メンタルが弱い方が精神を鍛える11個の方法

今回は、メンタルが弱い方の特徴と、メンタルが弱い方がそれを改善し、精神を鍛えるための方法について説明します。

メンタルが弱い場合、日常生活を送る上で様々な支障が生じます。また、あまりにメンタルが弱いと、自分自身を追い込んでしまい、引きこもりがちになるなど、良くない事が起こりがちです。是非、本エントリーに記載の方法を参考にあなた自身のメンタルを見直して頂ければ幸いです!

更新情報
【2017/10/31】追記

では、いってみましょう!

メンタルが弱い方の特徴

本項では、まずメンタルが弱い方の特徴について詳細に説明していきます。自分のメンタルに自信がない方は、是非セルフチェックしてみて下さい!

複数個当てはまる人は要チェックです!また、少ない数しか当てはまらない方でも、決して楽観視せず、以下の改善方法を参考にメンタル強化に努めていきましょう!

自意識過剰になりがち

メンタルが弱い方の特徴としては、自意識過剰になりがちな面が挙げられます。様々な事柄に対して敏感に感じてしまい、通常の人であれば、考えなくても良いことまで、思考してしまいます。他者の視線などを気にして、常に自分の容姿や言動が気になり、それがあまりに強すぎる方は、他者とコミュニケーションを取る際にも障害が生じます。

「私、今相手に対して変なことを言っていないかな」、「今相手が舌打ちをしたように感じた」など、考えすぎて泥沼にはまってしまう事も間々あります。もし、自身の自意識が過剰であると認識がある方は、その改善方法について以下のエントリーにまとめてある為、是非参考にして頂ければ幸いです!

自意識過剰な人の特徴9個と12個の改善方法を説明!

ピンチに慣れていない

メンタルが弱い方はピンチの状況に慣れていません。窮地に追いやられると、狼狽しやすく、精神を保つことが出来なくなります。もちろんメンタルが強い方であってもピンチの状況は緊張しますが、メンタルが弱い方はそれ以上に神経を疲弊し、ピンチに押しつぶされてしまう事もあります。

危機的な状況下では、どうしても精神をしっかりと保つことが出来ない点も、メンタルが弱い方の特徴の一つです。

繊細である

メンタルが弱い方は、総じて繊細であることが多いです。繊細であること自体は悪い事ではなく、他者の心の機微に敏感になったり、芸術面で生かせることも多くあります。

心が弱い為、他者の心の痛みもわかり、それゆえに繊細になる事が多いですが、あまりにメンタルが弱く繊細な方は、日常生活に支障がでることもあります。

思考がネガティブ

メンタルが弱い方は、基本的にいつも思考がネガティブな傾向が強いです。なかなか自分自身をポジティブに思う事が出来ず、常に後ろ向きな考えで、「どうせ、私がこれをやっても失敗する」、「上手くいくわけがない」と、悲観的に考えがちです。

なぜこのように、ネガティブな思考に陥ってしまうのかというと、原因の一つに失敗への恐れが挙げられます。メンタルが弱い方は、失敗した場合、自身の弱い精神にさらに追い打ちをかける事になります。

それを防ぐために、初めから物事をマイナスに考え、過度に期待せず、例え失敗した時も落胆しない様に自分を守っているのです。

まずメンタルの弱さを認め、それを受け入れる

メンタルが弱い方が、精神を鍛えるためには、まず第一に自分のメンタルの弱さをしっかりと自分自身で認めることです。

例えば仕事が上手くいくか不安で眠れない場合などは、一度紙になぜ不安なのか書き出してみます。そうすると自分の頭の中でもやもやしていた漠然としていた不安を、目に見える形にすることで、整理しやすくなります。

メンタルが弱い事は、決して悪い事ではありません。しかし、自身の弱みを知らず、無駄に不安な感情に陥ってしまう事は悪い事です。その前提をきちんと把握し、自身のメンタルの弱さを自覚し、まずはそれを受け入れてみましょう。

次に書き出した不安要素に対して、どうすれば少しでも不安を取り除けるのかを考えます。上記にあげた、仕事が上手くいくか不安であれば、事前準備をもっとしっかりしておくことや、自信を持つために自身のスキルをアップすることなど、自分自身で取り組める部分を見つけることが出来るからです。

他には仕事である場合は、同僚や頼れる上司などに不安な事を吐き出して聞いてもらうと良いです。自分の中に溜め込むよりも口に出す事で先に挙げた視覚化することと同様に、客感的な意見が聞けるからです。

また、メンタルが弱い方は何か不安になりそうな時「大丈夫」と口に出すと良いと思います。上記で挙げた内容に共通しているのはとにかく不安なことがあれば、客感的に見える形にするということです。

メンタルが弱い方が精神を鍛える11個の方法

ネットに足元をすくわれないように

メンタルが弱い方は、まずインターネットの利用を控える事を心がけてみましょう。特に、不特定多数の人が集う匿名掲示板の類にはご用心です。

メンタルが弱い方は自意識過剰なため、ネット上に書かれている事象が自分の事のように思えてしまうことがあります。「あ、これ自分だな」と、勝手に自分を当てはめて、悪意に満ちた書き込みを、自分に対する非難のように受け取ってしまいます。このような体験、メンタルが弱い方であれば一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

匿名掲示板に書き込む人も多様で、憂さ晴らしの人もいれば、現実社会で抱いている恨みをぶつける人もいるでしょう。楽しい話題にあふれる掲示板なら良いですが、他人の悪口で賑わうサイトには近寄らない方が賢明です。

自分が問題を抱えている時は、ついネットに頼りがちになりますが、ネットの中だけで問題を解決しようとすることは、自分の悪口を探す事につながり、精神状態の落ち込みを招きます。

ネットと距離を置き、匿名掲示板にアクセスしなければ、ほどなく元気が戻ります。何事もほどほどに、という事ですね。ネットに依存せずに、自分の頭を使い、体を使って問題に対処していきましょう。

困難を乗り越える作品を鑑賞する

映像作品

メンタルが弱い方で精神を鍛えたいと考えている人は、「困難を乗り越える作品」をたくさん見てみましょう!世の中には困難を乗り越える作品は、映画で言えば「ロッキー」や、ドキュメント番組では「プロジェクトX」など多くの作品が存在します。

そういったものジャンルの作品を見る癖をつけると、自然とメンタルが強くなってきます。

なぜなら、メンタルが弱い人はピンチに慣れていません。それならば単純に考えて、ピンチに慣れれば良いということになりますが、ピンチを意図的に味わう事はハードルが非常に高いです。

そのため、そういった困難を乗り越える作品を見ることで疑似的にピンチを体験し、実際にピンチを味わった時も、普段から慣れている状態なので、気持ちに余裕が出来ます。

フィジカルを鍛えメンタルを強くする

メンタルとフィジカルには相互関係があります。そのため、メンタルを鍛えるためには、フィジカル面を鍛えることも、推奨される方法です。

ここでポイントとなるのが、単純に筋力トレーニングやスポーツをしてフィジカル面を鍛えるだけでなく、競技に関わることです。勝敗のつくことを経験しメンタルを鍛えつつ、同時にフィジカル面を鍛えることが出来ます。

勝負事で勝つには、自分に対する強さと、相手を負かす強さが必要です。これは、フィジカル面を基本とした上で、メンタル面が大きく影響してきます。メンタルが弱ければ、フィジカルが強くても最高のパフォーマンスは出せないからです。

そのため、競技に関わり、少しずつでも良いので競い合い、自己新記録を達成し、相手に勝つ経験を積み重ねていくことで、次第に、自分への自信がついてきます。

メンタルが弱い方は、物事が悪くなった場合をイメージしがちですが、物事は、どんなことであっても失敗が伴います。失敗に対して過剰になる必要は無く、失敗しても良いので成功する、勝てるまで継続してみましょう。

この経験をすることで、自然と物事に対しての悪いイメージが取り除かれていくので、今までなら弱気だったのが、平常心で取り組めるようになります。

ポジティブ思う癖をつける

ポジティブに捉える癖をつけることは、是非メンタルが弱い方に取り入れて欲しい考え方の一つです。メンタルが強い人は嫌なできごとがあってもポジティブに捉えることができます。

例えば、暑い日は普通に考えれば辛かったり、しんどい気持ちばかりですが、ポジティブに捉えているので、良いところに目を向け、いつもよりビールがおいしいと思うことや、プールにはいったら気持ちいいといった楽しいことが先に頭によぎり、何とも思わない状態でいられます。

しかし、メンタルの弱い人は、基本的に「マイナス思考」です。何でも悪い方へ考えてしまうがちで、不安を言い訳に自分の中にこもってしまい、外の世界の刺激に耐えられなくなってしまいます。

そのためにはまず、考え方をプラス思考にシフトする必要があります。とはいえ、いきなりポジティブになることは難しいと思いますので、ちょっとしたコツを紹介します。

まず、どんな些細なことでもいいので、自分が持っているもの・自分の目の前に、当たり前に存在しているものに対して、感謝することから始めてみましょう。そうすると、「ないもの」に対して嘆くことが減り、「あるもの」に対するプラスの感情が芽生えます。

これこそが、プラス思考への第一歩です。マイナス思考から抜け出せない人は、まずは「感謝」から始めてみてはいかがでしょうか。”

様々な事に対してどうしてもネガティブな面ばかり気になり、上述した方法では、ポジティブに考える事が出来ない方は、以下のエントリーにポジティブになる方法をまとめている為、そちらも是非参考にして頂ければ幸いです。

ポジティブになる方法15選!前向きになるために必要なことを厳選!

声を大きくし、胸を張り、背筋を伸ばす

声を大きくすること、胸を張ること、背筋を伸ばすことを毎日行ってみましょう。外見を堂々とさせることで周囲の目が変わります。どんなに自信があるように見える人でも、実は内心はいつでもハラハラしているものです。

例え形だけでも自信があるように見せることで、人間が習慣をつくり、その後は習慣が人をつくるということわざの通り、次第に自信のある人になっていくものです。

誰もが、みんな自身のメンタルに不安を抱えています。しかし、そう見せないように工夫しているうちに、気にしなくなった人が大半です。まずは、上述した様に、毎日の習慣で朝起きたら大きな声を出して、背筋を伸ばすことから始めて下さい。

その習慣を続けることで自信のある自分になり、メンタルが鍛えられるはずです。大声をだせない部屋の場合は、河原、カラオケボックスなどで試みましょう。

自分を棚卸してみる

メンタルが弱い方が出来る簡単な改善方法です。まず自分を棚卸してみましょう。どんな風に見られてるか他人からの評価の方が気になりやすいですが、自分を映し出すことが大切です。棚卸をする時に、もしかしたら、自分は何もできないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

人が難しいと思うことを、あなたはいとも簡単にできてしまって、それが実は小さな成功だとは気づかずに過ごしてきたことがあるはずです。そして、できない壁にぶち当たった時、失敗という言葉だけが残ってしまった。あなたは器用貧乏なのかもしれません。

生きてきたなかで幼いころ楽しかった、夢中になったこと何でもいいです。考えてみてください。机に座ってるときは意外と出てきません。歩いているときなど日常生活でふと思いつく方が多いので、思いついたらすぐメモに取りましょう。自分ってこんなことに興味があるんだって嬉しくなります。

その気づきがあなたの強みに変わります。ゆっくりと時間をかけ、自分を棚卸し、たった一つで良いので、まずはこれが好きって言えるものを見出しましょう。その軸があなたの弱ったメンタルを支える柱となります。

自分よりメンタルが弱い人もいる!

やや消極的な方法ではありますが、メンタルが弱い人の中では、自分はまだマシな方だと思い込むようにすることも、改善方法の一つです。

人は、その人よりもまだ弱い方ではないと思い込むことで、前向きな気持ちになります。これを、繰り返していけば、いつの間にかメンタル面での耐性が付き、強くなってくるはずです。

自分に暗示を掛けるようなことですが、メンタルの弱い人は、自分が一番可哀相だと思いがちだと思います。しかし、世の中で考えれば自分はまだまだマシだと考えることで、気持ちに余裕ができるのです。

例え、この考え方を取り入れたとしても、結果は直ぐに出ませんが、段々と思い込むことで効果は上がってくると思います。鍛えられるのは、メンタル面だけでなく、きっとポジティブにもなれるはずです。今まで、一歩踏み出すことに躊躇していたことも、思い切って踏み出すこともできるようになるはずです。

自分に合った生活リズムを作る

“メンタルが弱い方がそれを鍛えるためには、自分に合った生活リズムを獲得することです。いわゆる規則正しい生活リズムというよりは、自分が一番心安らかに快適に過ごせる生活リズムということです。

例えば、朝は起きるのも苦で苦手だけれど、夜になれば目も冴えて何故かやる気が出てくるという性質の方は、お昼頃起き出して、ご飯を食べたり、雑事をこなしつつゆっくりと午後を過ごし、夜になったころ一番やるべき仕事などやり始め、朝方眠りにつきます。

また、まだ空が明るくなり始める前の早朝が得意だという方は、早朝3時ごろに起きて一番にやるべき仕事をこなしてしまい、あとはゆっくり眠くなる時間までゆっくり過ごす、など、自分の身体の正直なリズムに従って過ごします。そうすることで、体や心が不快に感じることが最小限に抑えられるため、メンタルも安定し、徐々に余裕が生まれてきます。

その余裕があることで、今まではネガティブな感情が大半を占めていた心に、ポジティブな感情が入ることが出来るようになります。そして、少しずつポジティブな思考の習慣も身についてきます。

考えない時間を確保すること

もし、会社員や学生の方で、上述した自分に合った生活リズムを作る事が難しい方は、考えない時間を確保することも良い方法です。

例えば、会社のお昼休憩は一人で昼食を摂るようにするだけでも考えない時間につながります。また、家族で一緒に住んでいるご家庭の場合、会社の帰りは少し遠回りをしたり、なぜか落ち着くような場所に足を運んだりして考えない時間をつくります。

どうしても誰かと一緒にいる時というのは何かしら考え、気を張ってしまいます。考えない時間を確保することは、一人の時間を確保すると言い換えても良いでしょう。そうすることで、気持ちに余裕が出てきて、前述した通りポジティブな思考の習慣が少しずつ身についてきます。

メンタルを鍛えるというのは、心のバランス感覚を養うことだと思います。ネガティブな感情もポジティブな感情もどちらも生きていく上で大事なものです。なので、心に余裕、余白を持たせてあげてそこにポジティブな感情を少しずつ入れていってあげます。少しずつでもこのような習慣を続けて行けば、いつかふと、自分自身が明るくなっていることに気づきます。大事なことは焦らずゆっくりと少しずつです。

経験がメンタルを強くする

色んな人に出会い、色んなことを経験することは、メンタルが弱い方が精神を鍛えるためには欠かせません。仕事でも良いですし、趣味の場でも良いです。また、地域の活動やボランティアでも良いでしょう。様々な経験とともに、いつのまにかメンタルは強くなってるものです。

例えば仕事の場合、どんな仕事でも、必ず厳しい人、こわい人、自分と合わない人がいるはずです。避けては通れない人間関係のなかで、嫌な思いをしたり、時には涙することもあるでしょう。しかし、そんな感情を経験すればするほど、自分の経験値はあがり、自然とメンタルも鍛えられているはずです。

心も、体と同じで、免疫機能が備わっています。メンタルが弱いということは、それだけ経験値も低いというだけのことです。どんなに繊細な人でも、経験を積めば、必ず強くなれます!時には、自己啓発の本や、励ましの本を読んで、心に栄養を与えながら、少しずつ少しずつ経験を積んでいきましょう。

小さな目標を作り、達成する

メンタルが弱い方は、「どうせ自分なんて・・」と自分をついつい卑下してしまいますが、日常的に小さな目標を少しづつ達成して自分は出来るんだ!という自信をつけてみましょう。

本当に小さな出来る目標からで構いません。「朝6時に起きる」、「今日はトイレを掃除する」など、そういったことの積み重ねで自分に自信をつけることによって精神的にも強くなっていきます。

精神的に弱いとされている方は、真面目で一生懸命な方が多いかと思いますが、そういった方は高い目標をたてていて達成出来ず心が折れてしまうことがあります。決してあなたが出来ない人ではないのです。まずは小さな目標を1つ、2つ、慣れたら5つと言うように達成する数を増やしていきましょう。

メンタルが弱い方が克服した体験談

本項では、体験談ベースでメンタルが弱い方がそれを克服したお話を記載していきます。メンタルが弱い方で、より具体的に精神を鍛えた方法について知りたい方は、是非参考にして頂ければ幸いです。

筋トレを続けメンタルの弱さを克服


40代後半女性の体験談

メンタルが弱ければ身体が弱い、その対偶は身体が強ければメンタルが強いということです。

私は仕事がとても忙しく、元々運動も苦手だったので若い頃は細身で筋肉がなかったのですが、年とともにお腹がぽっこりするようになりました。そしてそんな頃に会社の健康診断で、少し鬱気味なので気分転換をしてくださいとのお達しが出ました。

正直言って何で気分転換をして良いか分からなかったので正直に会社の産業医の先生に聞いてみたところ、筋トレをしてみてはどうかとのことでした。健康にも良いし、家でやる分にはお金もかからないしとりあえずやってみることにしました。

あまり気負いはせずのんびりしたペースで続けていたのですが、身体が何となく締まってきたかなと思い始めた頃には何だか鬱々とした気分はいつのまにかなくなっており、悪い感情の波というものがなくなってきたように感じます。

全ての人にこのような法則が当てはまるかは分からないですが、「メンタルが弱いが、何をして良いか分からない」という人は、筋トレをしてみてはいかがでしょうか。


身体と精神は密接に結びついています。手軽に出来る筋トレは個人的にもおすすめです!

まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

メンタルが弱い方向けに、様々な改善方法をまとめてみました。この中に、あなたに合ったメンタル改善方法が一つでもあれば幸いです。メンタルを強化する事は、中々大変な事です。すぐに結果が出るわけでもありません。しかし上述した方法を、毎日少しずつ続けていくことで、次第に気持ちの変化が実感できるはずです。

他、メンタル関連エントリーはこちら!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です