自信が持てない5つ原因と対処法!あなたを変える方法はコレだ!

数多の情報が飛び交う現在、男女年齢問わず、「自信を持てないこと」に悩んでいる人は少なくありません。
自分を正しく評価し、己の価値を認めることが難しいのは、何故なのでしょうか?

この記事では、自信を持てないその原因と、今から自信をつけるために出来ることを考えていきましょう。

自信が持てない原因とは?

では始めに、自信を持つことが出来ない、5つの主な原因について挙げてみます。

原因①:「ダメな子」のレッテルを貼られてきたから

「自分は何者なのか」という「自我」を形成するのは、やはり幼いころの経験です。物心ついてから「自信が持てない」と悩む人の多くは、親にダメ出しをされながら育っています。

親はもちろん、子供のためを思って助言しているつもりでしょう。しかし、
「いいから黙ってお父さんの言うことを聞きなさい!」
「80点じゃだめよ、もっと頑張れるはずでしょ?」

このように、理由が分からないまま行動を否定されたり、努力を認めてもらえなかったりして育つと、人は「私は生きている価値のある人間なのだ」という根本的な自己肯定感を、持つことが出来ないまま育ってしまうのです。

これは、元々その子が持っている才能、素質、そして頑張ろうという意識さえも押さえつけてしまう育て方です。
ですから否定されて育った人は、何をやるにしても「これでいいのだろうか」「また怒られるのではないか」「どうせ私がやっても上手くいくわけがない」と、反射的に身構えてしまうようになるのです。

このように、「ダメな子」というレッテルを貼られ、自分を否定されて育った経験というのが、自信が持てない大きな原因となります。

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原因②:比較され、比較しているから

原因①でも述べた通り、子供の頃に自分を否定された経験というのは、大きな心の傷となって残ります。その傷の中でも、「比べられて見下される」のは、本当に深いものとなっているでしょう。

「お兄ちゃんにはできるのに、あなたはどうしてできないの?」
「○○ちゃんはもう終わったわよ、ほんとにあなたはいつも遅いんだから!」

親がこんな風に、誰かと比べて言うのは、「自分だって!」と子供を奮起させるためです。しかし言われた本人にしてみれば、「僕は何をやっても、人より劣っているダメな子なんだ」「自分が情けない」と、思い込んでいく原因になっているのです。

その上、この「比較して自分を卑下するパターン」は、一種の「クセ」のような思考回路として、頭の中に残ってしまいます。
ですから大人になっても、何かにつけて自分を他人と比べ、自分のほうが「できなくて、下で、悪い」理由を探してしまうのです。

幼少期というのは、いわば心の「型」を作っている段階。
お菓子の型に深い溝があれば、それを使って作るお菓子には、すべて同じ溝が刻まれます。

これと同じで、親から「傷のある心の型」を持たされた人というのは、大人になってから、それを取り除く特別の努力が必要となってくるでしょう。

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原因③:プライドが高すぎる

「プライドがある」と聞くと、胸を張った自信満々の人を思い浮かべるでしょうか?
しかしプライドが高すぎたり、完璧主義というのは、自信を持つのが非常に難しいものなのです。

例えば同じページ数の本を、通常のプライドの人と、非常に高いプライドを持った人に渡し、同じ時間内で読んでもらうとします。
数分後、どちらも同じくらい読み進めた時点でストップしてもらって、感想を聞いてみると、二人はどんなことを述べると思いますか?

  • 普通プライドの人「結構読み進められました、面白かったです」
  • 高すぎるプライドの人「これしか読めませんでした、本来ならもっと読み進めるのですが」

きっとこのような感想になるでしょう。

ここから分かることは、プライドが高すぎると、理想や目標を高く設定しすぎてしまい、「いつも自分に満足できない」ということが起こってしまいます。
何を成し遂げても、それに納得できないのですから、人生を楽しむことはできないでしょう。そして自分に満足できていないのですから、当然「自信を保つ」こともできない日々のはずです。

このように、必要以上に「プライドを高く持ちすぎている」ことも、「自信を持つことが出来ない」原因のひとつと言えるでしょう。

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原因④:「もの」や「お金」に頼った自信しか持っていない

「自信がある」人たちの中には、「その根拠が、自分の持っている物質的なものである」という人たちが、相当数存在します。
つまり、収入が多いことや、土地や家屋を所有していること、会社経営者であること、ブランド品を多数コレクションしていることなどが「私の自信である」という人たちです。

それらはもちろん、その人が努力して働き、手に入れたものでしょう。しかしそれらはすべて、「もの」にすぎません。
「もの」はいつか無くなります。自然災害によって、株価下落によって、または会社倒産によって、そういう物質はいつ消えてしまうか分からない、不確かなものなのです。

ですから、自信の根拠すべてが「もの」の場合、その人にはいつも不安が付きまとっています。そういう人たちは「もの」を無くすことを極端に恐れ、「もの」に固執することで、自信を保とうと躍起になってしまいます。彼らにとって「もの」を無くすことは、自分を無くすことに等しいからです。

このように考えてみると、己の内面、己そのものに価値を見出していない人というのは、例え沢山の「もの」を所有していたとしても、本当の意味での「自信」は持っていない、ということが分かるでしょう。

自信が持てない人が自信を取り戻す方法!

ここまで、自信を持つことが難しい、4つの原因について考察してきました。
ではここから具体的に、あなたが「自信を持てるようになるための方法」を提案していきましょう。

方法①: 「自信がない分野」を明確にする

あなたが「もっと自信を持ちたい」と思うようになった、そのきっかけはなんでしょうか?
それを手にするためには、まず今の自分のどの部分に自信がないのか、それをはっきりさせたほうが、今後の努力がしやすくなります。

もし「恋愛」が、自信が欲しいと思ったきっかけなら、容姿やセンス、話し方などに自信が持てないと感じているのかもしれません。
また「就職」がきっかけならば、仕事の呑み込みの速さや、職場に馴染めるかどうか、そんなことを考えると、上手くやっていく自信がないと思うのも頷けます。

このように「自分は何に自信がないのか」を明確にすることで、自信をつけるべき分野を決めていきましょう。

こんな風に、どの場面での振る舞いに「自信」が欲しいのかを確かめてください。そうすれば、その点にフォーカスした取り組みを始めることができるでしょう。

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方法②: 自分から「自信」を取りにいこう

「自信を持てない原因」では、幼少期の経験が大きく影響している、ということが分かりました。それでもやはり、自信を持つのは、人が生きていく上でとても大切なことです。

ですからこれからは、自分の力で「自信」を勝ち取っていく決意をしましょう。
これまでの人生で、親がそれを与えてくれなかったとしても、あなたはもう、己の考えに基づいた行動によって、大きな「自信」を不動のものにすることができる存在なのです。

ですから今、あなたは決意できます。

「自分の努力で、自信を手に入れよう!」

与えられるのを待っているだけでは、確かな自信は得られません。時に迷い、時に不安になっても、人生に無駄はないのです。あなたのチャレンジは、いつの日か必ず、確かな自信となってあなたに帰ってくるでしょう。

方法③: 「今の自分」に自信を持つべき理由がある

自信をつけるために頑張ろう、と考えるとき、あなたは「今の自分には何もないから、とにかくもっと力をつけなければ」と躍起になるかもしれません。

しかし、本当にそうでしょうか。今のあなたにも、実は自信を持っていい、素敵なところがもう既にあるのではないでしょうか?
つまり、あなたが欠点だと思っているところが、本当は人に自慢できる、素晴らしい長所だったりするのです。

★引っ込み思案で自己主張ができない
↳優しい聞き上手で、奥ゆかしい人である

 

★真面目過ぎて面白みがない
↳コツコツ努力型で、仕事を安心して任せられる人である

 

★何をやっても長続きしない
↳めげない強さがあり、新しいことにチャレンジするバイタリティーを持つ人である

いかがでしょうか。こんな風に考えれば、遠くまで「自信」を取りに行く前に、もうあなたにはいくつもの「自信の種」が備わっていると思いませんか?

「自信」とは、「自分の価値を認め、己を信頼すること」。

ですから今の自分の中にも、ぜひ価値があることを認めてあげてください。
既にあなたが持っているのは、神様がくれた「才能-GIFT-」です。
これを信じてみることは、この先もっとたくさんの自信を持てるようになるための、強固な基盤となるはずです。

方法④: 『完璧な人はほとんどいない』という事を知る

「何事も比較するなと言われても、どうしても人と比べてしまう」と感じている人は少なくないはずです。
では、そもそもあなたが自分と比べているその対象は、本当にそれほど完璧で、非の打ち所がないものなのでしょうか。それは確かめてみましたか?

よく自信のない人が比較する対象物に、「みんな」というものがあります。例えばSNSの写真を見て、
「みんな痩せていていいなぁ。私なんて全然駄目だわ」
この「みんな」とは、いったい何なのでしょうか。本当に、自分以外の「全員」が、「痩せて」いるのでしょうか?

答えは「NO」です。
体形に関してのある調査によれば、日本人の約3割は「肥満」と呼ばれる体重ですし、健康体重以下の人というのは、成人の半分にも満たないそうです。そして、女性に限って言えば、「自分が理想的なプロポーションである」と思っている人は、たったの3パーセントのみ、なのだとか。

こう考えると、漠然とメディアやSNSから流れ出る情報と比較して、自分を卑下するのは、全く意味のないことだと分かるでしょう。それらはある種の商品を売り上げるための、意図された扇動写真、宣伝の文章なのです。

ですから、加工され細工された偽物と自分を比べ、自分の自信を失わせるのは、この瞬間からやめてください。完璧なものや人など、存在しないのです。

方法⑤: 資格を取ってみる

「公的な評価」は分かりやすく、誰が見ても公平な評価になるものです。これを、自信を持つことに繋げる、というのも一つのいい方法となるでしょう。

このいわゆる「資格」は、自分をアピールするときにも使いやすいですし、目標が定まっている分、努力する手段や情報もたくさんあります。

もし仕事でPCを使う人なら、「MOS資格」や「シスアド」などの勉強をしてみるのはどうでしょうか。もちろん資格を取れるまでには、時間や費用がかかるでしょうが、努力して得られた知識とその結果は、あなたに大きなスキルと自信をもたらしてくれるはずです。

他にも、料理が好きな人なら「健康食コーディネーター」や「野菜ソムリエ」の資格を目指す、というのも素敵です。
こういう勉強は自分や家族の健康にも役立ちますし、何より視野が広がることによって、話題が豊富になります。そうすれば、職場のコミュニケーションにも自信がつくはずです。

取った資格が、すぐさま収入を増やしたり、羨望の的になったりするとは限りません。しかし大切なのは、あなた自身が「努力して、この資格を獲得したのだ」という自負です。

そういう「自分を高く評価する姿勢」そのものが、あなたを「自信」に溢れた、魅力的な人に変えていくことに繋がるのです。

方法⑥: 隠すより、強調しよう

洋服を選ぶときやメイクをするとき、あなたは何に重きを置いているでしょうか。
もしかして「自信がないから」と、欠点を隠すことばかりに、力を入れてはいませんか?

「体形を出すのが恥ずかしい」からと言って、ゆとりのありすぎる服を選ぶのは逆効果。メリハリがなくなり、余計に太って見えます。

それよりもあなたが持っている「いいところ」を強調しましょう。明るい色を選んで、色白の肌をより美しく見せることもできますし、思い切ってショートパンツにして、長い脚で「魅せる」のも素敵です。

他にも、ふっくらとしたリップを目立たせることで、セクシーさを出す、前髪を短く切りそろえて、個性的なフェイスラインを出すなど、やり方は色々あるでしょう。

大切なのは、あなたの「いいところ」をより良く強調すること。そうすると自然と、自信のないところには、誰の視線も注がれなくなるものです。

「人は見た目が9割」という人もいるくらいですから、外見に自信をつけることは、自分にとって大きな役割を果たすでしょう。

ですからそれを、欠点を誤魔化すだけの辛い作業にせず、どうか楽しんでください。そして、あなたの魅力を強め、「自信を持って振る舞う」機会としていきましょう。

方法⑦: 好きなこと、得意なことを極める

自信を持つための手始めとしては、苦手なことを攻略するより、得意なことを発展させていきましょう。
そこで、自分が元々興味を持っている分野を、様々な方法で極めてみるのはいかがでしょうか。

〈あなたは、何が好きですか?〉

  • リラックスするのが好き→アロマテラピー、全国の温泉、マッサージについて
  • コーヒー、お酒が好き→世界のコーヒーの産地、焙煎方法、酒蔵めぐり、利き酒会
  • 自然が好き→ひとりキャンプ、登山同好会、ダイビング
  • 洋服が好き→ファッションの歴史、デザイナーについて、パーソナルカラーを調べる

こんな風に、「好き」を自由に広げていきましょう。その中での新たな発見は、あなたの瞳を輝かせ、それを誰かに伝えたくなるはずです。
そして同じ「好き」を感じる新しい仲間との出会いや、もっと深い知識への欲が生まれるかもしれません。

そうして、夢中になることがひとつある、ということは
「私、これにはちょっと自信があるの」と言えることが出来るということ。
こういう自信のつけ方は積極的で、あなた自身を明るくし、自分の将来を楽しみにしていく方法とも言えるでしょう。

方法⑧: 状況を変えることで見えてくる自信もある

今あなたがいる状況の中で、あまり自信を持てないことに悩んでいるなら、その「環境」を変えてみるというのもひとつの手です。

それは周囲に自分を無理に合わせて、窮屈な思いをしているより、もっと自分らしさをのびのびと発揮できるところでなら、自信を持って暮らせるかもしれないからです。

例えば、長く事務系の仕事をしていて、その内容は嫌いではないけれど、何となく何かが違う、と感じているとします。
そんな時は思い切って、180度違う世界を求め、サービス業に転職してみる、というのはどうでしょうか。

そうすると案外、キーボード相手に長時間過ごしていた時には、自分でも気づかなかった「人と接する時の喜び」が得られるかもしれません。
そして「あなたの笑顔いいね」と褒められたりすることは、「真の自信」をもたらしてくれるはずです。

こんな風に環境を変える時には、緊張感や不安を覚えると思います。
しかし思い切って新しい世界に飛び込むことで、今までの自分ひとりで考えていた時とは違う、新鮮な「自信」へのアプローチ方法を見つけることが出来るでしょう。

方法⑨: 褒めることで自信を与え、褒められて自信をつけよう

ここまでで自分に自信をつける、様々な方法を考えてきました。
「これなら私にもすぐに始められる!」と思えるものがあったでしょうか。
もしそんな気分になっていたら、その「自信」を、他の人にも分けてあげられたらいいと思いませんか?

自信の分け合い方、それはとてもシンプル。
そう、「ひとをほめる」ことです。

「君ってすごいね!よく気づいてくれたよ、ありがとう!」
「その髪型、よく似合っているね」
「帰ってきてあなたがいると、ほっとするわ」

こんな小さなあなたの言葉が、相手のこころに暖かな灯をともし、それはその人の「自信」に繋がっていきます。
ですから家族を、パートナーを、同僚や仲間を、ぜひ褒めて自信をつけてあげてください。

「褒めること」で相手の存在価値を認め、感謝しましょう。
その相手の笑顔で、自分自身も幸せな気分になりましょう。

そして、そういう気持ちのいい円滑な人間関係が、ますますあなたに、『これからも人生楽しくやっていけそうだという「自信」』をつけていくのです。

自信が持てない人へおすすめの書籍

一生折れない自信のつくりかた

どのような「行動」をすれば、自信を得ることが出来るのかについて、分かりやすいヒントが書かれている本。

これを読むと、「自信とは、単なる主張ではなく、自らの力で積み上げるものである」ということが実感できます。何度も読み返したくなる本なので、ぜひ手元におき何度も読むことをおすすめします。

まとめ

「自慢」をする人は嫌われますが、「自信」のある人は好かれるものです。
なぜなら本当に自信のある人は、自分のことを自慢したりしないから…

あなたも是非、本当の自信を身に付けてください。それは何があっても揺るがず、誰からも奪われない、本当の財産となるものです。

そしてそれがにじみ出るとき、あなたはより一層魅力的な、周囲を明るくする存在になっていることでしょう。

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