今回は、自信喪失してしまった時の、具体的な改善方法について説明します。自信は生きる上で欠かせない感情の一つです。そのため、自信を喪失してしまい、中々そこから立ち直れない場合、非常に辛い状況が続いてしまいます。
そのように、自信喪失してしまった方が本エントリーを読んで、少しでもヒントを得られれば幸いです。では、いってみましょう!
自信喪失してしまった時の14個の改善方法!
気持ちを切り替えるために楽しいことを考える
自信を喪失した時は、誰しもネガティブなことばかり考えがちです。そのため、全くその自信喪失の原因になった事とは別のことを考え、気持ちを切り替えてみましょう。
例えば、「今日のご飯は何かな」や「週末に友達と遊ぼうかな」とか、「今度のボーナスであれを買おう」など、何でも良いです。
しばらく楽しいことを考えていれば、自然とさっきのショックだったことは忘れてしまえるはずです。
もちろん人間ですので、反省することは大事です。しかし、自信喪失して、クヨクヨした状態で過ごす事は、時間を無駄にすることに繋がります。
何か失敗をしたなら次から気を付ければいいのです。成功した人は何度も失敗して、そこから学んでいます。
過去の実績・功績を振り返る
自信喪失してしまった場合は、過去、自分自身が仕事でもプライベートでも、達成感を感じることができた出来事を思い出してみます。
誰でも過去に一度や二度は、成功してとても良い成果が得られたという経験をしたことがあるでしょう。そのような時のことを、意識的に再度よく思い出すようにします。
その時の写真やビデオ、作品、文章、何でも良いですが、記録が残っていれば見返してみると、より鮮明に思い出すことができるでしょう。また、自信喪失してしまったことに関連性がある事柄で、自分が良い結果を得ることができた経験を思い出すと更に効果的です。
例えば、学校の試験の結果で自信を失ってしまった場合は、過去の試験で頑張って良い点を取った時のことをよく思い出すようにします。そのすると、過去の成功体験が良い意味でのイメージトレーニングとなり、失いかけた自信についても、また頑張れば大丈夫なのではないかと思うようになれます。
あなたの様々な過去を振り返り、「自分はきっと運が良いのだ」、「努力して何かを成し遂げることはできる」というように自分で自分を再評価してみまましょう。
自信喪失が酷い場合には、「でもそれは過去の話で・・・。」と、過去の良い記憶さえも打ち消したくもなりますが、無理矢理にでも良かったことを振り返っているうちに不思議なもので気持ちが落ち着き、今の状態がすべてではない、良い時もあるし悪い時もある、という風に考えることができるようになってくるはずです。
「できたことメモ」を見返してみる
もし、上述した方法では、上手く過去の記憶が思い出せず、喪失した自信を取り戻す事が出来なかった方は、是非「できたことメモ」を書いてみて下さい!
「できたことメモ」とは、毎日でなくても、気付いたときに「できたこと」を書き留めておくメモの事です。書くことは、どんなに小さなことでも構いません。「朝、決まった時間に起きることができた」「朝食をちゃんと食べられた」等、自分が当たり前と思うようなことでも、気付いたら書く癖をつけてみて下さい。
また、可能であれば、まとめて見返せるようにした方が良いです。決まったノートに書き記しても良いですし、もちろんスマホのメモ機能でも構いません。付箋や広告の切れ端に書いて、書いたものを入れておける箱を作っても良いです。
これで、「できたことメモ」の準備は完了です。自信喪失してしまった時は、これを見返しましょう。
日々たくさん集めておけば、まず、その量に元気付けられます。
内容を読んで、忘れがちな「できたこと」に気付けると、少しずつ自信が戻ってきます。
未来の成功した姿を思い浮かべる
未来の成功体験を頭に思い浮かべ、気持ちが盛り上がるようにする事も良い方法です。人は何度も失敗を繰り返しながら、その中で得る成功体験を重ねていくことで自信をつけていきます。
気持ちが落ち込んでしまった時には、気持ちが明るく、楽しくなる、もしもの作り話を考えてみましょう!そして、頑張ってやってみたら、なれるかもしれない未来の自分の姿を思い浮かべながら、もう一度チャレンジしてみるのも良いです。
失敗のしない人はいない、誰でも失敗と成功を繰り返しながら頑張っているんだと思うと、気持ちがスッと軽くなり前向きになれるはずです。
向上心の再認識
自分には向上心があることを再認識して下さい。自信を喪失するということは、自信を持っていたものごとに対して思い入れがあるということです。
思い入れのある物事について、よりよくしたい、もっと工夫できるなどの自身の強い向上心があることを受け入れることで、自分の自己肯定感を回復させ、自然と失った自信を回復できます。
自信喪失してしまった方は、まずは自分に向上心があることを再認識し、自分を受け入れることが、解決につながると思います。
高いところへ行き、下の景色を見る
喪失した自信を取り戻したい時は、高いところへ行き、下の景色を見ることも有効です。高いところとは下に景色が見えればどんな場所でも構いません。(可能な限り、普段生活で使用をしている場所は選択しないようにして下さい。)
高いところに行くと、下にたくさん人たちがいることが分かります。自信喪失をしている時は、周りが見えていないため、閉鎖的な気持ちになりがちです。そんな時に下を見ると思っているよりも人が沢山いることを認識し、心が解放的な気持ちとなります。
解放的になった気持ちになれば、前向きな気持ちで、失敗したことに向き合うキッカケになります。自信とは何かを成し遂げ、生まれるものです。その為、今回の方法で自信が取り戻せる訳ではなく、取り戻す為のキッカケと考えてください。
友人と食事をする
心を許せる友人と会って、食事やお茶をする時間を作るように心がけることも自信を喪失してしまった時の改善方法となります。親しい友人なら、客観的な意見やアドバイスをもらう事ができ、またあなた自身もその助言を素直に受け入れる事ができるからです。
大人になるとなかなかほめられる機会も少ないかと思います。そんな時は、素直に友人にお願いして褒めてもらうのも効果的です。職場の上司や同僚の場合だと気を遣ってしまったり、説教をされてしまって、さらに自信を失ってしまう危険性があるのでおすすめできません。
あなたが心を許せる関係の人に話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になると思います。一人で解決しようとせず、時には第三者の力を借りることは非常に効果的です。
自信を取り戻すために自己暗示をかける
自信喪失状態から立ち直る為に、自己暗示は効果的な方法の一つです。朝、目が覚めたら意識がぼーっとしている状態で自分にプラスの言葉をかけてみましょう。
「私には出来る」、「すべてはうまくいっている」、「私は成功しつつある」など、自分をはげまし勇気付けられる言葉なら、大きな意味は無くても、気に入ったフレーズでかまいません。
心で思うだけでも効果はありますが、口に出して言うことで耳からもその情報がインプットされ、より効果が高くなります。
暗示は目覚めた直後や眠りに入る直前など、意識がハッキリしない時行う方が、より潜在意識に深くきざまれるので、自信回復にはおすすめです。また言葉を口に出して言う事、何度も繰り返すことも重要なコツです。
単語法を使い自分に言い聞かせる
上述した自己暗示が上手くいかなかった場合は、焦らず一呼吸置き、「単語法」を使って自分に言い聞かせてみましょう。
「単語法」とは、至って簡単で、声に出して、今自分に必要な言葉を発信する方法です。例えば、今自分に足りないものものが強気な気持ちであるならば、10回でも100回でも良いので、「強い」「強い」「強い」と言葉を発します。
しばらくすると気持ちが強くなってくるのがわかるはずです。このように単語を発信することです。もし、自信を喪失してる場合は、「自信」「自信」「自信」と何度も声に出すと、先ほどの「強い」と同じように自信を回復できます。非常に簡単で効果的な方法なので、是非実行してみましょう!
資格を取って自信を回復!
目に見える形の資格を取ることは、喪失した自信を大きく回復させます。趣味の資格でも何でも良いので、免許や資格の取得を目指してみましょう!
これは、自分のために時間を遣うということではなく、第三者に自分の頑張りを認めてもらうことに大きな意味を持っています。
自信喪失した方は、自分を過小評価しがちで、自分自身を褒めることが出来ません。そんな時、何か資格を取ることで、「ああ、私は頑張ったんだ。」と自分を認めてあげることができます。
また、資格を取得出来れば、それをきっかけとして、例えば、趣味で大型二輪の運転免許を取ったり、車の免許はAT限定なので、限定解除をしたりしようかな、といろいろなことに興味が湧いて、モチベーションを保つことができています。
過小評価しがちな方、また、褒められると頑張れる方に是非おすすめしたい方法です!
くよくよ考えるのを止めて、目の前の物事に精一杯取り組む
自信喪失してしまった場合、多くは自らの能力に疑いをもったり、そうした疑いの原因となった過去の出来事に縛られることによって精神的な身動きが取れないということがほとんどではないでしょうか。
そのため、くよくよ悩むのをやめて、目の前にある事柄を淡々とこなしていくことが、効果的です。
一度何か行動してしまえば、「自信喪失」というネガティブなエネルギーに対して少し距離が生まれることとなり、精神的に余裕が生まれることになります。そして、余裕が生まれることによって、ポジティブな発想やエネルギーを取り入れることが可能となるのです。
そして、「とりあえず行動」するに当たっては、まずは目の前にある物事をこなすということが一番です。あなたが学生であれば宿題かもしれませんし、社会人であれば会社のタスクかもしれません。あるいはあなたが主婦であれば洗濯物の整理かもしれません。
なんでもいいので、とりあえず一旦別のことに対して集中して真剣に取り組むことによって、解決策を見いだす上での糸口をつかむことができるようになります。ぜひ、実践してみてはいかがでしょうか!
小さなことからコツコツと、気持ち良いことをやってみる
小さな事でもコツコツと継続して行えば、自信を喪失してうつむき加減だった感情が、次第に上を向いて軽やかな気分になってきます。
例えば、道端に落ちているゴミを拾ったり、少しだけ買い物をしている人にレジを譲ってあげたりなど、本当に簡単なことで良いので、目につくことから実践してみて下さい。
そのような簡単な事では、自信は回復出来ないと考えている方ほど、是非実践してみて下さい。小さな善行の積み重ねは、あなたが思う以上に気持ちが良いもので、物事をポジティブに考えられるようになる習慣です。
少しずつ自信が回復し、落ち着いてきたら、自信喪失した原因と向き合い、反省が必要なら反省し、今後同じような状況に陥らないよう対策を考えてみましょう。シンプルな方法ですが、自信回復以外にも、ネガティブな感情の時に効果的です!
ポジティブに考える癖をつける
自信を喪失してしまった時には、とにかく何か理由が存在するはです。それは、きっと大きなミスや失敗、恋人に振られてしまうなど、ネガティブな理由が原因だと思います。
そのため、解決方法としては、その原因をいかにポジティブに考えることができるかということに掛かっています。
その原因を深く考えれば考えるほど、きっと自信はなくなっていくはずです。同じ考えるならば、その原因をどう次に活かすことができるのかを考えれば良いのです。
こんな自信喪失するほどの厳しい経験をしたのだから、次はもっと上手くできるはずだと思えば良いのです。実際にこのような経験は、きっとその後の役に立つことはある話で、無駄ではないのです。良い経験をしたなと考え方を180度切り替えれば、きっと良い方向へと物事も進むはずです!
自分の大切な人に相談する
もし信頼できる人がいるのであれば、その方に話を聞いてもらうのが一番です。あなたに近しい信頼する方に、恥ずかしいことや、自分の嫌なところを全部さらけ出してみましょう。
例えあなたがネガティブになっている時でも、きっとその方は、ありのままを受け止めてくれます。そして、あなたがとことん落ち込むまで寄り添い、励まして立ち上がらせてくれます。
また、あなたの悪いところを指摘してくれるだけでなく、良いところもちゃんと知っていて、それを認めてくれます。
もし、あなたが大きな信頼を置いている方がいるのであれば、その関係を何よりも大事にして下さい。自身の柱となる存在がいるだけで、失った自信を回復すると共に、とても楽に生きられるようになりました。
自信喪失した方は自分を好きになってみよう
自信喪失してしまった方は、おそらくは、自分自身の事を嫌いだと感じているはずです。そのため、まずは自分の事を好きになってみてから、上記方法に取り組んでみると、意外なほど効果があるかもしれません。
自分の事を嫌いと感じ、自信が無くなっている方にとって、自分の事を好きになる為には、思考の変化や、行動の変化が求められます。
「自分が嫌い」な方が自分を好きになる具体的な方法については、以下のエントリーに非常に詳細にまとめられていますので、是非、そちらを参考にして頂ければ幸いです。
「自分が嫌い」な人が自分を好きになる為の14個の改善方法!まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。自信喪失した方が本エントリーを読んで、何か少しでもきっかけを掴めて頂ければ、本当にうれしいです。
自信を喪失しがちな人は、自信がない自分に対して劣等感を感じがちですが、個人的には、常に自信満々の人よりも、喪失するくらいの方が、人の痛みも分かって、他人にも優しくできると思っています。
自身のネガティブな面だけを見ず、ポジティブな面も見る事が出来れば、きっと道は開けるはずです。あなたの生活が愛と潤いに溢れることを祈って。
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