ホームシックの13の克服方法!寂しい・辛い気持ちの乗り越え方

ワクワクしていた留学を実現できたのに、たった1週間で激しいホームシックに襲われている。

はじめての一人暮らしを楽しみにしていたのに、たった1か月で実家のありがたみが身に染みて、もう帰りたくて仕方ない。

今回はそんなホームシックに悩んでいる人へ、ホームシックはどうやって克服していくのか?辛い気持ちとどう向き合うのか?そして、そもそもどうしてホームシックになってしまったのか?を詳しく解説していきます。

故郷に帰りたいけど、どうしても帰れない人。今はまだ新天地で頑張らなくちゃいけない人は、ぜひ自分に合った克服方法を参考にしてください。

ホームシックとは?

ホームシックとは、故郷を離れ違う風土に・習慣に馴染めずに起こる、強く憂鬱な状態になることです。

就職のため実家を離れて一人暮らしを始めたり、夢だった留学をしたり、本来だったら前向きに頑張ろうとする中、襲ってくるどうしようもない寂しさや恋しさが『ホームシック』と呼ばれます。

ホームシックを克服

ここからは実際にホームシックになったらどうやって解消していけばよいのか具体的に紹介していきます。どの克服方法が合うかは人それぞれです。ぜひ気になるものから試してみてください。

対策貯金をする

家に帰りたいと思ったときに使えるお金を蓄えましょう。ホームシックになった時、一番手っ取り早い解決方法は、一度自分が恋しいと思っている場所に帰ることです。

距離的・時間的な問題でどうしても帰れない場合はこの方法は使えません。しかし今現在『お金』の問題さえ解決してしまえば、帰れる状況にあるのなら、『いつでも私はあの場所に帰ることができる』と自分に言い聞かせられるようにホームシック対策貯金をしておくのです。

「帰るための資金はあるのだから、心ひとつでいつでも帰れる」と考えると、ホームシックという追い詰められた状態から解放されます。

すると、心の余裕がなく狭まっていた視野も広がり、今までモノクロに映っていた景色も、少し違った色合いを見せてくれるでしょう。

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ペットを飼う

ホームシックに陥りつらいと感じているなら、心の支えになってくれるペットを飼ってみましょう。

ペット可の物件だったら犬や猫なんてどうでしょう?もしペット不可なら、インコや爬虫類ならもしかしたら問題ないかもしれません。

現在はペットホテルや、訪問でペットの世話をしてくれるサービスもあるため、一人暮らしの人でもペットを飼いやすい環境が整っています。

毎日一人の部屋に帰るのが辛いと感じているなら、人言は話せませんが、体中で『おかえり!』『お疲れ様!』『大好きだよ!』と表現してくれる愛くるしい相棒を迎えてみましょう。

不満・不安を溜め込まない

不満や不安なことを常に発散して、ホームシックにさよならを告げましょう。

目の前の状況に鬱々としていると、「ああ、昔に帰りたい」と思ってしまうのは万人に共通することです。

この状況を打破するためにやるべきことは、心の中の鬱憤を直ちに発散すること。身近に愚痴を言える人がいるのであれば、心にあるもやもやすることを聞いてもらいましょう。

他にも大好きな映画を1日何本も見る、漫画をむさぼるように読む、美味しい食事を楽しむなど、それぞれ自分のガス抜き方法を理解していたら、不安や不満を心の中にため込む頻度が少なくて済みます。

ホームシックは心に余裕が持てるようになれば、少しづつ改善していくものなので、まずは自分の中の不安・不満をため込まず処理する方法を模索してみてください。

寂しい時はたくさん泣く

故郷に帰りたい気持ちがどうしようもない時は、1人部屋で思いっきり泣いてみましょう。

涙には辛い気持ちを洗い流す効果があるため、たくさん涙を流すと心にたまっていた澱みが次第に消えていきます。涙が止まらないなら、止めなくていいんです。無理に止めようとするから、もっとつらくなってしまうんです。

故郷に帰りたい、だけど帰れない理由がある。そんな時は、溢れる涙を抑えず、思いっきり流しきってください。

故郷の味を再現できるようにする

ホームシックで辛い時は故郷の味を楽しんでみましょう。

食べ物が人に与える影響は、思っているよりもずっと大きなものです。そして、その好物を食べられないことが原因でホームシックを患ってしまう人も少なくありません。

故郷の味のレシピは、家族や親類に教えてもらったり、最近ではレシピサイトがたくさんあるので参考にしてみましょう。

最初は上手くいかずに失敗するかもしれません。それでも、何度となく食べてきた味ですから、だんだん工夫の仕方も上手くなるはずです。

自分ではどうにもできないというのであれば、家族にクール宅急便などを利用して送ってもらうという手もあります。故郷に帰りたい、あの頃に戻りたいと強く願っている時、目を閉じて懐かしい味を堪能していると、懐かしさとともに「もう少し」ここで頑張ろうという気持ちになることができます。

居住環境に投資する

住み心地の良い環境を調えるため、投資をしましょう。

現在進行形の生活に心から満足していると、ホームシックにはなりません。しかし今あなたが、実家に帰りたい、故郷に戻りたいと感じているなら、現在の住処をそこまで気に入っていないということになります。

そこでまずは、居住環境をより良くすることを考えてみてください。例えば、もう少し家賃の高いところに住んで通勤時間を減らす工夫をしたり、熟睡できる良質のベッドを買って睡眠の質を上げたりすることも効果的です。

通勤は毎日のことなので、ストレスに感じると心身に問題が生じます。「みんな我慢していることだから」と思っていても、許容は人それぞれ。自分にとって最大のストレスだと感じているなら、改善するのが一番です。

また、睡眠は心身の健康を司るとても大事なこと。これをおざなりにすると、後で大きな後悔に見舞われます。ベッドは多種多様で選ぶのが難しいと感じるなら、専門家のアドバイスを参考にしてみましょう。

これらの改善には、少なからずお金が必要になりますが、環境改善には思った以上の効果が生まれるため、ホームシックの人はぜひ試してみてください。

インテリアを変えてみる

確かに住環境に少し不満はあるけど、引っ越しや大きなベットを買うなんてそこまで金銭的にお金をかけられない!という人は、インテリアを少し変えて居住空間のイメージを変えてみましょう。

例えば、なんとなく冷たい感じのする部屋なら、暖色系のインテリアを増やしてみて部屋全体を温かみのあるものする。ごちゃついた部屋になっているなら思い切って様々なものを整理整頓して、気持ちも部屋もスッキリさせる。

現在は100均のアイテムを使って、部屋全体をコーディネートして大反響を呼んでいるインスタグラマーも多いため、お金をかけずに部屋の印象を変えることは難しくありません。

ホームシックになり後ろ向きな考えになってしまうからこそ、自分好みの部屋に変身させ自分が『帰ってきたい』『ここに住んでいると楽しい』という環境を目指してください。

意識的に予定を詰め込む

ホームシックに悩まされているなら、できるだけ考える時間を減らす努力をしてみましょう。

人間何かに追いかけられていると、次第に他のことに意識が向かなくなる傾向があります。そこで仕事や趣味といった予定をできるだけ詰込み、意識的に忙しい状態を作ると、ホームシックになる時間を減らすことができます。

仕事や趣味に打ち込んだり意識的に、予定を入れることは結果的にその環境に早くなれることにも繋がります。ホームシックになり、どんどんやる気が失われているなら、まずは今から1か月間の予定をスケジュール帳が真っ黒になるまで埋め尽くしてみてください。

新しい趣味の開拓

新しく熱中できる趣味を見つけて、上手に気を紛らわせる術を覚えましょう。

ホームシックになってしまう人に共通しているのは、現状に退屈しているという点です。人間関係、仕事、毎日の些細な事の不満と退屈が相まって、ホームシックになる引き金となってしまいます。

さて、この状況を直接的に解決するためには、現状をより良いものに変えていく努力が必要です。手っ取り早いものとしては、新しい趣味の開拓。今まで続けていた趣味を継続することでも構いませんが、人間は新しいことにこそ刺激を感じ、集中できます。

なので、新しく興味を持ったことをより掘り下げて極められるようにしてみましょう。特別に奇抜な趣味を持つ必要はありません。読書や映画鑑賞だっていいのです。これらをどのように楽しむかを重要視してみてください。

例えば、心打たれた本を見つけたら、読むだけで終わらせずに読書画を描いてみるのも面白いはず。自分の頭の中で生み出した世界観を好きなように描き、色付けしていくのです。

また、読んだ後に自分なりの書評を書いて、ネット上で発表するのも一案です。共感を得られたり、新しい仲間が増えたりする体験は、思いのほか楽しめることでしょう。

このようなワクワク感をもたらしてくれる趣味があれば、ホームシックを癒すことはそう難しくはありません。

新しい街を探検してみる

ホームシックの主たる原因は、現在の場所と故郷を比較して『故郷の方がいい』と思ってしまっている部分にあります。

勝手知ったる故郷なら『ここに美味しい定食屋さんがあって、あそこスーパーは安くて新鮮で・・』と、意識しなくてもたくさんの素敵な場所や便利な場所が頭に思い浮かんでくるのです。

しかし新しい場所はまだあなたにとっては未知のことばかりで、『ここがいい、あそこがいい』とはっきりとしたことを言えません。そこで、新しい街をどんどん探索し、自分の好みに合う店、楽しそうな場所を積極的に探していきましょう。

前向きな姿勢での探索は、あなたの気持ちの方向を少なからず現在へ向けるきっかけをくれるはずです。まずは騙されたと思って、今日町へ出かけてみませんか?

定期連絡できる相手を確保

毎日、気軽に連絡できる相手を見つけて、その時間を楽しみに過ごしましょう。

ホームシックには、孤独感が伴います。その孤独感を癒せれば、ホームシックに対処できるようになるわけです。

まずは、定期的に連絡できる相手を見つけることから始めましょう。寝る前などのリラックスできる時間にいつでも連絡できる人は誰なのか考えてみてください。

同じように忙しく過ごしている友人などは、たまにはいいけれど毎日となると生活ペースを乱されると迷惑がられてしまうことが予想されるので、避けたほうが無難です。最適なのは、家族。家族であれば、少しくらいの我が儘も許容してくれることでしょう。

この、定期的に続ける少しずつの会話は、思っている以上に心の安定剤となります。「いつも自分を受け止めてくれる相手がいる」という安心感は、ホームシックの特効薬になり得るのです。

SNSで多くの人と繋がる

SNSで多くの人と繋がれば、ホームシックを忘れるほどに充実した毎日が過ごせます。

匿名で自分と似た考えの人とつながるのもいいですし、故郷が恋しいなら同じくホームシックに悩まされている人と繋がり励まし合うのもいいでしょう。

SNSは、使い方次第で自分の今の気持ちに沿った人と出会える魔法のアイテムです。何を書くか、どこまで書くかはそれぞれきちんと線引きをして、ほどよく付き合うことができれば、寂しさや孤独感を薄めることができます。

ただ、故郷の人と繋がるのはホームシックとの時逆効果になる可能性があるよ。自分に合った使い方を模索してみてね!

恋活・婚活をする

恋活や婚活に励んでみましょう。

恋愛をしているときのドキドキ感は、万病に効く特効薬です。誰かに恋していると他の雑念を忘れがちになり、好きな人のことを考えてときめいているときは、期待や喜びに満ち溢れているので、ホームシックが吹き飛んでしまいます。

もしも、恋愛や結婚が現実的ではないと考えているならば、大好きなアイドルや俳優を見つける手もあります。

大好きなアイドルや俳優との疑似恋愛だって、ときめくことに変わりはありません。アイドルの曲を聞いたり、出演しているテレビ番組を視聴したりするのはデートと同じくらいに楽しめます。

ホームシックになってしまうと誰かに興味を持つことに積極的にはなれないものですが、自分を癒す手段として、敢えて取り組んでみてください。

ホームシックになってしまう原因

ホームシックになった時の克服方法を紹介していきましたが、今度はなぜあなたがホームシックになってしまったのかその原因を解き明かしていきましょう。

交友関係に恵まれていた人

環境に恵まれ、交友関係が豊かだった人は、ホームシックになりやすい傾向にあります。

多くの家族や親族、友人に囲まれて育ったならば、たくさんの人とコミュニケーションを図り、笑い、語らうことが当たり前の生活を送っていたことでしょう。

このような毎日から、入学や就職、留学などをきっかけに異なる環境で過ごすようになると、周囲から人の気配が無くなって、静寂に慣れないこともあり、あっという間にホームシックになってしまいます。

賑やかに過ごしていた毎日から、いきなり静かな毎日へと激変すれば、なかなか慣れずとも致し方のないことです。

いままでの毎日がどれだけ恵まれていたのかということに気付き、周囲にいた人へ感謝の念が湧くものの、さらなる孤独感に苛まれてしまいます。

現実逃避

目標達成までの道のりが険しいと、ホームシックという名の現実逃避に走りがちです。

例えば、志高く目標に向かって努力をする毎日を過ごしているとします。もしも、着々と目標へ近づいていると実感しつつ充実した日々を過ごせているとしたら、ホームシックになることはありません。

一方、目標達成のための努力の甲斐なく成果が芳しくないと惨めな思いをしていれば、遠い昔の思い出が甦り、「昔はよかった」と懐かしむ気持ちが強まります。

これは、報われない毎日から逃れたい気持ちが生み出すホームシックです。目標を高く持ちすぎたり、何でも完璧を求めすぎるとこのタイプのホームシックに陥ってしまいます。

新しい友人関係の構築が上手くいかない

心許せる友人・知人と巡り会えないとホームシックになってしまいます。

新しい環境でも臆せず、親しい人間関係を構築できる人もいます。ただし、大抵の人は様子を窺い、「どんな人がいるのだろう」「自分と親しくなれそうな人はいるかな」と躊躇してしまうことでしょう。

そして、そのうちにタイミングを逸して新しい友人関係を構築し損ねてしまうと、少なからず孤独を感じ、昔からの知人や友人がいる場所を恋しく思うようになります。

人は、大人になればなるほど他人との間に存在する心の垣根が高くなり、思うように親しくはなれないものです。そして、そのことに気付けず、親しい人ができないという焦りが躓きの原因となり、ホームシックを引き起こしてしまいます。

ネガティブ思考の人

何事もネガティブに考えてしまう人は、ホームシックになってしまいます。

何事も恐れず、絶えず前に進めるポジティブ思考の人はホームシックになる暇さえありません。常に前に進むことだけを考え、言動全てが攻めの姿勢でいるため、過去をしんみりと振り返る時間をもったいないとさえ感じています。

一方のネガティブ思考の人は、振り返りと後悔が基本の毎日です。日々に満足していないと、過去にばかり気持ちが向いてしまい、生産的な取り組みが疎かになるため、次第にホームシックになってしまいます。

人に弱みを見せられない人

弱みを見せることが苦手な人は、ホームシックになりがちです。

弱みを見せることができない=完璧な自分で常にありたい、という欲求が強いため、まだ親しくない人に自分の内面の深い部分を見せたり、悩みを打ち開けてスッキリする、といった一般的なストレス解消法や仲良くなる方法を実行することができません。

そのため普通の人よりもフラストレーションがたまりやすく、結果的に実家に帰りたい、親しい人がいる場所に戻りたいと激しく感じてしまうのです。

誰かを庇護する立場にあった人

誰かを庇護する立場にあった人は、実は繊細な心の持ち主が多い傾向にあります。

自分は誰かの役に立っていたという自負がある人ほど、実は人に支えられていたということが往々にしてあります。「自分がいなければ、きっと困っているに違いない」と離れた人を思い、悩み続けるわけですが、実際のところは自分自身が寂しくて仕方ないのです。

元々、人に尽くすタイプの人の幸福感は、人の役に立っているかどうかに関わってきます。自分のことよりも、家族のこと、友人のことが最優先。

そのため、支える人がいないと「自分の居場所がなくなった」と感じ、また支えていた人が巣立ってしまうと「自分の現在の存在価値はなんだろう」と思い悩んでしまうのです。

行動範囲が狭い人

行動範囲が極端に狭かった人は、環境が変わると極度のホームシックになってしまいます。

行動範囲が広い人は、いつでも探究心に満ち溢れているため、過去を懐かしむよりも未来に興味津々。ホームシックとは無縁のまま、楽しみを追い求めます。

反対に行動範囲が極端に狭い人は、自分の領域が決まっていて、そこにいるからこそ安らぎを感じ、のびのびと過ごすことができていたのです。ところが、そこから遠く離れてしまったがために、ストレスは高まる一方で、結果的にホームシック一直線になってしまいます。

世の中には世にも珍しいことがたくさんあり、楽しいことは星の数ほどあります。しかしながら、誰もがそのことに心を奪われるわけではありません。

自分の安心できる場所で、安心できる人と付き合うことが幸せな人だってたくさんいるのです。そのため行動範囲が狭い人や、自分の作った世界に浸りたい人はホームシックにかかりやすくなってしまいます。

人見知り

人見知りの人が、新しい環境になれるには相当な努力と忍耐が必要です。

人見知りの人にとって新しい環境は、試練の山。ひとつ苦難を乗り越えたかと思ったら、次の苦難が待ち受けています。

人見知りの人の苦難とは、初対面の人とのコミュニケーションを指します。気心が知れた人とは何でも話せるし、冗談を言うことも難しくはありません。

ところが、初対面の人とコミュニケーションを図ろうとした途端、身体の動きも思考も固まってしまうのです。

また、人見知りの人は自分が後ろ指を指されているかもしれないと疑心暗鬼になってしまうことが往々にしてあります。相手の心を汲み取ることが苦手なため、必要以上に心のバリアを強化してしまいがちです。

人見知りの5つの原因と克服方法!人見知りは治せる!

自分に自信がない

自分に自信がない人は、ホームシックになりやすいといえます。

自分に自信のない人は、新たな人間関係を構築することが苦手です。それは、自分を理解してもらうには時間が掛かり、自分の本質を語ったとしても上手く理解してもらえるとは限らないと諦め半分になっているからです。

「新しい出会いや友人なんて期待できない」「自分と仲良くしないと思う人なんているはずがない」という消極的な考え方が高じて、新しい環境に馴染もうとする努力を放棄してしまっています。

自信がないからといってダメなわけではありません。でも、もう少し自分の良い点に目を向けて自己肯定感が強まれば、現状に馴染む適応力も養われ、過去ばかりに囚われる毎日からは卒業できるはず。しかしながら、どうしても「自分なんて」という思考から脱することができません。

自信が持てない5つ原因と対処法!あなたを変える方法はコレだ!

高望みをしすぎている

高望みをしている人は、躓くことで容易にホームシックになってしまいます。

自分の実力以上のステージで活躍したいと願うことは向上心の表れで、理想的な生き方のひとつです。しかしながら、身の丈にまったく合わないほど高望みをしている人は、思い描くような結果が得られないことでホームシックになりやすくなります。

このような人の場合、一歩一歩努力するという堅実さからは程遠いことが問題です。例えば、レベルを徐々にアップしながら達成を目指せば何の問題もありません。でも、「目標は高いほうがいい」とばかりに分不相応な目標を目指したのでは、ゴールが見えないままただ走り続けるマラソンと同じです。

目標を目指す姿勢は素晴らしいのですが、必要以上に高望みしていることに気付けない点が問題です。

一人が苦手

独りで過ごすことが苦手な場合、ホームシックになりやすくなります。

本を読んだり、DVDの観賞をしたり。また、出先のお独りさまごはんにも何ら抵抗は感じないという人であれば、全く知らない地で一人で過ごすことに、あまり不便を感じず結果的にホームシックになる可能性を低めることに繋がります。

一方、孤独が苦手な人、誰かが一緒じゃないと外出は楽しくないし、食事も気が進まないという人は、外出・食事・など、生活の様々な場面に苦痛や我慢をすることになり結果的に新しい環境に嫌気がさしてしまうのです。

疎外感や孤独感を打ち消し克服する20個の方法を紹介!

ホームシックに悩む君へ

学生でも、大人でも、ホームシックは誰もがかかってしまう、ごく身近な悩みです。

ホームシックになっている時、多くの人の頭の中は『もうこの場所から逃げるか?無理にでも留まるか?』といった極端な思考になっています。

ですがそもそも、時間やお金の都合がつけば、いつでも帰っていいんです。

ホームシックは『いつでも帰れる。自分次第で戻れる』とちゃんと心の中で思うことができれば、ずいぶん楽になるものです。ですから、ここで絶対にやり遂げなくちゃダメ、ここまでしないと帰れないと自分を追い込みすぎるのをちょっとだけやめてみましょう。

追いつめられすぎると心はどんどん元気を失い、気持ちを押し込めすぎると、故郷を懐かしむ気持ちはどんどん膨らんでしまいます。

『いつでも帰れる。いつでも戻れる。だけどもうちょっと頑張ってみようかな?』

こんな気持ちをもって、新しい環境に慣れていけば、心も体も楽になり激しいホームシックに悩まされることも減ってきます。

故郷を懐かしむ気持ちは悪ではありません。ぜひ押し込めすぎず、頑張りすぎず、張り詰め過ぎず、今の自分の気持ちと正直に向き合ってみてください。

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