急ぎの仕事があるのに、つい他の事を考えてしまう。テスト前で勉強をしなくちゃいけないのに、つい携帯を触ってしまう。
ついつい理由をつけてサボってしまう人は、ぜひ今回のサボり癖を克服する方法を参考にしてみてください。やるべきことをきちんとこなす事は、周りの評価をあげたり自己肯定感を上げることにもつながり、人生をよりより良いものへ変えてくれますよ!
サボり癖を克服するための13個の方法
ルーティンワーク化してしまう
人は誰でもやりたくないことを、後回しにしてしまいがちです。そこでしなくてはいけない事をルーティンワーク化してみましょう。
人間は物事を考え、判断し、はじめて行動に移します。しかし、頭が疲れ最初の「考え」「判断」の部分の作業が重荷になってくると、その先の「行動」までなかなかたどり着くことが出来ません。
また、絶対にしなくてはいけない事でも、作業するたびに「考え」「判断」していると、「行動」に移すまで時間がかかり、やらないという選択肢を選んでしまう事もあります。
そこで、食事をとる、歯を磨く、顔を洗うなど毎日当たり前にすることに、どうしてもサボってしまう事を組み込んでいきましょう。最初は当然習慣化していないので、違和感やめんどくさいという感情が沸き上がります。
しかし日々淡々と、同じタイミングで行うようにすれば、少しずつ違和感がとれ、ついサボっていた事が生活になじんでいきます。ダイエットをサボってしまう人なら「朝起きたら、まず10分間ストレッチをする」、勉強をサボってしまう人なら「帰宅してから1時間は、何の教科でもいいので机に向かう」などルールをきめましょう。
ルーティンワーク化することで、サボり癖を改善でき、自分の自信にも繋がりますよ!
できない、やらない理由を探さない
サボり癖を克服するには、まず『やらない・できない理由探し』をやめてみましょう。
誰にでも、どうしてもやりたくない時は存在します。しかしそんな時「今は育児が大変だから、ダイエットや身だしなみには気をつけられない」「自分の部屋がないから、勉強に集中できない」など自分自身にいいわけを続けていてはサボり癖は治りません。
このようにやるべき事に、何かと理由をつけ遠ざけ始めたら、考え方を大きく変え、やるべき理由を探してみましょう。
家計簿をサボってしまう人のやらない理由は、時間がないから、面倒だからが挙げられます。反対にやるべき理由は、家計管理ができお金を上手に使うことができるから、節約に役立つからなどが挙げられます。2つの理由を見比べてみると、どちらが将来的に役立つかは一目瞭然です。
またサボっている状態では心から色々なことが楽しめず、どこかでやらなくちゃという気持ちがあり、この気持ちを持ち続けることは精神的に大きく疲弊してしまいます。
サボってしまう理由をぶつぶつ考え始めてしまったら、やるべき理由を考えるように思考をチェンジして、サボり癖を克服していきましょう!
根性をつける
サボり癖がある人の一つの特徴は、根性がないところです。
部活でレギュラーを取れなくてすぐに諦める、勉強につまずきすぐ自分は出来ないと決めつける、などに心当たりがある場合は、根本的な見直しが必要です。
その場合、まず小さな成功体験をして、自己肯定感を高めることがファーストステップです。例えば勉強なら全体で成績をよくするのではなく、とりあえず数学の点数をあげ次のテストで実現できたら、大いに自分を褒めてあげます。
少しづつできる自分を味わうことができれば、粘り強く何かに取り組む根性が生まれ、それがサボり癖を克服することに繋がります。
根性なんて今更つけられないと否定的なことを思う前に、ぜひ行動に移してみましょう。以下のリンクに具体的な自己肯定感を上げる方法を記載しているため、是非参考にしてみて下さい!
自己肯定感を上げるための15の方法を紹介!期限を設ける
サボり癖がある人は、やらなくてはいけない事に期限を設けてみましょう。大抵の場合やるべき事は複数あり、それぞれ緊急性が異なります。
そこでやるべき事を、見やすいように一枚の紙にまとめ、緊急度を割り振っていきます。これにより具体的で明確な予定が立ち、サボる事自体ができない状況を作ることができます。
人間はどうしても楽をしたがる生き物です。そのため具体的な予定を立てなかったり、「~時まで一生懸命やろう」などと考えていると「今はやらなくても、また後で頑張れば良いや」ということになりかねません。
そこで期限を設けることで、明確な予定を立てることができ、サボる機会を減らすことができます。
またこれでも予定が守れなかった場合は「お酒を一ヶ月我慢する」とか「家族にプレゼントを買う」などのペナルティーを自分に課してみましょう。こうすることでより予定を守ろうという意識が高まります。
ペナルティーは周りの人々にとってプラスに働くものにすると、周囲の人々の協力も得られとても効果的です。
明確な目標を持つこと
サボり癖を直すためには明確な目標を持つことも大切です。
学生であれば授業や勉強をサボる、社会人であれば家事や仕事をサボるなどが考えられます。
学生が勉強をサボってしまうのは、将来何になりたいか、その為に何をしなくてはいけないか、という動機が薄い可能性があります。なんとなく大学に進学して、なんとなく給料のいいところに勤める、という漠然としたビジョンしか見えていないためやる気が起きず、サボることに繋がってしまいます。
そこで国立大学に入る、トヨタに就職するなど具体的な目標を持てばその目標に向かって頑張ることができます。家事など具体的な目標が持ちにくい場合は、家を片付けて夫を驚かせるなど、ちょっと遊び心を入れてもいいでしょう。
明確な目標を持てば、時間を有効に活用することができるようになり、サボり癖を克服することに繋がります。ぜひ、今現在明確な目標がない人は、具体的でテンションの上がる目標を立ててみてください。
一日の作業量を決めてしまう
集中することが苦手でサボってしまう場合は、一日の仕事の作業量を決めてしまうのも手です。
例えば家事なら『掃除・洗濯・洗い片付け・夕食づくり』までをその日の仕事と決め、その仕事が終われば、あとは自由時間とします。こうすればやるべきこともきちんと済み、そして気兼ねなく自由時間を楽しむことが可能です。
勉強などでも、『今日は地理・数学の問題集をここまでやる』と決めておけば、そのノルマを果たした後の自由時間は、サボりではなくご褒美の時間に変身します。
サボり癖を克服したいと考えているなら、一日の作業量を決め、それをクリアした後に思いっきり自由な時間を楽しむというやり方にシフトチェンジをしてみましょう。
サボったらペナルティーを課す
どうしてもサボり癖が治らない場合は、ペナルティーを課す方法も有効です。
仕事でミスをしたら罰金で500円貯金箱へ、家事をサボってしまったらお小遣いから500円貯金箱へなど、明確なルールを設定しておきましょう。
この時出来るだけペナルティーを課す人は自分ではなく、家族など自分以外の人にしてもらうと、効果がより表れやすくなります。
人は嫌なことを避けたいと思う生き物なので、受容的ではありますが、サボり癖回避のためには実践する価値ある克服方法です。
近い目標を設定する
サボるという事は、がんばらないという事です。そして、がんばるという行動は、大きく感情に左右されてしまいます。
例えばクラシックのピアノを練習する時、初心者がベートーヴェンの曲を目標にしたら、それが演奏できるようになるのは何年も先になってしまいます。そしていずれ「練習する」という感情が起きなくなり、練習をサボって辞めてしまう、という事態になりかねません。
そんな時「1ページだけ弾く」など、達成できそうな近い目標を設定すると、頑張るという心の火は消えにくくなります。
いつも大きな目標を立て、それが実行できずに悩んでいる人は、ぜひまず近い目標を立てそれを実現した成功体験を味わってみてください!
目標をこまめに修正する
近い目標を設定しても、サボってしまう人は目標をこまめに修正していきましょう。
上記のピアノの場合、『ベートーヴェンの曲を1ページ弾く』という目標が達成が困難だと判断した時『とにかく4小節間違えずに弾く』というように、目標を自分のレベルに合わせて軌道修正していきます。
ただしこの時、修正する理由はどうしてもうまく弾けないからであり、1ページ弾くのが大変で面倒だからという動機はNGです。
サボり癖のある人は、もともと面倒くさがりなため、楽な目標設定ばかりに流れてしまっては本末転倒です。あくまで目標を達成するための細かな修正だという事を忘れないでおきましょう。
未来日記をつけてみる
サボり癖を直したい人は、未来日記をつけるのも効果的です。未来日記とは、やれそうにないこと、サボりそうなことをあらかじめイメージしてつける日記です。
例えば、「たまっている洗濯物を洗う」ことをサボりそうなら、正直に「洗濯物がたまっているというのに、今日は仕事が忙しいからサボるでしょう」と自分に向けて予言してしまうのです。
そして日記をつけたら、実際1日を終えたときに、予言がどこまで当たったかを検証してみましょう。予言に抵抗しサボらなければそれで結果オーライですし、サボってしまっても予言通りになった自分を客観的に見つめなおすきっかけになります。
少し変わった方法ですが、サボらずやれた時は前日の自分に『やればできるんだから!』といった優越感も得ることができ、楽しくサボり癖と向き合うことができます。
甘い考え方を捨てる
周りに明らかにサボっている人がいる時、あなたはその人をどう思いますか?
仕事でサボっている場合は、責任感がない人仕事ができない人と思われても仕方がありません。家事をサボっている人なら、ずぼらな人だらしない人と思われるかもしれません。
どの場合にしろ、サボっている人の評価は最悪です。サボり癖のある人に大事な仕事を任せたいと思う人はいませんし、そんな人が身近にいたらあまり深く関わり合いたくないなと思い、遠巻きにされてしまう事もあるでしょう。
サボり癖があると自分のことを認識しているなら、それと同時に自分が他人にどう思われているか、もう一度よく考えてみましょう。
世の中はそれほど甘くありませんし、一度サボり癖のある人だと思われ信用がなくなれば、その信用を取り戻すのは至難の業です。
サボり癖を本当に克服したいと考えているなら、まず『できれば直したい』というあいまいで甘すぎる考えを捨てましょう。
ご褒美を用意する
サボり癖を克服するには、自分なりのご褒美を決めて、やるべきことをサッサと済ませてしまう方法もおすすめです。
ご褒美は、ちょっと高級なスイーツを食べることでもいいですし、日帰り温泉でまったりするなどでも構いません。自分のモチベーションを最大限に高める目標を設定しておきます。
人は目標がないと、どうしてもダラダラ作業をし、そのうち「あとでいいや」と先延ばしにしがちです。その結果、先延ばしが癖になってサボるようになってしまいます。
そこで、自分にとってメリットのある目標を設定することで、やる気を盛り上げ、サボり癖を克服するように努めてみましょう。目標を達成できれば、サボり癖が克服できるだけでなく、嬉しいご褒美があり、やるべきことも終わる一石三鳥のいいことずくめの克服方法です。
ライバルを作る
何かにつけてサボってしまう人は、ぜひ自分のライバルを見つけてみましょう。
ライバルは相手に宣言することなく、自分で勝手に作って問題ありません。勉強でも、仕事でも、家庭でも『この人には負けられない!』という人を作れば、サボることなく頑張るエネルギー源になってくれます。
ドラゴンボールの悟空にはベジータ、ルパン三世のルパンは銭形がいるように、永遠のライバルを持つことは人生を明るく照らす、一つのカギになります。
ついサボってしまいたくなったら、頑張っているライバルを思い浮かべてみましょう。その永遠のライバルが、頑張っているなら自分も負けていられない!そう思えるようになっていれば、もうサボり癖を克服したといえるでしょう。
サボり癖を克服した体験談!
以下はサボり癖を克服した人の、実体験談です!ぜひ克服方法と共に参考にしてください!
まずは自分が達成できそうな目標設定から!
【20代後半女性の体験談】
サボり癖を直すためには、まず達成できる目標設定が大切です。
私はダイエットで何度か挫折を経験しました。その原因は少しでも早く痩せたかったのでダイエット初日から腹筋100回という無謀なトレーニングを義務ずけた事にありました。
初日から2、3日の間は達成できたものの、4日以降は仕事で疲れた、体調がよくないないなど自分に言い訳をしてトレーニングをサボるようになってしまいました。
今考えれば、毎日腹筋100回という目標は無謀だっだと思います。その後、どうしても体重を落としたかった私は、1日たった10回の腹筋から初めてみました。たった10回という回数設定から、気づいたら無理なく継続できるようになっていました。そして続けていくうちに体も自然に引き締まり、トレーニングが楽しくなっていきました。
サボり癖を直すためには、目標設定は大切ですが、設定する目標を実現できるものにすることもとても大切だと実感しました。
シンプルなルールづくり
【30代前半女性の体験談】
私はサボり癖を克服するには、シンプルなルール作りが大切だと思いました。
私は美味しいおつまみを作り、ゆっくりと晩酌することを日々の生活の一番の癒しとしています。しかしいつも一度腰を据えてしまうと、つい台所の後片付けが億劫になり「ま、明日の朝でもいいや」と、洗い物をサボってしまうのが癖になっていました。そして翌朝、サボってしまった食器を見て、自己嫌悪に陥っていました。
これを改善するために、『手が濡れた時に、食器を一緒に洗う』というシンプルなルールを導入したところ、作業動線がスムーズになりサボり癖を改善することができました。
絶対やる!しなくてはいけない!と精神的に自分を追いつめるよりも、自分の行動をよく分析して、サボる理由を見つけ出し、シンプルで継続が可能なルールを作ってみれば、いろんなサボり癖がきっと克服できると思いました。
サボり癖がある人との付き合い方
ここでは、サボり癖がある人との付き合い方の注意点を記していきます。サボり癖がある人と仕事などの付き合いをするのは、大きなストレスになってしまいます。相手の特徴よく知り、付き合い方を学んでいきましょう。
サボる前に優しく釘をさしておく
サボり癖がある人は面倒な事を先延ばしにしがちです。
そこで、重要な事や絶対にサボってほしくない事は、事前に優しく釘を刺しておきましょう。ここでポイントなのが、頭ごなしに言うのではなく優しく言うところです。
誰でも頭ごなしに叱られたり、注意されたら気分のいいものではありません。注意したことによりやる気を削いでしまっては、サボる原因を増やすだけでいい事は一つもありません。
相手にイライラしてしまう気持ちは十分わかりますが、このような場合はこちらが大人になって対処していきましょう。
どうしても直らない人は、現実を突きつける
中には何度注意してもサボり癖が治らない人もいます。そんな時は、怒りに任せて何か言うのではなく、淡々とサボっている人に現実を突きつけるのも効果が期待できます。
例えばサボっている人のせいで、仕事の納期が遅れている場合は、納期が守れなかったらどうなるか?その人がどれだけ損害を出しているかを感情的にならずに、淡々と伝えましょう。
自分の子供が勉強をサボってしまう場合は、勉強の大切さや必要性について一度家族で話し合ってみる必要があるかもしれません。
サボり癖が治らない原因の一つは、切迫感のなさです。そこで現実を突きつけ、焦燥感や切迫感を持ってもらうように働きかけてみます。
現実を理解し、きちんと受け止められたなら、その人にはまだ十分改善できる可能性が残っています。もしこの対応をしても、全く変化が見られない場合は、今後その人との関わり方を見直す必要があるかもしれません。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
サボり癖は日々の積み重なりによって起きた、一つの習慣です。それを改善し直すのは非常に根気のいる作業です。しかし一度サボり癖を克服できれば、日々の生活の充実度は段違いに変わってきます。
ここに紹介した方法をぜひ試し、サボり癖を克服してみてください!
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