何も達成できない。周りの人より自分は劣っている。
そんな気持ちに陥ってしまうと、人は自分のことを情けない、ダメな奴だと感じてしまいます。
今回は情けないと感じてしまう瞬間と、その時の対処法をまとめました。自分のことに100%自信があって、自分のことが大好きな人はほとんどいません。みんな何かしらの不安や不安を抱えて、生きているものです。
情けないと感じる瞬間と、その時の対処法を読んで、少しだけ心を楽にしてみてください。
情けないと感じる5つの瞬間と対処法
自分が情けないと感じる瞬間はどんなものがあるでしょうか?この記事を検索しているあなたは、どの瞬間に当てはまりますか?
また大事な人が、自分のことを情けないと呟いているなら、彼らはどんなことで打ちひしがれているのでしょうか?1つずつ考えながら、進んでみましょう。
自分が情けないと思う瞬間1・周りより劣っていると感じる時
誰かと比べて自分が劣っていると感じた時、人はどうしようもなく情けなくなってしまいます。
同級生が大企業に就職した。
親友がとても素敵な家庭を築いている。
優秀な兄弟がいる。
本当は自分という主軸をしっかり持てれば、誰かをうらやんで悲しくなることはないのに、それでも人は誰か自分をと比べてしまうことをやめられません。
自分には『ない』部分は、とても輝いて見えます。そしてそれを持っていない自分を不完全に感じ、情けない・やるせないという気持ちが押し寄せてしまうのです。
でもあなた自身は何もかも持っていないわけではありませんよね?
就職に負けたと今は思っていても、それを10年後同じように感じるかは絶対に今はわかりません。結婚ができないかもとおもっていても、実は結婚するより、一人で悠々自適に暮らしているほうが性に合っているということもあります。
誰かが持っているものは、あなたの持っていないもので、誰かが持っていないものは、あなたの持っているものです。
そんな風にみんな違うから、世界が回っているんです。
持っていないものだけを見て、情けないと自分を卑下するなんてもったいない!!あなたの持っているものは、他の誰かが欲しくても手に入れられないものなんですから。
自分が情けないと思う瞬間2・現実から逃げた時
受け止められない現実から逃げた時も、人は自分の非力さと弱さに崩れ落ちてしまいます。
誰かに寄りかかっていないと、立っていられない自分を直視できない。
生活に困っているのに、誰かに助けを求められない。
自分の弱さを直視するのは、恐ろしく、そしてとても勇気がいる行動です。でもいいじゃないですか。別に逃げても。
こういう時、多くのメンタル系の記事は『現実を受け止めましょう』と、説いてきかせます。でもだからこそ、いいじゃないですか。別に逃げたって。
逃げれるところまでとことん逃げて、そしてどうしようもなくなってから現実を見るという方法でも悪くありません。
だって自分で自分を追いつめるほうが、ずっとずっと良くないですから。
逃げられるなら、逃げましょう。それを情けなく思う必要なんてないんです。直視しなければいけない現実なら、逃げて、逃げて、逃げても、いずれは自分に追いついてきます。
情けないという気持ちで潰れてしまうくらいなら、現実なんて逃げていいんです。でも走って逃げて、もう疲れてしまったら一緒に覚悟を決めましょうね。
自分が情けないと思う瞬間3・期待にこたえられなかった時
とても真面目な人が感じてしまいやすい、自分をどん底に落とす瞬間です。
部活でキャプテンに就任したのに、大事な試合で惨敗した。
上司に能力をかってもらって、企画をしたのに大失敗した。
大切な何かを任されたのに、成功するように努力を惜しまなかったのに、それでも成果がついてこないと、自分の能力に絶望してしまうのは当たり前です。
頑張ったから、報われないとやるせないんです。期待してもらった人が大切は人だったから、その人に合わせる顔がないんです。
でも、現実は時にすごく残酷です。
全ての人が、望みを叶えられるわけじゃない。1人の成功者がいれば、その陰に100人の脱落者がいる。期待に応えられなくて、落ち込んだなら泣きたいだけ泣いて、嘆いた後は『しょうがないかあ~』と口に出してみましょう。
大切な人の期待答えられず失望させてしまったなら、別の方法でリベンジしてください。あなたの人生はこれから、まだまだ続いていくんです。
だから一つの躓きで下を向くなんて、もったいない!!!『しょーがない、人生こんなこともあるさ~』辛くなったら、白々しくてもそんな言葉を自分にかけてあげてください。
自分が情けないと思う瞬間と対処法4・周りに頼ってしまう自分を認めた時
自分が自立できていないと実感するとき、自分の弱さや脆さに情けないと感じてしまうことがあります。
でも、よく考えてみてください。周りに頼って何がいけないのでしょう?
甘えだ。お前は情けない奴だ。恥ずかしくないのか。そんな言葉を吐きかけてくる人は、結局あなたのことを傷つけるだけで手を差し伸べてはくれません。だからそんな言葉に傷つく必要はありません。
人は1人では生きてはいけないのです。
頼ることが情けないと感じるなら、頼られることも覚えていけばいい。頼ってしまう人に申し訳ないと感じるなら、ちゃんとお礼を伝えてきちんとその人との関係を良好に保てばいい。
本当はそれだけのことです。
頼りすぎることが良くない事だ。一人で立つことがいい事だ。そんな思い込みは捨ててください。情けないと思う必要がない事で、心を傷つける必要はありません。
自分が情けないと思う瞬間と対処法5・周りと同じことができないとき
自分以外の人たちが、特に労せずできていることが自分だけできないと、激しい劣等感から自分を情けないと感じてしまうことがあります。
周りができているのに、なぜ自分だけできないんだ
なぜ自分だけ違うんだ。
こんな気持ちを抱くと、後はどんどん自分を追いつめるよう言葉だけが思考を占領してしまいます。
確かに当たり前のことができないと、そんな自分に嫌気がさすこともあるでしょう。そして周りから『何そんなことができないんだ?』という目を向けられたなら、いたたまれなくなるのが普通です。
でも、でもね、しょーがないじゃないですか。人はみんな違います。一卵性双生児の双子だって、外見は似ていても性格や能力は全く違います。
みんな違って当たり前なんです。
だから過度に自分を責める前に、自分の得意なことできることにも目を向けて『できない事もある。だけど自分にはこんなできることもある』と呟いてみましょう。
誰だって隣の芝生は青いものです。だけど隣の芝生をうらやむ前に自分の庭の手入れをした人が、積極一番幸せになるんですよ!
自分が情けないと感じている時周りはどう思っているのか?
自分の情けなさに打ちひしがれている時、周りはどう感じているか考えたことはありますか?
もしどの瞬間の対処法もしっくりこないと感じているなら、第三者の目線を知ることで情けないという見方を変えてみましょう。
周りはそんなに気にしていない
仕事で失敗した。受験で失敗した。何かで自分の中ではとんでもないミスを犯したとしても、実はその事実を自分以上に落ち込み嘆いている人はいないんです。
例えば友人と自分の立場を入れ替えて、友人が失敗した時に自分はどんな気持ちになるか想像してみましょう。
ほら、思ったより深刻には捉えていませんよね?
情けないと感じるほど自分を追いつめてしまっている時、人はたいてい視野が極端に狭くなっています。
だからちょっとだけ視野を広げるためにも第三者の視点をもってみましょう。
励ましたい・気持ちを楽にしてあげたい
友人が自分の情けなさに打ちひしがれている時、あなたならどうしますか?
励ますために飲み会に誘ってみたり、落ち込んだ原因の話を聞いてあげたり、とにかく励ましたり、気持ちをプラスの方向に向けようとしませんか?
情けないと落ち込んでいる時、あなたは周りにとても気を使ったり、心配されています。もし誰かに迷惑をかけてしまったことを気に病んでいるなら、早くその気持ちから脱出して前を向くことが一番だということに気が付くはずです。
自分のことで一杯一杯だからこそ、誰かの目線に立ち、自分を客観的に見てください。情けないという気持ちから、抜け出すヒントがそこには必ずあります。
まとめ
情けない、恥ずかしい、悔しい、悲しい。どれも辛い感情で長く付き合ってはいたくないものです。
でも、情けなくってもいいじゃないですか。別にそれで人生が終わるわけではありません。
逃げ出してしまったんなら、次は立ち向かえるように踏ん張ってみればいい。
自分が嫌いになったなら、今度は自分の素敵なところを探すチャレンジをしたらいい。
自分の限界が見えてしまったら、隣の芝生を見るのをやめて空を眺めたらいい。
自分のダメなところばかりに目が行くから、辛く・苦しくなってしまうんです。すぐにできなくていいんです。情けなくて泣けてしまうなら、たくさん涙を流してから、上を向いてみましょう。
この記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事があなたの沈んだ気持ちを浮上させるきっかけになることを願って。
ありがとうございます。
少し元気になれた。ありがとうございます。
ありがとうございます。
人間なんて信じる必要ないとずっと思って気づけば周りには越され置いていかれてると感じてしまう自分が情けなくてずっと殻にこもってました。
少しずつ努力していこうと思いました。