人たらしの特徴と人たらしになる方法!愛される人になろう!

どうしても憎めない人、誰から評判を聞いてもいい話しか出てこない人、そんな人の懐に入り込むのが上手な人を「人たらし」と呼びます。では人たらしとは具体的にどんな人なのでしょうか?そして自分が誰からも可愛がってもらえる、人たらしになるにはどうしたらいいのでしょうか?

今回はなることができればなにかとお得な、人たらしについて紹介していきます!

人たらしとは?

人たらしとは「女たらし」「男たらし」同様に、「人をたぶらかす人」「だます人」というネガティブな意味で使われてきました。

しかし昨今では人たらしは、「人の懐に入り込むのが上手な人」「世渡り上手なバランス感覚のいい人」という、ポジティブな解釈をされることが多くなりました。

男女問わず、人と人との垣根が低く接しやすい人、何を言われても憎めない人というのが現在の「人たらし」の意味となっています。

人たらしの人の特徴!

他人が嫌がることを本能レベルで察知

人たらしは、他人が嫌がることを本能レベルで察知できます。

人たらしである以上、対面している人を不愉快な気分にさせることは皆無です。そして、その才覚たるや本能レベルとしか言いようがありません。

人間は、様々な経験を通して、生きる術を磨いていきます。それでも中には、数回に亘って経験を積んでも活かせない人、そもそも大切なことと認識できない人もいるわけです。

ところが、人たらしの場合は、他人との接し方がとてもスマート。それは、年齢を重ねたからでも、経験値のお蔭でもありません。既に、人たらし自身に備わっているのです。

だからこそ、人たらしは特別に好かれないことがあったとしても、嫌われることはありません。それは、嫌がることをされない、言われないと信頼されているからです。

人間は、一度でも嫌なことをされると記憶に残ってしまいますが、人たらしはこのような過ちを絶対に犯さないため、苦手な人リストの候補にすら上がりません。

他人の意見に耳を傾ける

人たらしには、他人の意見に耳を傾ける細やかな一面があります。

例えば、リーダーシップに長けている人は、いつも人に囲まれて楽しそうに見えます。ただし、目立たないながら敵も少なからず存在しています。「ああいう人は苦手」と、あからさまに避けられることもあり、味方ばかりとは限りません。

加えて、大人数をまとめるためには致し方がないと、少数派の意見はなかったことにしてしまう大雑把な面が否めません。そのため、効率の良さを重視してくれる人の支持は多く得るものの、不満がくすぶる事態を避けられないのです。

一方で、人たらしにはリーダーシップに長けている人にはない、とても細やかな一面があります。何か決め事が必要な場合には、周囲に「どう思いますか?」と、そつなく声を掛けることを忘れません。

また、自分の意見を言いだせない人がいることを感じ取ったら、さりげなく聞き出して代弁するなどの気遣いもできます。そして「してあげる」という押し付けがましいところは一切感じられず、そこが人たらしたる所以です。

気持ちにムラがなく穏やか

人たらしの心はいつも穏やかなので、安心して話せる人と認識されています。

精神的に安定していない人は、職場を離れても仕事上のストレスに会話が影響されたり、不機嫌になったりしてしまいます。多少は致し方がないと許容されることがあったとしても、いずれは疎ましく思われても不思議はありません。

人たらしとの付き合いでは、不快な思いをさせられることがないので、接する人はいつも安心して話しかけられます。忙しくても手を止めて挨拶をしてくれる相手。冗談を言えばいつでも朗らかに笑ってくれる人。

人たらしは、いつでも気持ちにムラがなく、穏やかです。もしも自分の心の中にモヤモヤを抱えていたとしても、相手の顔を見て話しを聞く心の余裕を失うことはありません。この点も、人たらしの特徴のひとつです。

声を掛けたら笑顔で振りむく

人たらしは、誰に対しても満面の笑みで接してくれる美点を持っています。

人は、どんなに気心が知れている人であっても、笑顔が乏しい人とはそれなりのお付き合いしかできません。その点、人たらしは声を掛けるといつも笑顔で接してくれるので、近くを通ったら誰もが素通りできなくなってしまいます。

思わず「こんにちは」と声を掛けたくなり、会話せずにはいられなくなります。結果、満面の笑みで接してくれるのですから、声を掛けた側はとても嬉しくなり、気分が高揚します。これが度重なることで、接する時間は少なくても確かな関係が構築されていきます。

親しさは、過ごした時間の長さよりも、どんなふうに接し、時間を共有したのかが決め手。そのことを充分に理解し、人間関係を上手く構築できる術に長けている人こそが、人たらしなのです。

個人情報を忘れない

人たらしは、知り得た個人情報を事細かに記憶し、忘れません。

この場合の個人情報とは、電話番号や住所などのことではなく、会話の途中で知り得た好きな食べ物や芸能人、体質、悩みなどが該当します。

例えば、あなたの好物がおまんじゅうだったとします。そして、人たらしのAさんが、「少しだけど、とても美味しいおまんじゅうを頂いたからお裾分け」と、おまんじゅうを届けてくれたとしたら、どうでしょう。

好物を覚えていてくれた細やかさ、美味しいものなのにお裾分けしてくれる思いやり、わざわざ届けてくれた労力。このように何重もの気遣いが感じられ、Aさんに対する気持ちが昇華し、何かったら必ず力になろうと思うことでしょう。

このように、人たらしは記憶力が抜群です。そして、その記憶を生かし、人を喜ばせるのがとても上手。結果、人たらし本人が意識せずとも、「何かあったら、必ず力になろう」と密かに誓っている知人が大勢いるという点も、人たらし特有です。

常に普通

人たらしの見た目は、常に普通です。

人に好かれるからといって、特別にオシャレなわけではありません。もちろん、清潔感のある服装ですが、至って普通。人が羨む最新ファッションを着ているわけではありませんし、持ち物も髪形も全てが普通です。

人たらしは人気者ではありますが、テレビで見かける芸能人とは絶対的に違います。だから、洋服にお金を掛けるのは最低限。数少ないアイテムを着こなすのが上手。また、TPOをわきまえ、ジーンズやスカート、ハイヒールの選択を間違えることはありません。

そう、人たらしは、常にその他大勢と同じような服を着て、普通に振る舞い、特別感が一切ないのです。だからこそ、他人に劣等感を抱かせたり、おかしな反感を買ったりすることもなく、至って平和な状態をキープすることができるわけです。

ほどよく倹約家

人たらしはケチとは異なり、ほどよく倹約家です。

例えば、みんなとランチへ行くことになれば、「贅沢かな」と思っても気持ちよくお付き合いできます。また、割り勘になった際に小銭がなければ、おつりでとやかく言うことなく、少しぐらいなら多めに払うことを厭いません。

経済観念は人それぞれなので、大人になってからのお付き合いは本当に難しいものです。お財布事情も時々で変わることがあり、一筋縄とはいきません。でも、そのお付き合いで誰かを不快にさせることもなく、さらりと振る舞えるのは人たらしだからこそ。

ケチでもないし、無駄遣いもしない。キレイにお金を使える人は、他人に後ろ指を指されたり、嫌味を言われたりすることもありません。人たらしは、周囲の空気をよく読み、お金の使い方ひとつにも品性が感じられます。

聞き上手

人たらしは、他人の話にじっくりと耳を傾け、本音を吐き出させる達人です。

現代社会において、誰もが心に鬱憤を溜め込んでいます。そして、その鬱憤を晴らすには、吐き出すことが最善です。では、どうやって吐き出すのかといえば、誰かに聞いてもらうしかありません。

でも、溜めに溜め込んだ鬱憤は、誰にでも聞かせられるものではありません。ときには、家族にも友達にも言えない怒りや恨みが溜まっているからです。そんなときこそ、頼りになるのが人たらしです。

人たらしは、誰かに頼られたら裏切りません。打ち明けられた秘密を軽々しく第三者に漏らすこともしません。また、後日談として面白半分に蒸し返すことも絶対にしません。だからこそ、人たらしは信頼され、打ち明け話の相手として最適と認識されるのです。

また、打ち明けた本人でさえ、本音に気付いていないことは往々にしてあります。そんなときに人たらしは、巧みに本音を吐き出させることができます。これは上級テクニックなので、誰にでも真似できるということではありません。

お蔭で、打ち明けた本人はスッキリサッパリと心が軽くなります。これも人たらしに話しを聞いてもらえたからこそ。さすが、人たらしです。

人脈を生かす

人たらしは、人脈を生かして人助けをすることが得意です。

人たらしは人助けが得意なのですが、直接的に手を貸すわけではありません。では、どうやって助けるのかというと、その人の手助けができる知人を紹介するという助け方です。

自分で解決困難な事態に直面したとき、人はお金で解決したり、悩んで誰かに打ち明けたりします。大抵のことはお金を惜しまなければなんとかなるのかもしれませんが、世の中はそんな単純なことばかりではありません。

そんなときに頼りになるのが人たらし。人たらしは、実に豊かな人脈を持っています。つまり、人たらし自身が手助けできなかったとしても、実際に役立つ情報を持つ人や動いて助けてくれる人を紹介してくれるのです。

人脈を広げるのは、簡単なことではありません。それは、人たらしが今までに築き上げた財産と呼ぶに相応しい大切なもの。それを惜しまずにさらけ出し、助けてくれようとする寛大な心持ちは、人たらし最大の特徴です。

性格がオープン

人たらしは、オープンな性格の持ち主です。

新しいコミュニティに所属したばかりで、まだ知り合いと呼べる人がいない状況にあるとしましょう。そんなとき、大抵の人は積極的になれず、誰かが話しかけてくれるのを待ちます。つまり、受け身になってしまい、なかなか知り合いを増やすことができません。

でも、人たらしは違います。「こんにちは」と気持ちのよい挨拶を率先して行い、「初めてお会いしますね」と、勘違いを恐れずに話しかけます。他の人であれば、「間違ったら失礼」と躊躇うことに対しても積極的。また、連絡先を訊ねるときも実にスマートです。

初対面の人にも臆せず話しかけ、連絡先を教えて欲しいとストレートにお願いするのが人たらし。実にオープンな性格の持ち主で、羨ましい限りです。こんなふうに接してくる気持ちのよい他人に、冷たくできる人はいません。

人たらしは、とにかく心に垣根を作らない特徴があります。性善説に基づいて生きているために、誰かを疑ったり、警戒したりすることは非常に稀。この性格だからこそ、自他ともに認める人たらしでいられるわけです。

人たらしになる具体的な方法

メリハリのある挨拶

挨拶にメリハリをつけるようにしましょう。

人に会ったら、まず挨拶をすることは基本中の基本です。でも、その挨拶の仕方がおざなりになっている人は、人たらしになるなんてできません。惰性で行う挨拶ではなく、「会えて嬉しい」という気持ちが確実に伝わる挨拶でなければ、意味がないのです。

挨拶のメリハリには、いくつかの種類があります。まずは、挨拶をしたい人の目を見て言葉を掛けるということです。ドアを入り、その場にいる人全員に聞かせるだけの挨拶と、その人のためだけに発した挨拶では与える印象が大きく変わります。

次に、名前を読んでから挨拶をするということです。人は、自分の名前を呼ばれることに大きな意味を見出します。この場合の意味とは、好意を持っているということ。これは老若男女にかかわらず、誰もが同じように感じることなので試してみてください。

そして最後は、スキンシップです。日本では、異性間や世代が異なる場合はスキンシップを控えるべきという暗黙の了解がありますが、そのタブーを破ることに意義があるのです。人たらしは、タブーなんて気にしません。

握手や二の腕に触れたり、肩に手を置いたりする程度でOK。相手のパーソナルスペースに自然と入り込めるのが目標です。

常に口角を上げた表情をキープ

常に口角を上げた、にこやかな表情をキープしましょう。

誰かと対面するときに、肝心なのは表情です。顔の造りはさて置き、いつもにこやかな人と接することは、とても気分がいいものです。なぜなら、にこやかな表情は他人に安心感を与え、気持ちを穏やかにさせる効果があるからです。

反対に、常にしかめ面や無表情な人と一緒にいると、「不用意な発言をしてしまったかもしれない」「この人は、私のことが嫌いなのかな」と不安な気持ちになってしまいます。これでは、一緒にいるどころか、顔を見るのも嫌になってしまいます。

口角を上げた表情をキープすることは、コツさえ覚えれば簡単です。最初は鏡の前で練習をしてください。中には、「鏡を見ながら表情を確認するなんて、アホらしい」と感じる人もいるかもしれませんね。

でも、騙されたと思って口角を上げられるようにしてみたら、誰と対面しても会話が上手くいくという手応えを感じるはずです。人たらしとは、人を騙すということではなく、人を上機嫌にさせることができる人という意味なのです。

相槌を欠かさない

相槌を打って、きちんと話を聞いているアピールをしましょう。

人は、自分が話をしているときには、誰かにきちんと聞いて欲しいもの。つまり、誰かが「うん、うん」と程良く相槌を打ちながら話を聞いてくれると安心します。そして、自分の話を真剣に聞いてくれる人に対する評価は、いつも「とても良い人」なのです。

例えば、お酒の席だからといって、なんとなく聞き流されていると感じたら、せっかくのお酒も美味しく飲めなくなってしまうでしょう。反対に、適切なタイミングで相槌を打ちながら、ときに「それで?」と話を促してくれると、会話の流れもスムーズになります。

このように、気持ちよく話せる相手のことを嫌う人はいません。それどころか、「あの人に聞いてもらいたい」と切望するようになるかもしれません。

人たらしとは、「どうすれば相手を気持ちよくさせることができるのか」という術を心得ている人のこと。「して欲しい」と言われずとも、先回りして察することができるのが理想です。

人間観察を会得

人たらしになるなら、人間観察術を会得しましょう。

その人を観察することによって、様々な情報を得ることができるようになります。髪形、洋服、持ち物などはもちろんですが、表情や語り口調ひとつひとつを覚えておくのです。「今日は素敵なお帽子ですね」「なんだか、お疲れの様子ですけど大丈夫ですか?」など。

その記憶に従って会話をすると、「この人は、自分のことを気にかけていてくれる」というふうに感じてくれるようになります。そうすると、その人は必然的にあなたに対して優しい気持ちを抱き始めます。

また、人は自分を気にかけてくれる人のことを、大切にしたくなるもの。対人関係において、あなたの優先順位がグッと高まります。

人間観察術だからと難しく考える必要はありません。じっくりと見て、そのときのことを心に留めておくだけで、前回との違いに気付けるようになります。忘れっぽいと自覚している人には、メモすることもおすすめです。

思い出話を繰り返す

楽しかった出来事を繰り返し話題にして、場を盛り上げましょう。

楽しかったことを思い出すと気分が高揚し、誰もが笑顔になります。そこで、大勢でいるときには、みんなで共有している思い出を繰り返し話題にすることで、大いに場を盛り上げてください。

楽しかった時間を共にした人たちとの連帯感は、繰り返し意識することで、全員の絆がどんどん深まります。人は、誰かと繋がっているという安心感に対し、とても貪欲です。

つまり、あなたが思い出話を繰り返しすることで、いつも安心感を与えてくれる特別な人と思われるようになります。この特別感こそが、人たらしの極意なのです。

「同じ話を何度もするのはどうなの?」と疑問に感じる必要はありません。また、話を膨らませる必要もなし。いつもの手順で、いつもの通りに話せばOK。「また、その話?」と言いつつ、いつもの話題に笑いが絶えることはありません。

話のネタを増やす

どんな人と会っても会話ができるように、話のネタを増やしましょう。

人たらしの人は、どんな人と出会っても躊躇なく会話を楽しむことができます。それは、相手を退屈させないネタを常に持っているという自信があるからこそ。そこで、人たらしになりたいのであれば、話のネタを増やすことを心掛けましょう。

ネタは、誰に対しても話題にできる、無難なものであることが肝心です。ただし、お天気などの無難過ぎるネタでは、場を繋ぐことは難しく、何度も通用するネタとは言えません。

では、どのようなネタが理想的なのでしょうか。例えば、会う前にネットニュースをササッと簡単にチェックしておきましょう。政治、宗教、アイドルネタなどは偏り過ぎて好ましくありません。話し相手が応えやすいネタを選んでください。

また、集合場所近くの美味しいお店をグルメサイトなどで予め検索しておくのも一案です。「この近くに、とても美味しいと評判のラーメン屋さんがあるそうなのですが、ご存じですか?」というようなネタもおすすめです。

褒め言葉を惜しまない

相手を褒める言葉を惜しまないようにしましょう。

誰でも他人に感心されると嬉しく思うもの。そこで、他人の些細なことにも関心を示し、褒め言葉を惜しまないようにしてみましょう。

気を付けなくてはならないのは、どう考えても相手がコンプレックスを抱いていることを話題にするのはタブーであるということです。

ここが注意すべき点なのですが、中にはコンプレックスを見直すことができたと喜び、前向きになれる人がいるかもしれません。しかしながら、結果オーライとなる確率は低く、試さないほうが無難です。

つまり、大抵の人はコンプレックスを話題にされることを嫌います。他人の弱みを刺激すると碌なことにならないと覚えておきましょう。人たらしの人は、他人を不快にする過ちを犯すことはありません。その嗅覚が身に付けば、怖いものなしです。

他愛のないことを褒めるのがコツで、「その小銭入れ、便利そうでいいですね」「どこで買えるのですか?」といった具合です。あまりしつこく聞くと品性を疑われてしまうので、程々に話題を切り上げる匙加減も大切です。

弱みを見せる

あえて弱みを見せることで、相手に安心感を与えましょう。

全てにおいて完璧な人は、みんなの憧れの的。しかしながら、まったく隙のない人と一緒にいると精神的に疲弊してしまうことがあります。それは、相手が完璧であればこそ、自分もそのようにあるべきと思い込み、自分らしさを失ってしまうからなのです。

これでは、完璧であるにもかかわらず、他人に緊張を強いる可能性大。そのままの状態が続けば、周囲にはだんだん人が寄り付かなくなってしまいます。つまり、人は弱みのひとつくらいは持っていたほうが、親しみを感じてもらえるようになるということなのです。

そこで、自分の弱みは隠さずに、ありのままの自分をさらけ出してください。例えば、東京在住だけど田舎の出身。今はシングルだけど、実はバツイチ。普段はファッショナブルだけど、部屋着はジャージ。ワインに詳しいけれど、つまみはいつも柿ピー、等々。

「へえ、そうなの」と言わせたら、大成功!そんなあなたの一面を愛すべき意外性と受け止めてくれるでしょう。また、強い仲間意識が芽生えるきっかけとなります。

ただし、借金、人間関係、介護問題などの、重すぎる話題や人間性の本質に迫るような弱みは避けるべきと、頭の隅にメモしておきましょう。

相手の情報は他にもらさない

人たらしになりたいなら、人から信用が欠かせません。

相手から信用を得るためには、誰かの個人的な秘密話を洩らさないことが一番です。『人の不幸は蜜の味』といわれるほど、男性でも女性でも内緒話が好きな人は沢山いますが、そういった場に参加しないのも人たらしになるには必要です。

どんなに必要だからといってもそんな場に喜んで参加していると、同じ場にいた人は「自分の事もこんな風に陰で悪口をいっているのではないか?」「この人はほかでもこんな話をしているではないか?」と無駄な濡れ衣を着せかねられかねません。

相手の個人的な情報を、勝手にしゃべったりしない、そして無駄で無意味なおしゃべりには参加せず笑顔でやり過ごすのが人たらしに近づく方法といえます。

笑う門には福来たる

「ワハハ!」と全てを笑い飛ばす快活さは、幸運と人を引き寄せます。

「笑う門には福来る」ということわざは、単なる例え話ではなく、本当のことなのです。声を出して快活に笑う人は見ていて気持ちが良く、一緒にいると思わず自分も嬉しくなってしまいます。

もしも、周囲に好かれているのか自信がなく不安に思うなら、日頃から笑い声を意識しながら過ごしましょう。楽しそうな笑い声を聞けば、たくさんの人がワクワクしながらあなたの近くに集まってきます。

また、あなたの笑い声を聞いた人は「何か楽しいことがありそう」という期待を抱き、どのような心情であったとしても幸福感が湧きあがってくる錯覚に陥ります。この体感を経験した人は、もたらしてくれたあなたに強い親近感を持ち、自ずとあなたとの関係性を見直します。

それが度重なることで、顔見知りから知り合いへ。さらに、知り合いから友人へとステップアップ。スマホに連絡先がたくさん登録してある人は、このようにして友人を増やしていきます。笑顔がもたらす縁は、思っている以上に深く、確かな縁に変わるものなのです。

人たらしになりたい人へ

人たらしの特徴を見ていくと、嫌みのなく自然と相手に心を開かせることができる人が人たらしの才能を持っていることが分かります。

もしあなたが人たらしになりたいと感じたら、今回紹介した対処法をぜひ「自然に行える」「習慣にできる」ところまで落とし込んでください。

付け焼刃の人たらしの対処法では、真の人たらしになることは出来ません。なぜなら人たらしには『一切の不穏な動機』がない行動だからこそ、男女問わずにじみ出る『信用』を勝ち取ることができているのです。

人たらしは恋愛面でも、ビジネス面でも、友情面でも、生きやすく世の中が回るようになります。ぜひ今回の記事で、人たらしの人を研究し自分が人たらしに一歩近づくために活用してください!

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