心の闇が深い人の特徴と原因!あなたの心は大丈夫ですか?

顔は笑っているのに、後ろにはほの暗い何かが見える人。いつもは明るい言動が多いのに、ちょっとした瞬間に深い深い闇が見えてしまう人。

今回はそんな心の闇が深い人の特徴と、なぜ心の闇が深くなってしまうのか?の原因について取り上げていきます。

心の中の闇は誰もが持ってしまう、ある程度したかのないものです。しかしその闇があまりに深すぎると、人を信じられなくなったり逆に信じてもらえなくなったりと不都合なことが増えてしまいます。今回の記事で自分はどのくらい当てはまるのかぜひ確認していきましょう。

心の闇が深いとは?

心の闇が深いというのは主に、「表面上は優しく明るい人の、内面の部分に計り知れない暗い部分がある」といった場合や「言動や行動に、不可解な部分が多く、心理的に欠落した部分がある」といったときに使われます。

つまり心の闇が深いとは、一般的な人よりも「心の中にたくさんのネガティブな事を抱えている状態」ということができます。

心の闇が深い人 特徴

心の闇が深い人の特徴にはどんなものがあるでしょうか?自分に当てはまるか、考えながら見ていきましょう。

心の闇が深い人の特徴①:いつも笑顔を絶やさない明るい人柄

どんな時でも笑顔で安定した感情表現の人は、心に闇を抱えている可能性が高いです。大人社会ではいちいち機嫌が悪いからといって子供の様に不機嫌になったり、他人に当たったりはしませんが、それでも多少の喜怒哀楽くらいは表現するものです。

ですが、どんなことがあっても笑顔を絶やさない人には笑顔でいなければならない理由があります。心がどんなに乱れていても、それを表へ出さず笑顔を保つ事で、自分を守ろうとしているのです。感情を表に出せば、他人からそれについての干渉を受けトラブルになるので、分かりやすく言えば拒絶の為の笑顔です。

また、周囲の人からはみ出さないように保っている場合もあります。輪を乱してはいけないという恐怖心から、例え自分が嫌な事でも笑顔で対処したり、楽しくもないのに楽しそうに過ごしているのです。こうした自分の心に反する感情を無理に表現している人は、心が次第に擦り切れていくため結果的に心に深い闇を飼うことになってしまいます。

心の闇が深い人の特徴②:ストレスを溜めがち

周囲の人へ気を遣いすぎたり、嫌な事があっても我慢をしてしまうタイプの人は、ストレスを抱えがちになり、同時に心がその苦痛によって深い闇に飲まれてしまいます。

他人に迷惑をかけてはならない、苦難は我慢をして乗り越えなければならないという真面目さが、そのストレスを増大させているのです。

もちろん常識の範囲内で、他人を気遣うのは当たり前ですが、あまりにも自己犠牲的に他人を立てる行動をとっていては、自分の心が休まらず、疲れてしまいます。

そうした人間関係のストレスはうまく解消されないと積み重なっていくので、心の闇は知らず知らずのうちに深くなっていきます。本人が気が付かないうちに、ストレスを抱えた状態が当たり前になり、全ての人間関係を断ち切りたいような衝動に駆られたり、現実から逃げ出したいような気持ちを引き起こしています。

つまりストレスに浸食された心は徐々に平穏を失っていき、闇の部分を持つようになるのです。

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心の闇が深い人の特徴③:本音を話せない

自分の話を人にしても仕方ない、興味を持ってもらえないと思って本音を話せない人は、心に深い闇を抱えていきます。

人と距離を縮めるには、お互いの事を話して理解し合うしか方法はありません。ですがそれ自体が苦手な人は、本音を話すと、人に嫌われるかもしれないという恐怖感を持っているのです。

親しくなれば、自分自身の事を色々と話さなければなりません。そして性格も相手に晒していくことになれば、自分という人間を他人に判断されるような気がしてしまいます。そして、もしそれで否定的な態度を取られたら…という想像から、本音を話すこと自体に恐怖を覚えています。

当たり障りのない会話を心掛け、出来るだけ自分の事や本音には触れないようにするのに慣れているので、周囲の人からは何を考えているのかわからない人、もしくは害はないけど隙のない人という印象を受けています。

心の闇が深い人の特徴④:気持ちの切り替えが苦手

気持ちの切り替えが上手く出来ない人は、心が穏やかになる時が少なく、深い闇を抱えがちです。切り替えるべき気持ちというのはマイナスの要素があります。例えば悲しい思い出や、辛い経験など、本来ならば忘れたり、解消されなければならない記憶です。

たとえば、幼少期に起きた辛い出来事、思春期にあった悲しい出来事、これらのその当時の感情や記憶をそのまま心にとどめていては、ひとつひとつの闇が心に残る事になります。全く別の事柄でも、それらの過去にひっかかる事があればすぐにその闇は再び心に広がるのです。

元々マイナス思考であったり、深く傷つきやすいタイプの人は気持ちの切り替えが苦手な傾向にあります。もちろん、大きなダメージを抱えた経験があるほどにそうなります。切り替えたくても切り替えられないもどかしさで自分を責めることも、また心の闇を深めることに繋がっていきます。

こうした気持ちの切り替えが上手くいかないままの人は、過去や現在の多くの闇を心にとどめています。

心の闇が深い人の特徴⑤:人を気にしすぎている

他人の目を気にしすぎたり、自意識過剰の人は心の闇を抱えてしまいます。何をするにもありのままの自分を出せず、他人に合わせた行動になってしまうので、自分の意思とのギャップに苦しむのです。

そのような人は、周囲をよく見渡し、場の空気を壊さないよう細心の注意を常にはらっています。本当は自分らしい発言や行動をしたくても、他人にどう思われるのかが心配で踏み込めません。

また、どんな時も、人から嫌われる恐怖心や、良く見られたいという願望のせいで、本来とは違う自分を演じてしまいます。

そうして思いと行動がどんどん裏腹な状態になっていき、後戻り出来なくなり、心の負担は日ごとに大きくなっていくのです。

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心の闇が深い人の特徴⑥:自尊心が低い

自尊心が低く自信のない人は、色々な面で精神的にダメージを受けてしまいます。人は誰しも自分の価値を見出そうと何かを頑張って達成したり、見た目に気を遣って自分を高めたりします。

ですが自尊心が低い人は基本的に何をしてもそれが自信に繋がりにくいので、闇のない明るい心を上手く持続できません。

また、自信のなさから他人と自分とをいつも比較をし、自ら自分の心を傷つけてしまいます。必要のない優劣を判断し、自分はダメな人間だと思い込んでしまうのです。

自分に価値を見出せず、他人ばかりが凄く見えてしまう精神状態では人間は萎縮してしまいますし、他人と関わること自体を苦痛に感じてしまいます。なので自尊心が低い人は心に闇を抱えてしまうのです。

心の闇が深い人の特徴⑦:人を信用できない

人を信用できない人は、心に深く根深い闇を抱えがちです。

たとえば、親しいと思っていた人に陰口を叩かれていたこと知ると、裏切られた気持ちになります。そして、信用していた人に傷つけられるのは非常に辛く、もう二度と同じ思いをしたくないと、人と深く関わることをやめてしまいます。

このように、何らかの対人トラブルにより人を信用出来なくなり、心を閉ざしていきます。

人を信用できないと、全ての事を自分の中で処理しなければなりません。しかし仕事や家庭の中で全てを抱え込むことは、本人に多大な負担を強いることになるため余計に余裕が失われ結果心の闇が深くなってしまいます。

心の闇が深い人の特徴⑧:強い嫉妬心を表に出さない

心の闇が深い人ほど、誰かをうらやむ気持ちも人一倍強く持っています。

ただし強い嫉妬心を表に出し、ライバルになるといったやり方ではなく、心の中で黒い嫉妬の炎をメラメラともやし、陰で相手を陥れたり失脚せる方法をとりがちです。

自尊心が低いからこそ、嫉妬に対して非常に敏感になり、自分の目下や自分と同等だと感じている人が『羨望』の存在になるのが許せないのです。

心の闇が深い人の特徴⑨:人が苦手で、孤立している

闇が深すぎると人と接するのを拒み、一人でいようとしがちになります。人と関われば自分と他人の意思疎通が図られ、一喜一憂する要因が出来るので、それを億劫で面倒に感じているのです。

心の闇が深い人は非常に良く気が付いて優しい人にこのような人は多く、一時は人付き合いも完璧にこなせていても、それは無理をしているからこそのもで、次第に許容範囲を超えては負担に耐えられなくなるのです。

自分のキャパシティーオーバーになった時、もう無理だと判断して、結局人間関係を無理やり断ち切り、孤独でいたり孤立を選ぶことになってしまうのです。

心の闇が深い人の特徴⑩:相手を試す言動をする

自分に自信がなく、相手に対しても懐疑的な部分があるため、心を許す前に『相手を試す』言動をとりがちです。

女性なら彼氏に『仕事と私のどっちが大事なの?』と天秤にかけさせたり、男性なら『もう男性の連絡先は全て消してくれ、俺のことを信じさせてくれ』と異性との交遊関係を断ち切らせる言動をとることもあります。

双方にいえることは相手にかなり無理な要求をつきつけ、自分が欲しい回答を相手が答えるかを試しているところです。

この無理な要求を答えさせることで、本人は相手に対してやっと安心感がもてるようになるのです。

心の闇が深くなる原因

原因①ネガティブ思考

何をする時にも、いつも後ろ向きでネガティブな思考でいると、深い闇を抱える事になります。人は生きていく為に多くの選択をしなければならず、ネガティブな思考が先に立つとその邪魔になってしまいます。

起きるかもしれない失敗や、自分にとってマイナスになるような事を想像し、常に先々を心配していなければならない心理状態は心に大きな負担がかかります。

気持ちを切り替えるのが苦手なタイプの人は特に過去の経験を引きずってしまいがちで、ネガティブな思考に陥りやすいです。いつまでも過去に囚われていては、明るい光が差し込む隙間なく闇がどんどん広がっていき、奥深いものになってしまいます。

原因②自尊心が低い

自分に自信がなく自尊心の低い人は、心がいつも満たされず深い闇に閉ざされています。人は幼少期からの環境や、思春期の人間関係など、色々な事柄が要因となり自信を喪失します。自信を失っている状態では更に追い打ちをかけるかの如く、価値のないものとして自分自身を攻撃し、存在意義を見いだせない状態になります。そしてやがて、心が暗く澱んでいくのです。

特に幼少期の環境によって、人の自尊心は大きく変わっていきます。

小さな成果を積み重ねる時期でもある幼少期は、些細な事をたくさん褒めてもらえると自分に自信が持てるものです。しかし、それが適わなかった場合、自己肯定感が養われないまま大人になってしまい、事あるごとに多くの精神不安が発生します。自分の持つ力に自信がなく、何をしてもダメだと思い込むことになり、何事にも消極的になります。

こうした一連の自信のなさからくる自尊心の低さは、自我を正常に保つのを邪魔しています。生きていく中でもあらゆる事で自尊心の低さが影響を及ぼし、心に負担をかけるのです。そしてそれが闇が深く広がることに繋がっていきます。

原因③傷つけられた過去がある

過去に対人トラブルなどで人格を否定された過去を持つ人は、心に傷を負い、それが深い闇の原因となっています。傷つけられた過去は簡単に解消出来るものではなく、いつまでも心に深い傷を残したままになりがちです。特にそれが学校など集団によるものや、身近な人物、身内など、簡単に切り離せない関係の人が原因の場合、余計にその傷を治す事は困難です。

傷つけられたことが大きなダメージとなり心に残っていると、自信を喪失している状態になります。自分の存在が無意味に思え、特定の人物だけでなく、自分に関わる人全員が自分を傷つけるような気すらしてくるのです。これが心の闇と言える部分で、被害妄想のように人と関わる事に恐怖を感じてしまいます。

こうした過去を切り替えられず常に傷を負った精神状態では、ポジティブに物事に打ち込む事も、人と関わる事も出来ないので、更にふさぎ込んでいきます。傷つけられて当然のような認識になっては心の闇は深くなるばかりで、悪循環になっていくのです。

原因④対人トラブルを経験している

一度対人関係でトラブルを経験すると、人に対して不信感を抱いてしまいます。分かり合える人がいないという絶望感は人を孤立させ、更に分かり合おうとする事すら拒絶するようになります。

また、対人トラブルが原因で他人に不信感を感じると同時に、自分を悪い人間として認識している可能性もあります。これでは「自分の性格のせいでトラブルになったから、これ以上人と関わっても同じ結果になるだけ」というブレーキがかかってしまいます。自分の性格をどう改善してして良いのか分からず、更に他人に対しても嫌悪感を感じていては、他人と良好な関係を築けません。

これはトラブル自体がきちんと解決されていないのが原因とも言えます。自分と相手のどちらに非があったのか明らかでないので、両方を蔑むしか方法がないのです。根本的な解決がされていないと不完全燃焼でいつまでもそのトラブルから解放されません。そうして心の闇は一向に晴れる事なく深まっていき、誰と接していても苦痛ばかり感じてしまうのです。

原因⑤愛情不足

人は愛情が不足していると自分自身を肯定出来なくなります。これでは何かあるごとに自分に対して否定的にな感情を抱いてしまい、心に闇が生まれる原因に繋がります。更にそれを解消するには愛情で満たされる必要があるので、叶わなければその闇は深くなる一方です。

この愛情不足は幼少期から大人へ自立するまでの期間の愛情について指しています。自分で何も出来なかった子供が、親から愛情を受ける事で自分を信じられるようになり、そこから自立への道が広がっていきます。ですが逆に愛情が不足していると自分を信じる土台が小さく、事あるごとに不安を感じ、物事がスムーズに進みません。

本人も何故自信が持てないのか漠然としていて自覚がないので、自分自身の能力を責めてしまいます。そうして愛情不足によって自己肯定感の低い状態で大人になると、自信を持つことが出来ない為物事や人に対して恐怖心を抱きやすくなります。そしてその恐怖心と行き場のない不安感が心の闇となっていくのです。

原因⑥常に不安を抱えている

何らかの悩みや、解決できない問題があり常に不安を抱えていると、心が穏やかになれず疲れてしまいます。そしてその状態が長く続くほどに、深い闇が増大していきます。不安感がある状態では何事に対しても上の空になりますし、色々な面に支障をきたすのです。

例えばその悩みが人間関係であるならば人間関係について、金銭面であるならそれついて、不安感を強く感じます。悩み事が特定されているにも関わらずそれを解決出来ないのは非常にもどかしく、自分を責める事にも繋がります。また、そうした不安感の中では人と良好に関わるだけの心の余裕がなく、人から見ても心に闇を抱えている人、という印象を与えています。

解決できない問題は執着を引き起こします。

また、何かに執着していると、人はその他が疎かになります。これにより更に別の事柄にも影響を及ぼし、新たな問題を抱え兼ねないのです。不安感を常に抱えている精神状態では負の連鎖が起きやすく、心に大きくストレスを与えてしまいます。これが深い闇となり、心に留まってしてしまうのです。

原因⑦本音を表に出せない

本音を表に出せない人は、自分の思いを抑え込み我慢してしまいます。これにより心にストレスを抱えてしまい、結果、心に闇をもたらします。更に他人の意見に合わせなければならない苦痛も伴うので、心の負担は大きくなります。

また、本音を表に出せない人の中には、敢えて出さない様にしている人もいます。人はそれぞれ別の価値観を持っているので、本音を出してもそれに必ずしも共感を得られるとは限らないからです。そのリスクを先回りして考え、正直に自分を表現する事を控えているのです。一見傷つかない為の予防策として有効に思えますが、我慢している事には変わりありません。

誰しも人と関わらずに生きていく事は難しく、必ず誰かしらと接点を持たなければなりません。本音を話せない状態の人間関係ばかりでは自分を出せず不満が溜まり、人と分かり合う事も出来ないので集団から孤立してしまいます。当たり障りなく接して過ごしていて問題がなくても、心の何処かで癒されたい気持ちが募っていきます。自分らしさを表現できないでいると、心が解放されず寂しくなり、闇を抱えてしまうのです。

原因⑧他人の目を気にしすぎている

他人の目を気にしすぎ、自分の立ち振る舞いに対する反応に過敏になってしまうと、心に大きな負担を強いるので、闇を抱える原因になります。他人がどんな風に自分を見ているのかばかりを気にしていては自分らしく行動出来ませんし、我慢が続けば自分らしさすら見失い、自我を上手く保てなくなってしまいます。

自分が他人の目にどう映っているのかに執着すると、人は自意識過剰になります。他人に自分を良く見せたい、身の振り方を失敗したくないという気持ちが自分に負担をかけ、無理をしようとします。そうすると元々ある自分らしさは置き去りになり、他人の評価を基準にした自分になろうとしてしまいます。心は本当の自分とのギャップに悲鳴をあげ、深い闇を作り始めるのです。

自意識過剰になり自分を防衛し、それで人間関係が上手くいったとしても、心の負担は増大していきます。心の闇もそれに伴い深くなっていき、人付き合いをするほどに辛い思いをするのです。

原因⑨完璧主義者である

常に完璧を求め、自分の現状に満足できないと、心に深い闇を生み出してしまいます。人は誰にでも欠点があって当たり前ですし、頑張りと成果は必ずしも一致するものではありません。確かに向上しようと自分を奮い立たせる事は良い面もあります。ですがそれが行き過ぎてしまうと、自分の頑張りを認められないままどこまでも完璧を追い求めていき、心は酷く疲れてしまうのです。

また、完璧を追求しすぎていると、失敗した時に大きな挫折を味わうことになります。この挫折は過剰な向上心と比例して大きなものとなります。自分を深く責めてしまい、焦燥感を抱き、更に完璧主義は加速していきます。常に張り詰めた精神状態になるので、知らず知らずのうちに心に深い闇を生み出しているのです。

自分の許容範囲をきちんと把握せずに、全力で向上し続けていくと必ず無理が生じます。気が付いた時には完璧を追求しなければ満足しなくなり、またその完璧の定義も厳しくなりキリがなくなるのです。そうして生み出された心の闇は深くなっていきます。

心の闇から自分を救い出す3つの方法

心の闇を否定するのをやめる

自分の闇を否定するのをまずやめましょう。

あなたの心が闇を抱えてしまったのは、育った環境だったり、周りの状況だったり、トラウマだったり、何かしらどうしようもない原因があったはずです。

だからこそ心が壊れないように、これ以上傷つかないように、『心に闇を持つ』という形であなた自身の心を守っているのです。闇が深く他人を信用できないとしても、その慎重さがあなた自身を守る一つの大切な護衛術になっていることがあります。

自分の心の闇を否定せず、まずは必要なものだと感じてみてください。

自分の心の闇の原因を知っておく

自分を心の闇から救い出すには、どうしてそもそもそんな闇を抱えることになったのか考えてみましょう。前述した原因の中にあなたの心の闇の元となるものに心当たりはありましたか?

「他人からいつも不機嫌な顔をしている」と注意されたことが、トラウマになっていつも顔に笑顔を張り付けていないと不安になった。

「母から優秀な子供じゃないといらない」と言われたから、勉強ができない自分を許すことができなくなった。

全ての出来事には『原因』と『結果』があり、だからこそあなたの心の闇にも原因があるはずです。

原因がわかれば、対処をしていくことができます。まずはあなたの心を闇に落としてしまった原因を知ってください。

自分を褒める

心の闇が深い感じる人ほど、意識的に自分を褒めてあげましょう。

心の闇の根源は自分を嫌いだったり、情けないと思っていたり、自分に対して感情がネガティブなときに起こる現象です。だからこそ、ダメな自分も嫌な自分もちゃんと『自分』として受け止まるために、小さなことから自分を認めてあげる必要があるのです。

「毎日学校に行けて偉いね!」

「休まず仕事頑張っているね!」

「今日はいつもより綺麗に掃除ができたね!」

日常生活の小さなことでも自分を褒めて評価してあげる機会ができれば、少しづつ闇も薄れていきます。自分を褒めるのは少し照れくさいですが、自分の心の闇をなくすためにもぜひやってみましょう。

褒め上手になる為の8つのコツを紹介!

心の闇が深いあなたへ

心の闇は、あなた自身が自分を守るために作り出したものです。

知らず知らずのうちにその闇が深くなってしまったり、そもそも自分の抱えている闇に気づかないこともあります。

心の闇を全て解消する必要は最初からありません。心の闇とは、自覚してそしてうまく付き合っていくものだからです。

人を全く信用できないのは困ります、何でも自己犠牲的になるのも結果的にあなたを追いつめることになるでしょう。だからこそ、少し闇を晴らす部分は努力して、後は自分自身のさじ加減でうまく舵を切っていく必要があるのです。

心の闇とはもう一人のあなたそのものです。

消したり乗り越えたりせず、つかず離れず、お互いを尊重してうまく付き合っていくことを考えてみてください。

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