今回はおせっかいな性格の人の特徴や、おせっかいな性格の改善方法、また、合わせておせっかいな方と上手く付き合う方法についても説明します!
職場などで、おせっかいな人と関わらなければならず、困っている方、またおせっかいな自分自身を変えたいと考えている方は、是非参考にして頂ければ幸いです!
以下、目次となります。
「おせっかい」な人の10個の特徴!
まずは、おせっかいな人の性格の特徴について説明します。
「自分はおせっかいかも・・」と感じている方は、是非ご一読いただき、自分の性格や行動とどれだけマッチしているのか、確認してみて下さい!
特徴1.言葉の裏を読み取れない
おせっかいな人は、言葉の裏を読み取れない場合が多いです。これは、相手に何かを頼み、やんわり断られたとしても、それを相手が遠慮しているのだと、勘違いしてしまう事を指します。
普通なら、相手の言い方や微妙な表情の変化で、遠慮なのか、迷惑なのかが理解できるはずですが、その判断が出来ない事が多いです。
例えば、相手が困る贈り物をしたり、行きたくない集まりへ無理に誘ったり、相手が一度断ってた話でも再度勧めてきたり、などの行動が当てはまります。
おせっかいな人は自分のしていることが正しいと思っているので、相手が困ることはないと信じてやみません。結果、他者にとっては、付き合いが苦痛になる場合があります。
特徴2.空気を読むことが苦手
「言葉の裏が読めない」特徴と同様に、おせっかいな人は、空気が読めない場合が多いです。
場の空気を読まない発言をしがちで、自身の発言や行動が、場から迷惑がられている事も気付かずに、マイペースで物事を進めていってしまいます。
あくまで本人は善意でやっているのですが、優しさや気遣いのベクトルが間違った方向に向いており、そのため、他者から煩わしいと思われることが多々あります。
特徴3.親切過ぎて世話好きな人のこと
親切で世話好きな人という点も、おせっかいな人の共通した特徴として挙げられます。
おせっかいというのは、他人に対して良かれと思ってしたことが、かえってその人から迷惑と思われてしまうほど、親切心が過ぎてしまうことを指します。
この特徴を持った典型的な人物は、昔から日本人に愛されているアニメキャラクターであるサザエさんでしょう。
サザエさんは明るく、誰に対してもとても親切で世話好きです。おっちょこちょいでよく失敗もしますが、人が良すぎて、ついついおせっかいをしてしまうという特徴を持っています。
特徴4.人と接することが好き
上記の世話好きにも通じる特徴ですが、おせっかいな人は、基本的に人と接することが好きで、他者のことを知りたがる傾向があります。
例えば、仕事中や何気ない時、相手のふと出た独り言に対しても、敏感に反応して、「何?」「どうしたの?」などすぐに聞いてきます。
おせっかいな人は、決して悪意から聞き出そうとしているのではなく、単純にもっとコミュニケーションを取りたい、色々お話したいという思いが強く、上記のような行動を取ります。
しかし、思いが強すぎるために、配慮が欠けてしまう事が間々あるため、その点も含め特徴と言えます。(逆に、きちんと相手に配慮が出来る方であれば、単純に話し好きであり、おせっかいではありません。)
特徴5.相手のプライバシーに入り込み過ぎる
少々限度を超え、相手のプライバシーに入り込み過ぎることも、おせっかいな人の特徴の一つです。
例えば、家庭では、育児の悩みやお姑さんの悩みなどがあります。また、職場では、人間関係や取引先との悩み、将来への悩みなどがあります。
こういった悩みについて、おせっかいな人が相談を受けたとき、彼らは家庭の内情や家計の中身を詮索します。更に、人間関係においては、当事者の人格的なことまで入り込みます。
おせっかいな人は、相手との距離感やバランス感覚が、ちょっと外れているため、上記のような少々行き過ぎた行為も平気でしてしまう傾向があります。
特徴6.自分と他人との境界線が曖昧
上記の「相手のプライバシーに入り込み過ぎる」特徴と似ていますが、おせっかいな人は、自分と他人との境界線が曖昧です。
他人の悩みや困っていることを親身になって聞いているうちに、感情移入しすぎて、時にはそれが自分の悩みだと錯覚してしまうこともあります。
良い言い方をすると、優しすぎるともいえますが、度を過ぎると余計に悩みが大きくなる事態も招きかねません。また、自分自身の体調、メンタル部分もマイナスの方向へひっぱられることもあります。
あくまで自分は自分、他人は他人というスタンスを持っている人であれば、人のことに介入しすぎず、冷静な立場でアドバイスができます。
特徴7.困っている人がいると放っておけない
あなたは、「何でも自分がやってあげなきゃ」と思っていませんか?
周りでだれか困っている人を見つけると、どうしても放っておくことが出来ず、つい助けてあげようと行動することは、おせっかいな人が持つ特徴の一つです。
いつも周りを気に掛けるため「大丈夫?」が口癖で、何に関してもついつい口出ししてしまう、まさにお母さんタイプと言えます。
こちらが本当に助けて欲しい時にはありがたいですが、放っておいて欲しい時にまで、グイグイ世話を焼くため、ありがた迷惑となる場合が多いです。
誰しも、子供の頃に母親から「暖かくしないと風邪ひくよ」「早く寝ないと頭働かないよ」などの小言を言われたことがあるのではないでしょうか。まさしく、おせっかいな人はこのタイプになります。
特徴8.自分に自信があり正しいと思っている
自分の考えや行動が常に正しいと思っていて、自信があることも、おせっかいな性格の人の忘れてはいけない特徴の一つです。
一見、おせっかいを焼くのは、相手のためを思っての善意の行動と捉えがちです。しかし実際は、自分の意見に自信を持っていて、自分の言ったとおりにすれば間違いない、相手を思うようにコントロールしたいという気持ちが、心の片隅にある場合が多いです。
しかし、相手が手助けを望んでいない場合もあるので、そういった場合には、かなり迷惑な行為になり、問題を招いてしまいます。
特徴9.リーダーシップをとりたいタイプの人が多い
おせっかいな人は、自分が先頭に立ち、リーダーシップを取って物事を進ようとする傾向があります。
基本的に人見知りをしないため、すぐ人に声をかけることができ、コミュニケーションに長け、世話好きという面も持っているため、上手く組織にハマれば、頼もしい存在となります。
しかし、相手が嫌がっていることにあまり気づけないという特徴も併せ持っているため、あまりにおせっかいな人のペースに巻き込まれると、本来の主旨がわからなくなることもあります。
特徴10.他人のことばかり気になって自分のことはおろそか
上述した様に、おせっかいな人は他人に対して放っておけないなどの特徴を持っていますが、自分の事は疎かになりがちです。
人の悩み事を聞き、それについて必死に考える代わりに、自分自身をあまり顧みることがありません。
例えば、職場の同僚の体調が悪い場合には、様々な風邪対策アイテムをプレゼントし、仕事を肩代わりしたにも関わらず、自分の体調には気を使っておらず、結局は疲労で倒れてしまうなどが挙げられます。
本人にとっては、自然の流れで純粋に行動しているだけですが、周りからは、他者と自分の優先順位を間違っていると指摘を受ける場合もあります。
おせっかいな性格の改善方法!
さて、上述した特徴にあなたは幾つ当てはまっていたでしょうか。
4個以上当てはまっていたら、まず間違いなく、あなたはおせっかいな性格であると言えます。
「おせっかい」自体は決して悪い性格ではなく、上記の特徴の様に良い面もたくさんありますが、やはり、「人間関係を円滑にする」ためには、過度のおせっかいはどうしても足枷となってしまいます。
そのため、是非以下の方法で性格の改善を図ってみましょう!
改善1.口が固い人を目指す
他者から聞いた情報や噂話について、黙っている事が出来ず、所構わずに喋ってしまう事は、おせっかいな性格の人には良くある事です。そのため、まずは「口が固い人」を目指してみましょう。
コミュニケーション能力が高いため、色々と話したいという衝動に駆られるかも知れませんが、そこはグッと我慢し、軽々に相手に秘密を話さないようにして下さい。
「口が軽い」と思われる事は、人間関係において、信用を失うことに直結します。
どうしても「話したい」という欲が出てきた場合は、一度深呼吸をして気持ちを落ち着けてみて下さい。
改善2.周りの空気を読む力を身に付ける
上記した特徴の様に、おせっかいな方は周りの空気を読む力がありません。そのため、観察力を身に付け、周りの空気に敏感になることは、おせっかいな性格を改善することに繋がります。
とにかく話したいという欲を抑えて、口を開く前に、周りの人が何を考えているのか観察してみましょう。また会話中は、相手の言葉だけでなく、些細な仕草や表情の変化についても、よく確認してみて下さい。
もし、あなたが何かを話した時に、相手が怪訝そうな顔をすれば、それは空気が読めない発言だったのかも知れません。
改善3.本当に自分は良い事をしているのか考える
あなたは、本当に相手に対して良い行動をしているのでしょうか?良かれと思ってやった行動が、自分よがりの行動になってはいませんか?
また、ずかずかと必要以上に相手の領域に踏み込み、相手との距離感も考えず助言していないでしょうか?
上記に心当たりがある方は、他者と関わるときに、本当に自分が行うことが相手が望んでいることか、考える癖をつけて下さい。
「善意の押し売りになっていないか」「相手が嫌がっているのに、無理に薦めていないか」など、相手に助言する前に自問自答してみましょう。
おせっかいな方は口が早いため、頭で考えるより先に口が出てしまいますが、一呼吸置き「本当にこれは相手のためになっているかな」と考えることで、おせっかいな発言を改善することが出来ます!
「おせっかい」な人と上手く付き合う方法!
あなたの周りにおせっかいな人はいますか?その方との付き合い方に悩んでいたりはしませんでしょうか。
以下では、おせっかいな人と上手く付き合うためのコツについて、説明していきます。
きっぱりと断る勇気を持つ事
おせっかいな人と上手に付き合うためには、出来るだけきっぱりと断る勇気を持つ事です。それが、お互いにストレス無しで付き合える方法となります。
おせっかいな性格の方は、自分の行動が正しく相手に適した助言をしていると考えがちなので、多少断った程度では、謙遜していると勘違いをして、中々引いてくれません。
そのため、はっきりとした言葉で、「いえ、大丈夫です!」と断ってみましょう。
曖昧な断り方ではなく、そのようにちゃんと断ることで、おせっかいな人にもあなたの気持ちがきちんと伝わり、それ以上口出しされることが無くなります。
引っ込み思案な方や、自意識過剰な方にとっては、やや難しく感じる方法かも知れませんが、相手の押し売りを受け入れ、聞きたくない助言を聞き入れる事は、結局はお互いを不幸にします。
事前に断り方を考えておく
きっぱり断ることが、どうしても苦手な方は、事前に断り方を考えておく事も、重要です!
相手がおせっかいで、我が強い性格の場合、正直に断ってしまうと角が立ち、相手との関係がぎくしゃくしてしまいます。
そのため、事前にどういう断り方ならば相手に不快な気持ちを与えないかを、考えておくことが無難です。
ストレスを溜めない接し方を学ぶ
そもそも、生理的におせっかいな性格の人とは合わないと感じている方もいるはずです。
しかし、職場や学校などで、どうしても関わらざる得ないことは多くあります。そのような対人関係の悩みがある方は、嫌いな人に対してストレスを溜めない接し方を、是非学んでみましょう。
どうしても嫌いで、好きになれないタイプの人は誰にでもいます。しかし、そのことで気持ちが後ろ向きになってしまい、仕事や勉強に支障が出ているようであれば、それは大きな問題です。
嫌いな人がいるという事実を受け入れ、それでも前向きに進めるよう、気持ちのコントロールの仕方を学んでみましょう。
嫌いな人に対する具体的な接し方については、以下のエントリーに記載があるため、是非参考にして下さい!
「自分が嫌い」な人が自分を好きになる為の14個の改善方法!まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
おせっかいな方の特徴や、その性格の改善方法、またおせっかいな人との上手な付き合い方についてご説明しました。
この中に、何かあなたに役立つ情報があれば、これ以上嬉しい事はありません!
おせっかいな人は、様々な良い特徴も持っていますが、その分、悪い特徴も併せ持っています。そのため、自身の悪い部分にフォーカス出来れば、より周りの人から好かれる性格へと変われるかもしれません!
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