今回は想像力を鍛えるための訓練方法について、詳細に記載します。想像する事は、人特有の行動で、想像力豊かに過ごす事は、その人の人生を実り多きものにします。しかし、中々想像力が沸かずに困っている人が多い事も事実です。
今回はそのような方に向けて、想像力を鍛える具体的な方法についてまとめました!
では、いってみましょう!
想像力を鍛える為に知っておくべき事
何かをアウトプットをする事は想像力を鍛える
想像力を鍛えるためには、アウトプットをして脳内の記憶の量を増やさなければいけません。想像力とは物事を連想する事ですが、そのためには自分の脳の記憶の引き出しを、すぐに引き出せるような状態でなければ困難な作業です。
自分の体験した事や、覚えたことがあって、初めて新たに想像したり考える事が可能となります。そもそも、基本的に人は物事を覚える時に、長期記憶と短期記憶の2つを繰り返し、短期記憶が定着化する事で、長期記憶となっていくメカニズムがあります。
そのメカニズムを利用し、脳内の情報を整理するために、アウトプットを心掛けなければいけません。現代はスマートフォンやテレビなどで、たくさんの情報が公開されインプットしやすい便利な時代となっていますが、逆に自分で考える事が低下し、脳内の記憶力等が低下しやすい環境とも言えます。
それを予防し、かつ想像力を膨らませるために、アウトプットをして自分の脳内情報を整理し記憶の定着化を図る事で、想像力を鍛える事が出来ます。
想像力を鍛えるための具体的な訓練方法!
映画やドラマ、アニメなどの展開予想をする
想像力を鍛えるためには、映画やドラマ、アニメなどの展開を常に予想する方法がおすすめです。
まずはあらすじを見て、最後までの展開予想をします。話の展開はどう持っていくのか、ヒロインとはどうくっつくのか、アクションならラストに戦うのは誰なのか、どう苦戦するのか。そもそも戦わないで終わるのかなど、無理があっても良いので、何通りも、思いつくだけ展開予想をしてみましょう。
また合わせて、キャラクターが喋るセリフも想像してみて下さい。これまでの流れや、これからの流れを考えて数通りパパッと考えてみましょう。これは、想像力の瞬発性のアップにも繋がります。
ただし、これらの方法は、作品の傾向がわかってくると、ほぼ想像通りの展開が待っていることになり、純粋に物語を楽しめなくなるという、諸刃の剣でもあります。頭を空っぽにして見る事も想像力を強化する大切な方法なので、たまには何も考えずに純粋に映画などを楽しみても良いでしょう!
小説を読む
小説を読むことは、想像力を鍛える為に、非常に有効な方法の一つです。なぜなら、本を読むことで文章から意味を考え推測し、想像することができるからです。本の中でも小説はストーリーを頭の中で描きながら読むことができるため、想像力の強化に役立ちます。
小説と言っても色々なジャンルがあるため、どの小説が想像力を鍛えるのに適しているか分からない方もいるかと思います。そこで、おすすめしたい小説の選び方は、普段あまり気にも止めないような題名の本を積極的に読むことです。
自分の興味のある本であれば、すぐに想像できスラスラと読めると思います。しかし、この方法だと簡単に想像できるが故に、想像力を鍛えるという点においては、やや難があります。自分が普段手に取らないようなジャンルの小説を読むことで、文章の意味を考え推測し想像できるため想像力の強化に役立ちます!
漫画を読むことで展開や登場人物の心情について想像する
漫画の読む事は、小説を読むことと同様に、想像力を鍛えるトレーニングとして、非常に良い方法の一つです。小説と違い絵で表現されているため、想像力を強化するという点ではやや弱いですが、その分ハードルが低く活字が嫌いな人でも取り組み易い方法です。
想像力を刺激するために、おすすめな漫画の読み方としては、作者の考える意図や、登場人物の心情を物語から推察しながら読んでみましょう。これは、相手の意図を汲む訓練にもなります。
ジャンルは何でも構いませんが、小説と同様に、自身が触れた事がないジャンルの漫画に積極的に触れることで、より想像力を鍛える事が出来、知見も広がります。
自分を無にして1人の時間を作る
何か想像する場合には、一人でじっくり考える時間が必要となります。とにかく、静かなところで、1人でぼーっとして、まず自分を無にするのです。想像する前に、頭の中を空っぽにすることで、よりスムーズに物事を考える事が出来る様になります。
もし、無の状態になる事が難しいと感じる方は、音楽を聞いてリラックスしてみたり、外に出てベランダに椅子をおいて、自然の空気を感じてみるのも良いでしょう。頭がすっきりするまで過ごしたら、次第に想像する力も増してくるはずです。
身の回りの商品のストーリーを考える
既にある身の回りの商品の完成秘話を、ストーリー形式で考える事も、想像力を強化する方法の一つです。例えば、話題になっている次世代型商品が発売になったとします。その商品が完成するまでのストーリーを自分流で創造します。
商品ができるまでには、実に多くの葛藤があり、勝負した背景があります。競合他社とどのように差別化したかや、販売目標を達成するためにどのような努力があったかなど、想像すべき点は多くあります。それらを詳細に考えてみましょう。
上手く商品のストーリーを考える事が出来る様になれば、次第に楽しくなり、更に想像力が膨らみます。展開の構成に慣れてくれば、自分が不便に思っている商品を、「自分ならもっと使いやすくする。」や、「単価を抑えるための代替え材料はないのか。」など、日常的に面白い発想が出来るようになりますよ!
周りのものや思いついたことから物語を作る
時間があいた時や、手持ち無沙汰なとき、スマホなどはいじらずに、その時ぱっと思いついた設定や単語などから、目についた物などから適当な物語を作りましょう。それだけでも想像力を鍛えることに繋がります。
設定は突飛なものでも良く、急に地震が起こったり、周りが全部ゾンビになったりしたらその場所でどう対応するかなど、様々なことを想像し、物語を作ってみましょう。
登場人物も現実でも非現実でも漫画の中からでも良いので、とにかくストーリーが破綻しないように話を作っていきましょう。常に物語を考えていると、色々な設定が思いつき、想像力が強化されます。ただし、あまりに考えすぎると、常に妄想に耽っている状態になってしまうので、その点は注意してください!
全く別の視点で物事を見る様にする
想像が沸かず、困っている時は、色々な物事について、全く別の視点から見てみることをおすすめします。想像力が無い方というのは、基本的に物事について一方向からしか見ることが出来ておらず、視野が狭まっている状態です。
その為、意識して、物事を多角的にみる癖をつけてみましょう。例えば一つの絵を見た時に、それが綺麗だと感じたのであれば、何故綺麗と感じたのかを分析するとともに、逆に美しくないところはどこかなどを考えてみましょう。
物事には様々な面があります。それらを把握する癖をつければ、不思議と自身の中の引き出しが増え、想像力が豊かになるでしょう。
パソコンやスマホから離れてみる
想像力を鍛えるためには、まずパソコンやスマホで長々とネットを見る時間を減らしてみましょう。
インターネットでゲームをしたり、芸能記事を読んだり、巨大掲示板などで他人と意見交換したりなど、ネットは私達にとって身近なものですが、それに浸った生活は、想像力が衰える要因の1つとなります。
想像力は、普段から五感を使って刺激を受けることで、養われていきます。想像力を豊かにするには、ネットの世界から離れ、外に出かけて季節を肌で感じてみて下さい。1人になって自然の多い所を散歩してみたり、スポーツをしてみたり、芸術に触れたりしながら、自身の五感を使い感性を研ぎ澄ましてみて下さい。
ちょっと変わった想像力を鍛える方法!
寝る前にオリジナルストーリーを創作する
寝る前に自分のオリジナルストーリーを考える事も、想像力を鍛えるトレーニングの一つです。頭の中で簡単な物語を作り、その主人公を自分と設定して、プロットを組み立ててみましょう。
この方法のメリットとして、想像したストーリーの続きを、夢の中で楽しめる可能性があります。もちろんいつも上手くいくわけではないですが、入眠前は覚醒状態に入っているので、その前に想像した事が実際に夢に出てくることが間々あります。
実際に著名な漫画家などは、睡眠時に近くにネタ帳を置き、思いついたネタを書き込んでおくなどの方法を取っている方もいます。睡眠のメカニズムについては、まだ不明な部分も多いですが、創作活動をしている方で、ネタに悩み、想像力を鍛える方法を探している方は、是非一度試してみましょう!
まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
想像力を鍛える方法について、様々な方法をまとめてみました。本エントリーが想像力が乏しく、困っている方の参考になれば幸いです。本記事については、時間を見つけて少しずつ追記予定です!面白い想像力を鍛える方法を見つけたら、別途修正します。
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