、なくてはならないものです。だからこそ依存しているとわかっても、なかなか切り離しきれない難しいものでもあります。
スマホ依存に悩んでいるなら、まずはスマホからいきなり離れるとか、スマホを一切使わない、という極端な方法にでるのではなく、どうやったらうまく付き合っていけるかを考えてください。
使う時間を決めておく。
必要な時以外は寝室の引き出しの中にしまう。
熱中してしまうアプリは削除する。
そんな小さな心がけでも、スマホ依存からは少しずつ脱却することができます。この記事がスマホ依存に悩むあなたの助けになることを願っています。
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