女性不信とは?原因・特徴・克服法まで完全解説!

恋人に浮気され裏切られてから、女性のことが信じられない。

身近な家族を見ていると女性という生き物に、そもそも夢がもてない。

昔から自分の容姿などにコンプレックスがあり、そもそも出逢いに積極的になれない。

こんな風に女性に対して前向きな気持ちを持てない男性は、日本人は特に多いといえるでしょう。草食系男子、絶食系男子などの言葉があるように、昨今は女性に対して前向きな気持ちで出逢いを享受できる人が減ってきているからかもしれません。

今回は女性不信とはなにか?そして女性不信になってしまいがちな男性の特徴と、女性不信を治す方法につてい取り上げていきます。

女性不信とは?

その名の通り、女性を信用できないことを「女性不信」と言います。なんとなく女性と接するのが怖い、どう接すればいいかわからない、という気持ちも女性不信に含まれます。

特定の人物ではなく「女性一般」に対してネガティブな感情を抱くことが女性不信なのです。また、女性不信の男性は女性と関係を築いていくこと自体に積極的になれません。

負担に感じる関係性のレベルは人によって様々です。学校や職場など日常生活における浅い関係内での女性との会話も難しく感じる人、そこから一歩踏み出し友人関係を築こうとすると壁を感じる人、男女関わらず友達にはなれるけれど、女性と深い仲になろうとすると躊躇してしまう人、など女性を信用できないと感じる段階は人によって違うのです。

女性不信な男性の特徴

女性に対して否定的な言動をする

女性不信な男性は、女性を信用できずうまく接することができないだけでなく、女性に対してネガティブなことを言ってしまうタイプの人もいます。

「女はバカだ」「女性は感情的な生き物だ」といった根拠のない思い込みや、「女はいらない」「邪魔だ」などの女性を排除したがっているかのような発言は女性不信の一つの特徴です。心の中ではそれほど本気で女性を嫌悪しているわけではないのについ言ってしまうのも女性不信から来る行動です。

また、女性不信だからといって女性と全く接することができないわけではありません。人として女性と対等にコミュニケーションを取ることはできなくても、自分より立場の弱い女性や関わりのない赤の他人の女性などを前にすると自由に振る舞えるケースもあります。これは自己顕示欲の満たせる相手なら、コミュニケーションが取れるという事を意味しています。

しかしその振る舞いは女性を人として正しく扱っていないので、ときに相手を傷つけてしまうこともあり、根本は女性不信であることに代わりはありません。女性を前にしたとき、女性不信が過剰な虚栄心として現れてしまうのです。

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女性をひとまとめにして語る

「だから女は◯◯なんだ」「女はそもそも〜」など、女性に関するネガティブな言動をするとき、その主語は「女」、つまり女性一般です。世界中の女性を一人一人見て回ったわけではないのに、全ての女性を同一視し一般化して話をするのも女性不信の特徴です。

自分の経験や根拠のない不確かな情報などのごく限られた材料から、女性全般を決めつけるような発言をしてしまうのです。また「女性はこういうものだ」という確固たる女性像を自身の中に持っていて、そこから外れた女性が自分の目の前にいたとしても、無意識に無視してしまうケースもあります。このタイプの女性不信の男性は、自分は一般論として正しい認識をしていると思っているので、なかなか自分の誤りに気が付きません。

恋愛や結婚を見下す

女性不信な男性は、異性交遊にもネガティブな反応を示します。

特に、恋愛や結婚をバカにしたり、それらのデメリットばかりに目を向けたりします。自分の身の回りで恋愛をしたり結婚をしたりしている人々に敵意を向けたり、理解できない、というポーズをとることもあります。この場合、恋愛に「無関心」であるわけではなく、逆に恋愛にマイナスな関心が向いているのです。

恋愛に対して本当になにも思っていないなら話題にも出さず、興味も示さないはずです。にも関わらず、恋愛なんてくだらない、結婚は人生の墓場だ、などと自分の恋愛観を語ることには積極的であることもこのタイプの女性不信の特徴です。

幻想としての女性(アイドルやアニメの美少女)を崇める

現実の女性と上手く接することができない一方、アイドルやアニメの美少女など、幻想としての女性を過剰に理想化したり崇拝したりすることも、女性不信の一種の表れである場合があります。

アイドルやアニメの美少女が好きならむしろ女性好きで、女性不信ではないのではないか、と思うかもしれません。しかしこれは、現実の女性とは違い幻想としての女性は素晴らしいのだ、という「女性像」に対するダブルスタンダードなのです。

作り上げられたアイドルや、実在しないアニメの美少女を「女性の正しい姿」だと思い、自身の身近にいる実際の女性をそれらよりも劣る「ネガティブな存在」として捉えている場合があります。もしくは、自分の理想に当てはまる女性のみを「女性」として扱い、そこから外れている女性を無視したり、対等な関係を築けないケースもあります。

男性同士の結束をむやみに強調する

女性と上手く接することができず、女性に対してネガティブな言動をしているため、女性不信な男性の近くにはなかなか女性が寄り付きません。そんな現状を肯定する行動として「男同士の友情や結束」を強調することも、女性不信の男性に見られる特徴です。

女なんかいなくてもいいのだ、むしろいない方がいいのだ、という思い込みを強化するために同性の友人をとても大切にし、その感覚を友人間で共有しようとします。「女性禁制」を乱されると機嫌を悪くしたり、友人が自分たちよりも恋人や女友達を優先すると、非難したりすることもあります。

もちろん、女性と仲良くしたいかしたくないかは人それぞれで、同性同士で仲良くすることも良いことですが、女性不信という自分のコンプレックスを隠すために、不自然なほどに男性同士の結束を強調するのが女性不信な男性の特徴です。

女性不信になる8つの原因

女性が少ない環境にいる

女性不信の原因の一つに、女性と接することに慣れていないことが考えられます。

女兄弟がいない、学校や職場に女性がいない、などいろんなケースがあるでしょう。日々女性と接することが少ないので、女性がイレギュラーな存在になってしまい、女性とはどういうものなのかわからない不安に駆られたり、どう接したらいいのかわからずに漠然と苦手意識を感じてしまうのです。

以前は女性と普通に接することができていたのに、しばらく女性と関わっていなかったためにわからなくなってしまった、という人もいると思います。女性と関わらなくても生活が成り立つ場合、何かきっかけがないと女性不信は改善しません。人は誰しも慣れないことをつい避けてしまうものなので、できるだけ女性と関わらずに済むよう無意識に動いてしまう傾向にあります。

男子校出身

1つ目の原因と似ていますが、特に中学・高校における男子校での生活は女性不信の原因になる場合があります。

中学・高校での生活は人間関係の築き方を学ぶ上でも重要な役割を果たすので、その期間を「女性がいない」という現実世界とは違う環境で過ごすことの、大きなデメリットの一つが「女性との関わり方がわからなくなること」です。

簡単に言ってしまうと「女性との関わり方」というものは存在しません。

つまり「女性と関わるときは必ずこうしていれば良い」などという魔法の方法はないにも関わらず、あるように思えてしまう。それが「女性との関わり方がわからなくなること」なのです。

女性が普通に存在する環境で人間関係を学んでいないから、男子だけの空間で、女性がいい意味でも悪い意味でも特別な存在と化してしまうと、女性は自分たちとは違う未知の存在であると感じるようになるのです。

人間は自らとは違う、未知の存在を恐れるものなので、女性に対しても不安や恐怖を漠然と感じるようになってしまいます。
男子校は女性がいない空間なので、女性について得られる情報の多くがテレビやネットなどのメディアから入手したものになります。メディアの「女性像」は現実の女性を正確に反映しているとは言い難く、偏った・誤った女性像を抱いてしまうきっかけになり得ます。

女性に対してトラウマがある

女性不信の原因として最もよくあげられるものが「トラウマ」です。

過去に女性との関わりの中で経験したネガティブな出来事が、女性全般に対するネガティブなイメージを生んでいるのです。

自分はなぜ女性にネガティブな気持ちを抱いているのだろうか、と考えてみたときにある特定の出来事が思い出される場合は、それがトラウマになっている可能性があります。

人は物事の判断を下すときに自らの経験に頼っている部分が大きいため、実体験は思考に大きく影響してしまいます。特に辛さ・悲しみ・恐怖・怒りなどを強く経験していればいるほど、その経験を忘れることができず、自身の思考への影響も大きくなるのです。

そして、その出来事を相手の「女性性」と結びつけて考えることでそのトラウマは女性不信へとつながっていきます。

人は誰しも様々な属性を持っていますが、その出来事が起きた原因を「相手が女性だったから」と結論づけることで、自分の中に「女性に対するトラウマ」としてその出来事が残るのです。

例えば「旅行が趣味の」「A型の」「女性」にひどいパワハラを受けたことが女性不信の原因となるトラウマである場合、「旅行が趣味の人は怖い」「A型の人は怖い」ではなく「女性は怖い」という関連を無意識に見出していることになります。

これは感覚的に見出された関連であり、その関連が正しいとは言い難いです。にも関わらずその関連を捨てられないのがトラウマなのです。

女性の家族との関係がうまくいっていない

家庭環境もまた人間関係の築き方を学ぶ場として大きな役割を果たします。女性を信頼できなかったり、うまく接することができないのは、幼少期の家庭環境が影響している場合が考えられます。

子供の頃に経験したことは、成長後も自身の中に大きく残るものなので、母親に虐待された経験や女兄弟にいじめられたことなどから、女性に対して恐怖心や憎しみを感じているという場合もあるでしょう。

それが自身の人生の中の「女性像」に大きく関わっていればいるほど、そのイメージを払拭するのは困難なのです。

また、過去の体験だけでなく、現在女性の家族との関係が良くない場合でも女性不信の原因となり得ます。日頃から素行の悪い母や女兄弟に振り回されていると、女性とはこういうものなのだと心のどこかで思い込んでしまい、女性に対していいイメージが持てないのです。

思い込みが激しい

女性不信は、二つの強い感情が結びついて起こるものです。

一つ目は、数人の女性の例を「女性全般」に当てはめて考えてしまう過度な一般化、もう一つは女性に対する恐怖や悲しみ、不安などのネガティブな感情です。

この二つの感情は「思い込み」によって強化されやすい感情なのです。

一つ目の「女性全般に対する過度な一般化」は特にその傾向が強いと言えるでしょう。例えば知り合いの女性が二人ともリンゴが好物だったからと言って、女性はみんなリンゴが好きなものなんだ!と導くのは早合点です。

しかし思い込みの激しい人は、数少ない自分の経験に基づいて判断を下しがちなのです。次に出会った女性はリンゴが嫌いかもしれない、というところまで想像が及ばなかったり、自分が出会った例外を無視したりして「女性はリンゴが好き」という思い込みを持ち続けます。

この思い込みがマイナスに働いたり、ネガティブな感情と結びつくと女性不信につながってしまいます。

例えば、「ある女性に挨拶をしたが無視された」という経験を数回繰り返すと、「女性はみんな自分を無視する」という思い込みを導き、それに「挨拶を無視された悲しみや怒り」がプラスされることで「女性は自分を無視するので苦手だ」という結論になる、といった流れです。多くの女性不信はこの流れで生まれていると考えられます。

自分の世界を強く持っている

人間関係を築くということは、自分とは「違う」存在と関わるということ。「女性」という異質な存在に触れることが、ストレスだと感じることで女性不信に陥る人もいます。

もちろん「女性」と括らずとも、他人は基本的に自分とは異なる異質な存在です。しかしこの社会において「女性として生きること」と「男性として生きること」は大きく異なるので、ときに男女は全く違う生き物のように見えてしまうのです。

自分をしっかり持つことは悪いことではありませんが、自分の世界が一番良い・正しいのだという思いが強いと、他人に対する想像力が衰えてしまいます。

自分が自分の世界を持っているように、他人も他人の世界を持っているのだということを忘れてしまい、自分と違う存在に出会ったときに上手く処理できません。

自分の世界や生活の調和を乱されることを嫌い、その世界やルールの中で思うように動かない存在を避けたがります。なので、そんな男性にとって行動を予測したり、理解したりするのが難しい存在はストレスの原因になり、そんな不愉快な存在の多くが女性であると判断した場合、女性と関わりたくないという気持ちが湧いてしまうのです。

自分の世界を守るのに精一杯になってしまい、本来なら男性同士でも理解し合えなかったり、異性同士でも理解し合える場合もあるにもかかわらず、そこまで想像が及ばなくなってしまうのです。そしてその不愉快さの原因を女性のせいにしてしまう場合もあります。

失敗の経験からくるルサンチマン

本当は女性と仲良くしたいのにできなかった、逆に嫌われてしまった、など過去の失敗経験から女性と仲良くなることを諦め、女性にネガティブなレッテルを貼ったり、むしろ女性などいないほうがいいのだと開き直ってしまうタイプの女性不信もあります。

これはルサンチマン(失敗で傷つくのを恐れて自分を守ろうとし、手に入らなかったものに対して怒ったり蔑んだりすること)からくる女性不信と言えるでしょう。

自己肯定のために欲望や願望を押し殺して事実を曲げるという、かなり精神的に負荷のかかることをしているので、このねじれを戻すのには時間がかかります。この感情を抱えること自体がストレスなので、女性に対するネガティブな思いが言動に現れやすいタイプとも言えます。もしくは誰にも言えずに一人で抱え込んでモヤモヤを募らせているでしょう。

これにはさらなるいくつかの原因に当たることができます。

まず、そもそも女性を見下していた可能性があります。そして女性なんて自分よりもバカで単純だから簡単に自分の思い通りにできると思っていたのに、思うようにいかなかった場合、普通の失敗体験よりも屈辱が大きく、ルサンチマンを生みやすいのです。次に、女性を下げていたわけではなく自分を上げ過ぎていた場合、つまり自信家な男性が女性とうまく関係を築けなかった場合も、敗北感が大きく、失敗の原因を自分ではなく相手(つまり女性)に見出しルサンチマンに陥ってしまうのです。

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自分に自信がない

自分に自信がない不安や自己肯定感の低さが女性に対するネガティブな気持ちを生んでしまっているケースもあります。

彼女がいることや結婚していることが、一種のステータスと化している現代社会において、異性とうまく関われるかどうかは、ときに自身の評価や存在価値と直結しているように思えてしまうものです。

自分に自信がないと「こんな自分を好いてくれる女性はいないのでは?」という不安に駆られたり、「女性に好かれない自分は価値がない」と一人で悩んだりしてしまいます。

そんな気持ちが女性の前でも出てきてしまい、結果的に女性に対して恐怖心を抱いたり、女性を避けてしまったりするのです。自分に自信がないことを隠すために「女性なんて大した存在ではない」と強がったり、「今まで何人もの女性と関わってきた」と見栄を張ったりしてしまうこともあるでしょう。

女性不信の男性は女性にうまく接することができないので、女性の友人や恋人ができづらく、そのことがさらに自己肯定感を低める原因となって負のスパイラルにはまってしまうのです。自分に自信がないことは自分の問題にも関わらず、好いてくれない女性一般に対する怒りや失望に繋がってしまう場合もあります。

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女性不信を克服する8つの方法

女性不信の原因、そして自分自身がなぜ女性対して苦手意識や、不快感を感じしているかわかったら次は克服方法を見ていきましょう。

相手を「女性」ではなく「人」として見る

まず、相手を「女性」という自分とは異なる特殊な存在だと意識することを止めることから始めてみましょう。

確かに女性と接することになれていないと、まるで未知の存在であるかのように思えるかもしれません。しかしいくら自分は男で相手は女だからと言えども、同じ人間同士であることに変わりはありません。

人は共通点よりも差異に目が向きがちですが、実は思っている以上に差はないものです。まず人として良好な関係を築くためには、普通に「人」だと思って接してみましょう。

「人」として接する上で大切なのは、女性は皆同じではないということ。一口に男性と言っても様々な性格の人がいるように、女性も人それぞれです。相手が女性だからといって、何か特別な準備や方法が必要なのではないかと身構えるのではなく「この人はどんな人なのだろう?」という気持ちでコミュニケーションをすることが大切です。

人間同士なので簡単に分かり合えないのは当たり前です。とはいえ、分かり合う努力をすれば、理解し合える部分が増えていくのもまた人間というものなのです。
女性だからきっと◯◯なのではないか、という先入観を捨てて接してみることで仲良くなれる素敵な人もいるでしょう。むしろ先入観を覆してくれるような信頼に足る女性もたくさんいるので、そういう人と出会えたときのためにも「女性だから」と距離を置いてしまわないように、まず相手を「女性」ではなく、ただの「人」として見て接するように努力してみましょう。

新しくコミュニティに参加する

周りに女性がいないので女性に慣れていない、どう接していいかわからない、という人は女性のいる新たなコミュニティに参加してみましょう。

まず女性がいる環境に慣れ、他の男性が女性とどう接しているのかを観察しながら真似することで、少しずつそのコミュニティに馴染むところから始めましょう。

一対一ではなく男女交えた複数人で仲良くできれば、女性と接することに対する心のハードルも下がっていきます。また、コミュニティ内での活動を通して何かを一緒に行ったり成し遂げたりすることは、人間関係形成の中でも良い作用をもたらしてくれます。

しかし「女性に慣れるため」だけにコミュニティに参加するのはオススメしません。それ以外の目的意識を持ち、女性に慣れることはオマケ、くらいの気軽さで臨むのがベストです。

趣味を共有するサークルや、資格獲得など同じ目的を持った仲間で集まるコミュニティなど、自分が楽しく参加できそうなものを選ぶべきであり、「女性に慣れるため」だけに興味のない集まりに参加するのは苦痛や負担になります。

新しいコミュニティに参加するのはただでさえストレスのかかる取り組みなので、「女性に慣れる」という目標を達成するためにも、気長に続けられることである必要があるのです。また、たとえそのコミュニティでは女性不信を克服できなかったとしても、他の部分で楽しみを見出せれば、あまり落ち込まずに次の試みにトライできるでしょう。

出会いを探す

日常生活で必要な最低限のコミュニケーションはできても、いざ女性と深い関係になろうとすると尻込みしてしまうというタイプの人は、新たな恋を探すことで意識が変えられるかもしれません。

合コンや街コンなどの出会いの場に参加してみたり、素敵な人がいないかを周りの人に聞いて紹介してもらったりして、自分が魅力的だと思える女性を探してみましょう。

「今すぐ彼女を作るんだ!」と意気込むのではなく、素敵な人に出会えたら前向きになれるかもしれない、という希望を持って様々な女性に接することで、女性不信は和らいでいきます。

信頼できる女性に出会うことが必要なので、ライトな関係やワンナイトラブを望む女性が多いマッチングアプリなどはオススメしません。そういった女性との出会いは逆に女性への不信感を強めてしまう可能性があり、逆効果です。どんな方法で出会いを探すかは事前によく調べて検討してから行動した方がいいでしょう。

出会いを求めるということは、真剣に関係を築ける相手を探すということ。お互いに「自分を知ってほしい」「あなたを知りたい」という気持ちからスタートすることができるので、人と深く関係を築く練習をする上では最適な環境と言えます。

苦手意識をぐっと堪えて思い切って出会いに行けば、案外楽しく向き合えたり、信頼できそうな人に出会えるかもしれません。女性と接していくうちに心を開いた会話も自然とできるようになるので、初回は失敗をしたり反省の多いものになるかもしれませんが、くじけず何度かトライすることをおすすめします!

自分の気持ちを打ち明けてみる

仲良くなりたい女性がいるけれど、女性不信のせいであと一歩が踏み出せない、という人は思い切ってその思いを相手に打ち明けてみるのも方法の一つです。

「女性と接することに慣れていないから、上手く接することができないかも」「過去に女性に裏切られた経験があって、女性と仲良くなるのが怖い」と素直に伝えることで、案外励ましたりアドバイスをくれたりするものです。

相手もあなたの事情がわかった方が接しやすく、それを考慮してあなたのペースに合わせて接してくれるようになるかもしれません。逆に、せっかく打ち明けたのにそれをバカにしたり責めるような反応をしてくる女性とは、そもそも仲良くならない方がいいでしょう。悩みを打ち明けてその反応を見ることで、相手が信頼に足る女性かを判断することができるので、正直に話すことは実は良い方法なのです。

女性不信の悩みを打ち明けるなんてカッコ悪くてできない、と思うかもしれませんが、女性の立場からしてみると実はそうでもありません。女性の中にも男性不信を抱えている人や、男性との接し方に悩んでいる人がたくさんいますし、異性との接し方で悩むことは女性にとっても身近な問題で、よくあることです。少しでも信頼できるかもしれない、仲良くなりたい、と思える女性が現れたらその人に相談してみましょう。

しかし、自分の女性不信を開き直りやコミュニケーション放棄のために使わないように気をつけましょう。「女性不信だから」「女性に慣れていないから」を言い訳のように相手に押し付けて「だからなんでも許してほしい」「何もしなくても気持ちを汲み取ってほしい」と身勝手な振る舞いをするのはNGです。あくまでも謙虚な姿勢でコミュニケーションの努力を忘れないことは大切です。

目の前の女性を思い切って信じる

今関わっている女性に悪いところはないけれど、女性不信のせいでなんとなく深い関係になるのが怖いという人は、一度その人を信じてみませんか?

人間関係は何が起こるかわからないものです。過去に何人もの女性に連続で裏切られても、今回出会った人は誠実な女性だったという場合もあれば、逆に今まで一度も浮気されたことはなかったけれど、今回初めて女性に裏切られた、という場合もあるでしょう。

その巡り合わせは誰のせいでもありません。浮気をしたり裏切ったりする女性もいれば、そうじゃない人もいて、たまたまどちらかに出会ってしまうというだけのことで、まず目の前にいる人を信じないことには始まりません。

もし相手に不信なところがなく、あとは自分の気持ちの問題であるならば、思い切って信じることでしか事態は変わりません。その人が信じるに足る人物だったかどうかは、信じてみて関係を進めてみないとわからないことだからです。

信じずに逃げてしまっては結局その人がいい人だったのか悪い人だったのかは永遠にわからないままで、女性不信も克服できないのです。女性不信を克服するためには、いつかは女性を信じなければいけない瞬間が必ず訪れます。それが今なのだと自分に言い聞かせて思い切って次に進むことも、ときには大切なことです。

自己肯定感を高める

自分に対する自信のなさから女性に対して壁を感じてしまっている場合は、自己肯定感を高めることでその壁が低くなるでしょう。

自分を肯定できているかどうかで、女性を前にしたときの気持ちも変わってきます。なりたい自分の姿をイメージして、それに近づけるように努力をしたり、なぜそんな自分になりたいのか、そもそもなぜ自分は自分を低く見てしまうのかを考えてみましょう。

ここで必要なのは「自分を認める・受け入れる」ことなので、なりたい自分になれていないことを責めたり、自分の欠点ばかりに気を取られてはいけません。ありのままの自分を受け入れることが難しいなら、少しでも変わりたいと思って変わろうと努力している自分を褒めてあげましょう。そもそも女性不信という、自分のコンプレックスに向き合おうとしている時点で褒められるべきことなのです。

気持ちの整理や切り替えの他にも、自己肯定感を高めるために始められる簡単なことはいくつもあります。例えば、身だしなみにもっと気を使ったり、機能的でオシャレな生活用品を取り入れたりすることで「イイ男」気分を手軽に上げられてQOLが向上します。

気分良く生活ができると自然といつもより上を向いて歩けるようになるので、自然と自分に自信が出てくるものです。いろんなことに形から入るタイプの人にはより効果的でしょう。自分に自信を持って生活をしている人は魅力的に見えるものなので、周りの人との関係も良好になり、女性と仲良くなれるきっかけになるかもしれません。

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トラウマと向き合う

自身の女性不信に対して、具体的に原因となった出来事が思い当たる人は、思い切って一度その出来事と徹底的に向き合ってみることで克服への道が開けるかもしれません。

まずその出来事がどんな出来事だったのかを細かく思い出して、時系列や登場人物、背景などを整理します。次に、そのときの自分の心境と、その出来事から導き出された結論や今の気持ちを考えてみましょう。

そうするとそこには自身が、その出来事に関わっていた人(女性)だけでなく、女性一般に対してネガティブな気持ちを抱くようになるまでのマップが浮かび上がってきます。
客観的にその道筋を見てみると、当事者に怒ったり憎んだりネガティブな感情を抱くのは当たり前のことですが、それを発展させて女性全般に対してもその感情を向けることは筋違いであるということがわかってくるかもしれません。

つらい経験をしたので、そのつらさや苦しみが正常な判断を妨げているのです。もちろん、それは誰にでも起こりうる現象なので責められるべきことではありません。しかし、自分はつらい経験をしたので正常な判断ができていないのだ、と気がつくことがまず女性不信から抜け出す第一歩になるのです。

また、その出来事を「女性一般」を切り離して考えられるようになれば、より視界が開けてきます。今は「女性と関わるとまた同じ目に遭うのではないか」という気持ちでしょう。しかし「女性」の問題ではないとわかると、その恐れを向ける先がなくなります。つまり、「また同じ目に遭うのではないか」という不安が急に矛先のないぼんやりとした不安と化すのです。そうなれば、そのぼんやりとした不安を小さくしたり、気にしないように過ごせるようになるまであと少しです。

しかし、心身ともに大きな苦痛を伴った経験は一人で対処するのが難しい場合もあります。思い出すだけで体調が悪くなったり、気分がひどく落ち込む場合は無理せず、カウンセリングを受けに行くことも考えてみてください。

時間が解決するのを待つ

急いで女性不信を克服しようとしても、すぐには結果は出ません。

焦りは禁物です。女性と上手く関われないことで感じるもどかしさや不便さは人それぞれです。お店の店員さんが女性だと話しかけられない、職場の女性と上手くコミュニケーションが取れない、などと日常生活レベルで困っている人もいますが、女性と友達・恋愛関係になれない、という段階の人は「なぜ今わざわざ苦手な女性と友達・恋愛関係になりたいのか」を考えてみてください。

女友達が一人もいないのはダサい、彼女がいないと惨め、将来が不安だから……など女性との付き合いを目的ではなく手段と見なしていませんか?

女友達や彼女は、自分をイイ男に見せてくれるアイテムでも、将来に安定をもたらしてくれる道具でもありません。もちろん気の合う女性と仲良くしたり交際したりすることは幸せなことです。しかしその幸せは人間関係構築の副産物であり、そのために無理をして女性と関わっても本末転倒ですし、相手の女性にも失礼です。

人生は女友達や彼女がいないとダメなわけではありません。多くの人が犬猫を可愛がっていても、犬猫が嫌いな人やアレルギーの人もいます。そういった人々は犬猫に関わらずとも楽しい人生を送っています。それと同じで、異性同士で親密になるのが好きな人もいれば、同性同士で仲良くするのが楽しい人もいるのです。

恋愛結婚をする人もいれば、親友のような関係で人生をともに歩んでいる人もいます。「異性と恋愛して結婚する」ことは選択肢の一つでしかないので、むやみにそれを求めてしまっている場合は、自身の人生観について見つめ直した方がいいかもしれません。
女性不信はネガティブな感情に基づいているので、その感情が薄まったり治まるのを待つことも解決法の一つです。自分にとって無理のない範囲で女性との距離感を模索してみましょう。

女性不信に悩んでいるあなたへ

彼女が欲しい、もっと女性と自然とおしゃべりがしたい、きっとそんな気持ちで、あなたはこのサイトを訪れたのではないでしょうか?

今回紹介した女性不信の人に多い特徴に自分はどれが一番当てはまっているだろうか?と考えることで自分を客観視してください

女性不信の原因で、自分がそもそも女性が苦手な根本的なところは何だったのか?という事を深く考えてみてください。

そして今回紹介した克服法で『これなら試せるかも』と、心の琴線に引っ掛かったものをぜひ一つでも多く試してみてください。

自分で自分を信じることができれば、必ず女性不信は少しずついい方向へ向かっていきます。この記事があなたの女性不信を少しでも払しょくする、手掛かりになれることを願って。

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