許せない時に相手を許すための14の方法!

今回は、許せない時に相手を許すための方法や、「許せない」という感情が続くとどのような事がおこってしまうのかについて、詳細に説明していきます。

人は誰しも一度は「許せない」という強い感情を抱いたことがあるのではないでしょうか。

自分のプライドを傷つけられたり、馬鹿にされたり、と様々な場面が考えられますが、どうしても相手を許す気になれない事は間々あります。

そのような方に向けて、本記事が何かのきっかけになれば幸いです。

以下、目次となります。お好きなところからお読みください!

相手を許せない場合どのようなことが起こってしまうのか

まず、相手を許せない場合、どのようなことが起こってしまうのか説明します。

「許せない」というネガティブな感情を抱えたまま過ごす事は、あなたの人生において様々なデメリットを生みます。

以下、その詳細について確認していきましょう!

人間関係が破たんする

相手を許せない場合、その相手との人間関係が破たんし、さらに、当の問題には無関係な他者との人間関係まで破たんしてしまうことがあります。

どうしても許せない時というのは多くの人が経験することでしょう。しかし、許せない状態が長く続いてしまうと、まずはその相手との人間関係が破たんします。

「許せない相手だから、例え破たんしても問題ない」と思うかも知れません。しかし、人間関係とは複雑に絡み合っているものです。あなたがその相手を許せなかった場合、他者との関係にも解れが生じることがあります。

破たんしてしまった人間関係は、そう簡単には修復できません。学校や会社などの閉鎖的な環境でそれが起こってしまった場合、最悪、あなたは孤立してしまう可能性もあるのです。

判断力、思考力の低下

相手を許せないことで、判断力、思考力の低下が引き起こされることがあります。

相手を許せないという感情を持っている状態では、怒りや憤り、悲しみなどのネガティブな感情を伴うことが多いものです。ネガティブな感情を持っていると、今後起こることもネガティブな結果となるように考えてしまう傾向があると、心理学では語られています。

これは、ネガティブな結果を予測しておくことで、今以上にネガティブな状態になるリスクを回避しようとする働きによるものです。

この働きによって、ネガティブな感情に支配されている人は実際よりも物事の状況が悪く見えてしまうことがあります。そして、客観的に物事を考えることが難しくなり、判断力や思考力が低下している状態となってしまうのです。

コルチゾールの分泌過剰または不足による体調不良

相手を許せない状態にいる場合、大抵はストレスを感じていると思います。

人はストレスを受けることで、脳内でコルチゾールというホルモンが増加します。コルチゾールは、本来はストレスから体を守るために分泌される抗ストレスホルモンです。しかし、大きなストレスを受けたり、持続的にストレスを受けることでコルチゾールが過剰に分泌されると、体に様々な不調が発生していきます。

コルチゾールが過剰に分泌されると、高血糖、免疫力の低下、筋肉の分解、不眠(脳が興奮状態となり入眠が困難になる)、記憶力の低下、骨粗鬆症などを引き起こします。高血糖は、全身の倦怠感や消化器症状(吐き気、腹痛、下痢など)の原因となります。

さらに、コルチゾールが過剰に分泌され続けると、腎臓が疲弊していきます。コルチゾールは腎臓で作られているのですが、腎臓が疲弊することで、今度はコルチゾールを作り出すことが出来なくなります。

そして、今度はコルチゾールの分泌が不足している状態となってしまうのです。

コルチゾールの分泌が不足すると、低血糖、無関心、不眠(中途覚醒により熟睡出来なくなる)などが引き起こされます。低血糖は、発汗や手足のふるえ、動機などの原因となります。

このように、相手を許せないことが原因で、多くの体調不良を引き起こす可能性があるのです。

時間を浪費してしまう

相手を許せない気持ちにとらわれてしまい、相手を許せない原因となった問題にばかり意識が向いてしまうことがあります。

すると、考えが堂々巡りになり、たくさんの時間を浪費してしまうことに繋がります。

許せない問題について考えることで着実に解決に向かっているのであれば、その問題を考えることにたくさんの時間をかけても良いかもしれません。

しかし、同じことばかり考えてしまい問題解決が進まないようであれば、それはただの時間の浪費になってしまいます。

同じことばかり考えてしまうことで、怒りや悲しみを増幅させ、許せない気持ちがさらに強くなってしまう可能性もあります。

機会損失を招いてしまう

相手を許せない気持ちを持っていると、それが様々な機会損失を招くことがあります。

前述したとおり、相手を許せない状態は、人間関係の破たん、判断力や思考力の低下、体調不良を引き起こします。

人間関係が悪化することによって、あなたの周りの情報伝達速度が悪化します。許せない相手からだけでなく、不穏な雰囲気を察知した他者からも、情報が入ってこなくなる可能性があるのです。「なんだか問題を抱えていそうだから、今話しかけるのはやめておこう」となるのです。

情報は鮮度が命です。

「昨日、あなたがすごく欲しがっていたものが半額で売っていたよ!今日見たらもう売り切れだったけど。」「先月、お前が狙っていた女の子が彼氏と別れたんだ。数日前にまた新しい彼氏が出来たみたいだけど。」リアルタイムに情報が得られていれば、欲しかったものを半額で買えていたかもしれないし、狙っていた女の子の彼氏になれていたかもしれません。

新鮮な情報を得る機会が失われてしまうことで、様々な機会損失を招くのです。

同様に、判断力や思考力の低下、体調不良が引き起こされると、それによっても様々な機会損失が発生します。

正常な判断力があれば得ることが出来た仕事を、みすみす逃してしまうかもしれません。元気な体でいれば楽しめたレジャーが、ただの辛い時間になってしまうかもしれません。このように、心身の不調も、様々な機会損失を招きます。

許せない時に相手を許すための具体的な14個の方法!

人により、怒りや、悲しみ、恨みなど様々な感情が渦巻き、どうしても相手を許せないと感じることがあるはずです。

しかし、上述した様に、相手を「許せない」場合に、どのようなデメリットが生じるのかは、十分理解出来たはずです。

いつまでも「許せない」という感情を持つことは、あなたの人生をストップさせ、先に進むことが出来なくなります。

そのため、本項では「許せない」と感じる相手を「許す」為の具体的な方法についてお教えします。

方法1.「相手を許せないデメリット」と「許せない気持ち」を天秤にかける

まずは、どのようなデメリットが想定されるか、しっかり認識しましょう。上述した「相手を許せない場合どのようなことが起こってしまうのか」を、もう一度じっくり、よく読んでみて下さい。

もちろん、相手を許せない状態がもたらすデメリットは、上述した内容が全てではありません。他にもたくさんのデメリットが発生する可能性もあります。思い付く限り、どのようなデメリットがあるか考えてみましょう。

これらのデメリットについてしっかりと確認が出来たら、あなたの「許せない気持ち」と、これらの「相手を許せないことによるデメリット」を、天秤にかけてみて下さい。

今のあなたは、「許せないことによるデメリット」が起こるリスクを背負ってまで、あなたの「許せない気持ち」を大切にすべき状況でしょうか。

「許せない」という意地や思い込みだけで、数々の要らぬリスクを背負っているのではないでしょうか?

案外、「許せない」気持ちは、冷静に考えたらそれほど大切にすべきものではないことに気付けるかもしれません。

方法2.「許す」ことで得られるメリットを考える

「相手を許すことで得られるメリット」についても考えてみましょう。

まず、前項で考えた「許せないことによるデメリット」が発生するリスクを回避することが出来ます。

ストレスから解放され、「許すことが出来た」という満足感、安心感を得ることも出来ます。

さらに、相手を許すことで、相手の承認欲求が満たされます。一般的に、自らの欲求を満たしてくれる相手には、好印象を持つものです。

これにより、相手との関係が今までより良好になる可能性もあります。

方法3.相手の個性を尊重する

当然ですが、相手とあなたは異なる人間です。体、心はもちろん、周りの環境、立場など、様々なことが異なっています。

たとえ似ている人間でも、一卵性双生児の双子でも、全てが同じではありません。また、同じ人間でも、その時によって状況も考えも、気分も変わります。

あなたは、「自分ならこうするのに、相手はあんなことをした。」という思いから、相手を許せない状態になっているかもしれません。しかし、その時のその相手にとって、その行動が自然な選択だったのです。

あなたの当たり前が、相手にとっても当たり前だとは限らないのです。

人はそれぞれ違うことを認識し、個性を尊重する気持ちを持ちましょう。だんだんと、「それなら仕方ない」と思えるようになってくるでしょう。

このように、相手の立場に立って考える方法については、以下のエントリーにより詳細にまとめてあるため、参考にして頂ければ幸いです!

相手の立場に立って考える10個の方法!

方法4.自分の失敗を思い出す

相手が何らかの失敗をしたことが許せない時は、過去のあなたの失敗を思い出してみましょう。

その時あなたは、自ら望んで失敗をしたのでしょうか。きっと違うと思います。相手も、望んで失敗したわけではないはずです。

「自分ならそんな失敗はしない」と思うかもしれません。ですが、前述したように、あなたと相手は異なる人間です。

あなたが失敗せずに出来ることも、相手には難しい問題である場合もあります。逆に、相手がたやすくこなしてしまうことでも、あなたには難しい問題であることも十分ありえるのです。そんな時に、相手から責められ許してもらえなかったら、どうでしょうか。

自分の失敗を思い出すことで、相手の失敗に対して寛容な気持ちが持てるようになるでしょう。

方法5.相手を許せない気持ちを分析してみる

あなたが相手を許せない気持ちについて、紙に書き出してみましょう。マインドマップのようなものでも良いですし、ただの箇条書きでも構いません。

なぜ許せないのか、あなたはどんな気持ちなのか、相手にどうして欲しかったのか、あなたならどうしたのかなど、思い付くことを何でも書き出してみましょう。

書き出すことで、あなたの考えや気持ちを可視化することが出来ます。可視化することで、考えや気持ちを整理して再認識することが出来ます。

この作業をすることで、あなたがなぜ許せない気持ちになっているのか、原因が見えてくると思います。

あなたの中で、1番強く引っかかっているところと、そうでないところを明確にしましょう。考えや気持ちに優先順位を付けるのです。

これによって、妥協点が見付かるかもしれません。気持ちの整理が出来れば、許せないと思っていたこと自体が勘違いだったことに気付くかもしれません。

方法6.冷静な状態で相手ともう一度話してみる

可能であれば、あなたが相手を許せない原因となっている問題について、相手ともう一度会話をしてみましょう。

会話をする時は、双方が冷静な状態であることが必須です。

冷静になって相手と改めて会話をし、相手の気持ちや考え、その時の状況を確認してみて下さい。勘違いや思い込みに気付けるかもしれません。あなたが予想もしていないような深い考えを、相手が持っていたかもしれません。

もしかしたら、とても体調が悪かったのかもしれません。とても悲しい出来事があったばかりだったのかもしれません。

様々なことを確認してみて、その上であなたにとってそれが本当に許せない問題だったのか、よく考えてみて下さい。

冷静に会話をしているだけで、許せない気持ちが収まってくることもあります。「その状況だったら仕方ない」と、快く許せるかもしれません。そもそも、許せないような問題では無かったことに気付けるかもしれません。

方法7.自分の立場を鑑みる

あなたの立場を鑑みてみましょう。あなたは、その相手に対して「許す」、「許さない」をジャッジしなければいけない立場でしょうか。

もしかしたら、今あなたが心を痛めている問題は、あなたが判断しなければいけない問題では無いかもしれません。あなたが気にしなくても良いようなことかもしれません。

他者に任せることが出来る場合、丸投げしてしまっても良いでしょう。あなたが全てを背負う必要は無いのです。

方法8.相手を下に見る

相手を対等な相手だと思っているからこそ、許せない気持ちがくすぶり続けている可能性があります。

一旦、実際はどうであれ、相手のことを「自分より下の人間だ」と思って見てみましょう。(この方法は、一般的、モラル的にあまり良いと言える方法ではありません。うっかり口に出してしまうと、新たな火種を生むことにもなりかねません。あなたの頭の中だけで完結させるよう、十分に注意しましょう。)

「相手は、あの時あんな対応しか出来ないような可哀想な人間だ」「相手は、あんなことも思いつかないような頭の弱い人間だ」など、「相手を許せない問題が起きたのは、相手が自分より能力的に下だったから」と理由付けしてみるのです。

幼稚園児が物理の方程式を解けなくても、一般人が短距離走の金メダリストに100メートル走で追い付けなくても、誰も許せないとは思いません。それと同じだと考えるのです。

これが難しい場合、逆に「自分は相手より上の人間だ」と思うのでも良いでしょう。全ての面で、「自分が上」と思うのは難しいと思いますが、「あの時起きたあの問題に関しては、自分の方が処理能力が上だった」と考えるのです。

少しは許せない気持ちが収まってくるのでは無いでしょうか。

方法9.未来に目を向ける

「許せない問題」が起こったのは、過去のことです。あなたがその問題を許しても許さなくても、その問題について悩んでも悩まなくても、「許せない問題が起こった」ということは事実であり変えられないのです。

そのような過去のことにいつまでもとらわれているのは、時間的にも、心身にとっても、とてももったいないことです。さっさと許してしまって、さっさと未来に目を向ける方が、はるかに有意義だと言えるでしょう。

未来に目を向けていると、過去のことを考えている時間が無駄なものに感じてくるのではないでしょうか。この先に起こる、楽しいことや幸せな時間を想像しましょう。「もういいかな」という思いが湧いてくるかもしれません。

方法10.身近な人への影響を考える

相手を許せない状態でいることで、イライラしたり怒りっぽくなったりします。すると、自分でも気付かないうちに、無関係な身近な人に対しても、嫌な態度で接してしまったり、冷たい言動を取ってしまったりします。

誰しも、理不尽な対応をされたら嫌な気持ちになってしまいます。理不尽な対応をしてしまった相手が精神的に未熟な子どもである場合、心に深い傷を付けてしまう可能性だってあります。

あなたのことを大切に思っている人達は、あなたが悲しい顔をしていたら、心配するでしょう。怒りに満ちた顔をしていたら、困ってしまうでしょう。あなたの気持ち次第で、身近な人まで精神的にダメージを受ける可能性があるのです。

あなたのことを大切に思っている人達は、あなたに笑っていて欲しいし、幸せでいて欲しいはずです。身近な人達を安心させるために「相手を許す」という選択をする、と考えてみましょう。

方法11.とにかく寝て許せない感情を薄める

人は睡眠を取る事により、その感情を薄めることが出来ます。例えば、何かに対してやる気になっている時に、睡眠を取り朝起きると、そのやる気がなくなっている事はありませんか。

この体の機能は、ポジティブな感情を抱えている場合は迷惑な仕組みとなりますが、「許せない」などネガティブな感情を抱えている場合は非常に便利な仕組みとなります。

「許せない」感情が強すぎて中々寝付けない場合は、入浴やアロマなどでリラックスしてからベッドに入るようにしてみましょう。ぐっすり寝て、朝日と共に起きれば、絶対に許せないと考えていた感情が和らいでいるかもしれません。

また、睡眠を取ることで時間的にも一旦間をおくことが出来るため、その間に相手や状況に変化があり、許すことへのハードルが下がっているかもしれません。

方法12.入浴

入浴には、気分転換やリフレッシュの効果があります。特に、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、リラックス効果を得ることが出来ます。

体を温めて血行を良くすることで筋肉がほぐれ、物理的にも緊張を和らげることが出来ます。

このように、入浴することで、許せない気持ちによって引き起こされた心身の緊張状態が和らぎます。同時に、許せない気持ちも和らいでいくでしょう。

時間が無い時は、シャワーを浴びるだけでも気分転換になるので、試してみましょう。

方法13.温かい飲み物を飲む

温かい飲み物を飲むという行為には、心の緊張を和らげる効果があります。

入浴にも通じることですが、身体的に温かいと感じることは、精神的に温かいと感じることと近しい脳の働きをすると言われています。体を温めることは、心を温めることにもなるのです。

可能であれば、リラックス効果のある成分が含まれている飲み物(カモミールティー、ミルク、ココアなど)を選択すると、より良いでしょう。

心を温めることで、許せない気持ちも和らいでいくかもしれません。

方法14.体を動かす

適度に体を動かすことで、脳内にエンドルフィンという物質が分泌されます。エンドルフィンには、気分を高めてストレスを解消する効果があります。

また、セロトニンという物質も分泌されます。セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれ、幸福感をもたらし心を穏やかにする効果があります。

うつ病の治療にも運動療法が取り入れられるほど、体を動かすことで得られる心の効果は大きいのです。

「考えても考えても、どうしても許せない」という状態の時は、一旦考えることをやめ、無理矢理にでも体を動かしてみると良いでしょう。

物理的にアプローチすることで、許せない気持ちもほぐれていくかもしれません。

どうしても許せない場合はどうすれば良いのか

ここまで、相手を許す方法を様々記載してきました。この中の方法を試してみても、どうしても相手を許せない場合はどうしたら良いでしょうか。

大抵の場合、おそらくは時間が解決するはずですが、それでもどうしても「許せない」場合は、以下の考え方も知っておいてください。

「許さない」ということも選択肢の一つ

相手を許さないままでいることも、ひとつの選択肢となります。

その「相手」は、あなたにとって大切な人でしょうか。今後、あなたの人生に何らかの影響をもたらす可能性のある人でしょうか。

そうで無ければ、許さないままでいても、大きな弊害はありません。道端でひったくりにあった時、犯人を許す必要が無いことと同じです。

その後、相手に接触する機会が無ければ、あなたが思い出さない限り嫌な気持ちが蒸し返されることもありません。(逆に言うと、頻繁に思い出して嫌な気持ちになってしまうのであれば、許す努力をした方が楽な場合もあります。)

相手が、今後あなたの人生に影響を及ぼすような人でなければ、そのまま関係を断ってしまっても問題無いでしょう。誰とでも仲良くしていく必要など無いのです。

許すために心を砕くより、許さないままでいる方が楽なのであれば、「許さないままでいる」という選択肢を選ぶことが最善なのかもしれません。

まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

「許せない」時に相手を許す方法について、様々な点からまとめてみました。この中にあなたの「許せない」という感情を薄める方法が一つでも見つかれば、これ以上嬉しい事はありません。

許せないという感情に支配されている時は、どうしても視野が狭くなりがちです。しかしそこから一歩引いてみて、冷静に状況を眺めてみれば、自然と心が落ち着いてくるかもしれません。

あなたに寛容な心が戻る事を祈って。

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