今回はハングリー精神の意味や、それを鍛えるための具体的な方法について解説していきます。
ハングリー精神ってそもそも何だろうと疑問を持っている方や、ハングリー精神が足りず、それを養う方法を探している方のためになれば幸いです!
以下、目次となります。お好きなところから読み進めてみて下さい!
ハングリー精神とはどういう意味か
物事を強く求め、達成への強い意志を持ってことに当たる気持ちや、心意気などを意味する表現。
ハングリー精神とは、上記の引用の通り、何か大きな目標を持ち、それを成し遂げるために抱く意欲や、姿勢などを指します。
意味合いとしては「チャレンジ精神」などもそれに近いニュアンスとなります。
また、ハングリー精神を使った名言では、故スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式の際に送った言葉として、「Stay hungry, stay foolish(ハングリーであれ。愚か者であれ。)」が非常に有名です。
あなたも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ハングリー精神を鍛えるための12個の方法
以下に、ハングリー精神を鍛えるための具体的な方法について、詳しく説明していきます。
簡単な方法から、実行が中々難しいものまで、多く記載しているので、自分に合った方法を見つけて貰えれば幸いです!
ゴールを作らないこと
ハングリー精神を鍛えるためには、ゴールを作らないことです!
ハングリー精神とは、高い目標をクリアするための意思や気持ちのことです。目標を達成したとき、人はハングリー精神を持ち続けられるのでしょうか。お腹が満たされたのに、食事を続けるでしょうか。きっとできないでしょう。
満たされてしまったら、次にハングリー精神が出てくるのは、またお腹が空いたときです。それはいつでしょうか。気持ちの問題ですから、一度途切れてしまうと再び持ち直すのは大変です。
しかし、ゴールを決めずにずっと頑張り続けることも、同様に難しいです。ゴールの見えない長い道のりは、きっとあなたも心が折れてしまいますよね。
そのため、適度に休憩や中継地点を取ってみましょう。
いくつものステップを設定し、ある程度努力することで達成できる様な小さな目標を用意しておくのです。まさに階段を昇るように、ゴールに向かって努力していくことになるので、ひとつひとつの達成感が自分の自信につながります。
小さな目標を達成したら、次の目標が見えていることが大切で、今自分が置かれている状況には満足することなく、常に上を意識するクセがつき、ハングリー精神も鍛えられます!
緊迫感を持つ
期限や危機が差し迫っている緊迫感を持つことが、ハングリー精神を鍛える事に繋がります。
緊急性が無い物事に取り組む場合でも、あえて厳しい期限やクオリティを設定する癖をつければ、何事に対してもハングリー精神を持って挑むことが出来ます。
また、それは最初からやる気を起こすことにも繋がり、気持ちの重心を前に持っていけるはずです。
あまりにやり過ぎてしまうと、心が疲弊してしまうので、注意が必要ですが、ハングリー精神が足りないと感じている方は、是非試してみましょう!きっと仕事の効率も上がるなど、副次的な効果もあるはずです!
憧れや嫉妬の対象を日々眺める
嫉妬という感情を上手に利用することで、あなたのハングリー精神をもっと鍛えることができます。
憧れの人の日常を、いつでも見られる状態にしておきましょう。人は自身の目標を意識するよりも、「既にその目標を達成している人」を意識する方が、何かしら心の揺らぎを感じるものです。これが俗に言う、憧れや嫉妬と呼ばれる感情です。
夢を追って日々悶々としていた筆者が、かつて友人から言われた言葉で印象深かった言葉があります。それは「その人を見て嫉妬するのなら、あなたは必ずその立ち位置に行けるよ」というものでした。
自分の目指す場所、地位、立場を既に手に入れて居る人に対し、悔しい気持ちがあるうちは、そこに向かって頑張ることができる。逆に言えば、目指すべきものがフワフワとしているうちは強いハングリー精神も芽生え損なってしまうのです。
ハングリー精神は夢を叶える糧であり手段。上手に利用すれば、何よりの起爆剤になります。是非あなたも今日から憧れの対象を眺めてみましょう。きっと心に変化が起こるはずです!
現状に満足せず妥協しないこと
完全なる満足は、ハングリー精神を鍛える上では必要ありません。欠けているから、求めようと思います。満たされないから、満たされようと思うのです。だからこそ、「これぐらいでいいや」という妥協はハングリー精神には敵です。
そのため、目標に対して、「貪欲さ」を持ってみましょう。また、その目標から目移りしず、目標としたものをいつも頭から離さず、意識する癖をつけましょう!
常に満足せず、飢え続けることがハングリー精神を鍛えることに繋がります。
お財布に余分なお金を入れない
ハングリー精神を養いたい方は、お財布に余分なお金は一切入れないことを一度は試してみましょう。
交通網は発達し、コンビニが至る所にある便利大国日本において、ハングリー精神を鍛えることは至難の業です。しかしそれらのサービスは全て、お金があってこそ享受できます。
お金がなければ、自分の足で歩き、お腹が減っても我慢をすることになります。そうこうするうちに、足腰は鍛えられ、余分なエネルギーの消費を防ぐために近道を探すようになる。地図を読むことも得意になるでしょう。
自分の足で歩くことで、足を踏み入れてはならない場所などへのセンサーも鋭くなります。お腹が減ってもお金がないのですから、自宅で拵えたものを持ち歩く、もしくはデパ地下やス-パ-での試食、果ては食べられる野草への知識などへも感心が及ぶかもしれません。
まずはお財布に入っている余分なお金を自宅の貯金箱へいれ、外へ出掛けましょう!
向上心を高めることでハングリー精神を鍛える
ハングリー精神は、相手との競争の中で生まれ、なんとかして相手を打ち負かして、自分が優位な状況になりたいという精神状態なので、自分の能力を高めて相手に認めさせる必要があります。
相手との競争に勝つためには、それに関する知識や技術を身につけ磨く必要があり、そのための原動力となるのが、向上心ともいえます。
向上心を抱えながら、相手に対する負けたくないという感情をコントロールすることでハングリー精神は鍛えられます。
実際に相手に対峙した際には、時にはハッタリをかますくらいの勢いも必要となり、その行動には自分なりの能力の裏付けが必要です。ハングリーであるためには、物事に対する向上心を持ち続け、負けん気を強く発揮してみましょう!
何にでも挑戦すること
自分にハードルを設けず、何にでも挑戦してみましょう。また可能であれば、無理だと思うような事にも意欲的に挑戦してみて下さい。その行為は間違いなくあなたのハングリー精神を育みます。
人間にとって、生きていく上でハングリー精神はとても大事なものです。この気持ちがあるからこそ、上へ上へと自分を高めていけます。
ハングリー精神が高い方は、何にでも前向きに挑戦している方が多いです。失敗を恐れないで、得意不得意に関係なく、色々なことに挑戦しているからこそ、心が強くなり、もっと自分を磨いていこうという前向きな気持ちになれます。
何事にも恐れないで挑戦する気持ちを持てば、自然とハングリー精神は鍛えられて、あなたを成功に導いてくれるはずです!
少しだけ自意識過剰になる
ハングリー精神を鍛えたい方は、少しだけ自意識過剰になることを意識してみましょう!
もちろん他人のことを考えず迷惑をかける自意識過剰は迷惑ですので、そういった力量はわきまえて下さい。ですが、「自分が一番だ」と思えることは、精神面においてかなり強みになります。
例えば、芸術家や音楽家や漫画家なども同じことで、自分の作品は絶対にダメなんだと思って作品を展示する人なんてほとんどいませんし、いたとしてもそういう人の作品が面白いわけがありません。
芸術関係でなくとも、陸上競技(スポーツ全般)なども同じで、自分以外に速い人間などいないと思い鍛えるだけでも、自信のない人よりは違った人間になれるはずです。
チームでなにかをする場合でも、仲間と競争意識をもって、自分が一番だと思うことができれば、自然と精神力は鍛えられると思います!ぜひ実践してみてください。
一度全ての物が無くなれば、と想像してみる
今ある物が全部無くなったら、と想像してみて下さい。今当たり前に生活している事が実は当たり前ではない事がわかると思います。
私達の生活はほとんどみんな毎日同じ事の繰り返しです。毎日学校へ行く人、仕事に行く人、それが毎日当たり前になっており、確かにハングリー精神など無くなってしまいます。
しかし、もし経済的に困って学校に通えなければ、会社が倒産して仕事を失えば、ごはんや服など買うお金がなければ、親がいなければ、友人がいなければ、どうなるでしょうか。
今まであって当たり前な事を失う事を想像したら、何とかしないと、と頑張れませんか?
また、災害などで大変な目にあった人達、大切な物、大切な人を失った人達がたくさんいます。もし、それが自分だったら?と想像することによって、昨日より少し頑張る気持ちが沸き起こってくるでしょう。
一度真剣に想像してみれば、次第に自分の中でハングリー精神が養われていくことが実感できるはずです!
本を通して知らない世界に触れる
ハングリー精神がなく、日々の物足りなさを実感している方は、まず本を通して自分の知らない世界に触れ、様々な価値観の人の言葉に出会う事も重要です。
本から、このような生き方もできるのかと知ることで、自身のハングリー精神を非常に大きく揺さぶることが出来ます。
自己啓発本を読んで、成功者の生き方を知る事で、負けたくないという気持ちが高まり、ハングリー精神が鍛えられるかも知れません。また、単純に何か小説を読むだけでも、自身の知見が広がり、気分が高まるでしょう!
本は私達に様々な感情を与えてくれます。それはハングリー精神も同様です。
読書嫌いな方ほど、まずは一度書店に赴き、自身のハングリー精神を揺さぶられそうな書籍を探してみて下さい!
モテたい心を開放する
ハングリー精神を鍛えたい男性は、モテたい心を開放してみましょう!
かなり直球な方法ですが、モテたいという感情は人間だれしも持っているものです。モテたい欲求というものはとてつもない力を秘めています。
スポーツジムに通うのも、食事を摂生するのも、モテたい心からきている人は多いと思います。モテたい、そう思うだけでハングリー精神は養われます!
いい仕事を得ること、おしゃれになること、おもしろくなること、様々な事に対してモテたい欲求は力を発揮し、更にはあなた自身のスキルアップや外見の改善にも繋がります!
一人で異文化交流に接するべし
ハングリー精神が足りない、今すぐ鍛えたいと思っている方は、一人で異文化交流をしてみましょう!
数日で良いのでアジア諸国などを旅してみて下さい。もちろんツアーでなく、個人旅行です。日本人と接することを少なくし、現地人と接する機会を作るのです。
日本語が通じない地域で生活をすることで、日本では躊躇するようなこともやらないといけない状況になるため、自然と積極的に行動できるようになります。周りは誰も助けてくれないので、自ら動くしかありません。
そういう生活を数日過ごしていると、日本で過ごしていた日常が怠惰に感じられるようになります。もっとハングリー精神が必要だという考え方にシフトし、何よりハングリーに生きてることが自体が楽しくなるはずです!
ハングリー精神を鍛えた体験談!
本項では、ハングリー精神を鍛える方法を体験談ベースで紹介いたします。きっとあなたの胸を打つ体験談があるかも知れません!
ハングリー精神を鍛える、気持ちの後押しが欲しいと思っている方は是非読んでみて下さいね!
娘の寝顔を見て、気を引き締める
40代前半女性の体験談
私にとって、娘の健やかな寝顔を見ることは、ハングリー精神を養う事に繋がっています。
娘が6歳の時に、離婚して以来、実家からも遠い地でシングルマザーとして娘を育ててきています。もし、自分一人だったら、どこかで何かを妥協して、怠惰な生活を送ってしまっていたかもしれません。
しかし、娘の寝顔を見るたびに、何度も「片親育ちの娘が本音で自慢で出来る母親でいたい!」という気持ちが高まり、ハングリー精神を掻き立てられました。
睡眠を削ってまでクオリティの高い仕事を納期以内に引き受けて、なんとかこなして来ました。
フリーランスになってからまだ半年ですが、初年度にも関わらず、ここまでなんとか借金もせずにやってくることが出来ました。これから娘にはどんどんお金がかかるので、健康面も含めて、自分がしっかりと稼いで上を目指して頑張っていかねば、と思っています。
まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
ハングリー精神に関して、その意味と、合わせてハングリー精神の鍛え方についてお話しました。この記事を読み、少しでもあなたが昂ぶりを感じたのであれば、非常にうれしいです!
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