子ども嫌いの人の心理と特徴!子ども嫌いを治す方法も伝授!

結婚したけど、昔から子供が苦手でちゃんと子育てできるか不安。子供を見ると嫌な気持ちになってしまう。

口にななかなか出しづらい子ども嫌いとは、一体なぜおこってしまうのでしょうか?また子ども嫌いは治せるものなでしょうか?

今回は子ども嫌いになってしまう原因と、子ども嫌いを治す方法を綴っていきます。

子供が嫌いな原因

原因①子供に対するマイナスなイメージを捨てられないから

子供という生き物は大人からは考えもつかない思考を持っていて、行動やその全てにおいて大人と比べ未熟なものです。そのマイナスな部分のみに着目していると子ども嫌いになってしまいます。

何事にも良い面と悪い面は存在し、それら双方を知る事こそが、物事を判断するにおいて冷静さを保てる重要な要素です。それを怠ると、一方的にその事柄に対しての偏った悪いイメージや良いイメージばかりが先行し、本質を見抜く事が出来なくなるのです。

例えば見知らぬ子供にボールをぶつけられ、謝罪がなかったとします。その子供に対して、礼儀のなってない子供であるという印象のみを受け、それで子供というのは無礼な生き物で苦手だとするのはあまりにも一方的であると言えるのです。その子供は謝ったつもりの素振りがあったのかもしれないし、別の子供であればどうだったのかも分かりません。

この様に、子供に対するマイナスなイメージが一方的である可能性も含め、子供という生き物全てがその様なマイナスの部分のみを持っていると決めつけてしまうと子ども嫌いに拍車をかけてしまいます。

原因②予測不能な行動に苛立つから

子供というのは事あるごとに本能のまま行動をする生き物です。それに対して苛立ちという感情をもってしまうと、子供を嫌いになる原因を生み出す事となります。

何事においても、自分の思う通りにならない時に怒りという感情を持ってしまう人は多く存在します。ですが、怒りを覚えたとしてもそれについての解決策が生まれるわけではないので、それは、意味のない事と言えます。怒りというのは支配的です。子供のように本能的で自由な行動をして生きている生き物を支配する事は不可能であり、苛立ちを持っても仕方ないのです。

このように子供の行動に対して怒りを覚え苛立ちを感じてしまう事は、子供への嫌悪感を増すだけで根本的な解決にもならない為、子供を嫌いになる事を助長する原因になると言えます。

原因④心のどこかで自由さを羨むから

子供というのはとても自由な思考をもっていて、大人の様に忖度する事なくありのままの感情や自分を頼りに生きています。この自由さは大人にとって羨ましいと感じられる部分であり、この羨む感情は子供を妬みから子供に対して悪感情を持ってしまうことがあります。

特に日々の生活において人間関係で悩みを抱えていたり、コミュニケーションが苦手な人にとってそれは羨ましいものです。子供の様に深く考えずに行動したり発言したりする事は大人にとって非常にハイリスクであり、その様な行動をとれば瞬く間に孤立してしまうからです。

ストレスを多く抱えた人ほど、自由で奔放さを持つ子供に対して『羨ましい』という気持ちが転じて『嫌いだ』という感情に変わってしまうのです。

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原因⑤子供についてを把握しきれていないから

子供が身近にいない人にとってその存在は未知であり、表面的にしか理解出来ていない可能性があります。この様に子供の特性などを把握出来ていない状況は、子供嫌いを生み出す原因と言えます。

子供というのは特別な生き物ではなく、大人と同じ人間でありタイプも様々です。その為、ひとつの行動をとっても子供によってそれぞれであり、一概に子供が嫌な生き物であるとは言い切れません。仮に嫌悪感を与えられたことがあるとしても、別の子供の場合は全く別の感情を抱いたかもしれないのです。

ずけずけと大人に上からものをいう子供もいれば、引っ込み思案な子供もいる。溌溂として明るい子供もいれば、自分ひとりの世界に浸る子供もいる。

そんな風に子供の多様性に気付くことができていないからこそ、子供を一括りにして『苦手だ』と判断してしまうのです。

原因⑥幼さを可愛いと思える母性が乏しいから

母性や夫性が乏しいと、子供をかわいく思えなくなってしまいます。

人は誰しも小さいくか弱いものを可愛いと感じるものです。特に同じ種族であると、それを守り命を繋ごうとする本能により多数の人がそう感じるものであり、その部分が欠けている場合、それは子供を嫌いになる原因となります。

母性や夫性は幼少期の愛情不足からくることがあり、自分がたくさんの愛情の中で育ってこなかったからこそ、子供に対してもどんな風に接したらよいのか分からず結果的に『子どもが苦手だ』『子どもが嫌いだ』という結論になってしまうのです。

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原因⑦子供と真面目に向き合いすぎているから

子どもに対して真剣に向き合いすぎると、疲れてしまい結果的に子供を受け付けなくなってしまうことがあります。

子供というのは非常に移り気で、一瞬一瞬を生きているようなものであり、それに対して真面目に向き合いすぎると、疲れ果ててしまうのです。

大人でも、気を遣いすぎる相手と一緒にいるのは疲れを感じて苦痛になるものです。それが子供であるなら尚更何を考えているのかの予想が出来づらいもので、急に不機嫌になったり明るくなったりする子供の切り替えの早さに振り回されてしまいます。

真面目で優しいタイプの人程、子供に対して真摯に向き合おうとするのですが、子供は大人とは違う方向で次々と物事を考え進めている為、一語一句真剣に聞き入れ相手をするのは疲れるだけで、あまり意味はないのです。

この様に、大人と接する時のように真面目に子供と向き合いすぎるのは、自由な子供に振り回されて結局くたくたにくたびれ果ててしまいます。

原因⑧子供との接し方がわからないから

子供と接する機会がないと、苦手意識から子供を嫌いになる原因に繋がっていくと考えられます。身近に子供がいない場合、子供とどの様に会話を進めて過ごせば良いのか分からないものです。

大人社会でも、話した事がない相手には緊張するものです。相手が何に興味があるのかも分からなければ話の進めようもなく、何を考えているのかすら掴めなくて当然です。これが子供であればそれは尚の事で、大人である自分とは遠く離れた思考の持ち主である為、何に喜び何に傷つくのかは接してみない事には分かりません。

これはどんな物事にも言える事であり、例えば犬や猫、動物においても、接した事がなければ、それをどう扱うのが正解なのかは分かりえないのです。

この様に、子供と接した事がなくそれに不安がある場合、子供に対して苦手意思を持つことになり、結果的に子供を嫌いになってしまいます。

原因⑨幼少期に良い思い出がないから

自分の小さな頃、辛い経験をしていると子供自体を受入れられないことがあります。

現在大人である人も、生まれたときから大人ではありません。ですが、何らかの理由により子供時代が良いものでなかった場合、当時の子供である自分を否定して生きている恐れがあります。

例えば、親が事あるごとに心無い言葉ばかりを投げかけてくるような人であったとします。そうするとその子供は、自分というのは親に認められない未熟でダメな人間であると思い込み、自己肯定感が低い状態で大人になります。その様な幼少期を過ごした人は、自信満々である自由で奔放な子供という存在に強い劣等感を抱き、不快感を示す事となります。

自分が子供の頃に適切な対応を受けていないばかりに、いざ自分が大人の立場で子供に接しようとしてもどう解釈し、対応をして良いのかわからず、嫌悪感のみが残るのです。

この様に何らかの原因で幼少期に自己肯定感を高められなかった場合、子供嫌いになる原因を自ら生み出してしまうと言えます。

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原因⑩心の余裕がないから

子供に接するにあたり心に余裕がないと、苛立ちを感じ子供を嫌いになる原因になるといえます。

子供というのは常に予想を上回る行動をする可能性を秘めているものであり、心の余裕がない場合はそれを十分に受け止め処理する事は難しくなってしまうのです。

例えば何か子供とは関係のない事で悩みがあったり、イライラしている状況であるとします。そうすると普段では何とも思わないような事柄にも怒りを感じてしまうものです。これは頭の中で冷静に考えられるキャパシティを超えてしまっているからであり、処理が追い付かず余裕がない為、落ち着いて物事を受け止める事が難しくなるのです。

この様に自分の心のコンディションが整わず、不遇や不満を受け止め許せる余裕がない場合、子供という突発的な行動を起こしがちな存在に対して嫌悪感を抱きやすく、子供を嫌いになる原因を生み出すと言えるでしょう。

子供嫌いを治す方法!

子ども嫌いの原因について心当たりがあるものが、いくつありましたか?原因が分かったら次は、子ども嫌いを治す方法を見ていきましょう。

方法①:子供番組を見て楽しそうな子供の姿に慣れる

子供が嫌いな人とって、子供の笑い声や笑顔は鬱陶しいと感じるものです。子供と接する機会がない場合、これを克服するには少しずつ慣れていく必要があります。

そこでまずは子供番組を見てみましょう。子供向けの番組で子供が出演している物は多くあります。これらの中には子供の楽しそうな姿や喜ぶ様子が映し出されており、毎日少しずつ継続し視聴すると慣れる事が出来ます。

また、テレビの中の子供は番組の中に納まるための指導も受けていますし、そこまで激しい喜怒哀楽を表現するばかりではありませんので、慣れる為には打って付けと言えます。

番組をじっくり見る必要はありません。なんとなく流してみるだけで「子供ってこんな顔するんだ」『子どもってこんな行動をとるんだ」と未知の生き物に触れるだけで充分子供の一面を知ったことになります。

方法②:子供が本能のままで生きていると理解し許す心の余裕を持つ

子供というのは非常に飽きやすい生き物であり、特に幼少期の子供は本能のままに生きていると言っても過言ではありません。その部分を治させることは不可能であり、こちらが心に余裕を持ち許していくしかありません。

そのような大人と正反対の生き物に直面した時に嫌悪感を抱くのは不思議ではなく、こちらが成長してきた過程で失った物を持っている為、感じる違和感といえます。どんな子供もいずれは大人になっていき、落ち着きを得ます。

そこを理解し、本能的に行動する子供を目にした際に許せる心の余裕こそが子供嫌いを治す第一歩となります。これから先成長していく為の過程であると捉えていきましょう。

方法③:子供のタイプには種類があり印象はそれぞれ違う事を理解する

色々な子供がいることをしっかりと心に刻んでおきましょう。

子供は必ずしもうるさいというわけではなく、中には物静かな子供もいますし、うるさい子供も常にうるさいというわけではありません。そこを理解して、一概に子供の印象を苦手なものだけに決めつけてしまわない事が大切です。

感情の表現の仕方が未熟である為、声の大きさを配慮したり我慢をする事が出来ず周りに迷惑をかけてしまう存在こそが子供というものです。

大人の性格も人によって様々である様に子供の性格も様々です。

ひとつの側面だけを見て苦手意識を持つと嫌いになってしまうのも無理はありませんが、感情の表現の仕方も未熟である事も含め、子供によって印象が変わってくる事を頭に置いておくと良いでしょう。

方法④:身近な子供と接して慣れてみる

知人の子供や身近にいる子供と接する機会を持ってみましょう。そして子供を主体にして会話をしてみます。同じ空間で楽しい時間を過ごす事により子供という存在に慣れていくのです。

会話の中での子供特有の意味の分からない言動も、軽く受け流して適当な相槌で会話を進めれば苦痛も少しは和らぎます。質問型の会話をする事で子供に優先的に話をさせ、話の流れが子供のペースになり楽しく話を進めてくれるでしょう。

重要なのは共に楽しい時間を過ごしているという感覚で、その空間に慣れていく事です。慣れていくと子供がどんな返答を返せば喜ぶのか見えてきますし、苦手意識も克服していけるに違いありません。

方法⑤:子供を持つ人に子供の良さを教えてもらう

子供と生活している人の話を聞き、子供の良いところや可愛らしい部分など色々な面を聞いてみましょう。そうする事によって苦手に思っている部分以外を知る事が出来、子供の良い面を見つける事が出来ます。

子供と普段から接する人の中にも、元々子供が苦手であった人は多くいます。ですがその多くがそれを克服し、生活を続けていく中で幸せを感じている事例は多くあります。そこには子供という存在が憎らしくも可愛らしくもあるという事実があるからです。

一体どのような時にそう感じるのかも含め、実体験のある人の話を聞く事はとても貴重ですので、是非客観的に受け止めてみましょう。

方法⑥:何故子供が苦手なのかを箇条書きにして克服する糸口を見つける

どんな時に子供が苦手と感じるかを箇条書きにする事で、原因を探り対策を練りましょう。そして自分がどんな時に子供に対して苦手意識を抱いているのかを再確認します。そうする事により、子供に対して嫌な気持ちを持つ前に回避する事ができます。

自分の頭の中にあるモヤモヤとしたものをアウトプットする事で、客観的にそれについて考える事が出来ます。実際に子供と接する場面や子供の多くいる場所へ出向く際にそれを思い出し、そんな時はどうしたら不快な思いをせずに済むのか、どの様な目線で子供を見れば良いのかを噛み砕いて考えてみましょう。

例えばうるさい声が苦手ならばその場を離れる、道を歩く際に邪魔になるのであれば子供の居なさそうな時間帯を選んでみるなど方法は無限に存在するはずです。

子ども嫌いな原因がHSPといった繊細で敏感な気質のせいだとしたら、そもそもあなた自身を責めるのは全く意味がないこともわかるはずです。どんなところが苦手なのか、どんな時に嫌悪感を感じるのか、自分と向き合う作業はあなたにとって貴重な体験となるはずです。

方法⑦:子供の頃にいた良いイメージの子供を思い出す

自分が子供の頃の事を思い出し、その時に仲の良かった友人がどんな人だったかを考えてみましょう。そうする事で、良いイメージの子供を思い出すことが出来ます。

仲の良かった友人との楽しかった時間や会話は、自分を含め友人も子供であるからこその思い出であり、それは苦手意識とは真逆に位置しているものです。

現在子供へ抱けない良い印象を、自分が子供の頃に遡って思い出す事で、実体験を通じて子供への印象を変える事が出来るかもしれません。
思い出している現在は大人でも、子供の頃感じた気持ちは同じ自分の記憶の中に残っており、子供だから、大人だからと分けられているものではありません。良い印象を受けた瞬間を是非思い出してみて下さい。

方法⑧:保育士など子供と関わる職業の人に子供の良さを教えてもらう

子供に苦手意識を抱いている場合、子供自体を避けがちです。そこで、敢えて子供と関わる職業についている人(子供が好きである人)に話を聞いてみて、子供と接する事の楽しさや子供という生き物の面白さなど良い点がどういったものなのかを教えてもらいましょう。そうする事で子供の良い面を知ることが出来ます。

他人の子供と日々接する職業は、本当に子供が好きでないと就く事ができないものです。毎日たくさんの子供と関わる中で得られるものや、子供への接し方などを聞いてみましょう。また、子供の事が好きな人はどんなところを可愛いと感じるのか、自分の感じ方との差を比べてみると良いでしょう。
そうする事によって自分の中の苦手意識を良い方向へ変換出来るかもしれません。

方法⑨:子供の様に何かに没頭して子供に共感し苦手意識を克服する

子供の頃に持っていた好奇心を思い出し、何か趣味を見つけて没頭してみましょう。そうする事により、子供の持つ生き生きとした気持ちに共感する事が出来ます。

子供は常に何かに興味を持ち、それに向かって本能的に動いているからこそ予測不能で未知の行動を起こすものです。誰しも子供の頃は持っていた、興味のある事に一直線になる感情は、大人になると機会と共に失われがちです。それによって冷静さや理性が目立ち、子供という生き物が全くの別の生き物の様に感じられている恐れがあります。
是非大人になる前に持ち合わせていた生き生きとした気持ちを取り戻してみましょう。

きっと苦手である子供の様に感情が沸き上がり、自分自身も子供と変わらないものであると感じられるはずです。

方法⑩:両親から自分の幼少期の話を聞き自身の子供時代を理解する

両親から自分がどんな子供であったか話を聞いてみると良いでしょう

現在苦手意識を持っている子供という存在も、自分という枠の中で見つめなおしてみると意外な良い面が見えてくるかもしれません。また、両親からどんな良い所や悪い所があったのかなども聞いてみると、より一層過去の自分という子供の特性を理解できます。

自分を通して子供というものを理解することで子供という存在が身近に感じられますし、自らの実体験で感じた事を思い出し子供ならではの感情を分かりやすく得る事が出来ます。

そうすることで大人は子供の延長線上にある事も理解できますし、苦手に感じている部分を自分自身も持ち合わせていたと思えば子供の存在はそれほど問題ではなくなってくるはずです。

方法⑪:子供に好かれる人の特性を理解し、子供との接し方を学んでみる

大人の中にはそれほど自ら子供に構っていくわけでもないのに、やたらと子供に好かれるタイプの人間が存在します。そういった人の良さを学び、子供と接するにはどうあれば良いのかを学んでみると良いでしょう。

子供に好かれる人というのはいつも穏やかであり、優しい雰囲気を持っているものです。大人も子供と同じように、いつも冷静で愛想のない人よりも優しくユーモアのある人と一緒にいる方が楽しく感じられ、安心感もあります。

また、子供というのは素直であり繕うとすぐにばれてしまいます。逆に、無理に喜んでもらおうとしなくとも、傷つけたり、否定的でなければ、子供に嫌われることはまずありません。

子供とどう接すれば良いのか分からない人は、気を遣いすぎて疲れてしまうパターンが多くみられるので、あまり気負いせずに子供と同じく素直に接してみると良い関係が築けるようになるでしょう。

方法⑫:子供が苦手な人を集めて性格の傾向を探り改善する

子供に対して苦手意識を持つ人の性格がどんなタイプであるかを探り、何故苦手に感じてしまうのかを理解し、それについて考え方を改められないかを考えてみましょう。
例えば、子供が大きな声をあげて泣くのを見ると耐えられない人は、それを見てどうしたら良いのか分からずに戸惑うから嫌なのか、単にうるさいから嫌なのか、人によって考え方も様々です。

それぞれの人がどう考え方を改めれば子供に対して嫌悪感を感じずに済むのか考える事で、苦手意識を克服する事へ繋がっていきます。
また、自分が苦手としている子供の立場になって考えてみるなど、自分自身の感じ方を子供という存在にとって優しく歩み寄らせる事が重要です。
子供という生き物を大人の都合に当てはめる事は不可能ですので、大人が感じ方を改善するしか方法はないのかもしれません。

子ども嫌いの人が子供を産んだらどうなるか?

この記事を書いている私も実は子供がとても苦手でした。

友人の子供がかわいいと思えたことはなかったし、ショッピングセンターでぐずる子供を見ては、眉間にしわを寄せていました。だから自分が産んだ子供すら可愛いと思う自信がなく、結婚しても約5年もの間子供を作ることに踏ん切りをつけることができませんでした。

ですがそんな子供が嫌いな私が、実際に子供を産んで感じたことは「子ども嫌いな人でも、子育てはできるんだ」という事でした。私自身は自分が今だに母性が乏しいと感じています。よく漫画などで目にする「自分の子どもは目に入れてもいなくない」という感情は自分の子どもにはありません。

ですが成長していく子供を見て、「子供ってかわいいなあ~」というよりも、成長速度やできるようになることが増えることを見て「子供っておもしろいな~」と感じるようになりました。

子どもが嫌いな人が子供を産んでその子を愛せるかどうかは、結局生んでみないことにはわかりません。ただ、子供の成長は自分が考えているより劇的なもので、子供が嫌いな人でもそれを楽しむことできるんじゃないかなと感じています。

1年前まで寝がえりすらできなかったのに、3年後にはいっちょ前に口答えをするんですよ?子供が嫌いでもそんな変化を楽しめる気持ちがあれば、私のように子育ては少し違った気持ちで取り組めるんじゃないでしょうか。

子ども嫌いな私が子供を生んでも、「子供好き」へと変わることはありませんでした。ですが自分の子どもに対しては「大きくなったなあ~」「成長したなあ~」と感慨深い気持ちに浸ることはできました。

子ども嫌いで子供を産むか悩んでいる人も、こんな気持ちを感じることができるかもしれないと感じてもらえたら嬉しいです。

子ども嫌いで悩むあなたへ

子どもが嫌いなこと、子供が苦手なこと、を否定的に捉えるのはやめましょう。

きっと苦手なのはあなたなりの理由があり、そしてその問題が根深ければ根深いほど解決していくには時間がかかります。また子供を産もうか悩んでいるなら、子供をかわいいと感じられるかは、正直生んでみなければわかりません。

ですがもし子供を産もうと決意したなら、子供をかわいく感じられなかったとしても親として歩み寄る覚悟を持たなくてはいけません。

子ども嫌いで悩むなあなたへ

悩んでいるのはあなただけではありません。今子供がすでにいるお母さんやお父さんの中にも、悩んでいる人はいますし、あなたと同じように子供を持つか悩んでいる人もたくさんいます。

子ども嫌いで悩むあなたへ

自分がなぜ子供が苦手なのか、具体的に考えてみましょう。そして嫌いな理由が明確になったら、それを解決できる方法をできるだけたくさん試してください。

この記事が子供が嫌いだという事で悩む全て方に届くことを願って。

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