過干渉な親の特徴と原因!子どもを潰す過干渉をやめる7つの方法

「今日の予定はどうなっているの?」「学校ではどんな子と遊んでいるの?」「好きな子はできたの?」

こんな風になんでも質問してくる親に悩まされているとしたらあなたの親は少し過干渉が過ぎるのかもしれません。今回は過干渉な親の特徴と、どうして過干渉になってしまうのか?そして自分が少し過干渉かもしれないという人へ過干渉な親を克服する方法を記載していきます。

また優しい虐待といわれている過干渉と毒親との違いについては以下の記事を参照にしてください。

毒親とは?毒親から逃げる方法と人はなぜ毒親になってしまうのか?

過干渉な親の特徴

子どもの行動を監視する

過干渉な親の特徴の一つとして、常に子どもを監視することが挙げられます。

「監視」と言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、常にいつどこで何をしているか知っておきたい、定期的に連絡をするように言いつける、仲良くしている友人や先生など関わりを持っている人々について詳しく詮索する、といった行動は他の人から見れば十分「監視」といえる行動です。

確かに子どもが自分の目の届かないところへ行けば行くほど、心配になる気持ちはわかります。何か起きたときに「知らなかった」では済まされない場合もあるでしょう。

しかし、その不安を解消する手段は監視だけではないはずです。にも関わらず神経質に子どものことを全て把握しようとすることは「監視」であり、子どもを一人の人間として扱って信頼していないことにもなります。

子どもにおいて「プライバシー」や「彼/彼女(子ども)の世界」という概念がなく、子どもには子ども自身の精神世界があることを理解できていないとも言えます。

子どもの行動を制限する

親であれば「こうしなさい」「これはしてはいけない」と子どもに言うことは多々あると思います。しかしそれが子どもの言動を過度に制限していないでしょうか。

何かを言いつけたときに「なんでそうしなきゃいけないの?」と子どもに聞かれ、論理的な理由を説明できない場合は過干渉である場合があります。ここで言う「論理的な理由」とは、「納得できる」ということを意味します。こうしなさいという指示やこれはしてはだめという禁止が、どうしてなのか、人が納得できる理由で示すことができるものは正しいしつけです。

論理的な理由があれば子どもにも説明ができ、もし子どもがそれで納得できなかったり分からない場合は、なぜ納得できないのか、どの点が分からないのかを話し合うことができます。しかし「だめなものはだめ」と一方的に言ったり、根拠なく感情的に指示や禁止を言いつけることは教育の範疇を超えた命令でしょう。

子どもはペットやロボットではないので、言い聞かせれば黙って従う存在ではありません。ある程度の年齢になると親から言われたことを自分の中に取り込み、考えたり、疑問を持ったりします。それに対して議論の余地なく押さえ込むように行動をコントロールすることは過干渉な親の特徴です。

「あなた(子ども)のためだから」と常に思っている

過干渉な親の特徴として、子どもをとても愛している(と思っている)ことが挙げられます。なので子どもに対する全ての言動は「あなた(子ども)のため」なのです。

確かに最初は子どものことが大切で愛おしくて心配で……という想いだったのでしょう。それは愛情に間違いありません。しかし、その愛情がどんどん子どもを失う不安や恐怖、思い通りに育てたいという欲望に変わってしまった姿の現れが過干渉なのです。

しかし本人は相変わらず愛情のつもりでいます。だからこそ自分の言動に歯止めが効かず「子どものため」と称して過度に子どもに干渉してしまうのです。「子どものため」つまり「これは愛情だから」という言い訳は自覚しにくいうえに、他人の言葉やアドバイスなどを阻む壁でもあります。過干渉な親の異常な言動に対して第三者が疑問に思ったとしても、「子どものため」感を全面に出されると指摘しづらくなるでしょう。

子どもの恋愛を禁じる/口出しをする

交友関係の中でも、特に親密な関係を築いてゆくのが恋愛ですが、過干渉な親は子どもの恋愛をネガティブに捉えます。

「恋愛はまだ早い」「交際相手は必ず紹介しなさい」「自分が気に入らない人はダメ」などと、子どもの恋愛に制限をかけようとするのは過干渉な親の特徴です。

過干渉な親は子どものことは自分が一番愛していてよくわかっていると思っており、子どもも自分のことが一番好きに決まっていると思っているので、子どもが自分以上に誰かを愛したり頼ったりすることが気に入らないのです。

また、誰かを想うことは自立的な人間がする行為の一つです。子どもや子どもと同じ世代の子達が恋愛をし始める時期になるということは、子供がこれからどんどん自分の手を離れていく「一人の人間」であることを実感する機会にもなります。

しかし過干渉な親にとって子どもは永遠に自分の庇護下にあるか弱く幼い存在です。子どもが恋愛をするということはその像が否定されることでもあり、それが認められずに子どもの恋愛を禁じたり口出しをしたりするのです。

感情的に振る舞う

過干渉な親は感情的に振る舞うという特徴があります。

そもそも監視や束縛など過干渉の代表的な行動も激しい(=「過」ぎた)感情からきているものであり、理性的に考えれば過干渉にはなりません。冷静に考えると過干渉は子育て方針として正しくないことはわかりますし、それでも子どもに過干渉的な振る舞いをしたい・してしまうのなら、それは自分の感情や考えを見つめ直しきれていないことになります。

そして激しい感情は監視や束縛という形で現れるだけでなく、ただ単にそのときのその場の感情に従った言動になる場合があるのです。イライラしているときは怒鳴り散らして叱る、機嫌がいいときは異常に優しく接する、気分が落ち込んでいるときは子どもを無視する、など感情と行動が直結しています。

親から言われた「〇〇しなさい」「〇〇してはいけません」は教育的な意味合い、教えとして子どもに受け取られます。親のその言葉で子どもは生き方を学びます。なのでそれの根拠が親個人の一時の感情であってはいけないはずです。にも関わらず感情的に振る舞い、気分で怒ったり褒めたりしていると子どもは混乱し疲弊して、常に親の顔色を伺うようになってしまうのです。

条件付きの愛情

人を無条件に愛することは難しいですが、「自分の子どもだから」というだけで無条件に子どもを愛せるのは親だけです。子どもが健全な心身の成長をしていくためには、どんなときも自分を想ってくれている存在(親)がいると感じられることが必要です。しかし、過干渉な親はエゴイスティックに子どもを愛するので、その愛情も条件付きである場合があります。

「そんなことをするなら出て行け」「そんなことならお前はもう私の子どもじゃない」など、自分の思い通りに動かない子どもを否定するために、言うことを聞かないと「愛さない」「愛せない」ことを表明するのです。

親に養ってもらえないと死んでしまう子どもにとって「出て行け」は「死ね」と同義であり、自分を産んだ親から「私の子どもじゃない」と言われることは存在を否定されるようなものです。深く考えず感情に任せて言った言葉でも、子どもは親の言うことをしっかり聞いています。そうして親からの愛情に条件があることを子どもに学習させてしまうのが過干渉な親の問題点なのです。

過干渉の原因

過干渉は悪いことだ、適度に距離を保ち子供を見守ることが『いい子育てだ』誰もが口をそろえて言うのに、それを実行できないのはなぜなのでしょうか?ここからは過干渉になってしまう原因につてい、考えていきます。

子どもと自分は一心同体だと思っている

子どもを自分の一部だと考えているということが過干渉の原因の一つです。子どもは生まれたときから、母親ならお腹の中にいるときから一緒にいる存在であり、ある意味特殊な存在です。子育てのために物理的にも精神的にも多くを費やし、様々なことを犠牲にしたことでしょう。そんな存在は何者にも代え難く、もはや自分の一部だと感じることは当たり前のことです。

「一心同体」だなんて大げさ、そんなこと本気で思ってない、と感じるかもしれませんが、例えば子どもにどんな服を着せていますか?子どもの年齢にも寄ると思いますが、小さければ小さいほど、親の一存で子どもの服を決めることでしょう。そのときに自分がまさに着るような自分好みの服を着せている人はなぜその服を子どもに着せているのか一度振り返ってみてください。

「私が好きなデザインだからこの子も気に入るに違いない」と思い込んでいたり「自分が小さかった頃に着たかった服を着せよう」としたりするのは、子供と自分を重ねている行動ということになります。

「遺伝」「DNA」という言葉もありますが、親の特徴を子どもが100%受け継ぐわけではありません。それらを加味せずに自分と子どもを同じ生き物のように思ったり重ねたりするのは過干渉な親にありがちであり、「自分」のことなので限りなく干渉してしまうのです。

子どもは親の言うことを聞くべきだと思っている

当然のように「子供なら親の言うことに従うべき」という、思考をもってはいませんか?

「この子はなんで言うことを聞いてくれないの?」と思うことはありかもしれませんが、逆にあなたはどうして自分の子は自分の言うことを聞くと思っているのでしょうか。

「親だから」「育ててあげているから」「保護者・教育者だから」……ふざけた質問ではなく、思考実験として一度考えてみてください。

そんなの馬鹿げている、子どもは親の言うことを聞いて当たり前なんだ!という態度は過干渉の原因の一つです。

親だって人間なので、親の言葉が常に正しいとは限りません。また、時には親の言いつけを無視して失敗することも子どもには必要な経験です。にも関わらず、何が何でも親の言うことに従わせようとする態度こそ、過干渉の原因なのです。

子ども以外の生きがいがない

過干渉は依存の一種でもあり、何かに依存してしまうということは他に気持ちを分散させる場所がないということであります。

つまり、子ども以外に集中できることや生きがいがないことが過干渉の原因になるのです。子どものことが心配で心配で、つい何度もメールをしてしまう・見に行ってしまうなどの行動は、それをやる時間がある人のすることです。

特に専業主婦などは家事と子育てしか自分の世界が持てず、子育て関連のコミュニティしか属せないことになります。そのことがさらに子どものことばかり考えてしまう原因になるのです。

知り合いもママ友や子育てに関わる人たちばかりになってしまい、多様性に欠けてしまいます。第三者的な目線や客観的な情報が入って来にくくなり、何かに思い悩んだりしたときにいきづまりやすくなる状況なのです。

過干渉な親のもとで育った

親自身が過干渉な親のもとで育つと、自分の子どもにも同じように接してしまいがちです。

子育てに正解や王道がないからこそ、自分の親がしていたことを意識的にも無意識的にも真似してしまう傾向にあります。自分も親にこうされたからこうされるのが当たり前、どこの家もそうだと思っていた、という感覚は誰もが持ちうるものです。

特に、過干渉な親の元で育った子どもというのは、ある種の特徴を持っています。親の監視や束縛に黙って耐え、感情的な親の顔色を伺って成長することになるので人間関係の築き方がきちんと学べていないのです。

ですが過干渉な親の元で育った人が、皆過干渉な親になるわけではありません。自分が子どもとして育てられたときの出来事をきちんと精算できていれば、自分の親の過干渉やそれに対する対策や、同じようにならないようにしようという決意ができるはずです。それができておらず「アダルトチルドレン」が克服できていない状態で子育てをしようとすると、子どもに依存してしまい過干渉になり、自分の子どもも自分と同じように接してしまう原因となります。

几帳面で真面目、神経質な性格

もともと性格が几帳面だったり、真面目だったり、神経質だったり、完璧主義の場合も過干渉になってしまう原因となります。

このタイプの過干渉な親は「自分のテンポ・スタイルに子どもを合わせさせたい」と無意識に思っていたり、「これが当たり前」と几帳面さや神経質さを持って子どもと接することが当然だと思う傾向があります。

例えば、自分のスケジュールは分単位で24時間管理していたい、というタイプの人でも、ではそれを子どもの時間に関しても同様に管理すれば良いのかと言えば、そうとは限りません。

真面目な人だと、先生の話をちゃんと座って聞くのは当たり前と考えるかもしれませんが、まだ3歳の子供の全てがそれを実行するには、ある程度の訓練と我慢と時間が必要です。

このように子供には子供の都合があるのに、几帳面だったり、真面目過ぎる親の場合は自分が持っている『基準』が守られないことに、激しい苦痛を感じ、そのためなんとか自分の子どもをその基準に合わせようとしてしまい結果過干渉に陥ってしまうという現象が起きしまします。

過干渉をやめる方法

子どもと自分は「他人」であることを理解する

過干渉をやめたいと切に願うならまず『子どもと自分は親子であっても、他人である』という当たり前の現実を受け止めることです。

もちろん、それは友達や職場の人レベルに距離の離れた人だと思うべきであるとか、ましてや「他人」という言葉に付されがちな冷たい距離感を感じる必要があるわけではありません。

しかし、親の分身であるわけでも、一心同体でも、親子なんだから言わなくてもわかる、わけでもないのです。

そう言われると妊娠がわかってから今までの、つらくも楽しいかけがえのない思い出が脳裏をよぎるかもしれません。しかし、お腹の中にいたこと、生まれたときに分娩室で泣いていた母、夜泣きで焦る父、なんてこと子どもは覚えていないのです。

子どもにとってみれば「気がついたときには隣にいた人。一緒にいる。この人(たち)が自分を生んだらしい」という存在。もう一人の自分だと思ったり、常に感情を共有していると思うことはありません。

子どもに自我が芽生えてからは、一緒に過ごせば過ごすほど愛着が実感できたり思い出が増えていくことを子ども自身も実感できますが、だからと言って子どもの目線から見たら親は永遠に自分とは異なる個体です。

「自分の子なんだからきっとこうだろう」「親子なんだからわかりあえるはず」という思い込みは親の勝手な考えだということを理解しましょう。

それをせずにずっと過干渉を続けると、確かに子どもは親が不便のないように思い通りに動くようになるかもしれません。しかし、それは子どもが自分の心を殺して親の言うことを聞くロボットになっただけのことで、教育の成功とはかけ離れた結果です。

「なんで言った通りにできないの!」と言ってしまったときは、「この子は自分じゃないから、言ったらすぐわかると思っちゃいけない」「何度もわかりやすく言わないとわからないかもしれない」「何か納得できていないのかもしれない」と、自分の価値観から離れて考えることが必要になります。

自分とは違う感覚や感情を子どもが持っていることがわかったときも「なんで泣くの!」「何が面白いの!」とその感情を否定して怒るのではなく、「どうして泣いて/笑っているの?」と聞いてみましょう。「子どもは自分と同じ人間じゃない」という大前提に常に戻れるかが重要になります。

子どもの成長を認める

過干渉を卒業したいなら、子供の成長を認めてあげましょう。

赤ちゃんのときからずっと一緒にいる身としてはついつい、いつまでも子どもだと思ってしまいますが、子どもは大人が思っているよりもずっと早いスピードで成長するものです。

大人は自分が大人になると自分が子どもだったときのことをつい忘れてしまい、子どもを小さく幼い存在だと思ってしまいます。しかし、子どもも子どもなりに様々なことを感じ、考え、豊かな世界で生きています。

「子どもだからわかるわけがない」「子どもだから何も感じていない」と決めてかかるのをやめましょう。大人が想像しているよりずっと早い段階から、人の気持ちを考えたり、顔色を伺ったり、社会性が成長していくのです。

大人と同じレベルで察することはできなくても、親の作り笑いや嘘がふとした瞬間にわかったりするものです。小学生の頃、大人の客には敬語を使って丁寧に対応している店員さんが、自分に向かってフランクなタメ口で話しかけてきたとき「大人扱いしてほしい」「子どもだと思われていて悔しい」と感じませんでしたか?

子どもは「大人になりたい」と思う存在なのです。

そんな気持ちの変化でさえ、子供が成長している証拠です。いつまでも、いつまでも自分の保護が必要な愛しい存在でいて欲しいという気持ちもわかります。しかし過干渉で子供をがんじがらめにしてしまい、子供の未来を潰してしまうのは、本来あなたが望む未来ではないはずです。

過干渉をやめたい、子供に対して毒親にはなりたくない。そう願うからこそ、我が子の成長を認め、離れて1人で歩きだすのを見守る勇気が必要です。

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子どもの話を聞く

過干渉をやめるためにも、思い込みや決めつけが多い人ほど子供の話を誠実に聞いてみてください。

自分の価値観の中で考えていたことを、子どもはどう思っていたのか、「きっとあの子はこう思っているに違いない」が合っているのかどうかを確認することで、子どもの一人の人間としての像が見えやすくなってきます。まず、子どもの前で自分ばかりがしゃべってしまっていないかを振り返ってみましょう。

子どもの話を聞くときは、「◯◯の気持ちを教えて?言ってごらん」と優しく尋ね、じっと子どもの言葉を待つことが重要です。高圧的な態度で急かしたり、「◯◯はこう思うよね?ママ(パパ)の気持ちと同じだよね?」と誘導尋問をするような聞き方は絶対にNG。

親の顔色を伺って自分の気持ちが言えなくなってしまいます。

いきなり自分の気持ちを言えと言われても戸惑ってしまいますし、練習や訓練なしにすぐにできるようになるわけではありません。なので少しずつできるように時間をかけて練習する必要があります。自分の気持ちを認識して言語化する習慣がつけば、親子間の関係以外の場面でも大いに役立ちます。

年齢や性格によっては親とのコミュニケーションを積極的に取ろうとしないこともあるでしょう。そんなときは執拗に話しかけたり「こっちは理解してあげようと思っているのに!」とイライラせず、「話を聞く準備はできているよ。いつでもなんでも話していいんだからね」という空気だけを保つようにしましょう。

その空気があるだけで子どもは安心でき、気が向いたときや何か困ったことがあったときには話してくれるでしょう。「親なのに子どもの気持ちがわからないなんて恥ずかしい」と思う必要はありません。別の人間なのでわからなくて当然ですし、たとえ予想はできていても言語化して確認することが大切なのです。

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子育て以外の生きがいを見つける

子どものことばかり気にしてしまうのであれば、子ども以外のことに集中する時間を持ちましょう。

子どもが生まれてからは子どものことしか考えなくなった、という人も多いですし、子どもはそれだけ精神的にも肉体的にもエネルギーを注ぐ存在です。しかし、子供から離れる時間を作ることは自分にとっても子どもにとっても良いことで、大切なことなのです。

まず、親にとってのメリットは、育児の気分転換ができるということです。常に子どものことだけを考えているとそれが当たり前になってしまい、いきづまったときに思い詰めてしまったり、感情のやり場がなくつい子どもにぶつけてしまうようになります。

子供から離れて自分の好きなことをしたり楽しい時間を作ることで、「子どもの前の自分」から抜け出てそれを冷静に見たり、新たな気持ちで子どもと接することができるようになります。また、趣味を持っておくと子どもが巣立ったあとに喪失感に襲われて生きがいがなくなる、ということも防げます。

次に、子どもにとってのメリットは、親以外の人間に触れることで様々なことを学べるということ。親以外の人間に世話をしてもらう時間ができれば新しい価値観に触れられますし、一人の時間ができれば「親がいない」中で自分はどう過ごそうかと自主的に考える力が身につきます。

親が子育て以外に趣味を持っている、楽しい時間を過ごせている、ということは子どもにとっても嬉しいことです。自分(子ども)の世話にかかりきりで自分の時間を楽しめていない親というのは、子どもからしてみるとありがたい反面、少し可哀想に見えます。

親が子供以外にどこか注力できる場所を見つけることができれば、親自身子供に何が何でもしがみつくこともなくなります。今自分の胸に問いかけてみて『子ども以外生きがいがない・・・」と感じてしまった人ほど、「世界は広い!面白い事、楽しいことはたくさんある!」と唱えて新しい趣味にチャレンジしてみてください。

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パートナーや信頼できる人と話す

自分は過干渉になっていないだろうか?子どものことばかり気にしてしまってノイローゼになりそう……という気持ちを抱えている人は、実母や実父、奥さんや旦那さんなどのパートナーといった自分以外の人に相談してみましょう。

誰かに話すことで自分の気持ちを言語化でき、自分が何に悩んでいるのかがより明らかになります。そしてもし気持ちを受け止めてくれたり、解決策を提案してもらえれば、より晴れやかな気持ちで子育てに向き合うことができます。

大人であっても自分を客観視したり、自分の悪い所行き過ぎているところを具体的に把握するのは困難です。また自分自身が幼い頃に『同じことを強いられていた』ならなおさら、あなただけで育児に対するジャッジを下すのは早計といえるでしょう。

自分と子どもの性格を見直す

自分の性格としての几帳面さや完璧主義が育児にとって裏目に出ていないか、子どもの性格を考慮した生活ができているかを振り返ってみることも解決策を導く方法の一つです。

「家事はタイムスケジュール通りにきっちりやりたい」「部屋は隅々まで掃除をしたい」などの思いを「子どもの行動も全て把握しないと気が済まない」「どうして子どもは自分と同じようにテキパキ動けないのか」などの感情と並列してはいけません。

あなたが一人で行うことに関してマイルールを決めて適応させることは自由ですが、子どももそれに従わせようとするのははなから無理な話です。子どもはあなたと同じ人間ではないので、あなたのペースや几帳面さに合わせることができないのは当然のことです。

私は普通の性格だから、子どももこれに「普通に」合わせられるはず、という先入観は捨てましょう。

これが普通だと考えていること自体が、実は普通ではありません。普通とは曖昧で、そして人によって大きく基準が変わる言葉とは裏腹に不確かで不明瞭なものです。

ですがその「普通」に親であるあなた自身が振り回されてしまうと、不確かで不明瞭な普通の基準をクリアしない我が子に対してどうしても腹を立ててしまうことになります。

子どもとあなたは別人格で、別人です。

お互いのためにも、自分の性格や子供の本当の性格をきちんと把握しそのうえで親子として付き合っていく必要があります。

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過干渉と向き合う

子どもと自分は違う存在だ。過干渉は子供の未来を潰してしまう。

そうわかっていても、可愛い子供の事は気になりますし、少しでも歩きやすい道を、少しでも苦労がない未来を歩んで欲しいというのは、どんな親も持っている当たり前の親心です。

ただそれが少し度を超えてしまうと、自分の思い通りになってほしい、心配だからいつも子供の全てを把握していたいという、という気持ちに変化してしまいます。

一度子供との適切な距離感が失われてしまうと、その距離感を最適な位置まで戻すのは大変な労力と忍耐が必要になります。

ですが、あなただって大切だからこそ干渉が過ぎてしまっただけで、子供の未来を潰したいからこうなってしまった訳ではないはずです。

過干渉が子供から自己主張の奪い未来を閉ざしてしまうことは、すでにたくさんの研究や論文から実証されています。だからこそ今回の記事で、今一度自分の子育ての在り方に目を向け、大切な子供の未来を奪わないために、耐える力を身につけてください。

小さな子供にとって、親とは世界の全てです。

だからこそ、親である私たちが子供が自分の力で歩いていけるようになるために助力をする必要があるのです。

自分の子育ての悩む全てのお母さん、お父さんへ。この記事があなたの子育ての役に立つことを願っています。

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