ドタキャンする人の対処法!ドタキャンする人の特徴と併せて紹介!

何か月も前から約束していたのに、前日になって突然会う約束を反故にされた。前から約束していたのに、忙しいからという理由で会う約束を反故にされた。

世の中にはこんな『土壇場になって用事をキャンセルする人』いわゆるドタキャンする人が一定数存在しています。今回は、そんなドタキャンする人が持つ特徴や、身近にドタキャンする人がいる場合の対処法について綴っていきます。

ドタキャンする人の特徴

自分本位である

自分を中心に物事を考える人は、ドタキャンし易い傾向にあります。

このようなひとは、自分の気持ちが一番大切なので、約束した時は行くつもりでも、時間が経って気が変われば、簡単に約束をキャンセルします。

面倒くさくなった、気分が乗らない、他に優先したい約束がある、天候が悪い、参加するメンバーが気にいらない、体調がすぐれない、等々、気が変わる要因はいくらでもあります。

気が変われば、自分中心なので、それが約束した日の間際であろうと、キャンセルすることに躊躇することはありません。

時間にルーズである

時間にだらしない人も、ドタキャンし易い傾向にあります。

時間にルーズなわけですから、ドタキャンしないまでも、遅刻は日常茶飯事で、遅刻し過ぎたから結局行かないという事になってしまいがちです。

また、時間にルーズということは時間管理が甘いということなので、1日に2つも3つも予定を入れて、結局消化しきれずに、後半の約束をドタキャンしてしまう事になるのです。

このような人は、約束事を軽く考えていることが多く、ドタキャンしても後ろめたさはないので、何度でも同じ事を繰り返してしまいます。

気分にむらがある

気持にむらがある人もドタキャンしがちです。

約束した時は気分が盛り上がって約束したものの、後になって気持ちが冷めて、行きたくなくなってしまうのです。

このような人には、気分が乗らないけれど約束したから行く、といった選択肢はありません。よってドタキャンするわけですが、そのことによる後ろめたさも皆無です。

彼ら気分屋の気分はコロコロ変わるので、約束した日から当日まで間が長いと、盛り上がった気持ちを維持する事は、至難の業です。また、気持ちが乗らない時に参加することはいけない事だと、思っているふしさえあります。

面倒くさがりやである

ドタキャンする人で最も多いのは、面倒くさがり屋です。

何事においても面倒くさく思う人は、約束したものの、その日が近づくにつれて行きたくなくなるのです。

理由は至ってシンプル、面倒くさいから。彼らは、面倒くいなぁ、参加したくないなぁ、と思いながら日々を過ごし約束当日を迎えてしまいます。面倒くさくて行きたくないのですから、ダラダラと支度もすすみません。そして、遅刻しそうになると、慌てて急ぐのではなく、何と言って断ろうかと考えはじめるのです。

その結果こういった人は、約束当日のキャンセルという、究極のドタキャンを実行してしまうのです。

相手の気持ちを推し量る事が苦手

相手の気持ちを思いやる事が苦手のひとは、相手が断られたらどんな気持ちになるのか、想像する事ができません。

一般の人は約束をすると、その約束をまもる為に多かれ少なかれ、お金や体調、他の約束との兼ね合いなどを考えて行動します。

約束を破る事にまれば、相手は酷く気分を害するだろう。そのことで嫌われてしまい、次は誘ってくれなくなるかもしれない。ドタキャンした事が他の人に知られれば、友達がいなくなるかもしれない。などと考えて約束を守る為に努力します。

しかし、相手の気持ちを推し量る事が苦手な人は、それらのことが解からない為、簡単にドタキャンしてしまうのです。

計画性に欠ける

計画性に欠ける人は、物事を、順序立てて考える事が苦手な人が多い傾向にあります。

大抵の人は約束を守る為に、お金や、他の約束との兼ね合い、時間の調整、必要とあれば体調管理にいたるまで、順序立てて計画し実行していきます。

残念なことに、計画性に欠ける人は、それができません。全てにおいて行き当たりばったりなので、色々ところで破綻や無理が生じ、約束が果たせなくなります。

そして彼らは、傍からみればもっと速くキャンセル出来ただろうと思われるときも、計画性が無いため、それが解からずに、直前になってはじめて出来ない事に気づき、キャンセルつまり、ドタキャンとなるのです。

何事にも楽観的である

楽天家というのは、ある意味とても厄介な人です。

例えば「これ以上飲んだら、二日酔いで、明日の予定キャンセルする事になるかもしれないけれど、まぁいいかぁなんとかなるさぁ、飲んじゃぁえ!」とか、

「今、お金を使っちゃったら、あの約束の時に足りなくなって困るかもしれないけど、節約すればいいさぁ、これ買っちゃおう!」とか、

「一日のうちに、予定3つも入れちゃたけれど、駆け足で回ればなんとかなるさぁ~」とか、

楽観的な人は、何事においても、”まぁ、何とかなるさぁ“とうスタイルなので、甘く見すぎた付けが、ドタキャンとなって現れるのです。

スケジュール帳を埋める事が好き

スケジュール帳に、やたらと予定を書き込む事が好きな人がいます。このような人も、必然的に、ドタキャンする事が多くなってしまいます。

スケジュール帳がいっぱいだと、自分は人気がある、人々に必要とされている、みんなに好かれており頼りにされている、と思えるからです。

彼らにとって最も重要な事は、スケジュール帳を埋める事であって、参加することではありません。自分の趣味や嗜好、技量などは考慮に入れずに、どんどん予定を入れるわけですから、当然予定は破綻をきたします。よってドタキャンということになるのです。

ドタキャンしてもまた、どんどんスケジュール帳を埋めようとする彼らは、最もたちが悪いともいえるでしょう。

健康管理ができていない

自分の健康管理が疎かになってしまう人も、ドタキャンし易い傾向にあるといえます。

仕事の配分が悪く無理をして体を壊す。飲み過ぎによる二日酔いで動けなくなる。日頃の不摂生が祟り病気になってしまう。等々、体が言う事をきかなければ、どんなに行きたくてもドタキャンせざるを得ません。

ただ、自分の健康管理が出来ていないというより、元々体が弱かったり、持病を持っていたり、敏感な体質のため季節の変わり目に体調を崩し易かったり、また女性の場合には、月経による体調不良等々、本人を責めるには酷な場合もあります。

自分の中での優先順位がある

優先順位が明確にある人もドタキャンすることが多くなりがちです。

最も分かりやすい例を挙げると a子さんは、一ヶ月程前に友達とミュージカルを観に行く約束をしていましたが、約束の日の前日、彼氏からデートに誘われ、友達との約束をドタキャンしました。

a子さんにとって、友達より彼氏の方が優先順位が高いため、友達との予定をドタキャンするという事態がおこるのです。この時先に約束したという事は、全く考慮されません。

また、社会人になると、仕事の上下関係ができるため、こういったことが起こり易いともいえます。先約があるからと、上司の誘いを断れる人は、そんなに多くはいません。

基本、家の中が好き

自分の家に居るのが一番好きという人もドタキャンしがちです。

彼らは、元々家の中に居ることが一番好きなのですから、基本、外出を必要とする約束をしません。

しかし、一人で生きているわけではないので、毎回毎回誘いを断れるとはかぎりません。

波風を立てない為に約束はしたものの行きたくない、ではどうするか。彼らは、約束間際になって、最もらしい口実を作りドタキャンするのです。

前もって断るより、間際になって、体調が悪い、どうしても外せない急用ができた、身内が倒れた、等々と言って断る方が断りやすく、波風が立たないと思っているからです。

熱中している物がある

何か物凄く熱中するものがある人も、度々ドタキャンします。

例えば、あるゲームにとてもハマっている人がいるとします。約束の間際までしていて、時間に遅れたり、ゲームが面白くて止めたくなくなったり、そうなればもう、約束をドタキャンするしかありません。

ゲーム以外にも、プラモデルやフィギュア造りが好きだったり、読書やテレビやⅮⅤⅮ鑑賞、はたまた、友達との電話等々、途中でやめたく無いと思うものは人それぞれ身の回りに多く存在します。

約束の時間の前にしていて、それをやめたく無いからということなので、必然的にドタキャンとなるのです。

優柔不断である

優柔不断で物事を自分で中々決められない人も、ドタキャンし易い傾向にあるといえます。

優柔不断な人は、物事を直ぐに決める事が出来ないため、ぐずぐずしているうちにその場の雰囲気に飲まれてしまい、したくもない約束をしてしまったり、あるいは先約があるのに、他の約束を優先するように強要されるのを、断れなかったりとしがちです。そのため、ドタキャンせざるを得ない状況になるのです。

また、どっちつかずでフラフラしている為、ダブルブッキングなどという事にも陥り易くなります。何事も、自分の意志で決めることのできない彼らは、その都度その都度で、他人の意見に流されて約束をしてしまう為、ドタキャンする事になるのです。

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計画的にお金を使えない

計画的にお金を管理出来ない人もドタキャンする事が多くなりがちです。

どんなに約束を守りたくても、先立つものがなくては参加できません。

彼らは、つい目先の事に目を奪われてお金を使ってしまいます。そのため、給料日からより離れている約束程、ドタキャンする可能性が高くなります。数日後の約束を守るために、確実にお金がいると解かっていても、このような人は、”なんとかなるさぁ、まだ日にちがある。などと高をくくり、ついつい浪費してりまいます。

彼らには、いざという時のための蓄えなど、あろうはずもないので、行きたくても行けないとなってしまうのです。

ドタキャンする人との接し方

ここからは、身近にドタキャンする人がいる場合の対処法について綴っていきます。

ドタキャンする人とは距離をとる

土壇場になって約束をキャンセルする人とは、今後の付き合い方を見直す必要があります。

仕事などどうしても関係を切れない場合を除いて、友人、知人でドタキャンが当たり前の場合、相手は『時間の貴重さ』に非常に無頓着であり、それはあなたの人生に大きな損失を与えてしまう事になりかねません。

例えば、旅行の計画を立てて以前から楽しみにしていたのに、直前になってその約束をキャンセルされたら、あなたが失うのは「時間」だけではなく「お金」や、その旅行を楽しみにしていた「ワクワクした気持ち」も萎むことになってしまいます。

ドタキャンを平気で出来る人は、相手の時間を奪うことへの罪悪感が希薄なのです。関係を断ち切る必要まではありませんが、深い付き合いをしない様にしたり、またある程度心の距離を保っておく方が心の安定にもつながります。

何故ドタキャンが良くないかをわからせる

関係を切れない人で、ドタキャンが激しいなら一度面と向かって、どうしてそんなに頻繁に約束を破るのか?破られた側はどんな気持ちになるのか、破られた事でどんな不利益が生じたか、しっかりと解からせる事も大切です。

ドタキャンする人の多くは、『共感能力』が低く、自己中心的に物事を考えてしまう傾向にあります。ただ、このような人の中にはただ鈍いだけの人もいて、悪気が無い場合もあります。

そこであなたは、どんなにその約束を楽しみにし期待していたかを、その人に切々と訴える必要があります。あるいはその約束のために準備していた事、使ったお金など、具体的に示す事も効果的です。

ただここで肝心な事は、相手を思いやった言葉を慎重に選ぶ事です。ただ鈍いだけの人ならば、あなたの気持ちさえ理解出来れば、おおいに反省するのですから、追い打ちを掛けるような言動にならないよう注意しましょう。

悪気は無くただ鈍いだけの人ならば、あなたの気持ちさえ理解出来れば、再びドタキャンするという事はなくなります。

だらしない生活態度を改善させる

何事においてもだらしない人は、ドタキャンしがちです。

時間にだらしないため、遅刻でドタキャン。だらしなくて計画性もないので、ダブルブッキングでドタキャン。体調管理もだらしないので、二日酔いでドタキャン。等々

このような人は、だらしない生活態度を改善させない限りずっとドタキャンを繰り返す事になります。

しかしだらしない生活態度の改善は、一朝一夕で出来るものではありません。さしあたり、約束の何日か前に予定に無理が無いか確認し、約束の前日には、二日酔いなどでキャンセルされない様に注意する必要もあります。また、寝坊によるキャンセルを防ぐために、モーニングコールがいる場合さえあります。

このように、だらしない人と付き合う事はとても大変です。よって、そんな苦労をしてまでも付き合いたい人なのか、あなた自身が今一度、じっくり吟味する事をお勧めします。

もし、そうしてまでも付き合いたい相手なら、短気にならず腹をくくってじっくりと相手と向き合い、一緒になって生活態度の改善に励みましょう。全てを改善する事が出来なくても、お金や時間の一つだけでも改善されれば、ドタキャンされる確率がグッと減るはずです。

浪費癖を直させる

浪費癖のある人は、お金にだらしないため、無駄遣いが多く衝動買いも多いといえます。約束を守る為にお金がいると解かっていても、「まぁ何とかなるさぁ」「これから節約すればいいさぁ」などと思い浪費を止められません。そして結局、参加費用を捻出できずにドタキャンとなってしまいます。

このような人と接する場合、計画的にお金を使うよう進言する必要があります。相手が子供ならば、お小遣い帳を付けさせるという手もありますが、大人ならばそうはいきません。それに大人の浪費癖は、そう簡単には直りません。

そこでこのような人と接する場合、お金が無いことによるドタキャンを防ぐために、相手に収入が入った時早々に、参加費を徴収するのも有効な手段の一つです。

参加する意思があるから約束したのですから、早々の徴収に多少文句があったとしても、支払うはずです。もし支払いを拒むようなら、それは必ずしも約束を守る意思が無いという事です。

計画的にお金を使おうとせず浪費癖を改める努力をすることもなく、前もっての徴収も拒むような人とは、縁を切るまではしなくても、一定の距離を取る事をお勧めします。

体調管理がきちんと出来るようにする

体調管理が行き届かず、何度もドタキャンしてしまう人の場合は、あなた自身でその人のドタキャン理由について納得できるかがポイントです。

例えば、元々体が弱かったり、持病を持っていたり、敏感な体質の為、季節の変わり目などに体を壊し易かったり。また女性の方ならば、月経による体調不良の場合も考えられます。

このような場合は、何度かドタキャンが続いても、暖かい気持ちで相手に接する事が大切です。決して無理強いせず、相手と気まずくならないように、最大限の気遣いが必要です。

しかし、二日酔いや不摂生でだらしない生活態度による体調不良の場合は、おおいに改善を求める必要があります。約束の前日に、二日酔いにならないようにくぎを刺したり、暴飲暴食による体調不良にならないように注意させましょう。

家の中が好きという人の気持ちに合わせてみる。

外出するのが苦手で、自分の家に居る事が一番好きというタイプのドタキャンさんとは、会う場所を考えることでドタキャンを防ぎましょう。

このタイプは、その場の雰囲気に流されたり関係の悪化を恐れて、心ならずも約束をしてしまったけれど、間際になってやっぱり行きたくなくてドタキャンという手段を取ってしまうのです。

彼らの本音は、‟折角の休みの日なのに、わざわざ外出して人混みに揉まれるような疲れる事をしなくてもいい″です。ドタキャンは良くない事ですが、彼らの気持ちも解からないではありません。

そんな彼らと上手く付き合うためにも、外出するのではなく、一緒に家で出来るものを探す事をお勧めします。

甘い物を持ち寄り、恋愛話に花を咲かせるも良し、お酒を持参して、上司の愚痴を言い合うのもよし、皆でDVD鑑賞やゲーム対戦も良いでしょう。

外出するだけが、付き合う方法ではありません。一緒にいて居心地が良い事が大切なもてす。どうぞ、あなた達なりの方法を模索してください。

一対一での約束を避ける

ドタキャンされても計画を実行させる一番良い方法は、ドタキャンする人とは、一対一で約束をしないことです。

ドタキャンする人は、悪びれる事無く何度でも繰り返す事が多いので、その度ごとに計画が中止になると、あなたにかかるストレスは、半端の無いものとなってしまいます。そこで、複数の人と約束をしておけば、一人ぐらい不参加でも計画の実行は可能です。

ドタキャンする人とは、人数集め的な感覚で、広く浅くをモットーに接していく方が賢明だといえます。そうすれば、彼らの行動にいちいち腹を立てなくて済み、あなたのストレスや負担が、かなり軽減されるはずです。

また、彼らの八方美人的な能力は、軽いノリでその場の雰囲気を盛り上げる事に長けています。そのためそれは、少人数ではなく大人数でこそ発揮されるものなもです。

ドタキャンする人に振り回されているあなたへ

ドタキャンしがちな人とどう付き合っていくかは、相手があなたにとって、どれほどのウエイトを占めている存在であるかで決めていく必要があります。

極端な話、相手に惚れぬいていれば、例えドタキャンされようが相手を切る事の出来ないあなたは、嫌われない様に我慢するしかありません。

しかし今迄述べてきたように、ドタキャンに至る原因には様々な事が考えられ、対処法も様々なので、この人と付き合っていくしかないと腹を決めたら、ドタキャンされない様に色々試してみてください。

一度切れてしまった糸をもう一度繋ぎ直す事は、とても難しい事です。

そのことを十分に理解した上で、あなたの中に占める相手の大きさと、その仕打ちを良く見比べて、切る事も考慮に入れて慎重に考察してください。

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