仕事で疲れた…と感じる君へ~疲れた時の対処法と原因~

人間にとって仕事というのは、生活するための収入を得る主な手段です。

そしてそれだけではなく、自分のアイデンティティを確立させるための、精神的にも重要な部分ともいえます。

しかしあまりにも仕事が忙しかったり、体や心に負担が大きかったりすると、一晩寝たくらいでは取れないような疲れが、ずっしりと溜まってしまうことがあります。

この記事では、働くことで心底疲れてしまうのはなぜなのか、その理由を紐解いていくことにいたしましょう。

そして、疲れ切ってしまった時に役立つ解消法や、出来るだけ疲れが蓄積しないようにするための方法も提案していきます。

仕事で疲れたしまう原因とは?

仕事で生気がなくなるほど疲れ切ってしまう原因は何でしょうか?仕事はどうしてなかなか楽しくやることができないのでしょうか?ここでは仕事で疲れてしまう原因について考えていきます。

原因:仕事をしている時間が長すぎる

仕事に疲れる一番に疲れの原因は、仕事に携わっている時間が長すぎるということ。あなたは現在、仕事をするために一日どれくらいの時間を費やしていますか?

普通にフルタイム勤務で8時間の仕事をしています、という人でも、ほとんどの場合それだけではないはず。仕事に行く前の準備には、身なりを整えることやお化粧も入ります。それからお弁当の用意をする人もいるでしょうし、お留守番をさせるペットの世話もあります。

加えて子供さんをお持ちの方なら、保育園や幼稚園に連れていく前の準備にも相当時間がかかりますから、2~3時間は簡単に過ぎていくのではないでしょうか。

そうして一日を夢中で過ごすと、帰宅後ほっと一息つけるのは真夜中、という人も少なくありません。

誰にとっても1日は24時間しかありません。それなのに、仕事とそれに関することに12~16時間も費やされてしまうとしたら、リラックスしたりぐっすり眠ったりする自分の時間は、ほんの少ししかなくなってしまうでしょう。

他にも休日出勤、残業、そして自宅に持ち帰っての資料作りとくれば、これはもう仕事漬けの毎日といっても過言ではありません。

このように、仕事の時間が長すぎるということが、最も大きな仕事疲れの原因となります。

原因:自分の仕事に合った体力を維持できていない

あなたのお仕事は、デスクワークでしょうか、それとも立ち仕事ですか?

他にも手を使う技術系・芸術関係・作業系など、その仕事それぞれに程度は違いますが、どんなに単純な仕事だったとしても、やはり仕事に体力は必要です。

ですが日々忙しすぎると、日々の仕事に必要な体力が温存できていない場合も多いですし、基礎体力を維持するための運動をする時間もありませんから、ますます体力が目減りしてしまいます。

人の体は、主に骨格と筋肉で動きを作り出しています。

あなたは、あまり動かないでいると、カルシウムを摂ったとしても骨を作ることは難しい、ということを知っていましたか?

骨の形成には刺激が不可欠。いくら栄養だけがあってもダメで、歩く・走るといった骨格を動かす動作をしないと、骨は新しくならずに脆くなる一方なのです。

これと同じように筋肉も、維持するには定期的に使うことが必要です。いくら学生時代にサッカーをやっていたとか、水泳の選手だったとかといっても、社会人になって全く動かなくなってしまえば、筋肉はただの脂肪へと変化してしまうのです。

つまり忙しさからくる運動不足は、適切な体力や体調を維持できず、あなたの疲労感の原因になっていると考えられます。

原因③:睡眠不足、栄養不足

今、あなたは、平日平均して何時間眠れていますか?成人に必要な睡眠時間は、5.5~7.5時間というデータがあります。

日本人の平均睡眠時間は、他の先進国に比べて短い、という調査結果があり、それ以外にも「寝てないほうがカッコイイ」風潮もあったりするので、きちんと眠ることが重要視されていない、というのが現状となっています。

加えてパソコンやスマートフォンからの光は、人の目を疲れさせるのと同時に、脳内にも影響を及ぼしています。

スマホのアラームで目を覚まし、明日のスケジュールを確認して眠りにつくまで、ほぼ一日中電子機器にお世話になっている私たちは、すっかり「休めない脳」になっているのです。

他にも疲れすぎていて料理ができなかったり、忙しくて外食やコンビニ食が続いたりすると、身体に必須の栄養素が不足してしまいます。野菜が足りないのはもちろん、質の良くない合成油分は体の活性酸素を刺激して、体をサビさせ、尚更疲れやすくしていきます。

このように、睡眠と栄養の不足や質の悪さが、あなたの仕事疲れを助長していることも事実なのです。

原因④:仕事で強いストレスを感じている

疲れの原因は、体力的なものだけではありません。むしろ現代社会では、ストレスからくる精神的な疲れのほうが大きいかもしれません。

職場にどうしてもそりが合わない同僚がいる、自分を目の敵にしている上司がいるなど、わかりやすいストレス要因がある場合もあるでしょうし、なぜかひそひそと自分が悪口を言われている、といった陰湿ないじめが原因のこともあるものです。

仕事に関するストレスには他にも、賃金が上がらないことやサービス残業、ボーナスのカットといった収入への不満も大きいはずです。一生懸命に長年働いてもほとんどお給料が上がらないなら、なんだかがっかり、体もぐったりしてしまうのも無理はありません。

ましてや近年は大企業と言われるところでさえ、倒産したり縮小せざるを得なかったりしますから、入社すれば安泰という時代ではなくなってきています。

ここから分かるのは、仕事上のことで気持ちが追い込まれ、強いストレスで嫌な思いをしているということも、人をひどく疲れさせるということです。

原因⑤:慢性疲労症候群など、隠れた疾病がある

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疲れた態度を周囲に見せてしまうと、サボっているとか、やる気がないとか、そういう悪い評価を受けてしまいがち。でもその疲れの正体は、「慢性疲労症候群」という病名の付く、治療が必要な病気という場合も考えられます。

この慢性疲労症候群は、20代~50代に発症する確率が高い病気で、微熱や思考力の低下、倦怠感はあるがぐっすり眠れないなどの、不安定な症状が続く疾病です。

まだまだ研究段階のこの病気は、罹患してしまうと休んでいるのに疲れが取れない、常に眠くていつの間にか居眠りしてしまう、というような困った状態が続きます。

現段階で有力な治療法や、原因の究明がまだできていない病気の一つなので、この症状が強く表れた場合はいまだ対処療法のみとなってしまいます。

仕事で疲れた時の対処法

あなたに心当たりのある、疲れの原因は見つかりましたか?

ではここからは、疲れを上手く解消する方法と、疲れにくくなるためにできることは何なのか、ということを考えていきます。

方法①:大嫌いな人の悪口をノートいっぱいに書く

仕事で疲れてしまう大きな原因が大嫌いな上司や部下にある場合は、ノート一面に彼らの悪口を所狭しと書いて、ストレス発散してみましょう。

この時、呪詛のように「いなくなれ!」「消えてしまえ!」など、何を書いてもOKにすると、より気持ちがすっきりします。悪口や愚痴は『心に溜めておく』からこそ、コップの中の水のように少しずつ少しずつたまり、なくなることはありません。

友人に吐き出す、家族にしゃべるというのも方法ですが、なかなか激しい口調で言うのが難しいなら一人で発散できるノートを使い思いのたけをぶつけてスッキリしてください。

たくさん愚痴を書いたら、ノートのページをビリリと破ってビリビリにして捨てれば完了です!

方法: 疲れの原因を明らかにする

あなたはそもそも、どうしてそんなにも仕事で疲れてしまうのか、考えたことがありますか?人によって問題になっている点は違うはずです。この機会に自分の仕事について、じっくり思い返してみることにしましょう。

  • 早朝から深夜まで、とにかく拘束時間が長いからだろう
  • 職場に気を使う上司がいて、いつもご機嫌を伺っているから疲れるのかも
  • 私は本来人に接するのが好きなのに、今の仕事はひとりで孤独を感じているなぁ
  • お金を扱うので緊張感が強い、すごく肩が凝るんだ・・・

もちろん自分に100パーセントマッチした仕事、というのは見つけるのが難しいでしょうし、今の仕事が疲れるからと言って、すぐに転職するのも現実的ではありません。

それなら現状に対する考え方や、自分のフィジカルな部分を見直すことで、その強い疲労感を和らげることを考えるほうが、明確な効果がえられます。

だからこそ、まずは自分の『疲れの元』をしっかり理解して、その疲れの元を撃退する対処法を考えるのが一番の近道になります。

方法: 仕事時間を短くする方法を考える

あなたがご自分の疲れの原因を振り返ったとき、やはり仕事に費やしている時間があまりにも長いことがネックなのだと思うなら、その時間を少しでも短くできないか、考察してみる価値はあります。

もし住むところを今より少し古い物件にすれば、同じ家賃で通勤時間の短い、会社の近くに住むことができるかもしれません。

他にも今遠い実家から会社に通っているなら、この疲れを一人暮らしに切り替える良いきっかけにする、ということもできます。

他にも通勤手段を自家用車・バス・電車など、今と違うものにすることで、通勤のストレスを減らせないだろうか、と考えてみてください。

そのほか、仕事そのものの効率を上げて残業時間を減らすというのは、会社にとっても自分自身にとってもいい方法になります。

毎日今より1時間早く帰れたら、体の疲れもメンタルの疲れ方も大きな変化が期待できます。仕事の効率よく回す、飲み会の回数を減らす、通勤時間を短くするまずは自分の取組みやすい方法を試し、仕事時間削減への道を探ってみてください。

方法: 休息の取り方を改める

疲れたからといって、休みの日にいわゆる「寝だめ」をしたりはしていませんか?一見休みの日の特権に見える「寝だめ」は、生活リズムを狂わせ、交感神経と副交感神経が正常に入れ替わらなくなってしまいかえって体を疲れさせる原因になってしまいます。

このように、間違った知識で体を休めていると、疲れをとるためにやっていたことがかえって体のためにならないといったことが起こってしまうのです。

他にも、ぐったりしているからと言って、休日をいつも一人きりで過ごしたり、丸一日家に籠ったりしてしまうのも考えものです。誰とも口をきかないことで気が滅入り、ゴロゴロしているせいで新陳代謝が悪くなるとしたら、疲れが取れるどころか一層ぐったりしたり気分が滅入ってしまいます。

またその逆で休みの日には毎回、朝から晩まで外出しないと気が済まない、というのも偏った行動です。

こう考えると、疲れの取れやすい休日の過ごし方は

  • できるだけ朝はいつもと同じ時間に起きる
  • 睡眠不足解消には、午後のお昼寝がおすすめ。15時前に起きれば夜も眠れます。
  • あまり長くない時間の外出、親しい人との食事などでストレス解消

こういった正しい知識も参考にして、休日をどう過ごすかを考えることが、より体を休ませるのに効果的だということがわかります。

方法: 生活をシンプルにして無駄をなくす

疲れにくい毎日を送ると同時に、疲れている時にもイライラしないためには、家の中をシンプル化していくことをおすすめします。

例えば、このところ話題の洋服やバッグのレンタル、こういうシステムを活用してみるのはどうでしょう。

これを利用すると、流行の洋服を調べて、休日にショッピングに出かけて、クリーニングに出す、そして着なくなった服を処分する、という一連の疲れる行動に費やしていた、時間と体力が必要なくなります。

特に女性は買ったものを処分するのが大変だ、という人が多いものです。

その上大量の洋服やバッグなどを整理整頓して保管しておくのは、結構時間と手間がかかるので、こういったレンタルというのも、シンプルな生活には向いています。

こうして単純な生活を送れば、余計な疲れ方をしなくて済みますので、自分のライフスタイルに合った新しいシステムも考慮してみるのもいいかもしれません。

方法: 疲れていなかったらやりたいことを考えてみる

せっかくの休日なのにぐったりと横になったまま、「あー、今日も何にもできないで終わってしまったな・・・」と、哀しい気持ちで週末の夜を迎える。

こんなことが続くと、何のために仕事をしているのか分からなくなってきませんか?

ぐったりした疲れを引きずっていると、自分の生活を振り返って、何かを変化させようという気力さえ湧いてこないかもしれません。

でももし今のあなたから、すっかり疲れが取れたとしたら、その明るい気分で何をやりたいですか?

友達や家族とちょっと遠出して一泊旅行、なんていうのも、疲れていなければ週末にできることのひとつです。他には最近会っていない友達や、離れて住む親を訪ねることもできるでしょうし、美術館を二か所ハシゴすることだってできます。

こう考えると、疲れというものがいかに時間泥棒であるか、ということが実感できるのではないでしょうか。

自分の人生に与えられている時間というのは、無限なわけではありません。

もちろん疲れていると何かを始めるのは大変ですし、ちょっと面倒くさいとも感じるものですが、少しの工夫をするだけで、今までより早く疲れが取れるようになるはずです。

ですから疲れを取ったら何をしようか?そう楽しみに考えて、前向きに疲労感と向き合うとムクムクポジティブな気持ちが湧いてくるはずです。

方法: 自分に必要な栄養を確保する

睡眠時間も栄養素も、人によって必要な量は違います。自分にとって適切な量と内容を摂らないと、いつまでたっても疲れは解消していきません。

例えば、「疲れた時は焼き肉に限るよ!スタミナをつければ元気になれる」という人もいるでしょうし、「玄米粥を食べると、疲れが取れる気がする」という人もいます。

要するに自分の体が何を求めているのか、それをきちんとキャッチしてあげることが大事なのです。

基本的には、疲れると胃腸が弱るタイプの人なら、温かくて消化のいいものを摂るのがお勧めです。そしてがっつり食べないとテンションが上がらないという人は、辛いものが適度なアドレナリンを出してくれます。

このどちらのタイプにも共通して言えるのは、良質の油とタンパク質は必須だということ。

一般的なサラダ油のような、合成された油分を避け、ゴマ油や亜麻仁油、オリーブオイルを使いましょう。

他にも鶏むね肉や豚肉には、疲れを癒すビタミンが含まれていますし、もしビタミン・ミネラルが不足がちなら、各種のサプリメントを利用するのも手軽です。

こう考えると、すぐに始められる疲労回復方法は、栄養の部分かもしれません。ぜひ毎日の生活に、バランスの良い栄養素が取り入れられるよう、常に気を配っていきましょう。

方法: 疲れにくい体を作る

根本的に疲れにくくなりたい人は、やはり体そのものを強くしていくのが一番です。

年を重ねても元気な人は水泳、ストレッチなどを続いているという話はよく聞きますし、スクワットを毎日の日課にしているという有名人も話題になりました。

私たちの体の中で一番大きな筋肉は、太ももにあります。

なので太ももを鍛えると効果的に血流を良くすることができ、冷え性の方や貧血気味で疲れやすい方も楽になってきくるのです。

方法: 間違ったリラックス方法に注意する

仕事のストレスからくる疲れを癒すために、と毎晩のように深酒しているとしたら、それはあなたの体に良くない、間違ったリラックス法です。

お酒で肝臓が疲弊すると体に大きな影響が出ますし、長期間に渡る過度な飲酒は、将来肝臓がんなどのリスクを高めてしまいます。

他にも体に良くない嗜好品に喫煙がありますが、これも保険が適用される禁煙外来などで、以前より簡単に禁煙にチャレンジできるようになっています。

煙草に含まれる有害物質は、血流を妨げてしまうので、体が疲れを取ろうと頑張るその生命活動を妨げてしまいます。

その他には最近は沢山の人が、スマートフォンを使ってのショッピングやSNSで、ストレス解消をしています。しかしこれもやりすぎるといわゆる「スマホ首」と言われるような、目・肩・首の疲れや痛みを引き起こしてしまうので、使用時間には注意する必要があります。

こうして今行っているリラックス法を見直すことも、今より疲れにくくなるためには重要なことなのです。

方法: 時間と体力を「買う」必要がある時は、それをためらわない

疲れてしまった時というのは、気持ちに余裕がなくなりますし、ボーっとして忘れ物をしたり思わぬミスをしてしまったりと、ハプニングが増えるものです。

そのせいで待ち合わせに遅れてしまう、資料作りが間に合わないなどの、他の人にも迷惑がかかる事態になることも予想されます。

ですから疲れたなと思う時には、無理して頑張りすぎないようにしましょう。

例えば、電車を乗り継いで目的地に行くことが、疲れていてキツイなという時には、多少の出費には目をつぶって、タクシーを利用してください。

電車なら万が一眠り込んでしまって乗り過ごしてミーティングに遅れる、ということもありますが、タクシーなら安心して睡眠不足を補うことができます。

こうしていくらかの出費が、自分を疲れから救うこともあります。ちょっとしたことですが、時間と体力は買えることもある、ということを覚えておいてください。

方法: 便利グッズで時間を生産する

疲れ気味の時には出来るだけ体を休めたい、でもやらなければならないことが多くて・・・と悩む方も多いはず。そういう時には便利グッズ・時短グッズを賢く利用しましょう。

例えば家の掃除をする時間を短縮できる、お掃除ロボットは人気のある便利家電です。仕事に行く前に稼働させていけば、帰宅したときには床がすっかりピカピカです。

実際にこれを愛用している方に聞くと、お掃除ロボットが動きやすいようにするために、床に物を置かないように気をつけるようになったとか。こういう相乗効果も期待できます。

疲労というのは、発熱や痛みと並んで、「生体の3大アラーム」と言われています。

これは命を守るために、体を休めなさいと脳が出すシグナルなので、無視していてはいけないものなのです。ぜひたかが疲れと思わずに対処してあげてください。

方法: 気持ちを分散させて、精神的な疲れを軽くする

食事の時も仕事の話題、お風呂に入っていても資料が思い浮かぶ。

ゆうべも仕事の夢を見てしまい、寝汗びっしょりで目が覚めた。

思考が仕事に支配されてしまっているので、気持ちが休まることがない人は一度、仕事と生活の向き合い方を考え直しましょう。

もちろん、真面目で真摯に仕事に向き合っているからこそ、いつもそのことを考えてしまう、というのは分かります。でもそれはとても、頭の疲れるクセでもあるのです。

何にしても同じことを考え続けるのは、精神衛生上よくありません。繰り返し考えることが原因で、人の考えは極端になっていくものですし、いつも上の空では、家族や恋人からも嫌がられるはず。

あなたがもしこんな風に、仕事のことが頭から離れないタイプなら、気持ちを分散させることをお勧めします。

  • 短い時間でも取り組める、身近な趣味を持つ
  • 今の仕事と関係ない資格を取るために勉強する
  • 時代小説、動物の写真集など、実際の生活や仕事とかけ離れたものを読む
  • 定期的に、次の家族旅行のプランを立てるようにする

いかがでしょうか。簡単に始められて、今の仕事とは全く関係のないことを生活に取り入れると、気持ちが切り替えられて、思考がクリアになっていきます。

それは気持ちを明るくすることにもなりますし、フレッシュな着眼点を持つことで、もしかすると仕事にもいい影響があるかもしれません。

同じ姿勢で長時間過ごすと、肩や腰が固まって痛みを生じます。

頭の中のこれと同じで、ずっと仕事のことばかり考えていたのでは、いいアイデアも浮かびませんし、何よりとても疲れてしまうのです。ですから上手く思考を分けるようにして、脳が疲弊してしまうのを防ぐようにしてください。

仕事で疲れている人におすすめの書籍

死ぬくらいなら会社やめればができない理由

 

「死ぬほど辛いなら、会社やめればいいじゃん」当たり前に見えて、それが出来なくなってしまう理由が、怖いほどわかる書籍です。

追いつめられた人がどんな思考になっていくか?どうして限界の限界まで自分を追いつめてしまうのか?そんなことがわかりやすく、そして突き刺さるようにイラストとともに描かれています。『会社が辛い』『仕事が辛い』そのあとに『でも・・・』と呟いてしまう人は、ぜひこの本を読み、自分の状況を当てはめてみてください。

イラストで分かる疲れないカラダの使い方図鑑

この本はたくさんの分かりやすいイラストを用いて、体の構造を良く理解できるようにしてくれます。

ひとつひとつの日常動作、例えばスマートフォンの操作姿勢や、座り仕事をする時の姿勢などを、どのように変えれば疲れにくくなるかが説明されていますので、スムーズな生活をサポートしてくれる内容となっています。

仕事で疲れたと感じているあなたへ

今の世の中仕事をせずに生きていける人はほんの一握りです。

どんなに辛くても、どんなにしんどくても、「生活していくため」や「家族のため」に理不尽なことにや辛いことに耐えなくてはいけないこともあります。

ですが、もう歩けないほど、立ち上がれないほど、仕事で疲れたら、たくさんの可能性を探っていく必要があることも確かです。

心の病に侵されてしまうくらいなら、仕事なんてやめてしまいましょう。だって、もしうつ病や精神を病む病気になってしまったら、どちらにしろ仕事を続けていくことは困難になってしまうのですから。

仕事に疲れているなら、自分に合ったストレス発散法や対処法をできるだけたくさん見つけておきましょう。嫌なことがあったとしても、それと同じだけ楽しいことが待っているなら人は頑張っていけるものです。

仕事で疲れて、泣き出してしまいそうなあなたへ。

仕事で疲れて、もう立ち上がれないと思っているあなたへ。

この記事があなたの心に寄り添うものになっていることを願って。

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