人見知りの5つの原因と克服方法!人見知りは治せる!

「初めてあった人と気さくに会話ができる、気の利いたことを言える人」に憧れる人は多いでしょう。
どんなに人が沢山いるところでも、気後れせずに人を楽しませたり、相手をクスッと笑わせたりする話が出来たら、人と会うのが今よりもっと楽しみになるはずです。

この記事では、自分が人見知りだと悩んでいるあなたが、そうなっている原因を知ることが出来るように、具体例を挙げていくことにいたします。
そしてその「人見知り」を脱却して、もっと人付き合いを楽しんでいけるような克服方法も記載していきます。

人見知りになってしまう原因とは?

あなたは自分が人見知りを発動してしまう原因を明確にわかっていますか?ここでは人見知りを加速させてしまう原因について言及していきます。

原因①:自意識が過剰になっているから

自意識過剰も人見知りの大きな原因の一つです。

自意識が過剰すぎると、常に人からどう思われているのか?他の人から自分をみたら「馬鹿」に見えないか?「おかしい」と思われないか?と常に人目を気にしているため、結果として人との接触が苦手になり人見知りの原因となってしまいます。

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原因②:完璧主義で、失敗が許せないから

人との関係に完璧を求めてしまう、という特徴も、人見知りの人によく見られます。
完璧主義の人は、誰と話すときにでも、ついきちんとした会話のパターンにしなくてはならないと思ってしまうので、そうできないならいっそのこと話さないほうがいい、と尻込みしてしまうのです。

その上、会話が終わった後で「いい会話ではなかった、あの人は私を無能だと思ってしまった」という感じで、話した内容をジャッジするクセがついているので、また話すのが嫌になってしまいます。

この「完璧主義」というのは、人間関係の中で色々な場面を複雑にさせる、厄介な考え方のクセなのですが、人見知りになってしまうことの原因としても、大きな割合を占めていると言えるでしょう。

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原因③:自分に自信がないから

人間関係を考えるときに、常に関わってくるこの「自信」ですが、やはり人見知りの原因のひとつにもなっています。

自信がないのが外見だったり、話し方のせいだったり、はたまたその両方だったり。
特に、初めて話す人が多く集まるような、グループや集会、パーティーなどに参加するのを特に嫌うのが「自信がない人見知り」の特徴です。

自信というのは、今欲しいと思ってすぐ手に入る、というものではありません。
自分が自分自身を信じられるようになるために、様々な努力をして初めて身につくものです。
でもこの「自信のなさ」が、あなたの人見知りの主な原因だと思われる場合は、なんとか自信を得られるよう、考え方を調整していく必要がでてくるでしょう。

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原因④:プライドが高すぎるから

プライドが高い人というのは、いつも相手と自分を比べて、自分が上にいなくては気が済みません。

しかしプライドが高い人全員が、「高学歴・高身長・高収入」の訳はありません。当たり前ですが「自分よりも立派で、素晴らしいひと」と話す機会のほうが多いはずです。

そうなると高いプライドは、その人を「人見知り」に変化させてしまいます。
何故かというと、自分のプライドを傷つけられないように、出来るだけ自分からは話さず、相手の言葉を慎重に聞いて、最小限に返事をしようとするからでしょう。

その上プライドが高いと、「見下されたくない」「へりくだりたくない」「バカにされたくない」という感じで態度も横柄になりがち。つい笑顔も引きつってしまうはずです。

ですからこれを読んであなたがもし、「私は高いプライドが邪魔をして、人見知り傾向になっているタイプなのかもしれない」と思うなら、人見知りの対処法に加えて、人が持つべき正しいプライドのあり方も、学ぶ必要がでてくるでしょう。

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原因⑤:人との接触回数が少ないから

人との関係を円滑していくには「失敗」と「成功」を繰り返すのが一番の近道です。人見知りの人はそもそも、人との接触回数が一般的な人より少ないため、人間関係を円滑に運ぶ経験値が低いというのも人見知りを加速してしまう原因となります。

特に幼少期に1人で遊ぶことが多かった子供や、兄弟がいない子供は反対の環境で育った子供に比べると引っ込み思案になってしまったり、人の気持ちを推し量るのが苦手になってしまう傾向があります。

人見知りの人の特徴

人見知りの原因が幾つか分かったところで、あなた自身、そしてあなたの周りにもいるであろう、「人見知りさんの特徴10」について知っておきましょう。

特徴①:初めて会った人にぎこちない態度を取る

顔見知りの人には、普通に話せるのに、初めて会話する人と面と向かった時には、緊張のあまり言葉に詰まり、笑顔も引きつってしまう。

これがよくある「人見知り」の、一番の特徴といっていいでしょう。

人見知りさんにとって、初めて話し相手は「自分を傷つけるかもしれない」未知の存在です。そのためどうしても自己防衛が働き、普通にしゃべることができないのです。

特徴②:なかなか仲良くなれない

人見知りの度合いが少し重度の場合は、何度か話していてもなかなか打ち解けることができない、という人もいます。

人見知りさんは心の垣根が高いため、本人の中である程度「この人は大丈夫だ」「この人は自分を傷つけたりしない」と安心できる材料がそろわないと心のドアを開けて他人を中に入れることは出来ないのです。

特徴③:嫌われているのではないかと心配

人見知りの傾向がある人というのは、いつも相手の反応を気にしています。

もちろん、会話する時は相手がどんな気分かに気を配るものですけれど、人見知りタイプだと、それが「心配」の域に入ってしまいます。自分の態度がたどたどしいことは十分承知しているため、尚更「相手は自分のことを不快に思っていないか?」「こんな態度をとって嫌われてしまったんじゃないか?」ともやもや考えてしまうのです。

特徴④:びくびく、オドオドしている

相手にどう思われているのか、いつも心配な人見知りさんは、自分との会話で相手が急に怒りだしたりしないか、自分が何か間違ったことを言って、相手がそれを強く否定してくるのではないか、そんな風にいつもびくびくしています。

ですから自ずと態度が卑屈になりがちで、苦笑いを浮かべたり、オドオドした態度をとってしまったりして、その感じがますます「あの人って、人見知りなんだなぁ」という印象を与えてしまうのです。

特徴⑤:自分の殻に閉じこもりがち

日常生活で一人の時間が長い人、自分だけで勉強や趣味を楽しむタイプの人は、自分の殻に閉じこもることが多くなり、結果人見知りになってしまうパターンがあります。

自分だけの空間で過ごしていると、誰にも傷つけられずそして自分を卑下する必要もありません。そのため人見知りさんはなにかと自分の世界に浸りやすくなってしまうのです。

特徴⑥:真面目ですぐ反省するタイプ

「あー、また固い返事をしてしまった。もっとフレンドリーに接しないと、って昨日反省したばっかりなのに」
「■■君と○○さんは仲がいいから、私がそこに入っていったら嫌がられるかな」

こんな風に人と話す前、あるいは話した後で「ひとり反省会」をするタイプも、人見知りさんに多いものです。これをしていると、次回会話するのがますます怖くなってしまいます。

特徴⑦:自分を分かってもらおうとしない

人見知り傾向があると、相手の話を聞くのが精いっぱいで、自己アピールをする気持ちの余裕を持てません。
ですからせっかくのコミュニケーションの場でも、自分のことを分かってもらうところまで、話を深めていけないのです。

そういう経験を幾度となく繰り返しているうちに、「自分のことを話すのはやめておこう」と、最初からあきらめるようになってしまう癖がついてしまいます。

特徴⑧:失敗することを極端に嫌がる

「おはようございます!」と知らない人にもあいさつできるような人というのは、相手がそれに全く反応しなかったとしても気にしません。

しかし人見知りの場合、「あいさつしても、相手が何も言わなかったら失敗だ」「変に思われたらどうしよう」と、レスポンスに対して非常に敏感に反応してしまいます。

自分の短所がきちんと理解できているからこそ、失敗すること嫌われることを極端に嫌ってしまうのです。

特徴⑨:自分をオープンにできない

自分のことなど、誰も興味を持っていないだろうとか、私の話なんて面白くないから、そんな風に自分のことを人に話すのが嫌だと思ってしまうというのも、人見知りの特徴です。

誰かと会話をするときには、自分のことをまずオープンにするのが、スムーズなやり取りの秘訣なのですが、人見知りさんはなかなか自分の情報を、相手に伝えるタイミングを掴むことができないのです。

特徴⑩:結果を気にしすぎている

この会話をした後、相手は自分をいい人だと思ってくれるだろうか。
今日話したことを、明日も覚えていてくれて、また楽しく話せるのだろうか。

人見知り傾向があると、こんな風に「会話の結果」がとても気になってしまうので、ますます話がぎこちなくなっていきます。

そもそも雑談というのは、どこでやめてもいいものですし、尻切れトンボで構わない内容のはずです。それなのに最後まで気を抜かずに、肩ひじ張ってのやり取りをしてしまうせいで、どんどん「人見知り」の泥沼にはまっていってしまうのです。

人見知りの克服方法!

人見知りの原因と特徴が分かった所で、次は人見知りを克服する方法を解説していきます。人見知りは自分の心の状態を正しく知る事で、改善できます。ぜひ自分の弱点をそのままにせず、自分にあった克服方法を試してください!

方法①: 50パーセントの人は人見知り

ある調査では、15歳以上の人の約半数が「私は人見知りです」「私には人見知りの傾向があります」と感じているそうです。

ですから、自分の人見知りを治したい、と思う時にはまず初めに
「10人の人と会う時、その中の5人は私と同じ人見知りさんなのだ」
と思いましょう。

不安でいいのです。そしてたぶん、相手もあなたと同じように「人と話すのが不安」です。こう思えれば、少し肩の力が抜けると思いませんか?

あなたが相対している人にも「上手く話せるかな」という心配があることが分かっていれば、似た者同士、もし沈黙の数分があったとしても、自分だけが気まずさを感じているんじゃない。自分だけがパニックになっているんじゃないと実感できれば、いつもより少しだけ肩の力を抜いて話ことができるようになりますよ。

方法②: あなたのことを気にしている他人はほとんどいない

「自分は見られている」「ちゃんと話せるかどうか確かめられている」そんな風に感じるのが「自意識過剰」です。

人見知りがある人は、この自意識過剰の傾向が強いせいで、
「話しかけない自分は注目されている」
「相手が望む返事をしなければ、相手はそれを期待している」
こんな風に思ってしまって、「人が怖い」と感じますます声が出なくなってしまうのです。

しかし、本当にそうでしょうか?人は、あなたをそれほど見ていて、そして覚えているものでしょうか?

夜寝る前に考えてみてください。今日一日であなたは、何人の人と会いましたか?

電車の中で、スーパーやカフェで、会社のオフィスや社員食堂で、すれ違ったり目が合ったりした人は、きっと結構な数になると思います。

そしてそれぞれの人は、あなたに対して、どういう態度を取り、何をどんな風に話しましたか?あなたの印象に残っている人は、どれくらいいるでしょうか?

あなたが覚えているのは、その中のほんのひとりかふたり。もしかしたら誰のこともよく覚えていないかもしれません。そしてもし覚えていたとしても、その会話の内容に対して、あなたは特に何の感情も持ってはいないのではありませんか?

これと同じように、他人から見ればあなたも「不特定多数の中のひとり」にすぎません。誰もあなたを、特別にまじまじとは見ていないのです。

ですから、あなたが人見知りでも、そのせいで上手く話せなくても、そのことを「特に気にしている人はほとんどいない」のです。この事実もまた、あなたが「自分自身の人見知りに注目しすぎる必要なない」ということを知る手掛かりとなるはずです。

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方法③: 失敗はして当たり前なもの

「スムーズに話せなかったらどうしよう」と尻込みしてしまう、というのは要するに「失敗するのが怖い、失敗したくない」という気持ちです。

もし、あなたがまだ言葉の話せない赤ちゃんならば、初めて会う子ばかりの公園に行ったとしても、あるいはどんな国籍の子供と一緒に遊んだとしても、その子の傍に寄って行くことを怖いと思ったりしないはず。
それは、「この子は僕と遊んでくれないのではないだろうか、嫌われるだろうか、話しかけたらダメかな」などと「失敗を心配する気持ち」を元々ほとんど持っていないからです。

ですからこれからは、純真な子供を見習って、「失敗を恐れない」こころを持ちましょう。これは強固なマインドを維持するというより、「失敗して当然」くらいの軽い気持ちを保つということ。

例えばもしもあなたが、勇気を出して「昨日はありがとうございました」と声を掛けたのに、相手が無視したとしても、それを気に病む必要は全くありません。
そういう時には
「風邪を引いていて声が出なかったのかな」
「考え事をしていて、私の声が聞こえなかったに違いない」
こんな風に、軽く思えばいいのです。

失敗を恐れるとどんどん気持ちが縮こまって、結果的に何も話せなくなってしまいます。人見知りを克服したいからこそ、会話の失敗を恐れるのはやめましょう。失敗を積み重ねた先にあなたのなりたい自分は待っています。

方法④: まずは笑顔で挨拶してみる

人見知りの傾向を治していきたいと思うなら、人から声を掛けられるのを待つより、自分から声を掛けていくようにしてみましょう。

なぜなら、人はいつ自分に話しかけてくるか分かりません。
ということは、そのタイミングは完全に相手任せ、ということになってしまいます。

でも自分から話しかけるならば、自分のタイミングで、用意していた言葉をまず投げかけることが出来ます。そうすれば、そのあとの話の発展も予想でき、不意に意表を突かれることなく会話を進めることができるからです。
こうすれば、考えたこともないような話題を急に振られて、オドオドすることも減らすことができます。

ですから自分からあいさつをして、自分のやり取りのペースに相手を乗せてしまいましょう。そうすれば、ゆっくり話したいあなたも、短い会話で終わらせたいあなたも、そういった自分の希望をかなえやすくなるはずです。

方法⑤: 自分軸を大切にする

いい成績を残すスポーツ選手ほど、体幹トレーニングに力を入れているものです。
それは、自分の体に「軸」となる部分があることで、コマが安定して回り続けるように、ブレないパフォーマンスを発揮できるから。

これと同じように、心の中にも自分の「軸」を作り上げるのは重要です。
己を常に貫くもの、いわゆる信念や理想、またそこまで大げさではなくても「これがあるから私である」と言えるような「自分軸」を意識しているなら、必要以上に人を怖がらなくても良くなります。

  • 私は、会話は短くても笑顔を大切にしている。
  • 私は、自分の仕事をきちんとやり遂げることに重きを置いている。
  • 私は、立場の上下関係なく誰とでも同じ態度で話している。

こういった「自分軸」を常に持ち、それを表すようにしていると、「あの人はちょっと人見知りっぽいところもあるけど、親切だし話しやすいな」そんな風に思ってもらうことが出来るのです。

知らない人とすぐに打ち解けるのを得意とする人もいて、そうでない人もいる。これは当たり前のことです。自分が人見知り傾向の持ち主だと自覚しているなら、それを補って余りあるブレない「自分軸」を態度で表していきましょう。

方法⑥: 相手に興味を持って、いいところを探すようにする

自分のことに集中しすぎている、自分がどう思われるかを気にしすぎている、そういう人は、なかなか人見知りを治すのが難しいかもしれません。
自分がどう見えるかばかりに集中してしまうと、「相手の方」興味を持つ余裕がなく結果的に相手の事がわからないという事態に陥ってしまうからです。そんな時は、ちゃんと話さなければ、という概念を一旦置いて、「相手の気持ちを知りたい」と考えるようにしてみましょう。

「今朝は寒かったですね。体調はどうですか?」
「こんにちは、素敵なジャケットですね!」
「はい、あなたも○○に行ったことがありますか?」

こういう感じで、相手のことや考えを知りたいと思うこと、そしてそれを表現するようにしてみましょう。誰でも自分を心配してくれる人には愛を感じますし、自分に興味を持つ人にはこちらも関心が沸きます。

ですから、相手を褒めたりいいところを探したりし、そのことを素直に話題にすることで、「自分が人見知りであること」から自分自身の興味を引き離してしまいましょう。

方法⑦:「知っている人に似ている」と思うようにする

初対面の人と会話する必要がある時には、その人を「見知らぬ怖い人」と感じて一歩下がってしまい、身構えてつい壁を作ってしまいがちです。

そんな時は初対面の人を、自分が既に知っている、身近な人や好きな有名人に似ていると考えてみましょう。要するに「この人とは全く初めてというわけではない」と思えるようにするという作戦です。

「私には仲のいい兄がいるのですが、あなたの目元が兄に似ていて嬉しくなりました」
「○○というタレントのファンなのですが、あなたは話し方が似ていますね」

もしこういうことを、口に出してすぐには言えなかったとしても、心配はありません。あなたが心の中で親近感を持っていることは、あなたの微笑みや嬉しそうな口調から必ず相手に伝わっていくからです。

そしてその親近感は、あなたと相手の初対面という壁を、すぐに溶かしてくれるでしょう。

方法⑧: 事前にロールプレイングしておくといい

自分に人見知りの傾向があると思う人は、いつでも場面ごとにすぐ言える台詞を決めておくと戸惑わずに済みます。

例えば、自分が言い出しやすいあいさつの言葉を決めておき、そのあとでその日の天気や気温について雑談をするとか、相手の家族について質問する、といった具合に「会話のパターン」を設定しておくのです。

今はたくさんの専門店で、こういった「ロールプレイング」が開店前の定番となっています。
これは、「こういうお客様がいらした場合には、こういうお声がけが効果的」というパターンを事前にシュミレーションしておくことで、よりスムーズにやり取りできるようにしておく、というもの。
何を言うかのパターンを決めておけば、相手のニーズを素早く見極めることができますから、そのために事前に練習をしておくわけです。

「お疲れ様です。今日も忙しかったですね」そう言われたとしたら、
「そうですね、明日も頑張りましょうね」こう返すと決めておく。

「おつかれさま!もうクタクタだよ」こう話しかけられたら、
「お疲れ様です。大変だね、風邪引かないようにしてね」と言うことにしておく。

こうしておけば、慌ててつじつまの合わないことをいってしまう、という事態をさけることができ、ゆったりした気持ちで相手を見ることができるはずです。

方法⑨: 相手が覚えているのは、言葉よりもしぐさ

あなたが何かのパーティーに出席したとしましょう。
そこであなたは、数人の初対面の方とお話をしました。その後パーティーが終わり、家に帰ってから、その人達を思い出すとき、あなたはいったい、どんなことを思い浮かべるでしょう。

会話の一つ一つでしょうか。
いや、たぶん数人と自己紹介のような、ほとんど同じような内容を話していると思いますから、全部の名前をフルネームで言えるかどうかも怪しいでしょう。
そんな中でもきっと覚えているのは、その人が「どんな態度だったか」ということではないかと思うのです。

  • あの人は、ゆっくりと話す人だったな。のんびりした感じで、優しそうだった。
  • 3人目の人はなんだかせかせかしていて、緊張感があった。
  • 最後に話した人は、大きな笑い声で、気持ちのさっぱりした人って感じ。

たぶん、あなたはこんなことを思い浮かべるのではないでしょうか。

こう考えてみると、話した相手のこころに残っているのは、言葉そのものよりも「態度」や「雰囲気」だということが分かるはずです。

温かな、優しい物腰。爽やかな笑い声や思いやりのある仕草。
こういうものなら、「人見知り」のあなたでも、何気なく表現できるでしょう。ですからこれからは、「何を話すか」に気を取られて緊張するよりも、相手を和ませる雰囲気を作るほうに、重点を置くようにしていってください。

人見知りを克服したい人におすすめの書籍

誰とでも会話が途切れない!話し方66のルール

人見知りの人が一番怖い『会話の間』について、どんな風に考えればいいのか?初対面の人と話すならどんな風に話せばいいのか?

そして会話が途切れてしまう人はどこがいけないのか?を実践的な会話を用いてわかりやすく解説してくれる1冊です。読めばすぐに使える技術が満載なので、人見知りの人だけでなく「会話が苦手な人」全般に自信を持っておすすめできる稀な書籍です。

内容の人気から「漫画版」も発売されているため、活字を読むのが苦手な人はそちらを手に取ってみるのもおすすめです。

誰とでも3分でうちとけるほんの少しのコツ

テレビのリポーターとして、初対面の人とたくさん話してきた著者が、実際に自分が活用してきた「人見知りしないノウハウ」を語ってくれています。

人見知りの人にとって、とても恐ろしい「会話の間」に、どう対処すればよいのか、そんな分かりやすい例が収められている本です。

人見知りで悩むあなたへ

書店に行くと、コミュニケーション術、雑談力など、多くのビジネス書が並び、「会話」について、様々なコツやポイントが解説されています。
これは「みんな会話に困ってる」、つまり人見知りや会話がうまく続かないことで頭を悩ませているのはあなただけではないという事です。

人見知りで悩んでいるからこそ、もしかしたら今日会話がうまく続かなかったあの人も自分と同じかもしれないと考えて、自分だけの殻に閉じこもらないでください。

人にはそれぞれ向き不向きがあり、あなたはちょっとだけ初めての人に緊張してしまう性質なんです。自分の性質を受入れて、そこからどうするかを考えることが人見知りを治す一番の方法です。

ぜひまずは自分の現状を受入れ、そしてこの中から自分に合った対処法を選び実行してください。この記事が人見知りで悩むあなたの、一助になることを願って。

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