親離れできていない人の特徴と原因!パートナーが親離れできなくて悩むあなたへ

異性と実際にお付き合いをし始めてから、この人って親離れができていないなぁ、と感じたことはありませんか?また、友達の話を聞いていて、「この人まだ甘ったれているなあ」と感じたことはないでしょうか?

あなたがもしパートナーの親離れについて悩んでいるなら、まずは「親離れできない人の特徴」をしっかりと知っておくのは良いことです。そしてそれを踏まえた上で、自分のパートナーが親離れできないのはなぜなのかを考え、最後に親離れを促す方法を幾つか伝授していきます。

親離れできていな人の特徴

それではここから、親離れできない人によく見られる傾向と、その特徴をいくつか挙げてみます。ご自分のパートナーに似たところが何個あるか、ぜひ確かめてみてください。

①精神的に独立できない

親離れできてない子供

精神的自立ができていない人というのは、自分ひとりで物事を決定することに慣れていません。子供の頃から、何でも親に言われたことをやるのが普通、という生活を送ってきたせいで「自分はどうしたいのか」がいつも分からないのです。ですから常に受け身で、積極性がありません。

もしあなたのパートナーが何かを決める時、相手があなたの顔色を伺い、どうすればいい?と聞くようなことが続くなら、その人は親離れできていない確率が高いと言えます。例えば、あなたが突然高い熱を出した、あるいは怪我をした、というようなちょっと緊急な時。

今はそんな時にでも、情報がすぐ手に入る時代です。それなのにあなたのパートナーが、自分から病院や薬を検索することなく、「え、え、どうしたらいい?」とオロオロする、というような人だったなら・・・彼もしくは彼女は、たぶん親離れできない人です。

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②金銭的に独立していない

お金にルーズだったり、いつも親または人のお金を当てにするというのも、親離れできない人によく見られる特徴のひとつです。クレジットカードを無計画に使う、すぐに「ちょっとお金貸して!」と言う・・・こういう言動を見たら、その人は親離れできていないかもしれません。

男女が交際する時、最初は恋愛感情でどうにかなる問題も多いのです。しかし気持ちが少し落ち着いてくると、やはり相手のお金に関する無頓着さは、マイナス面として目につくようになってくるはず。まさに付き合いを続けていくのは難しい、別れのポイントともなります。

更にお金に関連して言えば、ちょっとしたことですぐに仕事を辞める人、貯金ができない人、また無駄遣いが多い人の中にも親離れできない人が多いものです。もしかするとそういう行動の根底には、「どうせ親が何とかしてくれる」という、甘えが潜んでいるのかもしれません。

③物事への対応が子供っぽい

親から離れない子供

ちょっとした怪我で大袈裟に騒いだり、職場で軽く注意されたようなことで「もう会社に行かない」などと、いい年になっても子供っぽい反応を示す人は、今だ親離れができない人が隠れています。

なぜならこの子供っぽい思考というものは、大声で泣いたり地団太を踏んだりすれば、いつも傍にいる親が何とかしてくれた、という今までの経験からきているものだからです。こういう反射的な行いというのは、本当にその人の「人となり」があらわれるもの。

ある程度の年齢になっても、子供じみた行動を取るパートナーには困ったものです。あなたもパートナーの「どうしてすぐ欲しいものを買ったりできるのか」「人がいる前で大声を出したりしないでほしい」こういった言動に悩まされていませんか?

もしそんな風に感じている場合は、その原因は親離れできていないことなのかもしれない、と知っておいてください。

④感情の起伏が激しい

すぐに泣く、泣いていると思ったら怒っていたり、そうかと思えば突然落ち込んで口をきかなくなる。あなたのパートナーは、このように感情がすぐに爆発し、そしてそれがコロコロと変わる人ではありませんか?

生物の中でも、人間に特化して与えられた素晴らしいギフトのひとつであるこの「感情」。この制御を学ぶのはなかなか難しいものであることは、誰もが認めるところです。

しかし子供の頃から、月齢ごとにふさわしい教えを受けていれば、気持ちの落としどころを自分で見つけられるようになるはずなのです。

それなのに親離れできていない人というのは、そのような訓練を受けずにここまで来てしまった可哀想な人。何かあるたびに「どうしていいか分からない、この気持ち、どうしたらいいの!」と騒ぐことをやめられません。

そういう行動の裏には、親がいなければすぐにパニックになってしまう、自分の気持ちを自分でまとめることができない、という親離れできない人特有の感情の波があるのです。

⑤同性から好かれにくい

友達ができず孤独な女性

同性の友達ができない、あるいは学校や職場で同性と上手くやっていけない原因のひとつとして、この「親ばなれができていない」という問題が隠されている場合もあります。

異性としての魅力は別として、同性はある意味厳しいので、嫌だと思うところがある人とは深く付き合おうとはしません。特に女性で親離れできていない人というのは、優柔不断で意志が弱いので、恋愛や仕事の相談に乗っても、「でもでもだって」を繰り返すことが往々にしてあります。

それに合わせて時間にルーズなのも、親離れできていない人に目立ちますから、そんな人と友達になって、休日に出かけたい女子はいないはず。これでは友達ができないのも当然のことです。

このように、親離れできない人の特徴のひとつとして、同性の友人が極端に少ない、ということが挙げられます。さて、あなたのパートナーはいかがでしょうか?

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⑥異性から恋愛対象にされない

親離れできていないと、異性からも引かれてしまうことがあります。親離れできていない人は自分のことを自分でやる能力が低いので、恋愛対象としてふさわしいと思ってもらえないのです。

特に親離れできない人には、家事を全然やったことがない人がいて、そうなると恋人の身の回りどころか自分の部屋も綺麗に保てません。

こうなると、大好きでうまくいっていたのに、彼・彼女の部屋に行ってすっかり幻滅してしまった・・・そういう展開になりかねません。

⑦建設的な話し合いが苦手

話し合いがうまくいかない

パートナーとお付き合いをしていくと段々と、ただの日常会話よりも少し込み入った決め事や相談、お金や時間の絡んだ約束などをしていく必要がでてくるものです。

そんな時に相手がどう会話を積み上げていくか、それを観察していると「あ、この人親離れできていないな」と分かる瞬間があります。例えば、引っ越しに関してあなたがひとつの提案をしたとします。家賃や駅からの距離など考えると、この物件はどうだろうか、と。

そんな時に親離れできていない人は「えー?!なにそれ。狭いし築年数もだいぶ古いし」このように否定だけして、良い提案を返してきません。このように、否定はするけど建設的な意見は出さない、というのも親離れできない人の特徴と言えます。

⑧晩婚になる傾がある

人とのコミュニケーション全般において、親離れできていない人は相手の気持ちを汲み取るのが苦手です。なぜならそれは、自ら進んで相手の立場に立つことが難しく、大人になっても空気が読めないために、常に自分の価値観を押し付ける傾向があるからです。

ですから親離れできない人は友人関係だけでなく、誰かと愛を育むのもまた難しいもの。「好き」という感情も上手くコントロールできないので、恋愛関係が長続きしません。そうなるとやはり結婚まで到達するのは至難の業となり、晩婚もしくは独身となる人もいます。

⑨引っ込み思案で、過去に執着する

初めて会った人と上手く話せない、つい臆病な態度を示してしまう、このような雰囲気も親離れできない人に多く見られます。自分を庇護してくれる親がいないと不安で、自分のやっていることに自信が持てないために、このような腰の引けた態度になるのです。

このような姿勢から分かるように、親離れできない人の大半が、自分に自信が持てていません。そしてその自信のなさは、これまでやってきたことをルーティンとして繰り返すばかりで、新たなことにチャレンジできない、という性質として現れることもあります。

親離れできない原因

親離れできてない親子

親離れできない人には、今に至る原因があるはずです。ここではよく見られる理由を挙げてみます。

①親が過保護すぎる

親離れできない人、と聞いてまず思い浮かべるのが、この「過保護な親」です。

子供の食事や身繕い、掃除や洗濯を一手に引き受けて世話を焼くのはもちろん、勉強や仕事の内容にまで口を出さずにはいられない、そういう過干渉な親のせいで、子供はなかなか親離れできません。またか過干渉が過ぎてしまう親は時に「毒親」とも呼ばれてしまうことがあります。

もちろん親にしてみれば、それは溢れんばかりの愛情であり、子供を大切に思うあまりに、つい手や口を出してしまうわけです。ですからそのこと自体は責めるべきものではないのですが、これによって自分の子の将来が危うくなってしまいます。

なぜなら人は大抵、楽な方に流されるものだから。当然自分で何もしなくても快適な生活ができるなら、努力する必要はなくなりますから、自然と何もやらない・何もできない・それでいいという人格に育ってしまうのです。これでは親離れできる訳がありません。

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②親との共依存関係

共依存・・・こうなると、親からの一方的な過保護とは、少し性質が違ってきます。共依存とは、親からの世話を一身に受けて親に頼る子供と、その「何もできない子供」を世話することで、親自身が自分を保っているという、不思議で非常に固い親子関係を表します。

親離れできていない人の中には、自分では独立したい、自分の力だけでやっていきたいと思っているのに、親があまりにも依存してくる、というパターンもあります。そのせいで親を心配させないように、としょっちゅう連絡する必要があると、共依存関係はなかなか解消できません。

③めんどくさがりである

中には元々の怠惰な性格ゆえに、親離れできない人というのも存在します。生まれつきあまり動きたくない性質なのか、親が面倒を見すぎてそうなったのか・・・とにかく人に身の回りのことをやってもらうのが当たり前、そういう暮らしが身に染みついてしまっているのです。

このような面倒くさがりの場合、実家を出て自分の部屋を持つと、必ずといっていいほどそこはゴミ屋敷になるでしょうし、食生活も荒れるに違いありません。このような親離れできない人をパートナーに選んでしまうと、実際の生活はとても悲惨なものになることが想像できます。

恋人を親離れさせる方法

さあお待たせいたしました。ここまでで親離れしていない人の特徴と、親離れできない原因が掴めたあなたに、パートナーの親離れさせるための対処法をお伝えします。

ここでは、まだお付き合いの段階の場合と、既にご結婚されている場合に分けてアドバイスしていきますので、ご自分あるいはパートナーの性格や現状に合うものから当てはめてください。

①親離れしたほうがいい理由を明確にする

親ばなれする明確な理由

まだ付き合って日が浅いとか、この人と結婚できるかまだ分からない。あなた達の関係ががまだそんな段階だとすると、今から相手の親離れを促した方がいいのか、ちょっと二の足を踏んでしまうかもしれません。

ですがこのような時でもぜひ、パートナーの親離れはしっかりと考えるべきです。なぜならそれは、あなたのため以前に、その人本人の為になることだから。義務教育が終了している人なら誰でも、親離れは段階的にしていくべきものです。

もしも何かあって、あなたとそのパートナーが将来別々の人生を歩む、そういうことになったとしても「親離れできて、自立できたこと」というのは、その本人の貴重な財産になります。

②親と自分の優先順を明確にしてもらう

今後あなたが親離れできていないと考える恋人と、関係を発展させるためには、自分の優先順位をあげてもらうことを、検討してもらいましょう。

親離れできていない人は、基本的に自分自身や、親の優先順位が高くぁ甘えがちです。このままでは、関係が破綻してしまうこと『大人は一人で自立するものだ』という意識を持たせ、なあなあにしていた「あなた自身」の優先順位を考えてもらってください。

③生活空間・生活時間を親と分ける

生活を分ける

親離れできない人は、親と時間と空間を共有しすぎています。

同じ部屋で同じものを食べ、それを何歳になっても続けていることに、違和感を覚えないのです。これは既に親離れしている人から見れば、一種異様な雰囲気なのですが、親離れできない人にはその感覚が分かりません。

ですから、もしあなたのパートナーがこのような状態だった場合、そのままではひとりの大人として、その人と恋愛関係を続けていくのは難しいはず。なぜならここまで築かれてきた親と本人の固い共有関係に、あなたが入り込む隙は一切ないからです。

なのでとにかく、何らかの方法で本人と親との生活を分ける必要があります。具体的には、朝親に起こしてもらうのをやめるとか、親に食事を用意してもらう回数を減らすなど、独立への行動を取るように促すのが賢明です。

④自分が生きていくのに必要な収入を得る

現在の社会状況は厳しく、自分で暮らせるだけの収入を得るのは、どんな立場の人にとっても簡単なことではありません。それでも、もし今まであなたのパートナーが、金銭的にも親離れできない人だったなら、どうにかしてそれを断ち切る必要があります。

それには短期的にできることと、長期的に取り組むべきことがでてきます。まずはダブルワークや残業などで、今の収入を増やせるか考えます。そして勉強して資格を取る、それからもっと収入の高い仕事に転職する、そういった将来に向けた自分磨きもできるはずです。

⑤ひとり暮らしをする

親ばなれのための一人暮らしの部屋

親離れしてもらう一番の方法は、そもそも実家を離れ1人暮らしをしてもらいましょう。あなたとパートナーの今後の人生のためにも、精神的・金銭的な自立は不可欠です。

同じ空間で少し離れた立場から親と接することができるので、対等な会話ができるようになっていきます。親はこれから年老いていくのですから、いつかは親の相談に乗れるような、頼りになる子供にならなければいけません。あなたが促す親離れは、その第一歩となるはずです。

親離れできない夫・妻を親離れさせる方法

①優先順位を明確にする

優先順位を決めるはかり

結婚してすぐの頃から、相手の性格に難があることに気づくのはよくあることです。一緒に暮らしてみると思ったよりだらしない人だったとか、疲れるとこんなに乱暴な話し方をする人だったなんて・・・こういうことは実際夫婦として家庭を築き始めてから分かる、相手のクセのようなもの。

そのクセの中に、親離れができていない特徴が入っていることに気づいたなら、できるだけ早く改善するに越したことはありません。月日が経ち、子供が出来てお互いが年を取ってくると尚更に、この「親離れができていない」というクセは治りにくくなります。

夫や妻が親離れができていない場合、その頭の中にあるのは常にご両親の存在です。そういう人だと、心配なことや大きな問題が起きた時、パートナーのあなたよりもまず、自分の親に相談し、助言を受けようと考えてしまいます。

でも本当なら、家庭の問題は家庭の中で解決するほうがいいはずです。この時に大切なのが優先順位。「親よりも、大切なのはパートナー。まずはパートナーに話してみよう」そう自然と思えるようになるのが理想です。

②家事能力を磨く

親離れできていない人の多くは、家事能力が低め。男女関係なく、結婚前は家のことを親にやってもらっていたわけですから、実際に結婚生活においても家事を上手くこなしていくのは大変なこととなるはずです。こういう場合は、どうすればよいのでしょうか。

もちろん、立場や家事に費やせる時間をは人それぞれですが、全ての人に共通して言えるのは「場数を踏むこと」。もしお料理アプリや、お掃除の便利グッズを沢山取り入れたとしても、ただそれを眺めているだけでは生活が成り立ちません。

ですからまずはチャレンジしてみる、それが大切な第一歩です!

包丁の握り方から練習だ、という人でも、毎日一品作る練習をしていけば、一年後にはきっと友達を呼んで料理を出したくなるはずです。これは掃除でも洗濯でも同じこと。繰り返ししか上達の道はないのです。

こうして夫婦がお互いに自分の家を大切にし、手をかけ時間をかけることとで、自分たちの「家庭」が作られていきます。家庭に気持ちが集中するということはすなわち、親と過ごした実家とは離れた、自分の家がこころの上位に来るということ。

そうです、こころを込めて自分の家の家事をすることは、いつの間にか親離れできている人になっている、ということなのです。ですから男女問わず家事能力を高めて、親離れできない人から離脱していってください。

③ひとりの時間を意義に過ごせるようにする

1人の時間を過ごす女性

親離れできていない、つまり常に自分と親がセットになっているような人というのは、出かける時も家にいる時も、誰かと一緒が当たり前になっています。子供の頃はそれで安心感を得ることが、人格の成長に必要なわけですが、大人になっても「ひとりでいられない」のは困ったものです。

なぜなら人は自分を良く知ってこそ、人を大切にできるものだから。ですからひとりの時間を使って自分が何を好きで、やりたいことは何なのか、好奇心を持つのはどんな分野なのか、時には自分の内側を覗いてみてください。

そして自分が興味を持っていることに、ひとりで足を踏み入れてみるのです。こうしてひとりで過ごす時間を楽しめるようになると、気持ちが解放されてストレスが消えていきます。

こんな風に徐々にひとりに慣れていけば、いつもは親やパートナーに気を使いながら歩いている道を、時々自分だけのペースで歩いてみるのも心地いいものだなぁ、と感じるようになるはずです。

こうして、親離れしてひとりの時間を有意義に過ごした後には、きっと今まで気付かなかった、パートナーのいいところを見つけられるはず。つまりひとりで有意義に過ごせる人ほど、夫婦でもいい時間が過ごせるというわけです。

④生活費の管理能力を身につける

あなたの家庭内における金銭管理は、どのように行われていますか?最近はお互いに収入があるので、お財布は別々という家庭も珍しくありませんが、まだまだにまかせっきり、という人も多いはず。もし自分のパートナーが親離れできていないと感じるなら、お金に関しても成長してもらう必要があります。

実際に細かく家計を知れば、親離れできていない夫ならきっと、自分が何に使ったか覚えていないお金が、こんなにもあるのだと驚くはずです。相手に「やりくりしろよ」と口で言うのは簡単なことですが、その苦労は自分で背負ってみないと分からないものなのですから。

もし出来るなら、夫婦で家計簿をつけながら楽しく予算を決めていく、そんな家庭が理想的だと思いませんか?そして旅行や将来の楽しみの為に、コツコツと貯金を増やしていくのも、パートナーと対等に話し合いながら続けていけたら素晴らしい。

そしてこのような金銭管理は、ひいては自分たちの親を大切に看ていくことにも繋がるはずです。勘違いしてはいけません。親離れするというのは、親をないがしろにすることとは違います。きちんと親離れできている人ほど、親を大切にしていると言えるのです。

⑤親への連絡頻度を見直す

親へかける電話

もし夫婦で親離れできないことについて話し合えるなら、ぜひお互いのスマホを持ち寄って、親への連絡の方法や頻度を見直してみてください。そうすると、自分ではそれほど親に頼っている自覚がなかったとしても、パートナーから「そんなに電話してたの?」と驚かれる、というような発見があるはずです。

そして中には、仕事中や深夜など自分にとって迷惑な時間にも、親から頻繫に連絡が来ている、という事実が着信履歴として目に見える人もいるかもしれません。そんな時には互いに事実を指摘し合い、「親に、9時から18時までは電話しないでほしいと言おう」と具体的な親離れ対策ができます。

この方法は、親との共依存関係を感じている人にとって、特に重要です。どんな親子関係にも、適正な連絡頻度があるはず。繋がりすぎはよくありません。

⑥折れやすいこころを鍛える

親離れできない人にとってこれまで、自分のメンタルは自分だけのものではありませんでした。常に親との二人三脚、もしくは両親と3本の矢のように束ねることで強くなっていたそのこころ。ですがこれからは、自分ひとりで折れないように強化していかなければなりません。

これには、少し時間がかかることを覚悟してください。まずは小さな問題から、自分で立ち向かってみるのです。メンタルは筋肉と同じで、同じ動きを自発的に繰り返すことでしか強化できません。

あなたのパートナーが親に頼らずに、こころを一定に保てるようになるためには、本人の努力だけでなくあなたも協力できるはずです。さあ、共に悩みながら、建設的な知恵を出し合って、夫婦単位で楽しい将来を歩いて行ってください。

親離れできないと嘆くあなたへ

自分の大切な人には、親との関係をより良いものに保ってほしい。

親への感謝と敬意を忘れずに、お互いに尊重し合いながら、良い距離を保って親子が付き合っていけたなら、きっとあなた達のパートナー関係もうまくいくはずです。

もちろん親といえど人間なので、これまでたくさんの失敗や間違いをしてきたとは思います。でもそれは、あなた達夫婦も同じこと。これからも間違いを繰り返しながら、それでも世の中は親と子で繋がっていくのです。

親と子の関係は生涯その人の根底にあるものです。長年親ばなれできていない人がすぐに親ばなれしていくのは大変です。ですが、人は変化し順応して生きていける生き物です。諦めず、共に歩むことを決めた人ならぜひ、少しずつ変わることを信じて共に歩んでみてください。

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