自分を高めるために意識するべき12個の考え方

今回は「自分を高める」ために意識するべき考え方や、マインドなどをまとめました。自分を高めたいと考えている方の参考になれば幸いです。

では、いってみましょう!

自分を高めるために意識するべき12個の考え方

本項では、自分を高めるために意識するべき考え方やマインドについて、具体例を交えつつ詳細に説明していきます。人により状況が異なる為、以下の方法全てが合致するわけではありません。自身に合った方法や考え方を生活に取り入れることから始めて頂ければ幸いです。

楽しいと思えるものを増やす

自分を高めるために、今よりもっと楽しいと思えるものを増やそう、という考え方を取り入れてみましょう。言い換えると、どんな事に置いても食わず嫌いを無くすということです。

新しいことを始めようとすると、どうしても自分の中のイメージが先行してしまい、手を出せないことはよくあります。なんだか難しそう、人から見られたら恥ずかしそう、自分にはうまく出来なそう・・など。しかし、それは自分を高める機会を自ら捨てているようなもので、すごくもったいないです。

例えば、スポーツに興味があるけれど、友達がいないから手を出せない・・、という場合は、思い切ってやってみれば、部活内で友達ができかもしれませんし、何より楽しい経験を積める可能性があります。

知らないより知っている、知っているより経験したことがある、というように、自分を高めるには実践あるのみです。それが「楽しい」と思えるなら、より自分を高められると思います。

常にアンテナを張る

日頃から様々な情報を得て、何歳になっても貪欲に物事を学び続けるいう考え方は、自分を高めるために非常に有効です。

人は誰しも、歳を重ねるにつれ、自分が経験し歩んできた人生に絶対的な自信を持つようになってきます。また、能動的に情報を得て知識を増やそうとしなくなります。しかし、そこには全く違う考え方を持って違う道を歩んできた人を受け入れられなくなる危険性を孕んでいます。

極端な話、自ら学ばなくなり、自分と違う考えの人を受け入れられなくなれば、その人はそれ以上、人として成長は見込めません。そうならないためにも、たとえ幾つになっても、どこへ行っても常にアンテナを張り、世の中の動きに目を向け、多種多様な考えに触れて自分を高めることが大事です。

物事を多方面から捉えて考える

物事を多方面から考えることを意識することも、自分を高めるために役立ちます。

例えば、スーパーに買い物に行って支払いをする際に並んだレジの担当が研修中の人だったとします。きっと、多くの人が「ミスった!」と思いますが、それは何故でしょうか。

理由としては、いつもはスムーズに支払いが終わるのに、研修生の場合は、ひとつひとつ確認しながらレジを打つ為、時間がかかります。また、おぼつかない手つきを見てイライラもするでしょう。

しかし、このような些細なことについても、多方面から捉えると見方が変わってきます。研修中の人が研修中の表示がなくなって半年後、1年後、どれだけの店員になっているだろう、それを感じることが出来たらどんなに素敵だろうと考えてみて下さい。

もし上記の考え方を取り入れたのであれば、それからは、研修生のレジに並ぶことも少し楽しくかんじられるはずです。

もちろんこの見方は自分自身にも応用可能で、仕事ぶりに振り返ってみたり、立場を変えて見てみたりなど考えると、あらゆる方面から物事を捉えると、大きな発見があり、自身の知見を伸ばし、高めることに繋がります。

憧れの人を想像したり真似したりする

自分を高めるためには、容姿や話し方など、私もあの人になりたい思えるような魅力のある人を見つけて、近づく努力をしてみましょう。

自分と同じような人間の側にいると、そこが自分にとって居心地のよい場所となってしまい、それ以上自分が成長するチャンスを失ってしまいます。自分と同レベルの人間ばかりが周りにいる状態では、そこからさらに自分を磨き、自分を高めるために意識するべき考え方は中々出てきません。

自分が緊張感をもって接しなければならない、自分の目標に相応しい人物を見つけ、その人に近づくために行動を真似したり、観察して様々な事を学んでみて下さい。初めは難しいかも知れませんが、小さなことから少しずつ真似していくことで、それが積み重ねとなって、自分を高めるきっかけとなるでしょう。

シンプルに捉え、シンプルに行動する

物事をシンプルに捉え、シンプルな答えを出し、シンプルに行動することは、自分を高めるために欠かせません。

日頃生活するなかで、様々な人に出会い、様々な経験をしていくものですが、自分にとって合わないと感じる人に接したり、予期せぬ出来事に直面したときこそ、その人の本質が表れます。自分を高められていない方は、そのような事態に陥った場合、どうしても狼狽しがちで、どっしりと構える事が出来ません。

逆に、自分を高めようと日頃から意識している方々を見ていると、世の中のしがらみや煩わしさから解放され、自分自身をあるがままに受け入れているように感じる事が多いです。

無駄なものを捨て、行動を明確化し、全ての物事をシンプルに考える術を身に着けることが出来れば、自分のことについても第三者の目を不必要に気にすることなく、自分らしく堂々と振舞うことが出来ます。そこから生まれる自信が、自分を高める事に繋がります!

明日の自分が楽をできるようにする

明日の自分が楽をできるように努力してみましょう!

本来ならば、常に意識を高くいられたら良いのですが、人間はどうしても楽な方に惹かれてしまいます。その為、短期的な目標として、明日の自分が楽できる方法は何だろうと考えると、今日、今のうちに頑張った方がよいと言う結論になりますよね。

楽をしたいと言う人間のだらしない心を利用して、結果的に意識が高まります。勿論明日になったら、また明後日のために頑張ることになり、さぼることなく過ごすことになります。

先延ばしにして焦ることがないため、気分良く過ごすことができますし、周りからの評価も上がります。仕事や勉強だけでなく、ダイエットや家事など色々なことに応用できる考え方なので意識すると色々な所で役に立ちます!

自分を高めるために、今日から導入出来る考え方なので、問題を先延ばしにして、楽な道を選びがちな方は、是非取り入れてみましょう!

常に「今より少しだけ良い状態」を考える

上述した方法と少し似ていますが、こちらはより短期のスパンで考える方法です。常に「今より少しだけ良い状態」を考え、自分を高めます。

例えば、今、目の前にあるもの、作業していることを、今より少しだけ良い状態にするにはどうしたら良いかを考えます。そして、実行可能であれば、すぐに実行します。「この朝食をもっと美味しく食べるためにはどうしたら良いか」「毎日続けているランニングをもっと快適にするためにはどうしたら良いか」など、なんでも良いのです。

これを常に続けていけば、小さな成功体験がどんどん集まっていきます。成功体験は、自分を高めてくれます。

ただし、「少しだけ」にすることが大切です。大きなことをしようとして、大きく失敗し、立ち直れなくなってしまっては元も子もありません。失敗しても、確実に立ち直れるくらいの大きさに留めておくのが良いです。

大きな目標と共に自己新記録を意識する

より素早く自分を高めるために、常に自己新記録を目指すという考え方を意識してみましょう!

前日より上手くなっている、前日より結果が出ているのなら、成長している証拠です。また、自己新記録の向こうに、こうなりたい自分を夢レベルで良いので設定しておくことが、この方法のポイントです。

夢のような自分になるためには、日々の自己新記録を更新することでしか、到達することは出来ません。一気にジャンプして自分を高めたいと考えたとしても、結局のところ、日々の小さな積み重ねでしかないのです。

それが自己新記録を意識した生活と言えます。この考え方なら、自分を高めることが可能ですし、ある日には、とんでもない高い位置に自分がいることに気付くのはずです。

これは自分を高め、後世に語られるほど偉大な結果を残した偉人たちがよく行っていることです。小さな記録更新と、すごく遠くの大きな目標。どちらも持つことが出来れば、きっとあなたは自分を高めるための第一歩を踏み出せているはずです!

自分の中の本当の感情と向き合う

感情と向き合う

自分を高めるたいと強く願っている方は、一度、自分の本当の感情と向き合ってみましょう。

人は社会に出てたくさんの人達と関わりながら生きています。その中で気付けばやりたくないけれど、やらなければならないことや、本当は違う物を食べたいけど、周りの知人と一緒に食べるために好きでもない物を食べたりと、自分の中の欲求を我慢して生活している人達が多くいると思います。

欲求に対して我慢して生活することでストレスが増えて、その影響で身体を壊したりうつ病になってしまったりする人が増えています。そのような欲求に対して波風立てず素直に向き合ってみるのが、自分を高める事に繋がります。

やりたくないならやりたくないと、違う物を食べたいなら違う物を食べればいいんです。素直に自分の中の欲求に従いましょう。そうすればストレスなど感じる事もなく、自分を知ることも出来て、自分を高められるはずです。

まずは手始めにノートとペンを用意して、一人で静かな場所で自分の感情をひたすらノートに書き込んでみましょう。それら一つ一つと真剣に向き合うことで、きっと何か気づきを得られるはずです。

他人と比較することなく、自分に正直に生きるということ

他人と比較することなく、自分に正直に生きていくということは自分を高めるために欠かせない考え方です。

まず、「自分を高める」といったときに何を基準にするかで、充実度が大きく変化してくるということを認識することが大切です。

ここで、他人と比較するという基準を選択した場合、「自分を高める」に当たってそのベースとなるのは他人であり、他人が変化すれば自分の成長具合も変化していくということになります。つまり、非常に相対的な尺度に依存することとなるので、常に不安定にならざるを得ません。

しかし、「自分を高める」に当たって「自分」を比較対象とするならば、比較基準が絶対的なものになります。すなわち、比較対象が自分なのですから他人の動向などは無関係となり、真に自分自身にフォーカスした上で、自己向上していくことが可能となります。

他人との比較を無意識化で推奨するような現代社会において、「自分」という絶対的な基準を持つことは、価値基準における安定さに繋がるのみならず、自らの本当の夢でありミッションを発見することにも繋がるのです。

究極のポジティブでいること

『ポジティブに考えられないことなど何もない。』と自分に宣言してみて下さい。何事に関しても究極なポジティブでいることは、間違いなく自分を高める事に繋がります。

生きていれば上手くいかないこともあるのは当然ですが、自分が何かを目指している過程で大失敗したとしても、起こってしまったことはどうすることもできません。

しかし、それは受け止め方次第で、自分にとってプラスにもマイナスにもなりえます。生きている中で毎日起こる小さなことでも、自分の経験となっていずれ良い形で帰ってくると思いながら生活すれば、それは必ず戻ってきます。嫌なことがあっても、それは経験です。痛みを知るのも強くなるためだと思っていれば、失敗することも怖くなくなります。

このように全ての事に対してポジティブに考えられる癖をつけられれば、次第に感情が上向きになり、自身を高める事に繋がります。また、より具体的なポジティブになる方法については、以下のエントリーにまとめている為、是非参考にして頂ければ幸いです。

ポジティブになる方法15選!前向きになるために必要なことを厳選!

全てのものごとは楽しめる!自分が楽しいと感じられればオッケー!

少し変わった方法ですが、全てのものごとは楽しめる!自分が楽しいと感じられればオッケー!という考え方を取り入れてみても面白いかも知れません。

一見、楽しみという言葉と、高めるという言葉は正反対のようにも思えますが、そうではありません。理由は二つあります。

一つ目は、脳というのは快感を感じると活性化するという事実です。皆さんも、歌の歌詞、ゲームのキャラクター等、好きなことなら覚えられるのに・・・、という経験はお持ちではないでしょうか?

二つ目は楽しむためには頑張らなければいけないからです。皆さんも周りに何をやっても楽しくない、この仕事は楽しくない、と愚痴ばかり言ってる人はいませんか?

この人たちは、「楽しくないから頑張らない」のではなく、「頑張らないから楽しくない」のです。こう言うと、「でも楽しくないことは頑張りたくないんだけど。」と言われそうですが、実は表面を見ただけで諦めてしまい、その仕事での楽しみ方を知らないだけなのです。

スポーツだって、できるようになってきてからが本当に楽しくなるのです。だから、始めにお話しした「全てのものごとは楽しめる!」という考え方が重要なのです。

また、楽しみは、一種類だけではありません。ゲームに熱中する時のような「クリアしたい!もっと上手くなりたい!」と頑張っている時のような夢中になる楽しみ、激しさはないけれど、パズルのようにじっくり頭を使って考える楽しみ、嫌だなと思いそうな接客を笑顔で頑張った時に、お客さんがニコニコしてくれた時のじわーっと来るような楽しみ、世の中には無限の楽しみがあります。

そして、このように楽しんで色んなことに挑戦し楽しんでいった人は、実力や能力だけでなく、人格においても成長でき、自分を高めることに繋がります。是非あなたも、「全てのものごとは楽しめる!自分が楽しいと感じられればオッケー!」という考え方を取り入れてみましょう!

「自分を高める」ためにまず必要なマインド

本項では追加で、自分を高めるために、まずは持っておいて欲しいマインドについて説明します。自分を高めるためには、非常に多大な労力を必要とするため、心身ともに健康でない方は、まずはそれから改善する必要があります。

自分を高めるためには自分を好きにならなければいけない

自分を高めるためには、大前提として、自分自身の事が好きでなければいけません。自分の事が嫌いな方が、幾ら自分を高める方法を模索したところで、結局は徒労に終わってしまいます。

自分を好きになり、前向きな気持ちを持つことは、自身のメンタルに変革を起こすための第一歩です。どうしても自分が嫌いな方は、以下のエントリーに具体的な解消方法について記載しているため、まずはそちらを参考にして下さい。

「自分が嫌い」な人が自分を好きになる為の14個の改善方法!

自分を高めるためには気力が必要

上記に自分を高める方法を様々記載しましたが、どの方法についても共通している事は、ある程度の気力を必要とするということです。そのため、メンタルが弱い方で気力がない方は、まずはその気力を取り戻す必要があります。

気力の取り戻し方については、様々な方法がありますが、以下のエントリーにかなり詳細に気力がない方向けの改善方法を記載している為、是非参考にして頂ければ幸いです。

気力がない時の14個の改善方法!

気力を取り戻す事は、自分を高める以外にも、生きていく上で様々な事に役立ちます。気力は生活を送る上で、ガソリンのような存在なので、それが切れてしまっている方は、まずはその補給から始めてみて下さい!

まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

自分を高めるための考え方やマインドについて、詳細に記載しました。この中に一つでもあなたを高める方法があったのであれば、非常に嬉しいです!

自分を高めると書くと、まるで修行僧のようなイメージを抱いてしまうかも知れませんが、最初にそんなに気負ってしまっていては、決して長続きしません。まずは、身近なことから始めてみて、上記エントリーをヒントに、少しずつ自分を変えていきましょう!

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