学校や家庭で『自分には居場所がない』『ここは自分のいるべき場所ではない』と感じたことはありませんか?
今回はそんな人が誰もが持っていたいと感じる『居場所』とは何なのか?そして居場所がないと感じる人はどうしたらよいのか?を詳しく綴っていきます。
居場所とは何か?
「居場所」という言葉を調べてみると、
1人などがいるところ。いどころのこと。
2その人がこころを休めることができる環境。
3自分の能力を発揮できるところ。
となっていて、実際の居住環境という意味合いのほかに、心身が解放され自分らしくいられるような環境があるところ、という意味もあることが分かります。
この記事では主に、2・3つめの「こころとからだが楽になり、輝けるような環境」を指して居場所としていき
居場所がないと感じている人の特徴
居場所がないと感じながら生活している人には、共通した特徴がみられるものです。あなたもそれを示してるかどうか、以下を読んで検証してみてください。
居場所がない人の特徴①感情の起伏が激しい
居場所がないと感じている人の多くは、気持ちを一定に保つのが難しいという特性を持っています。いいことがあって一瞬喜んでも、すぐに「もしかして、これは間違いなのではないか?」と不信感を持つために、一転して暗い気持ちになってしまうのです。
根無し草、という言葉があります。これは、地面に入り込んで自分を留めてくれるはずの根っこがない状態、つまりふらふらしていて安定しない、脆くてすぐに流されてしまう草のような感じのこと。居場所がない人と感じている人の気持ちは、この根無し草に似ています。
もし居場所を見出している人なら、少し注意されたくらいでは何日も落ち込んだりしませんし、相手を心底恨んだりしません。それは自分の居場所に、感情の根がしっかりはっているから。それが気持ちを引き戻し、平常心を保ってくれるのです。
ですからちょっとしたことでカッとなる、すぐに大声を出す、またはすぐに落ち込んでしまい、気分が安定しない。そういう人はたぶん、実は居場所がないと感じている人のはずです。
居場所がないと感じてしまう人の特徴②不安感が強い
自分が今いる場所は、本来自分の居場所ではない。そんな風に常に思ってしまう人というのは、いつも心のどこかが不安定で、手放しで寛げる、という感覚を持てずに生活しています。
人からジロジロ見られているような気がしたり、陰で笑われているかも、悪口を言われているんじゃないか、そんな風にオドオドしたり。そのような気持ちは、知らない人の中にいる時だけでなく、毎日会う人の中にいる時にも沸き起こります。
例えば、この上司、本当は私を嫌っている?もしかして馬鹿にしているのでは?などと思ってしまうので、余計に挙動不審になって、相手に不信感を抱かせてしまうことも。
その上、普通なら安心できるはずの自分の家でも、居場所がないと感じてしまえば状況は一変します。頼れるはずの夫が、どうしようもなく怖く見えたり、子供たちをみても「私に何か隠し事をしているのではないか」と疑ったりしてしまいます。
このように、何処にいても気持ちが安定せず、不安感を強く抱きながら暮らしているというのが、居場所がないと感じている人の大きな特徴のひとつです。
居場所がないと感じる原因
それではここから、あなたが「どうにも居場所がない」と感じてしまう原因について考察していくことにします。
居場所がないと感じる原因①家庭に安心感がないから
居場所がないと感じている人の多くは、幼児期に家庭環境が安定していなかったと思われます。片親家庭で育った、両親ともに仕事が忙しく、ひとりでいることが多かったなど、「親と時間を共有できなかった」子供は、寂しさのせいで安心感を持てずに過ごしてきました。
また、親が毒親だったとか、異常に厳しくて全く褒められたことがない、暴言・暴力を受けていたなど、「親と気持ちを共有できなかった」人もいます。このような親との関係に温かさを味わってこなかった人は、大人になってから何処にいても落ち着かない、と感じるようになるのです。
毒親とは?毒親から逃げる方法と人はなぜ毒親になってしまうのか?居場所がないと感じる原因②一人が怖いから
居場所がないと思ってしまう人というのは、元々自分の居場所、すなわち自分がどこかに属していないと不安に思う人とも言えます。独りぼっちが怖くて、誰かと一緒にいたくて、どうにかしてどこかの輪に入っていないと、孤独になるのが嫌なのです。
例えばよくある学生時代の派閥は、ひとつのクラス内にいくつかのグループが形成されていたと思います。特に女子はそのどこかに入っていなければ、いじめられたりからかわれたり、無視されるということもあったはずです。
このような集団心理は、大人になってからも持っている人は多いもの。
職場や、通っているスポーツジムで、誰かと一緒にいることで、自分の居場所を明確にしておきたい、そういう感覚を必須と感じているのです。
しかしこのグループ感覚というのは、実はとても簡単に壊れます。ちょっとしたいさかいや噂話が元になり、次の日から誰かが仲間外れにされる、そんなことは日常茶飯事。だから一人になりたくない人は、居場所を確保するためみんなに合わせようと必死になるのです。
居場所がないと感じる原因③自分は必要とされていないと感じるから
子供の頃から、条件付きの愛情しか受けてこなかった人だと、大人になってからも「○○ができないと居場所がもらえない」と感じていることがあります。要するに、何もできない自分なら、誰からも必要とされないので、居てもいいと言ってもらえる場所もない、と。
本来なら子供は、生まれてきてくれただけでその時点から宝物。子供が笑っただけで周囲は喜び、歩いただけ、話しただけで幸せを振りまく、そんな存在のはずです。それなのに「100点取れないならうちの子じゃない」などと言われてきた人は、自分はいらない子なんだ、と不安を抱えたまま育ってしまいました。
そしてこういう人は、このままの自分では誰も相手にしてくれないのだ、何か役に立つことをしないと居場所が与えられない、何か評価されることをしなければ、と思うようになっていきます。こういった人も自分の居場所を確立するまでに大変時間がかかるものです。
居場所がないと感じる原因④楽しいことを共有できる相手がいないから
何かいいことがあった時、あなたはどうしたいと思うでしょうか。自分のこのウキウキした気分を、誰か親しい人に伝えたい、そんな風に思うのではありませんか?こういう時に「ねぇねぇ、今日さ、こんなすごいことがあったの!」と話せる人がいるのは、とても幸せなことです。
こういう時、話を聞いてくれる相手というのは、あなたの幸せを何倍にも膨らませてくれる、きっとあなたの心のよりどころのような存在ですから、ある意味あなたの居場所と言えます。でもそういう相手が一人もいないなら、あなたの楽しい気持ちはすぐにしぼんでしまうはず。
つまり居場所がないと感じている人は、幸せを共に幸せと感じてくれる、心のよりどころを持っていないといえます。
居場所がないと感じる原因⑤自分が分からないから
自分自身を確立している人というのは、居場所がないといった不安感を抱かないものです。自分は何が好きで、何が嫌い、何を目標に生きているか、そういった自分のストーリーを描ける人には、自分の中を含め何処にでも、自分の居場所を描けるからです。
その反対に、自分をきちんと分析し、受け入れることができていない人にとっては、居場所というものは「他の人との間にある場所」に見えます。自分のことはよく分からないけれど、相手が自分を好いていてくれるから、その人との間に自分の居場所がある。
これのどこがいけないかというと、相手ありきの居場所というのは、相手がいなくなれば消えてしまう、ということです。つまり、自分自身の目標もないまま、相手任せに居場所を作っても、それは何時消え去る変え分からない、不安定極まりない場所にすぎません。
こう考えると、居場所を失くしてしまった、と感じる人というのは、自分ひとりでではなく、そもそも相手に依存して居場所を形成している、ということが分かってきます。
居場所がないと感じる原因⑥気を使いすぎているから
人にどう思われているかを極端に気にする人や、つい人に気を使ってしまうために、いつも気疲れしているような人というのも、自分の居場所がないと感じることが多いものです。これは常に人の顔色を伺ってしまうクセのために、気持ちがいつも落ち着かないせいです。
気を使ってばかりいると、「あ、この人は私のことを嫌いかも」「こっちに来たけどあの人は怒っているみたい」というように、勝手に人の気持ちを想像してしまいます。そしてその思い込みで、自分の落ち着ける居場所を自分で狭めてしまうのです。
居場所がないと感じる原因⑦否定的・攻撃的な話し方をしているから
「だって」「でも」「どうせ」「疲れた」「めんどくさい」
こんな言葉ばかりを口にしている否定的な人は、いつまでたっても居場所を見つけることはできないものです。それは、人の話を信用しない、言われたことを否定するといった上記のような会話パターンを聞いて、あなたとこれからも一緒に同じ場所にいたいと思う人はいないから。
もちろんテレビに出演している芸人さんの中には、その毒舌で人気を博している人もいます。自分が言えないような皮肉やダメ出しを連発する、その言葉には思わず笑ってしまうものです。
しかしその芸人さんの話し方が、自分のパートナーや友達に乗り移ったとしたらどうでしょうか?例え最初は面白いと思ったとしても、どう頑張ってもずっと一緒にいるのは苦痛のはず。やっぱり、意地悪な人と居場所を共にするのは嫌なものなのです。
居場所を見つけるため9つの方法
ここまでで、居場所がないと思ってしまう原因を綴ってきました。
居場所がないと感じてしまう原因は、あなたの幼少期のトラウマだったり、あなた自身の気質だったり様々です。ですがここからは、誰もが取り入れることができる心が落ち着ける場所の作り方を紹介していきます。
居場所はないならあなた自身が作り出してください。この中から一つでもあなたの居場所が見つかる方法がありますように。
居場所を見つける方法①怖がらず行動する
あなた自身が落ち着けて、ここが自分の居場所だと感じる場所を見つけるには、行動力が必要不可欠です。
学校のクラスにあなた自身の居場所がなくても、家族の中に居場所がなくても、同じ趣味の人たちや同じ苦しみを持っている人たちの中にはあなたの頼るべき居場所になってくれるところがあるかもしれません。
ですが自分の行動範囲が狭いと、この適切な居場所をなかなか見つけることができないのです。
居場所がないと感じるなら、居場所が見つかるまで『新しい場所探し』を続けてみましょう。旅は長く続くこともありますが、あなた自身が落ち着ける居場所は必ずどこかに存在します。
居場所を見つける方法②相手の話をよく聞く
自分の身近に居場所を作りたいなら、まずは身の回りの人の話をよく聞き受け止めることから始めてください。
居場所が見つからない。自分の居場所がない。と感じる人の多くは、居場所=自分の話を聞いてくれる場所・自分を肯定してくれる人。と感じている人がいます。
これは半分正解で、半分不正解。居場所がないと感じているなら、あなた自身自分が身の回りの人の言葉をどう受け取っているかを再度考えてみてください。
奥さんが『育児に疲れた、やり繰りに疲れた』と本音を吐露している時に「俺は仕事で疲れているのに、そんな話やめてくれよ」といったら、その家族はどうなるでしょうか?
奥さんは夫の対し不信感をいだき、今後そういった本音を話してくれなくなるかもしれません。またこの会話によって、夫に対して『敵だ!』と感じ、夫婦の間が冷え切りお互いがお互いを居場所にすることは難しいと感じられるはずです。
与えて欲しいなら、先に与えよ。
そんな言葉があるように、自分の今ある身近に居場所を作りたいなら『与えてもらう』前に、自分が相手の居場所になることを検討してみてください。
居場所を見つける方法③自分の部屋を心地よいものにする
この記事で主に取り上げてきたのは、気持ちの面から見た「居場所」でした。でも何処にいても居場所がないと感じている人が、まず一番初めにやるべきなのは、現実にある「自分の部屋」を居心地の良い場所にすることです。これにはちゃんとした理由があります。
人は誰だってパーソナルスペースというものが必要です。パーソナルスペースとは、他人が簡単に足を踏み入れることのできない、自分だけの場所のこと。これを踏みにじられると人は誰でも不安と不快感を感じます。分かりやすく言えば、それは満員電車に乗っている感じ、「近いよ!!」と言いたくなる感覚です。
このパーソナルスペースを維持するには、物理的な「部屋」があり、それが自分にとってとても安らげるとこころである、ということがとても大切なのです。のんびりできて、安らげる匂いを感じて、ゴロンと寝転がって寛げる場所、そういった自分の部屋を工夫して作ってみてください。
もし自分自身の部屋がない場合は、お気に入りの椅子、お気に入りのスペースで構いません。自分がほっとできる場所を、自分好みのものでささやかでもプロデュースすることが大事です。
ですから、まずはぜひ最も身近で物理的な、自分の部屋やスペースを、素敵な「居場所」に変えてみてください。
居場所を見つける方法④空気を読む訓練をする
よくK・Yなどと言われる空気が読めないタイプの人がいますが、人とのコミュニケーションを上手く取っていくためには、この「空気=すなわち場の雰囲気」を見極めるのが重要になってきます。
例えば、バイトの休憩時間に、あなたの横で大きなため息をついている同僚がいたとします。あなたはそんな時、どういう態度をとりますか?
もしあなたが、これからもそのバイト先で楽しくやっていきたい、そこに居場所を作りたいと思うなら、「今日は疲れた?」と優しく声を掛けるのが得策です。
きっとその同僚は、言葉にはしなくても「誰かに心配してもらいたい」「さみしいな」という気持ちを、ため息というサインで周囲に示していたのです。もしあなたがそれを無視したり、「ため息ついてると幸せが逃げるよ」なんて言ったとしたら、そこにあなたの居場所は永遠に作られないはず。
こういった些細な会話が、毎日に彩を添えてくれるものなのです。ですからその場の空気を読んで、ちょっと優しい声掛けをしていけば、あなたの居心地のいい居場所は、益々増えていくに違いありません。
居場所を見つける方法⑤自分を受け入れる
居場所がないと嘆く人には、「自分を受け入れられない」という共通点があります。どこに行っても何だか身の置き所がない、そう思う根底には、私は居場所をもらえるだけの価値がない人間なのだ、という自己肯定感の低さがあるのです。
こういった感情は子供の頃からの環境が大きく影響しているので、すぐには改善するのが難しい「こころの傾き方のクセ」であることは確かです。でもこれからの人生、落ち着いて自分らしく生きていくには、今のありのままの自分を受け入れることが必要です。
まずこういうクセを治そうと思う時には「完全な人など一人もいない」という事実を忘れないこと。誰もが間違えて、失敗して、笑われて、挫折して、後悔して・・・それが当たり前、みんなそうです。あなただけが特別価値が低い、そんなことは絶対にありません。
ですから今、鏡に映るご自分を丸ごと許してあげてください。ニキビがあったり、一重だったり、お腹が出ていたり、くせ毛だったりするそれがあなた。「これもチャームポイントだよね」とほほ笑んでそれを愛して受け入れること。すべてはそこから始まります。
居場所がないと感じるのは、あなた自身が自分を許せていないからです。
心を落ち着けられる、そして誰かと共にいることを楽しいと感じられるように願うなら、まずは自分自身を認めてあげる所から始めてください。
自己肯定感を上げるための15の方法を紹介!居場所を見つける方法⑥自慢話はやめる
居場所がないと感じる人の中には、自分を誇示しようと思うあまり、何かにつけて自分の自慢話をしてしまう人がいます。こういう自己顕示欲が強いタイプは、こんなに高いものを持っているんだぜ、こんなにいい学校を出たのよ、そういうことを見せつけることで、その場所に無理やり入り込んで居座ろうとします。
しかし大抵の場合、それは逆効果。そんな人は周りにとって、閉まりかけのドアをこじ開けて入ってきたような、そんな不快感を周囲に与えるだけのウザい存在です。例えどんなにすごい車に乗っていたとしても、自慢ばかりの変な人の居場所はそこにありません。
もしあなた自身が、つい周りに自分を大きく見せたくなって自慢話をしてしまう、つい話を盛ってしまうと自覚があるなら、これこそが自分の居場所を奪っている原因だと深く気付いてください。
あなた自身が誰かの自慢話を聞いても面白くないように、周りもあなたの自慢話を快く思ってはいないのです。自慢話をするくらいなら、お互いに笑える共通の話題を探してください。自分の問題点に気づけさえすれば、あなた自身が居場所を見つけることは難しくはありません。
自慢話ではなく、共通の話題を。あなた自身の気づきがあなたを救ってくれるはずです。
自己顕示欲が強い人の特徴と対処法!なぜアピールがやめられない?居場所を見つける方法⑦他の人を頼ることを覚える
何でも一人で出来る人というのは、自立していて素晴らしい存在です。でも何らかのグループの中でやっていくとき、こういう人は孤立しがち。だって他の人とコミュニケーションを取る必要のないので、周囲とのやり取りが発生しないからです。
ですからそのグループ内で居場所を見つけたいと思う人は、他の人に頼ることを心掛けてください。「すみませんが、ここを押さえていてもらえますか?」こんな一言で、バーベキューグループでの会話はスムーズになります。そして「これでいいですか?」という相手の笑顔が、あなたのこころに居場所を作ることに繋がります。
人は一人では生きてはいけない。
そんな言葉があるように、誰かに頼るということも、あなた自身の心を守るには時には必要なことなのです。
居場所を見つける方法⑧過去ではなく今を見て生きる
居場所がないと感じているあなたへ、今ではなく過去を生きていないか考えてみましょう。
居場所がないもどかしさを感じている人の中には、過去に囚われている人が多く存在します。これまで自分が経験してきた、哀しかったこと、辛かったこと、どうしてあんなことをしてしまったのだろうと、自分を責めるようなこと、そんな思いの中をいつまでも漂っているのです。
そういう人たちは、実際生きているのが現在なのに、思いが過去にあるせいで「今」にしっかり立つことができていません。つまり、過去を繰り返し思い出すことをやめないと、今の生活の中に居場所を見つけることは不可能なのです。
ですからもしあなたが、今の生活により良い居場所を作りたいなら、過去の辛かった環境のことを思い出す機会をできるだけ減らすこと。同じように今の恋人とずっと仲良くしていきたいなら、過去の恋愛のことを口に出したり、思い出す回数を極限まで減らすのが最善です。
「あなたは、周りにいる5人の平均」という言葉があります。今のあなたの心を占めているのは、過去の悲しい物語の登場人物5人ではありませんか?それではあなた自身が、いつまでもその悲しい場所から抜け出せない、ずっと悔しさを引きずる人でいることになってしまいます。
居場所を見つけるためには、過去を過去としてあなた自身で決着をつける必要があるのです。
居場所を見つける方法⑨専門家を最後の砦とする
人間関係がどうしても苦手だ。自分の心を許すことができないという人は、専門医や専門家を最後の心の砦に持っておくこともできます。
精神科医や心療内科医、そしてカウンセラーの人々は、そもそも人の話を聞く専門家でありそして、心の最後の砦となってくれる人たちです。人はどこかに一つでも『護られている場所』を持っていると強くなることができます。
だからこそ、もし普通の人々の関係で自分が居場所を作ることが難しいと感じるなら、こういう居場所をの作り方もあることを知っておいてください。
人生は時に荒波や苦境が待ち構えてしまう厳しいものです。だからこそ、時には弱音を吐いたり、泣いたり、励ましてもらえる場所が必要なのです。
居場所がないと感じる君へ
あなたが今抱いている、居場所がないという気持ち。これは本当に辛い感覚です。傍にいる人に分かってもらえてない、誰も自分を理解してくれない。だからあなたには、どこにも自分が落ち着ける場所がないのです。
そう思う時には、目をつぶってみてください。自分の外に居場所を作る前に、自分の中に居場所を作りましょう。
自分の中に自分を許せる居場所がない人は、誰かの元で居場所を作ることはそもそも難しいのです。
居場所がないなら探しましょう。それでも見つからないなら、まずは自分の中に自分の居場所を作ってのんびりゆっくり探しに行けばいいんです。
自分の嫌いな人や、苦手な人たちの中に居場所を作る意味はそもそもありません。居場所とはあなたが落ち着けて、心安らぐ場所なのですから。
この記事があなたの心の居場所を見つける手掛かりになっていることを願って。
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