今回の記事では、疎外感や孤独感を打ち消し克服する方法についてお話します。一人でもあまり孤独を感じないタイプの人もいますが、多くの人は集団でいると安心し、逆にそこから外れてしまうと疎外感や孤独感を感じがちです。
特にさみしがりやの人はその傾向が強く、時にあまりに強い孤独を感じてしまい、精神を病んでしまう事もあります。そんな状態になる前に、是非以下の方法を試してみて下さい！きっと疎外感や孤独感が和らぐはずです。
では、いってみましょう！
疎外感や孤独感を打ち消す方法
1．音楽の世界に没頭する
大好きな音楽の世界に浸り、疎外感や孤独感を和らげてみましょう。音楽を聴くことにはリラックス効果を期待でき、好きな曲ならばその効果はより高まります。この方法を試す場合はぜひ、1人でゆっくりと音楽に没頭してみてください。
音の洪水に身を任せていると、その時だけはマイナスの感情から解放されます。またこの方法で孤独感が薄れてきた場合は、ぜひ新しいジャンルの音楽にも挑戦してみましょう。音楽の視野を広げることは、自分の世界を広げることに繋がり、孤独感を払拭する手助けになります。
2．自己啓発本を読んでみる
まず1冊、自己啓発の本を手に取ってみましょう。疎外感や孤独感を感じているとき、人は総じて希望や夢を見失っています。そこで自己啓発の本を読み「これから自分はどうなっていきたいのか？」、「自分の目的地はどこだったのか？」を再確認してみましょう。明るい未来が思い描けたり、勇気をもらえたら大成功です。
人はみな多かれ少なかれ、疎外感や孤独感と戦い生きています。大切なのは孤独な気持ちに押しつぶされず、どううまく付き合っていくかです。自己啓発の本を読み、自分の明るい未来を思い描いて、ぜひ前へ歩を進めてみましょう。一歩、一歩踏みしめるように踏みだせば、少しづつ気持ちが軽くなっていることに気が付くことができますよ！
3．自分の素直な気持ちを書き出してみる
広告の裏、メモ帳、ノートの余白、書くものは何でも構いません。自分の気持ちを素直に吐き出してみましょう。例えば仕事なら「自分の知らないうちに、話が進んでしまって悲しい。」、「ママ友の輪にうまく入れなくてつらい。」など、とにかく素直な気持ちを書きだしてください。
もし書いている途中で涙が溢れてきたら、我慢せずに泣いてしまいましょう。一通り書き終わったら、今度は書き出した事を一つ一つ細かく分析していきます。例えば、「自分の知らないところで話が進んでいた。」という事象は、客観的に分析していくと「嫌われているから。」、「その場にいなかったから。」、「急いでいたから。」という理由が考えられます。
自分が疎外感や孤独感を感じていた事柄を、すべて書き出し、その後分析し、違った角度から見ていくと、実はその時感じたネガティブな気持ちは、自分の思い込みだった可能性に気づくことができます。そしてその可能性に気付けた時、頭の中は整理され、よりポジティブな気持ちで、落ち込んだ出来事を受け止められるようになります。
4．本からエネルギーをもらう
疎外感や孤独感に襲われたら、無理に賑やかな場所に行くのではなく、自宅や静かなカフェなどで、ゆっくりと時間をかけて、本を読んでみてださい。あまりにうるさい場所では、中々本に集中できず、その世界に入り込む事が難しいです。
読む本は気になっていた本、なんとなく手に取ってしまった本など何でも構いません。もし読む本に迷っているなら又吉直樹さんの本もおすすめです。読了後、又吉さんの抱える孤独を感じられ、「孤独を抱え生きているのは、自分だけじゃない」と実感することができますよ。
5．資格を取得し自分の価値を高める
孤独や疎外感を感じている時、人は何かしなければという気持ちに駆られるとともに、常にどうすればいいのか悩んでいます。そんな時は、資格の取得を目指してみましょう！
疎外感や孤独感を感じている人の多くは、一人の時間をもてあましています。しかし、資格取得には、この一人の時間こそが大切です。なぜなら、他のだれかに予定を左右されることがなく、自分なりの勉強の計画をたて、勉強を進めることが出来るからです。
こうして勉強を重ねた結果、資格が取得できれば、周りから資格の価値を認められるだけでなく、自分自身を認めるきっかけも掴むことができます。自己肯定感を上げることこそ、孤独感などのマイナスの感情を打ち消す特効薬です。取得する資格はなんでも構いません。ぜひ孤独感や疎外感に苛まれているなら、一歩踏み出し資格取得を考えてみてください。
6．考える時間をなくす
できるだけ暇な時間減らし、考える時間をなくしてみましょう。人間どうしても、ぼーっとした時間を持つと、疎外感や孤独感といった余計なことを感じ、悲しい気持ちになったり、落ち込んだりしてしまいます。
そこで考える暇がないほど、忙しく動き回ってみてください。例えば買い物に出かけたり、ゆっくり時間をかけて料理したり、旅行の計画を立てるのも良いです！例えば、ディズニーランドが好きな方は、「今度旅行に行くなら、どの順番で回ろうかな？」や「どの時期に行くのが一番面白そうかな？」などと考えていると、時間があっという間に過ぎていきます。
今の状況を頭の中でグルグル考えても、いい方向に向かうことはありません。目の前のことに没頭し、悩んでいたことから距離をとると、意外にも自分が感じていた負の感情を忘れる事ができます。
7．孤独感や疎外感を感じているのは、自分ひとりだけじゃない
強い孤独感や疎外感を感じているのは、自分1人ではないことを知っておいてください。今この場で、みんなが幸せそうに、楽しそうに笑っていたとしても、その笑顔の裏にはあなたと同じ孤独を抱えているかもしれません。
人の心はその人にしかわかりません。そう考えれば、自分だけが不幸ではないことに気づくことができます。言霊という言葉があるように、常に「自分だけが孤独だ。」と思い続けていると、その通りになっていってしまいます。
そんな時「寂しいのは、孤独なのは自分だけじゃない。」と言い聞かせ、そう思い込んでみましょう。「自分だけじゃない。」と感じられれば、疎外感や孤独感と少し距離をとることができるはずです。
8．気の合う仲間を見つける
気の合う仲間を1人見つけてみましょう。人は大勢でいるときに、周りとの関係がうまくいかないと疎外感を感じてしまいます。そこで大勢と仲良くすることは難しいとしても、仲良くなれそうな人や同じように1人でいる人を見つけ、仲良くなってみてください。
1人でなく2人でいるだけで、疎外感や孤独感は大幅に和らぎます。勇気が出ない場合は、とりあえず挨拶だけも交わしてみましょう。たった１人の状態から脱するだけで、感じていた孤独感から解放されるはずです。
9．自分をしっかりもつ
自分をしっかり持っている人は、1人でいても孤独感や疎外感を感じません。そこで、1人で行動することに慣れてみましょう。例えば、好きな場所に行き、自由に行動してみます、歩くのに疲れたらカフェで休憩してもいいですね！
最初は周囲の目が気になるかもしれませんが、周りに合わせることなく自由に行動できる楽しさを知れば、次第に気にならなくなります。「周りはそれほど自分を見ていない。」とよく言いますが、これは正確ではありません。周りは見ています。しかしあなたが気にするほど、あなたの詳しい状況までを鑑みている人はいません。
ぜひ一人の時間を思いっ切り楽しんでみてください。
10．目の前のことに集中する
目の前のやるべきことに集中してみましょう。職場でやるべきことは仕事であり、同僚と仲良くすることではありません。もちろん協力しなければ進められない仕事もあるため、最低限のコミュニケーションは必要です。
しかし職場は仕事をするため、学校は勉強をするために存在しています。疎外感や孤独感は人同士の摩擦で起こります。ならば一度その摩擦の原因となる人間関係から距離をとり、やるべきことに集中すれば、自ずと寂しい気持ちを紛らわすことができますよ！
11．よく見るSNSと決別する
TwitterやFacebookなどのSNSとの付き合い方を考えてみましょう。他人の生活をいつでも覗ける環境は、気持ちがプラスの時は素直に受け止められますが、疲れているときは他人と比較してしまい落ち込む原因になってしまいます。
友人はこんな家に住んでいるのに、私は小さな賃貸マンションにしか住めない・・。彼女いま田舎の地元に住んでいるけど、自分は都会に出て華やかな生活を送っている・・など、自分を上に見るにしろ、下に見るにしろそれぞれ違ったストレスがかかってしまいます。
最初は手放したことにより、手持無沙汰な感覚になるかもしれませんが、一度離れてみると誰かと比べたり比べられたりしない世界は、とても気持ちが楽なことに気が付きます。本当に大切な世界は現実です。ぜひリアルの生活を大切にしてください。
12．音の力を借りる
孤独を感じるときはテレビやラジオの力も借りてみましょう。孤独に苛まれている時、無音の空間はより孤独感や疎外感を押し上げてしまいます。そんな時にテレビやラジオをつけると、騒々しい音たちで幾分か気が紛れます。
お笑い番組などを見ているなら、ボケのほうに突っ込んでみたり、ニュース番組を見ているなら持論を展開してもいいですね！また、少し気がまぎれたら、作り手の思いに耳を傾けるのも面白いです。
テレビやラジオの作っている人たちは、見たり聴いたりしている私たちに届けたい思いを持っています。寂しさを紛らわすために見ていたテレビども、作り手の思いにまで目を向ければ有意義な時間に変身します。
13．仮面を被り嘘のつく必要がなかったと思う
あるコミュニティの中で、自分以外の人たちが親しげに話していたとしても、本当にその人たちが親しいかどうかはわかりません。1人でいることに不安な人たちが、口先だけで一見親しげにしていることの方が現実には多いのです。
また、仮に本当にその人たちが親しい間柄だとしても、心の奥底までわかりません。本当は自分と合わないけど、子供のためにママ友に合わせている。学校で1人になるのが怖いからとりあえずつるんでいるなど、様々な場面が考えられます。大きな声に出さないだけで、そんな妥協した人間関係は、意外なほど多いです。
そんな時、孤独だろうと「自分はそんな芝居をせずにすんでよかった。」と思いましょう。周りにも自分にも嘘をつき、仮面を被りながら、笑顔で周囲に溶け込むことは苦痛です。いくら孤独を感じようと、自分に嘘をつかずに、周りをだまさずに孤独を貫くほうが、ずっと楽です。
14．生きるものすべては孤独だと知る
人は一人で生まれ、死ぬときも一人です。人だけでなく生けるもの全てが、生まれ落ちた瞬間から死に向かって歩いています。そしてその死の瞬間を予期することは、誰にもできません。
皆いずれ孤独に死んでいく運命ならば、ぜひ今の瞬間を大切にしてみてください。どうせみな孤独に死んでいくのならば、今孤独なことは些末な問題です。それよりもぜひ、生きている今をどうやって楽しみ尽くすかを考えてみましょう。
そうやって考えを巡らせているうちに、孤独感や疎外感が薄らいでいることに気が付けます。
15．読書感想文を書く
孤独を紛らわすために本を読んだら、次はぜひ感想文を書くことにチャレンジしてみてください。読書感想文というと、小学校などの宿題を思い起こさせますが、感想文を書くことは読んだ本の理解を深めることに繋がります。
本を読みその感想を熱心に綴っている間は、読書やまとめることに没頭できるため、孤独感に襲われることはありません。そしてこの小説はどこが面白かったのか、どこが他の作品と違うのかを考えると、登場人物の心情や世界観をより深く理解することができます。
ぜひ疎外感や孤独感に苛まれたなら、好きな本を手に取りその世界をじっくり研究してみましょう。
16．食生活を改善してみる
疎外感や孤独感に苛まれている時は、是非、料理を楽しみ食生活を改善してみましょう！食は私達の身体に直結しており、食生活に気を配ることは、自分を大切にすることにつながるため、食事方法に少し気を付けるだけで、心は元気を取り戻していきます。
外食やコンビニ弁当などが多い方は、果物やサラダなどを積極的に摂取してみましょう。身体に気を使った料理を食べる事で、体調も整います！
17．孤独とはなにかを考える
孤独とは何かを一度真摯に考えてみましょう。
孤独の感情を生み出しているのは自分自身です。「あの人に仲間外れにされた。」といった気持ちを生んでいるのはあなた自身であり、それが真実かどうかは実はあまり関係がありません。何かネガティブに感じることが起こっても、その事柄を自分がネガティブに受け取らず、ポジティブに受け取る訓練をすれば、もう孤独感や疎外感に悩まされることはなくなります。
例えば「コップに水が半分ある。」事実を、「コップには、あと半分しか水がない。」と感じるか「コップには、まだ半分も水がある。」と感じるかはあなた次第です。「あの人に仲間外れにされた。」と感じるか「あの人、話しかけても返事をしなかったけど、今日は調子が悪いのかな？」と感じるかで、心の負担は大きく変わります。
感じる気持ちは自分で意識して変えることができ、そして大きな成果をもたらします。ぜひ今日から少しネガティブな事に出会ったら、ポジティブに考える癖をつけてみたください。この癖が身についたとき、あなたは孤独という人生のテーマを一つクリアすることが出来ますよ！
18．生活スタイルを変え一人を徹底的に楽しむ
孤独や疎外感は人同士で生まれます。そこで生活スタイルを変え、徹底的に一人でいることを追求すれば、そもそも孤独感や疎外感を感じることはありません。平日は仕事に集中し、休日は趣味に没頭する様に、生活スタイルを変えてみましょう。
周りから孤独な人と思われようが、自分自身が好きに楽しく生きられているなら、なんの問題もありません。現在独身や一人暮らしで孤独や疎外感を抱えているのならば、ぜひ徹底的に一人タイムを極め、その時間を楽しんで下さい！
19．人の役に立つことをする
人の役に立つことをしてみましょう。孤独感を感じている時、人は同時に「こんな自分なんか、いてもしょうがない。」、「自分は何もできない。」と無力感を感じています。そこで人の役に立つことを行うことで、自分の存在意義を感じてみましょう。
小さなことからで構いません。ゴミを拾うとか、スーパーでお年寄りや子供連れの人がいたら扉を開けてあげる。そんな小さな親切でも、「ありがとう。」のお礼の言葉をもらえることがあります。そうやって小さな「ありがとう。」をだんだん積み重ねていくと、なんとなく誰かの役に立っているような気がして自分に自信が持てるようになります。
きっと誰もが一人ではないし、そこに存在しているだけで本当は十分なのです。しかし、時々人は、暗いカーテンに覆われるように孤独感に襲われてしまいます。そんな時、誰かの「ありがとう。」がそのカーテンを開け、青空を見上げるきっかけをくれます。
20．打ち込めるものを探す
1人で楽しむことができる、趣味を探してみましょう。孤独感や疎外感と決別するためには、他人は他人、自分は自分という割り切った考え方が大切です。しかし何もすることがないと、卑屈な考え方はふつふつと沸き上がってきてしまいます。
打ち込むものは、ゲーム、読書、釣り、アウトドアなど1人で楽しめるものにします。趣味を持つことは、孤独感を遠ざけるだけでなく、生活自体に潤いをたらすため、ぜひこの機会に、とことん打ち込める趣味を探してみましょう。
まとめ
孤独感や疎外感といった感情は、人が生きていく上で多かれ少なかれどうしても感じてしまうものです。しかし、それに大きく左右されるか、そうでないかは自分次第です。
この中で、一つでもあなたに合った対処法があることを願って。
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