集中力を高める12の方法!自分の力を120%引き出せ!

自分には集中力がない、すぐに気が散ってしまう。そんな悩みを抱えてはいませんか?

スポーツ・勉強・仕事においても集中力というのは、偉大な力は発揮するものです。今回は集中力を高める方法と、逆に集中力が途切れてしまう原因を考えることで効果的に自分を高める方法を紹介していきます。

集中力を高める方法!

まず始めに、あなたの「集中力」を高めるための、幾つかの方法を考えていきましょう。

方法①: 何に集中したいのかを明確にする

日々の暮らしは、やるべきことに溢れています。
どんなに寒くても朝は起きなくてはなりませんし、その日がお休みだったとしても、お腹は空くので何か食事を用意しなければなりません。
仕事がある日ならなおのこと、自分が出かける準備や家族の世話、その上帰宅後のことまで段取りしなくてはならない、という人も多いことでしょう。

それらをすべてのんびりと、時間に関係なくやっていればいいなら、それほど集中力は必要ありません。しかし、どの行動にも大抵タイムリミットがあり、好むと好まざるとに関わらず、ある程度集中して、完璧にやり遂げる必要があるわけです。

こんな風に沢山のタスクが目の前にありすぎて、右往左往と気持ちが焦ってしまうと、何だかすべてが中途半端になってしまい、どの事柄にも集中できていない、という結果になりがちです。

外出時間や待ち合わせ時間に遅れることが多い人ほど、食器洗いも洗濯も中途半端にしてきて、その上ハンカチや携帯を忘れた、というように何かしらのミスをしている傾向があると思いませんか?これはタスクひとつひとつに、集中力を上手く発揮できていない証拠。

ですから、自分が今、どの行動に一番集中するべきなのか、それを常に明確にしましょう。
その都度ファーストプライオリティを更新して、ひとつひとつのことに集中できるようにしていくほど、あなたは沢山のことを、丁寧に成し遂げていくことが出来るようになります。

方法②: 作業場所を整理整頓する

忘れ物が多い人、期限までに仕事を終えることが出来ないことが多い人ほど、部屋がいつもごちゃごちゃしているものです。そしてそういう人は、職場でもデスク周りも乱雑で、整理されていないことが多いでしょう。

何かに集中しなければならないとき、すっとそれを始められる体制は大切です。
昨日の仕事を確認してから、と思っても資料をどこに置いたか分からない。
さっきのことを上司に質問しないと、と思ってもそのメモが見つからない。
これでは、自分がやるべき仕事に集中できるわけがありません。

机の上の物がきちんと分類され、決まった引き出しに文房具が揃っている、資料のファイリングが得意、そういう人は朝からすぐに、ストレスなく集中力を発揮できます。

これは家事にも当てはまることです。
キッチンシンクの下の棚に、いつも何が入っているか分からなくなる人、冷蔵庫がごちゃついていて、何が足りないのか分からない人は、何度も同じ買い物をしたりします。そうなると食事の用意に集中できるまでに、イライラして疲れきってしまうのです。

とにかく集中力を高めたいなら、まずは整理整頓から。
目の前が整理されれば、頭の中も自然とクリアになっていくものです。

方法③: やるべきことに喜びを見出す

いつもはお料理なんか嫌いと言っているのに、バレンタインの時には張り切って、たくさんの手作りチョコレートを作る、なんていう人がいます。
そういう人は、なぜその時期にだけは、お菓子作りに「集中力」を発揮できるのでしょうか?

それは、やることに対しての「楽しい」「嬉しい」「好き」という気持ちが関係しているから。
これを渡したときの「好きな」ボーイフレンドや友達、先輩の顔を想像しながら、鼻歌まじりでチョコを湯せんしている、その子は例え完成が夜遅くなってもがんばることができます。
そう、集中力には「ウキウキする気分」が不可欠なのです。

どんな人でも、大好きな漫画を買ってすぐに、夢中で読み始めた時の気持ちを想像してみることができると思います。
もし誰かが後ろから声をかけても、聞こえないくらいワクワク、ドキドキして読み進めている時、それはまさに「一点集中」の時間といえます。

でも、「私がやっている仕事は楽しくないし、好きじゃないから無理」と思いますか?
それならぜひ、その仕事の中に「楽しみ」を見つけてください。

隣の席の同僚が「好き」、休憩時間のおしゃべりが「楽しい」そんな些細なことでもいいのです。そうして集中して仕事をして、その出来を誰かが「よくやったね」と褒めてくれたら、あなたはその仕事そのものが「楽しく」なってくるはずです。

そしてその喜びが、あなたを仕事に集中させる。まさにいいことづくめではないでしょうか?

方法④: 好奇心を忘れない

スマートフォンでゲームをするのが習慣になっている、という人は多いと思います。他にもパソコンや専用のゲーム機を使って、何時間も、人によっては何日もゲームを続ける人もいるでしょう。

そういう人にあるのはきっと「好奇心」です。この先にどんな展開が待っているのか、この敵を倒したら、どのくらい強くなれるのか、そんな風に集中してゲームにのめり込んでいるのです。

もちろん、ゲームに夢中の人の大半は、仕事ではなく楽しみでやっているだけなので、これをコンプリートしたからと言って、自分にとって大きな報酬があるわけではないことを知っています。
しかしそれに集中し、時間やお金を費やすのは、すべて「自分の好奇心を満たしたい」という思いからなのです。

ここから分かることは、人間は「好奇心があるから集中できる」ということ。
あなたもやるべきことに、ぜひ好奇心をもって取り組んでみてください。

たとえそれが、これまで長年やってきた作業であったとしても、
「こうしたら、もっと早くできるのではないか?」
「この部分を○○に変えたら、もっと良くなるかもしれない」
という風に、意欲的に取り組んでみることをお勧めします。そうすれば好奇心が沸き、それを満たすために努力しているうちに、仕事に集中しているはずです。

その上、好奇心をもって取り組むと同じことをしていても、前より楽しく感じますし、必ず結果が良くなりますから、それは自信にもつながります。
これも「いいことの連鎖」となっていくはずです。

方法⑤: 掛け声や独り言も活用できる

あなたは座る時や立ち上がるとき、「よいしょ」「どっこらしょ」「さてさて」など、いわゆる「掛け声」口にすることがありますか?
ほとんど無意識に言っているあの言葉は、なぜつい口から出てしまうのでしょう。

一説によると、あれは座る、立つなどの行動に「集中するため」なのだそうです。
間違いなく思ったところに腰を下ろすために集中する、そうでなくては怪我をするかもしれませんから、自分を守る本能が、掛け声を出しているのだとか。

また、こういった掛け声は「自分で自分を励ましている」というふうに捉えることもできるもの。
ですから、集中力を高めたいと思う時には、意識的に
「さーて、午後もがんばるかー」
「絶対大丈夫!今日中に仕上がる!」
こんな「掛け声」を自分に掛けてあげて下さい。

他にも、間違いたくない金額の計算や、人の名前を覚えたいと思う時に、「○○円で間違いないな」とか「○○社の○○さんね」という風に、口に出してみるのもいい方法です。

まるでブツブツと独り言を言いながら、大切な言葉を暗記している受験生のように、「自分で声に出す」「それを自分で聞く」という行為を繰り返してみましょう。これによって、大事なことに集中しやすくなり、その結果ミスも少なくまります。

方法⑥: 単純、簡単なところから始めてみる

何かに集中したいと思った時は、まず簡単なところ、単純な作業から入ると、自分の意識をひとつのところに持っていきやすいものです。

長い距離を走れるようになりたいときでも、まずは軽いストレッチから始めるのと同じように、大量のリポートを仕上げる必要がある場合には、とりあえず手始めに、関連する単語や資料を集めることに手を付けてみましょう。

そうすれば、いきなり長い文章を組み立て始めるより、簡単にリポートに取り掛かることができ、その資料集めに集中できます。

同じように、家じゅう全部を綺麗に掃除しようと思う時には、まず汚れの少ない部屋から始めましょう。いきなりガスコンロを磨き始めてしまうと、なかなかきれいにならなくて、掃除自体が嫌になってしまいます。

窓を開け、ベッドカバーを洗濯機に放り込んでから、床の掃除を始める、という風に簡単なところから始めれば、綺麗になっていく実感があるので掃除が楽しくなります。そして集中して、家全体をピカピカに仕上げることが出来るというわけです。

こうした集中するための方法は、年齢性別関係なく、また「何に集中したいか」に関わらず応用できるので、覚えておくと毎日がより快適になるでしょう。

方法⑦: 耳栓をする、音楽をかける

自分の好きなタレントさんが出ているテレビを付けたまま、勉強に集中するのは難しいものです。同じように、楽しそうに話している家族の声が聞こえると、何を話題にしているのか気になってしまい、なかなか部屋の片づけに身が入らない、ということもあるでしょう。

こんな時、耳から入ってくる情報を制限できると、あなたは自分のやるべきことに意識を向けやすくなります。
最近は100円ショップなどでも、質の良い耳栓が販売されるようになってきました。中にはアラームなど、特定の音はきちんと聞こえるけれど、その他の雑音は聞こえない、というような、使いやすい機能をもった耳栓も安価で購入できます。

「音」を利用した集中方法としては他にも、音楽を聴くことでその他の音を排除するというのも有効です。
動画サイトを見てみると「作業用BGM」とか「○○をしながら聞くプレイリスト」といったおすすめの音楽がたくさん紹介されています。
そういったものの中から、あなたが今集中したいことに合った音楽を選んでみるのもいいでしょう。

方法⑧: ワンステップ進んだら、ご褒美タイムを取る

海外のある有名な学校に進んだ人の勉強法は「25分に1回、3分の休憩を取る」というものです。

このように、自分に合った時間のスケジュールを組み、適度な休憩を取るのは、集中力を高め、それを持続するのにとても有効な方法です。
休憩の時には水分を補給したり、ちょっとしたおやつを食べたりしましょう。このインターバルを繰り返していくと、面白いほど作業効率が上がりますので、ぜひ意識してやってみてください。

もしその日のタスクが、自分にとってあまり得意でない、我慢してやるような内容だった場合は、特別なご褒美を自分に用意しておきましょう。
「○○時までにこれを終わらせることが出来たら、あの店にケーキを買いに行こう」というように、言ってみれば「馬にニンジン」のスタイルで頑張るのも、時には悪くないものです。

方法⑨: とにかくスタートを切ることで既に90点

今日も朝からやらなければならないことが山積みなのに、全然モチベーションが上がらずやる気が出ない。
明日は大事な試験なのに、なぜか取り掛かる気にもならない。
そういう「気分が乗らない時」というのは、誰にでもあることでしょう。

そんな時、自分をスタート位置に立たせる呪文があります。
それは「1分だけでもいいから、始めよう」という言葉です。

人は行動し始めると、それをつい継続してしまう生き物です。
あなたにも、連休明けにやる気が出ない、なんだかダルい、という経験はありませんか?それは休みが続いたせいで「休み続ける」体になったしまった結果なのです。

そう考えれば、一度机に向かってしまえば、あなたは必ず勉強を「1分」以上続けることができると分かるはず。そして5分もたてば、今日やるべき勉強に集中しているあなたがいるはずです。

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方法⑩: 自分の未来に期待感を持つ

自分の未来を想像して『ワクワクする気分』を味わってみましょう

今、集中して何かをやり遂げたとして、それからのあなたは、今とどんな風に変化していくのでしょうか。ひとつの試験が終わった後、ひとつのプロジェクトが終了した後には、どんな「未来」があなたを待っていますか?

例え次のテストが、あなたの予想に反し、満足いかない結果だったとしても、あなたにとっての「試験」はそれで終わりではありません。今後学生時代が終わり、社会人になってもなんらかの試験はついてまわるものですし、そのひとつひとつに、あなたはこれからも「集中」していかなくてはなりません。

そうです、集中力を保つという課題は、一生ついて回る事柄なのです。結婚し、子育てを経験する時には、子供の健康や教育に集中すべきときがきますし、家族や親が病気になれば、看病や介護に集中する必要もあるかもしれません。

ですから暗い気持ちで、何かを成し遂げようとしていては、「集中」を長続きさせることはできません。先を希望するこころ、未来への期待感なしには、集中力を持続させることは不可能なのです。

今学んでいることが身につけば、僕は希望している仕事に就ける。
この私の仕事が評価されれば、来年にはもっと責任のある立場になれる。
この子が歩けるようになったら、一緒に旅行に行きたいな。

ぜひこんな風に、「楽しい未来」「期待できる明日」を想像しながら、毎日を過ごして行ってください。そうすればあなたは「いま」に集中できる、明るい理由を持つことができるでしょう。

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方法⑪: モチベーションエンジンを活用する

意欲の力を利用して集中力を上げましょう。

ここ数年、「モチベーションエンジン」という言葉がよく使われるようになりました。これは直訳すると「意欲を維持していく、その力の源」のこと。
モチベーションエンジンは大きく3つに分類でき、それぞれに特徴があります。

  1. ホワイトエンジン・ポジティブエンジン
    一般に良いとされている意識が、自分のやる気を維持させる原動力となっている
    (人助け、役に立ちたい、大きくしたい、貢献したい、という気持ち)
  2. ブラックエンジン・ネガティブエンジン
    自分に害を及ぼす事柄が起きないように、意欲を出していく
    (クビになりたくない、馬鹿にされたくない、失敗したくない、という気持ち)
  3. エンジョイエンジン・ゲームエンジン
    やること自体に喜びを見いだして、ゲームのように意欲的に楽しんでいく
    (もっと知りたい、今より上手く出来るようになりたい、完成させたい)

こういったモチベーションエンジンを上手く活用できれば、集中力も高まり、それを維持することも可能になります。

例えば、自分がやり遂げたい目標を紙に書き、それを壁に貼る、という古典的な方法がありますが、これもひとつのモチベーションエンジンになるはずです。

あなたの目標を、それぞれのモチベーションエンジンに当てはめて書いてみましょう。

  • ■■解決のために、□□達成しよう!
  • 明日までにできなかったら☓☓☓になるぞ!
  • コンプリートしたら、次のステージだ!

この方法だと、自分の気持ちを正直に書いてみることにもなりますから、集中する本来の目的も再認識できます。こういう方法も、セルフコントロールにはとても有効だと言えるでしょう。

方法⑫:「ガラケーのポーズ」でリセットする

集中力が切れてきたな、と感じた時には、一度気分をリセットするのがいいでしょう。コーヒーを飲む、甘いものを食べるなどもいいですが、少し体を動かすのもとても有効な方法です。

最近では、ヨガや瞑想が一般的になってきました。これらは本格的に取り組もうと思えば何時間も、そして習得までには何年もかかるものですが、ちょっとだけいいとこ取りをして、リセットに効果的なポーズをひとつ、ご紹介したいと思います。

『ガラケーのポーズ』
一般に「立位前屈のポーズ」と呼ばれるもので、手を上に伸ばし、まっすぐに立った姿勢から、ゆっくりと前に体を倒していきます。

この時、「ガラケー」のように、体をぱたんと二つ折りにするイメージで頭を下にします。
股関節から体を倒すのがポイント。
手は、床についてもつかなくても構いません。
膝も、まっすぐでも曲げていてもOK。

このままゆっくり呼吸しながら、下になっている頭のてっぺんから、いらない雑念や嫌な思考を、地面に流し出してしまうイメージをしてみてください。
このポーズを休憩の時に、一日数回やってみましょう。大地はあなたの頭から雑念を吸い、足の裏から新しい集中力をあなたに与えてくれます。

その上固まりやすい腰も伸ばせますし、肩の凝りも楽になります。とてもお勧めですので、ぜひやってみてください。

集中力が途切れてしまう原因とは?

集中するのが苦手、集中してもそれが続かないという人には、必ず理由があるものです。
その原因を突き止めておくと、改善しようと思う時、とても役に立ちますので、幾つか代表的なものをピックアップしてみましょう。

原因①:雑念が多いから

集中力というのは、主に「思考」の問題です。ですからその思考の種類が多ければ多いほど、それを統括するのは難しく、その中のひとつに的を絞っていくのは難しくなってきます。

学校や塾で授業を受けていても、前の席に座っている好きな人のことを考えてしまえば、先生の言っていることはほとんど聞こえていないでしょう。
もし気になる人が目の前にいなかったとしても、昨日クラスであったこと、部活のことなどを考えてしまえば、どうしても思考がさまよいやすくなってしまいます。

他にも、机に雑誌やゲームがいつも置いてあったら、気持ちがそういう気を散らす事柄に持っていかれてしまい、集中できないのは当たり前ですし、人によってはインターネットも「雑念」の大きな要因となっているかもしれません。

今は最新の情報がいつでも手に取れるので、それを見続けていると終わりがありません。もちろん、これは同じように大人にも当てはまります。

次から次へと更新されるネットニュースに気を散らされていると、大事なはずの家族や自分自身にも「集中」できずに、それぞれがスマホを見ているだけの、会話のない家庭になっていくかもしれません。これは特に注意すべき「雑念」でしょう。

原因②:時間を決めていないから

集中できていない人を見ていると、だらだらとしていつになっても完成しないとか、何日待っていてもまとまらない、といった「時間が有効に使えていない」という特徴があります。

その日にやるべきことは、時間を決めてやり遂げるようにしないと、「まあ、明日でもいいか」「来週でもなんとか間に合うだろう」といった感じで、自分に甘くなり、物事がなあなあになっていくのです。

このように、完成させる日時、提出期限など、タイムリミットを強く意識していないことが、集中できない原因のひとつに挙げられるでしょう。

原因③:自分に期待感を持っていないから

中には、自分にはどうせ出来ないだろうとか、勉強しても自分には理解できないに違いない、というような「自分に対する期待感の薄さ」や「自分に対する自信のなさ」から、集中することができないという人もいます。

こういう人は、自己評価が低く、「学んだことを将来生かせるようにしていこう」というような、前向きな考えを持っていません。
そうです、期待していないので、やる気もでない、一生懸命に集中してやる気にならない、ということです。

さて、あなたは自分の将来を、期待感を持って見ていますか?

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原因④:明確な目標、報酬が見えていないから

人は単純に、「欲しいもののためには頑張れる」ものです。
喉が渇いていれば、必死で走って水を探すでしょうし、どうしても欲しい車のためだったら、一生懸命貯金をするでしょう。

ですから集中できない、ということは裏を返せば「明確な目標、報酬が見えていない」ということ。
「これに集中したら、○○が手に入る」という、具体的な見返りがあったほうが、人は夢中になれるのです。

目標の点数まで、あと○○点。
タイムが☓☓を切ったら、あの選手に勝てる。
来月は□□になって、給料アップ!

そういう分かりやすい報酬を設定していないと、なかなか集中力を高めることは難しいでしょう。

原因⑤:必要性が感じられていないから

なぜこんなことをしなければならないのか、それが分からないせいで集中できない、ということもあります。
よく学生時代に、あなたの周りにも「こんな数式を覚えても、日常生活に役に立たない。数学なんて必要ないよね」という人はいませんでしたか?よく思い出してください、そんな屁理屈を言っている人は、数学の点数も悪くはありませんでしたか?

他にも、男には料理の技術は必要ない、という考えを持っている人が、家事を得意になるのは至難の業でしょう。人間、必要ないと思うことには気持ちも入らないものです。

これが出来ても、自分にとって何のメリットもない。こんなことは自分の人生には無意味だ。こういう気持ちがあるうちは、それに熱中することは不可能といえます。

集中力を高めたい人へおすすめの1冊!

集中力を高める本 上前拓哉

気が散りやすい、長続きしないなど、集中力に自信のない人に参考となる方法が、場面ごとに提案されています。
ワークスペースが作られているので、復習しながら集中するポイントを覚えていくことができる本です。

まとめ

夏休み前日の夜に、ものすごい集中力をもって宿題をやり切ったことはありませんか?

自分の身の回りに、締め切り前になって驚異のスピードで仕事を仕上げる同僚や部下はいませんか?

集中力を自分で操ることが出来るようになれば、こんな火事場の馬鹿力を自分の思うままに発揮できるようになります。

お金持ちは働かない、とよく言われますがお金をたくさん稼ぐほどの実力者は「働かない」のではなく、より最短の時間で最高の効率で仕事をこなしているだけです。

集中力がない、なかなか何かに夢中になれないというなら、鍛えればいいだけです。ぜひ今回の集中力が保てない原因をよみ、対処法を試して、ワクワクするような未来を自分の手で切り開いていってください。

この記事が、集中力を高めたいと願う全ての人に届くことを願って。

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